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お兄ちゃんの様子も気になったけれど、それ以上に早くお母さん達の話を聞きたくて私もリビングへと急いだ。
「豊と喧嘩か?珍しいな。」
真理姉とお兄ちゃんのお父さんが、歳はとったけど今でも格好良いお父さんの顔で私に聞いてきた。
「喧嘩じゃないに決まってるじゃん!!
私が1人で怒ってたの!!」
「お前見てると毎回安心するよな~・・・。
大学卒業しても、お前はそのままでいて欲しいよ。
光一なんて一丁前に営業スマイルなんてしやがって。」
真理姉とお兄ちゃんのお父さんが少し怒りながらお茶を飲み、私はお兄ちゃんの隣に座って聞いた。
「お兄ちゃん、営業スマイルなんて出来るの?」
「厄介な上司が光一についてるからな。
厄介すぎて・・・な?桃子!!」
お母さんの方を見て、そう聞いていて・・・。
お母さんが珍しく苦笑いをして頷いている。
「あの人、仕事は凄く出来るけどね・・・。
でも・・・存在自体が破壊力抜群・・・。」
お母さんをここまで苦笑いさせる人は珍しいので、少しだけ会ってみたい気持ちにもなる。
「今度、あっちのお兄ちゃんにも密着してカメラ回そうかな。」
「それはやめて、理子。」
私がそう言った瞬間、お母さんが少し慌てた様子で声を出した。
それには驚いていると・・・
お母さんも自分で驚いた顔をしていた。
「その上司の影響なのか、最近の光一変なんだよね・・・。」
お母さんが少し焦りながらそう言った。
お兄ちゃんはここ2週間くらい帰りが深夜で。
私は全然会えていなかったので知らないけど、お母さんが言うならそうなんだと思う。
「お兄ちゃんのことは今はどうでもいいや。
それで!!話!!早く!!!」
「豊と喧嘩か?珍しいな。」
真理姉とお兄ちゃんのお父さんが、歳はとったけど今でも格好良いお父さんの顔で私に聞いてきた。
「喧嘩じゃないに決まってるじゃん!!
私が1人で怒ってたの!!」
「お前見てると毎回安心するよな~・・・。
大学卒業しても、お前はそのままでいて欲しいよ。
光一なんて一丁前に営業スマイルなんてしやがって。」
真理姉とお兄ちゃんのお父さんが少し怒りながらお茶を飲み、私はお兄ちゃんの隣に座って聞いた。
「お兄ちゃん、営業スマイルなんて出来るの?」
「厄介な上司が光一についてるからな。
厄介すぎて・・・な?桃子!!」
お母さんの方を見て、そう聞いていて・・・。
お母さんが珍しく苦笑いをして頷いている。
「あの人、仕事は凄く出来るけどね・・・。
でも・・・存在自体が破壊力抜群・・・。」
お母さんをここまで苦笑いさせる人は珍しいので、少しだけ会ってみたい気持ちにもなる。
「今度、あっちのお兄ちゃんにも密着してカメラ回そうかな。」
「それはやめて、理子。」
私がそう言った瞬間、お母さんが少し慌てた様子で声を出した。
それには驚いていると・・・
お母さんも自分で驚いた顔をしていた。
「その上司の影響なのか、最近の光一変なんだよね・・・。」
お母さんが少し焦りながらそう言った。
お兄ちゃんはここ2週間くらい帰りが深夜で。
私は全然会えていなかったので知らないけど、お母さんが言うならそうなんだと思う。
「お兄ちゃんのことは今はどうでもいいや。
それで!!話!!早く!!!」
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