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セドさまの家族
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「そこにいらっしゃるのはサクさまではないですか」
聞き覚えるのあるとても大きな声が聞こえてきた。
「デューク・ヒューベルト公爵さまお久し振りです」
慌てて頭を下げた。
「スフィルさんとゼオリクさんをずっとお借りしててすみません。お二人とも大事な跡取りなのに……」
「何を申されます。妃殿下をお守りすることは我がヒューベルト家にとってとても名誉なことです。亡き父は皇族ではありましたが、武勲で功績をあげ今の地位を築きました。スフィルとゼオリクもセドリック殿下と妃殿下とゼオリク閣下の剣となり盾となりましょう。ゼオリク閣下ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです」
恭しく会釈するデューク・ヒューベルト公爵さま。孫ほど年が離れているアルさまのことを青二才、若造と揶揄することなく同じ公爵同士、対等な立場で接してくれる。
「サクさま」
背が高いがっしりとした体格の男性が慌てた様子で駆けてきた。ジュリアンさんのお父さんだ。前に一回会ったことがある。
「グレーンスト―ン公爵さまお久し振り……うわぁ~~!」
挨拶をしようとしたら、
「サク会いたかったよ」
物陰から突然現れたジュリアンさんにぎゅっと抱き締められた。不意打ちをくらい呆気に取られていると、
「こら、ジュリアン」
「ジュリアン殿」
グレーンスト―ン公爵さまとアルさまの苛立った声が聞こえてきた。
「サクにずっと会いたかったんだからしょうがないだろう」
ジュリアンさんは体を離すと、僕の右手をそっと持ち上げて手の甲に軽くキスをした。
聞き覚えるのあるとても大きな声が聞こえてきた。
「デューク・ヒューベルト公爵さまお久し振りです」
慌てて頭を下げた。
「スフィルさんとゼオリクさんをずっとお借りしててすみません。お二人とも大事な跡取りなのに……」
「何を申されます。妃殿下をお守りすることは我がヒューベルト家にとってとても名誉なことです。亡き父は皇族ではありましたが、武勲で功績をあげ今の地位を築きました。スフィルとゼオリクもセドリック殿下と妃殿下とゼオリク閣下の剣となり盾となりましょう。ゼオリク閣下ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです」
恭しく会釈するデューク・ヒューベルト公爵さま。孫ほど年が離れているアルさまのことを青二才、若造と揶揄することなく同じ公爵同士、対等な立場で接してくれる。
「サクさま」
背が高いがっしりとした体格の男性が慌てた様子で駆けてきた。ジュリアンさんのお父さんだ。前に一回会ったことがある。
「グレーンスト―ン公爵さまお久し振り……うわぁ~~!」
挨拶をしようとしたら、
「サク会いたかったよ」
物陰から突然現れたジュリアンさんにぎゅっと抱き締められた。不意打ちをくらい呆気に取られていると、
「こら、ジュリアン」
「ジュリアン殿」
グレーンスト―ン公爵さまとアルさまの苛立った声が聞こえてきた。
「サクにずっと会いたかったんだからしょうがないだろう」
ジュリアンさんは体を離すと、僕の右手をそっと持ち上げて手の甲に軽くキスをした。
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