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第二章
ポテチ試食会
しおりを挟むはい!マリアベルです
今日はポテトチップスを作りたいと思います。
場所は学園の食堂をお借りしました!
ポテトを薄くスライス
たんたんたんたんたん
水にさらして、タオルでよく水気を取る。
はい、ここがポイントね。
そしたら油の鍋を二つ用意、高温と中温
中温で素揚げして浮いて来たら高温へ移動
カラッとしたら紙にあげまーす。
そしておばあちゃん秘伝の第二ポイント
油を切ったポテトと塩少々を 紙袋に入れ、
回す、回す、回す
私は脱水機、私は脱水機、無心に回す
ビリっ、、脇の下切れちゃった
オホホ やってしまったわ
でも、回さないとちょっと脂っこいのね!
でも、大成功よ!
厨房の方々にも褒めて頂けたわ。
と、言う事で、
ポテチを持ってレッド先輩に先日のお礼に伺おうと思っております。
いつも図書館裏で訓練しているから
今日はいるかなあ?
いたいた。
「ハワード様、先日はありがとうございました」
「お!マリアか、ハワード様だなんて居心地悪いぜ。フレディでいいよ。
「ダメですよ、目上の方には絶対敬称必要です!」
だって、遊園会で、安倍晋三さんにあって
「晋三でいいよ!」
と言われて、はい そうですか、
じゃあ「しんぞぉー!」と呼べますか?
トランプじゃあるまいし。
「まあ、面倒くせ~けど、貴族だからな
仕方ないか、マリアはしっかりしているな!
今日はどうした、」
「先日のお礼にお菓子持ってきました
よかったらどうぞ。」
ポテトチップスを差し出した。
バリバリ、バリバリ
お、上手い これ!止まらない!
レッド先輩怒涛のごとく食べ出した、
塩っぱい物の後に甘いもの食べるとノンカロリー
すかさずパンの耳ラスクを取り出した。
「これもいけるんですよ、お試しあれ!」
「塩っぱいと甘いの絶妙だな!ホント止まらないや、」
そして告白する
「その、甘いの、パンの耳です、、、」
「えっ?ぱんのみみ、、、」
あはは、あはは、あはは、、、、、
「美味いじゃないかぁービックリだな!
マリア料理上手いんだなぁ」
和気あいあいと お話していいた、
「二人でなにしてんのぉ~」
後ろからポテチ入りの紙袋を奪われた
王子&ホスト紫&エロブルーの3バカであった
もー、返してよー
せっかく作ったのに、、、
手を挙げたら、みんなの視線が脇の下、
空気が、凍った。
あっ、切れてたんだ、、、
さすがにこれは恥ずかしい
真っ赤になって「バカァ~」
夕日に向かって走り去った。
—————————-
「この、バリバリしたの美味しいですね。」
「あ、それ芋だってさ」
「へー、あの娘 料理もするんだ?普通侍女は料理しないよね?」
「苦労しているのかな?服も切れていたし、、、、」
—しんみり—
「この、甘いの美味しいね!」
「サクサクして、甘みが抑えられていて」
「ああ、あと引く美味しさだな」
「止まらないね!」
「あっ、王子、それ パンの耳だって」
パンの耳、馬の餌、パンの耳、馬の餌
沈黙……………
——-苦労しているんだなぁ———
彼らの中で、マリアベル非道伝説が少し進んだ
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