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第9話
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「自分をそこまで評価していただいたこと。大変光栄に存じます、殿下」
姿勢を正して答えたギルに、リヒテル兄様がピクリと反応する。
「ですが、お断りいたします」
「……なんだって?」
「自分の主君はフェルト王女のみ。この命も、この剣も、すべてフェルト王女に捧げると誓いました」
凛とした声音に、空気が一瞬止まる。
「ふっ……やっぱり変人には変人が寄ってくるらしい」
リヒテル兄様は溜め息を吐きながら首を振った。
そして半ば呆れたように笑い、手をひらひらと振る。
「そうかい。なら今日のところは諦めるとしよう。じゃ、僕は帰るよ。気が変わったらいつでもおいで。歓迎するよ」
そう言い残しながら、リヒテル兄様は執務室を後にした。
意外にもあっさりとした撤収。
たぶん、ギルのあまりにも真っすぐな視線と言葉に脈ナシと判断したのだろう。
扉が閉まる音が響いた瞬間、私とギルは同時に息を吐いた。
「……ふぅ。なんだか、どっと疲れたわね」
「まったくだ。心臓に悪い」
「ふふ。でも、その割には堂々としてたじゃない?」
「素直な本音を言っただけだ。それ以上でも以下でもない」
「あら、そう?」
ギルはそっぽを向いた。けれど、その耳がうっすら赤いのを私は見逃さない。
そんなギルがおかしくて、つい笑みがこぼれた。
もっとも、さっきのギルの発言には私も少なからずトキメクものがあったけど。
「そんなことより、出かけるんじゃなかったのか?」
「ああ、そうだったわね。じゃあ行きましょうか。あ、分かってると思うけど、その剣もちゃんと持ってきてね」
「まあそれは護衛だから当然だけど……危険な場所なのか?」
「“死の山脈”よ」
「……へえ。それは、楽しみだな」
ギルは苦笑まじりに肩を回した。
半分は新しい剣を試せる期待、もう半分は未知の土地への警戒。
死の山脈――魔物の巣窟と呼ばれる場所。一人で行くのは自殺行為だ。
でも、ギルがいるなら問題ない。
なんたって私の騎士様だもの。
***
その後、私たちは「街の視察」を理由に城を出た。
顔なじみの仕立屋に入り、奥の間で町民の服に着替える。
粗い麻の上着、色落ちしたズボン、襟元は目立たないように詰め気味。その上にマントを被る。
ギルも同じ格好だ。
「お忍びってわけか。まるでスパイだな」
「仮にも王族だからね。外出するだけでひと騒動よ。しかも行き先が行き先だし」
「たしかに。フェルトと二人で死の山脈に行くなんてじいちゃんに言ったら、きっとカミナリだけじゃ済まないだろうな。最悪、寝ないで素振り1万本とか言われるかも……」
「ふふ、かもね」
顔を真っ赤にしながらガミガミ叫ぶジークの顔が浮かぶ。
普段は温厚で優しいが、元武人だけあって怒ると恐い。
「ともあれ、本当に気を引き締めないとな」
「安心して。見た目は普通でも、この服は私の錬金術製よ。蜘蛛の魔物の糸で織って【概念強化】も施してある。軽いけど、そこらの鎧より硬いわ。あのお店には事前に隠しておいてもらってたの」
「そうなのか。また用意周到なことで。……おお、ほんとだ! 引っ張っても全然ちぎれる気配がない!」
魔物の蜘蛛糸は本来の絹より桁違いに強靭だ。
そこに“守る”の概念を重ねれば、薄衣でも充分な防御になる。
「すごいなこれ。ちなみに、俺の剣で斬ったらどうなる?」
「頼むからやめてね。こんなところで裸になりたくないし、見たくもないわ」
「了解した」
そんな調子で軽口を交わしつつ、私たちは城下町を抜ける。
変装の甲斐あって、門番の憲兵は偽造した身分証の確認だけで通してくれた。
これが王女のままだったら、もっと根掘り葉掘りだったはずだ。
***
街を出た私たちは、街道を外れて北へ向かった。
丘陵を越えると、黒い稜線が迫ってくる。
――死の山脈。
麓の関所には木盾と鉄条が幾重にも組まれ、見張り台から兵士が絶えず目を光らせていた。
山は深い森に覆われ、そこから先は魔物の領域だ。森で餌が尽きると、奴らは群れをなしてアストリアに流れ込む。
だから国は、数少ない国民からさらに兵を募って常駐させている――貧しい国にとって、これほどの負担はない。
「討伐しても、得るものがないのが痛いな」
「魔物の肉は瘴気に侵されて食べられないからね。毛皮も爪も牙も同じ。しかも死体を放置すると土壌が汚れるから、わざわざ灰になるまで燃やし尽くさないといけない」
「向こうは人間を食うくせに、こっちは守るだけで減る一方か」
木の影に隠れていた私たちはタイミングを見計らって飛び出し、監視の死角をついてバリケード脇を抜ける。
ギルの言っていた通り、まさにスパイの動きだ。
「そういえばまだ聞いてなかったよな。なんのためにここへ来たんだ? まさか二人で魔物を狩りまくって国に貢献しようってわけじゃないよな?」
「もちろん。目的は主に二つよ。一つ目は素材回収」
「素材?」
「覚えているでしょ、地下の工房で魔物の死体を肥料に変えたのを。それに私たちが今着ている服もそう。魔物は錬金術にとって資源そのものなの」
「ああ、なるほど」
「ちなみにギルの剣に使ったオリハルコンだってそうよ。あれは鋼をベースに、複数の魔物から採取した素材を掛け合わせて精錬した合金。今まで害にしかならなかった魔物でも、錬金術なら有効活用できる」
魔物の肉体は生まれつき毒のような瘴気に蝕まれている。
素手で触れれば皮膚がただれるし、運び出しただけで周囲の土が汚れる。
死体に触れるだけでも危険が伴うため、通常は加工して道具にしても扱えない。
でも、師匠の技は瘴気を分離する方法を編み出した。
「……瘴気さえ除ければ、魔物の死骸は一気に高純度の魔力を含んだ素材になる。確かに、使わない手はないな」
「土地は痩せ、資源は乏しい。そんなこの国にとって、魔物は唯一の財産と言っていいわ。良質な材料があれば、錬金術はさらに効果を発揮するし」
一見万能な錬金術であっても、ゼロから何かを生み出すことはできない。必ず基となる材料が必要。
そしてその材料は、ここに腐るほどある。
死の山脈というデッドゾーンは、錬金術師からすれば文字通り宝の山だ。
「なるほど。それでどんな魔物がいるかを調べに来た、と」
「ええ。魔物の種類や部位によって素材としての性質が変わって来るからね。まずはリストアップ。で、そこから実際にどんな物を作れるか、何ができるか考えるって感じ」
「でも、それなら俺が適当に倒して死体だけ持ってくるでも良さそうだけどな。街に出るのは山で食料を食い損ねた弱いやつらだし、森の奥の方にはもっとヤバいホンモノもいるはずだぞ」
「わかってる。でも、持ち帰るにも瘴気の除去が必要でしょ? あなたを毒塗れにするわけにもいかないし」
「あ、そっか」
「そう、だから私自身も現場に来ないと始まらないの」
もちろん危険だけれど仕方ない。
ただ、私だってこう見えて全く戦えないわけじゃない。もともと魔力があるから身体能力は強化できるし、今は錬金術だってあるもの。
「ところで、もう一つの目的は?」
「ふふ、それは後のお楽しみ。きっとたまげるわよ。帝国は内地だし、たぶんギルも見るのは初めてじゃないかしら。なんなら私も初めてだし」
あくまで転生した後は……の話だけど。
「へぇ~、そこまでか」
「うん。だから今から少しワクワクしてる」
そして、私の本命はむしろ魔物よりこっち。
この目的が達成できれば、貧しかった我が国は劇的に潤うだろう。
そうなればきっと……いえ、間違いなく兄たちも自分の力を認めてくれるはず。
味方に引き入れるための確固たる成果になるはずだ。
姿勢を正して答えたギルに、リヒテル兄様がピクリと反応する。
「ですが、お断りいたします」
「……なんだって?」
「自分の主君はフェルト王女のみ。この命も、この剣も、すべてフェルト王女に捧げると誓いました」
凛とした声音に、空気が一瞬止まる。
「ふっ……やっぱり変人には変人が寄ってくるらしい」
リヒテル兄様は溜め息を吐きながら首を振った。
そして半ば呆れたように笑い、手をひらひらと振る。
「そうかい。なら今日のところは諦めるとしよう。じゃ、僕は帰るよ。気が変わったらいつでもおいで。歓迎するよ」
そう言い残しながら、リヒテル兄様は執務室を後にした。
意外にもあっさりとした撤収。
たぶん、ギルのあまりにも真っすぐな視線と言葉に脈ナシと判断したのだろう。
扉が閉まる音が響いた瞬間、私とギルは同時に息を吐いた。
「……ふぅ。なんだか、どっと疲れたわね」
「まったくだ。心臓に悪い」
「ふふ。でも、その割には堂々としてたじゃない?」
「素直な本音を言っただけだ。それ以上でも以下でもない」
「あら、そう?」
ギルはそっぽを向いた。けれど、その耳がうっすら赤いのを私は見逃さない。
そんなギルがおかしくて、つい笑みがこぼれた。
もっとも、さっきのギルの発言には私も少なからずトキメクものがあったけど。
「そんなことより、出かけるんじゃなかったのか?」
「ああ、そうだったわね。じゃあ行きましょうか。あ、分かってると思うけど、その剣もちゃんと持ってきてね」
「まあそれは護衛だから当然だけど……危険な場所なのか?」
「“死の山脈”よ」
「……へえ。それは、楽しみだな」
ギルは苦笑まじりに肩を回した。
半分は新しい剣を試せる期待、もう半分は未知の土地への警戒。
死の山脈――魔物の巣窟と呼ばれる場所。一人で行くのは自殺行為だ。
でも、ギルがいるなら問題ない。
なんたって私の騎士様だもの。
***
その後、私たちは「街の視察」を理由に城を出た。
顔なじみの仕立屋に入り、奥の間で町民の服に着替える。
粗い麻の上着、色落ちしたズボン、襟元は目立たないように詰め気味。その上にマントを被る。
ギルも同じ格好だ。
「お忍びってわけか。まるでスパイだな」
「仮にも王族だからね。外出するだけでひと騒動よ。しかも行き先が行き先だし」
「たしかに。フェルトと二人で死の山脈に行くなんてじいちゃんに言ったら、きっとカミナリだけじゃ済まないだろうな。最悪、寝ないで素振り1万本とか言われるかも……」
「ふふ、かもね」
顔を真っ赤にしながらガミガミ叫ぶジークの顔が浮かぶ。
普段は温厚で優しいが、元武人だけあって怒ると恐い。
「ともあれ、本当に気を引き締めないとな」
「安心して。見た目は普通でも、この服は私の錬金術製よ。蜘蛛の魔物の糸で織って【概念強化】も施してある。軽いけど、そこらの鎧より硬いわ。あのお店には事前に隠しておいてもらってたの」
「そうなのか。また用意周到なことで。……おお、ほんとだ! 引っ張っても全然ちぎれる気配がない!」
魔物の蜘蛛糸は本来の絹より桁違いに強靭だ。
そこに“守る”の概念を重ねれば、薄衣でも充分な防御になる。
「すごいなこれ。ちなみに、俺の剣で斬ったらどうなる?」
「頼むからやめてね。こんなところで裸になりたくないし、見たくもないわ」
「了解した」
そんな調子で軽口を交わしつつ、私たちは城下町を抜ける。
変装の甲斐あって、門番の憲兵は偽造した身分証の確認だけで通してくれた。
これが王女のままだったら、もっと根掘り葉掘りだったはずだ。
***
街を出た私たちは、街道を外れて北へ向かった。
丘陵を越えると、黒い稜線が迫ってくる。
――死の山脈。
麓の関所には木盾と鉄条が幾重にも組まれ、見張り台から兵士が絶えず目を光らせていた。
山は深い森に覆われ、そこから先は魔物の領域だ。森で餌が尽きると、奴らは群れをなしてアストリアに流れ込む。
だから国は、数少ない国民からさらに兵を募って常駐させている――貧しい国にとって、これほどの負担はない。
「討伐しても、得るものがないのが痛いな」
「魔物の肉は瘴気に侵されて食べられないからね。毛皮も爪も牙も同じ。しかも死体を放置すると土壌が汚れるから、わざわざ灰になるまで燃やし尽くさないといけない」
「向こうは人間を食うくせに、こっちは守るだけで減る一方か」
木の影に隠れていた私たちはタイミングを見計らって飛び出し、監視の死角をついてバリケード脇を抜ける。
ギルの言っていた通り、まさにスパイの動きだ。
「そういえばまだ聞いてなかったよな。なんのためにここへ来たんだ? まさか二人で魔物を狩りまくって国に貢献しようってわけじゃないよな?」
「もちろん。目的は主に二つよ。一つ目は素材回収」
「素材?」
「覚えているでしょ、地下の工房で魔物の死体を肥料に変えたのを。それに私たちが今着ている服もそう。魔物は錬金術にとって資源そのものなの」
「ああ、なるほど」
「ちなみにギルの剣に使ったオリハルコンだってそうよ。あれは鋼をベースに、複数の魔物から採取した素材を掛け合わせて精錬した合金。今まで害にしかならなかった魔物でも、錬金術なら有効活用できる」
魔物の肉体は生まれつき毒のような瘴気に蝕まれている。
素手で触れれば皮膚がただれるし、運び出しただけで周囲の土が汚れる。
死体に触れるだけでも危険が伴うため、通常は加工して道具にしても扱えない。
でも、師匠の技は瘴気を分離する方法を編み出した。
「……瘴気さえ除ければ、魔物の死骸は一気に高純度の魔力を含んだ素材になる。確かに、使わない手はないな」
「土地は痩せ、資源は乏しい。そんなこの国にとって、魔物は唯一の財産と言っていいわ。良質な材料があれば、錬金術はさらに効果を発揮するし」
一見万能な錬金術であっても、ゼロから何かを生み出すことはできない。必ず基となる材料が必要。
そしてその材料は、ここに腐るほどある。
死の山脈というデッドゾーンは、錬金術師からすれば文字通り宝の山だ。
「なるほど。それでどんな魔物がいるかを調べに来た、と」
「ええ。魔物の種類や部位によって素材としての性質が変わって来るからね。まずはリストアップ。で、そこから実際にどんな物を作れるか、何ができるか考えるって感じ」
「でも、それなら俺が適当に倒して死体だけ持ってくるでも良さそうだけどな。街に出るのは山で食料を食い損ねた弱いやつらだし、森の奥の方にはもっとヤバいホンモノもいるはずだぞ」
「わかってる。でも、持ち帰るにも瘴気の除去が必要でしょ? あなたを毒塗れにするわけにもいかないし」
「あ、そっか」
「そう、だから私自身も現場に来ないと始まらないの」
もちろん危険だけれど仕方ない。
ただ、私だってこう見えて全く戦えないわけじゃない。もともと魔力があるから身体能力は強化できるし、今は錬金術だってあるもの。
「ところで、もう一つの目的は?」
「ふふ、それは後のお楽しみ。きっとたまげるわよ。帝国は内地だし、たぶんギルも見るのは初めてじゃないかしら。なんなら私も初めてだし」
あくまで転生した後は……の話だけど。
「へぇ~、そこまでか」
「うん。だから今から少しワクワクしてる」
そして、私の本命はむしろ魔物よりこっち。
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