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理子は泣いたまま、隣にある真理姉の家の鍵を開けた・・・。
リビングは真っ暗で・・・廊下も真っ暗で・・・。
真理姉の部屋のドアの隙間からは光が漏れていなくて・・・。
それが玄関のドアを開けただけで分かり・・・
玄関のドアを閉めようとした・・・。
閉めようとしたけど・・・
今はお兄ちゃんに会いたくなかった・・・。
お兄ちゃんに「一緒に寝て」と言いたくなかった・・・。
そう思っていたら・・・
廊下を挟んで真理姉の向かい側の部屋、そのドアの隙間から光が漏れていた・・・。
真理姉の弟の部屋・・・。
1度も話したこともないし、1度も目が合ったこともない・・・。
お互いに気にしないで過ごしていて・・・。
お兄ちゃんと理子がどんなに煩くても、何も話さずにジッと身動きもしないような人で・・・。
理子のことを変な目で見ることもなく、何の刺激もしてこないで、同じ部屋にいても理子は何も気にならなかった。
そこにいるのは当たり前だけど、でも、何も気にならなかった・・・。
だから、真理姉やお兄ちゃん以外の、理子にとっては部外者みたいな人がいても何も気にならなかった・・・。
リビングは真っ暗で・・・廊下も真っ暗で・・・。
真理姉の部屋のドアの隙間からは光が漏れていなくて・・・。
それが玄関のドアを開けただけで分かり・・・
玄関のドアを閉めようとした・・・。
閉めようとしたけど・・・
今はお兄ちゃんに会いたくなかった・・・。
お兄ちゃんに「一緒に寝て」と言いたくなかった・・・。
そう思っていたら・・・
廊下を挟んで真理姉の向かい側の部屋、そのドアの隙間から光が漏れていた・・・。
真理姉の弟の部屋・・・。
1度も話したこともないし、1度も目が合ったこともない・・・。
お互いに気にしないで過ごしていて・・・。
お兄ちゃんと理子がどんなに煩くても、何も話さずにジッと身動きもしないような人で・・・。
理子のことを変な目で見ることもなく、何の刺激もしてこないで、同じ部屋にいても理子は何も気にならなかった。
そこにいるのは当たり前だけど、でも、何も気にならなかった・・・。
だから、真理姉やお兄ちゃん以外の、理子にとっては部外者みたいな人がいても何も気にならなかった・・・。
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