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第二章
マリアベルの災難 1
しおりを挟む魔法って面白いわね。
案外皆さん、魔法の勉強進んでいるのね。
ちょっと予習しておきましょう。
マリアベルは茶色のかつらをかぶって図書館へ行った
魔法の本 複合魔法とコンポジット
簡単に魔力を増やそう!
モテる魔法の魅せ方
もっと簡単そうなのないかしら?
上から二段目に目をやった。
あっ、あれなんかいいわね
”初心者の為の魔力の貯め方”
よっこらしょ、届かないわ
踏み台 無いわ、仕方ないからイスに乗って、
手を伸ばす。
グラグラするぅー
フワッと身体が宙に浮いた。
ギャっ、脇の下に手が うわわ
「きみ、イスに乗るのは感心しないな!」
地上に足が付いた。
もしかして、持ち上げられた?
子供の「高い、高い~」をされたの?
取り敢えず、お礼言っておこう。
「ありがとうございます」
よく見たら 髪の色が 絵の具の青色。
「魔法の本?」
「はい、今日から魔法の授業でして 初心者向けの本探していたんです」
「じゃあ、ここら辺かな?」
5冊ほど選んでくれた。
よっこらしょと持ち上げ「ありがとうございました。」とお礼を言い帰ろとした。
「ちょっと待って!それ重いでしょ」
「大丈夫ですよ、私力持ちなんです。
今日どうしても必要なので、、、」
「じゃあ、そこまで持ってあげるよ」
なかなか引いてくれない。
冷静に考えたら女の脇の下に手を入れるなんて、横胸触っているじゃないの•••
まさか、痴漢?
なんだか怖くなってきた
「じゃぁ2冊だけにしておきます。
それじゃーサヨナラー」
「あっ、君!」
走って振り切った。
というか、全速力で逃げた。
髪の色が派手な人って気持ち悪い人が多いわ
これってなんだっけ?あの、その、、、
テンプラ、そうよテンプラ!って言ってたわ
横文字って覚え難いわねぇ
**************
その夜は
ソフィアを先生を迎え
アビゲール様と一緒にヨガをしなが魔力を練る練習をしました。
「マリアベル様、ヨガの後にお菓子食べたらふとっちゃいますよ!」
「魔力使うとお腹空くんですよねー
大丈夫ですよ、育ち盛りだし。」
(今度ポップコーン出してみようかしら?)
***************
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