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そんなお兄ちゃんを、私も泣きながら抱き締める・・・。
「本当に・・・本気で、私はお兄ちゃんのことが大好きなんだよ?」
「うん・・・。」
「結婚したいくらいに、本当に、本気で・・・大大大好きなんだよ・・・?」
「うん・・・。」
お兄ちゃんが私の背中をポンポンッと優しく叩きながら抱き締めてくれる・・・。
この身体中に響くその優しい振動を感じながら、私はお兄ちゃんをもっともっと強く抱き締める・・・。
「お兄ちゃん、私を戴いて・・・?」
今日もそう甘く噛み付くと、お兄ちゃんは少し無言になって・・・
「ごめん、今日は・・・。」
そう、答えて・・・。
「なんで・・・?」
「今日は・・・なんか、僕・・・我慢出来るか心配で・・・。」
そんな返事には、私はパッと顔を上げた。
「いいじゃん!しよう?」
ニヤニヤする顔が止まらない私に、お兄ちゃんは困った顔で笑う。
「りーちゃん、お兄ちゃんとそういうことしたらダメなんだよ・・・?」
「結婚するからいいんだもん!!」
「・・・いつか、りーちゃんが後悔する時が来るかもしれないから・・・。
だから、最後までは絶対にしたくない・・・。」
「そんな日来るわけないじゃん!!」
「いつか・・・いつか、来るかもしれないから・・・。」
お兄ちゃんはそう言って、苦しそうな顔で私を見詰めてくる・・・。
「でも・・・今日のりーちゃんの姿は・・・破壊力抜群で・・・。」
そう言って・・・
私の顔に、お兄ちゃんの顔が近付いてきて・・・
近付いてきて・・・
私は目を少し、閉じる・・・。
でも、少しだけ・・・。
うっすらと開けた目でお兄ちゃんの薄めの唇を見て・・・
あと、少し・・・
あと、少し・・・
初めて、お兄ちゃんの唇が私の唇に触れる・・・。
そして・・・
唇が触れる・・・
そう、思った瞬間・・・
カプ─────...と、お兄ちゃんが・・・
私の頬に、甘く噛み付いた・・・。
唇ではなく、頬に・・・
甘噛みをした・・・。
「本当に・・・本気で、私はお兄ちゃんのことが大好きなんだよ?」
「うん・・・。」
「結婚したいくらいに、本当に、本気で・・・大大大好きなんだよ・・・?」
「うん・・・。」
お兄ちゃんが私の背中をポンポンッと優しく叩きながら抱き締めてくれる・・・。
この身体中に響くその優しい振動を感じながら、私はお兄ちゃんをもっともっと強く抱き締める・・・。
「お兄ちゃん、私を戴いて・・・?」
今日もそう甘く噛み付くと、お兄ちゃんは少し無言になって・・・
「ごめん、今日は・・・。」
そう、答えて・・・。
「なんで・・・?」
「今日は・・・なんか、僕・・・我慢出来るか心配で・・・。」
そんな返事には、私はパッと顔を上げた。
「いいじゃん!しよう?」
ニヤニヤする顔が止まらない私に、お兄ちゃんは困った顔で笑う。
「りーちゃん、お兄ちゃんとそういうことしたらダメなんだよ・・・?」
「結婚するからいいんだもん!!」
「・・・いつか、りーちゃんが後悔する時が来るかもしれないから・・・。
だから、最後までは絶対にしたくない・・・。」
「そんな日来るわけないじゃん!!」
「いつか・・・いつか、来るかもしれないから・・・。」
お兄ちゃんはそう言って、苦しそうな顔で私を見詰めてくる・・・。
「でも・・・今日のりーちゃんの姿は・・・破壊力抜群で・・・。」
そう言って・・・
私の顔に、お兄ちゃんの顔が近付いてきて・・・
近付いてきて・・・
私は目を少し、閉じる・・・。
でも、少しだけ・・・。
うっすらと開けた目でお兄ちゃんの薄めの唇を見て・・・
あと、少し・・・
あと、少し・・・
初めて、お兄ちゃんの唇が私の唇に触れる・・・。
そして・・・
唇が触れる・・・
そう、思った瞬間・・・
カプ─────...と、お兄ちゃんが・・・
私の頬に、甘く噛み付いた・・・。
唇ではなく、頬に・・・
甘噛みをした・・・。
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