転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~

ピエール

文字の大きさ
33 / 163
第二章

魔法の演習

しおりを挟む


晴れた日の午前最後の授業は、魔法演習であった。
実際魔法を放つ練習である。

ファイアーボール!!!
ウインドカッター!!!
サンドショット!!!

基本属性の練習

おーい!基本が出来てる奴は風属性を乗せて命中率を上げてみろ。

メインの魔法を圧縮して小さな魔法玉をつくり風魔法に乗せてと、
的の真ん中の穴に通す!
出来たかあー

シュー

通したら1メートル飛ばした所で圧縮解除しろ

ドッカーン

みんな上手に飛ばしている
いいな、カッコいいなぁ
私、どうして出来ないんでしょう。

その時火の粉がアビゲールに飛んで行った
すぐさま走って駆けつけた。

アビゲールの腕を火の粉がかすった。
「キヤッ、っ、」

アビゲールはこれくらい大丈夫よ!
と言うが火傷はあとに残りやすい
冷やした方がいい。
水場に急ぎ ハンカチを濡らす。
「ソフィアが治癒魔法をかけてあげるわ」といった。

でも、これくらいだったら、、、
アビゲールの火傷を手で包み
「痛いの飛んでけぇ」ボソボソ
こっそり、おまじないをした。
(旦那様に使うなと、言われたけど、誰も見ていないからいいわよね、)

小さな金のキラキラが火傷を包みんだ
そして跡形も無く火傷が治っていた。

うん、治った 治った
本当、よく効くわぁ。よかった よかった。

アビゲールとソフィアの目が点になっていた。

「これですか?(おまじない)なんですよ。
昔からからあるじゃないですぁ、
子供が転んだ時によくするやつですよ。
昔は薬が無かったから おまじないに頼ったんですよね~」

、、、やっぱり おまじないより治癒魔法の方がよかったのかしら、、、

よし、私も魔法練習しよっと!

—————————
ソフィアの考察

ソフィアとアビゲールが目配せした。

周りは気が付いていないようだ。
よかった。

これは わたくしが知っている光属性の治癒魔法ではない。 

キラキラ金の粉

カツラ事件の時、わたくしを包み込んだのは キラキラ銀の粉

母の腰痛の時は金?、帰りのお祈りは銀?

金と、銀、??

おまじない?

アビゲール様は祈りに近い物ではないのか?とおっしゃっていた。

アビゲール様 曰く
森で儀式をすると木々が煌めく感じに似ているらしい。

アビゲール様 曰く
マリアベル様は金と銀に包まれている。
その上を白いモヤのような物が覆っている。
と、おっしゃっていた、、

あ、あ、あ、
何かしら、この引っかかる感じは、、、

お父様にご報告しなければ。

————————
キングスバリー公爵の見解

白いもや?

サーガは、
第一シーズン~第四シーズン
最終章
と言う表現を"ケイ様"は、されていた。

白いモヤの件は第四シーズン
「第四シーズンがマリアベルの章なのは確定なのよ!」
ケイ様がおっしゃっていた。

マリアベル様は至宝、そして割れる?

ますます分からない。

ああ、"ケイ様"が生きておられたら、、、







しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

悪徳領主の息子に転生しました

アルト
ファンタジー
 悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。  領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。  そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。 「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」  こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。  一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。  これなんて無理ゲー??

私の薬華異堂薬局は異世界につくるのだ

柚木 潤
ファンタジー
 薬剤師の舞は、亡くなった祖父から託された鍵で秘密の扉を開けると、不思議な薬が書いてある古びた書物を見つけた。  そしてその扉の中に届いた異世界からの手紙に導かれその世界に転移すると、そこは人間だけでなく魔人、精霊、翼人などが存在する世界であった。  舞はその世界の魔人の王に見合う女性になる為に、異世界で勉強する事を決断する。  舞は薬師大学校に聴講生として入るのだが、のんびりと学生をしている状況にはならなかった。  以前も現れた黒い影の集合体や、舞を監視する存在が見え隠れし始めたのだ・・・ 「薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ」の続編になります。  主人公「舞」は異世界に拠点を移し、薬師大学校での学生生活が始まります。  前作で起きた話の説明も間に挟みながら書いていく予定なので、前作を読んでいなくてもわかるようにしていこうと思います。  また、意外なその異世界の秘密や、新たな敵というべき存在も現れる予定なので、前作と合わせて読んでいただけると嬉しいです。  以前の登場人物についてもプロローグのに軽く記載しましたので、よかったら参考にしてください。  

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。

魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで

ひーにゃん
ファンタジー
 誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。  運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……  与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。  だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。  これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。  冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。  よろしくお願いします。  この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

【第2章完結】王位を捨てた元王子、冒険者として新たな人生を歩む

凪木桜
ファンタジー
かつて王国の次期国王候補と期待されながらも、自ら王位を捨てた元王子レオン。彼は自由を求め、名もなき冒険者として歩み始める。しかし、貴族社会で培った知識と騎士団で鍛えた剣技は、新たな世界で否応なく彼を際立たせる。ギルドでの成長、仲間との出会い、そして迫り来る王国の影——。過去と向き合いながらも、自らの道を切り開くレオンの冒険譚が今、幕を開ける!

公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~

松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。 なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。 生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。 しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。 二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。 婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。 カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。

売れない薬はただのゴミ ~伯爵令嬢がつぶれかけのお店を再生します~

薄味メロン
ファンタジー
周囲は、みんな敵。 欠陥品と呼ばれた令嬢が、つぶれかけのお店を立て直す。

【本編完結】転生隠者の転生記録———怠惰?冒険?魔法?全ては、その心の赴くままに……

ひらえす
ファンタジー
後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。  そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。 ※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。 ※残酷描写は保険です。 ※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。

処理中です...