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「岩渕君、お疲れ~!!」
経理部の部屋を出て資料室に向かっていると、新卒だという女の子達が今日も僕に話し掛けてきた。
僕と同じ歳で、的場さんと同期の女の子達・・・。
「鮫島君の連絡先、どうなった?」
昨日、この女の子達から鮫島君の連絡先を聞かれていた。
「昨日聞いてみたら、教えないように言われました・・・。」
「え~!!!!」
女の子達からのブーイングには苦笑いで。
柳川さんのお陰で、本当に色々なことが聞こえてくる。
「じゃあさ、うちらの写真見せてもう1回聞いてみてよ!!」
「・・・でも、理子ちゃんが妹なら難しいかな!?
お姉さんも“まり姉”でしょ!?
メイクするとめっちゃ可愛いし!!」
「それは言えてる~!!
鮫島君ってどういう子と付き合ってたの?
今彼女いないとは噂で聞いたけど!!」
そう聞かれ、それにはガンガン喋れなくなる。
「僕の口からは何も言えないです・・・。」
「え~!!!」
女の子達のブーイングにまた苦笑いをしていると、何人かの女の子達がスマホを手に持った。
「じゃあさ、鮫島君誘って飲みに行こうよ!!
岩渕君も来ていいから!!」
「岩渕君の大学院4月からでしょ!?
その前に1回は誘ってみてよ!!」
そう言われ・・・
どう断ろうか悩んでいると・・・
「何してんの?おばさん。」
と・・・。
りーちゃんが僕の後ろから噛み付いてきた。
経理部の部屋を出て資料室に向かっていると、新卒だという女の子達が今日も僕に話し掛けてきた。
僕と同じ歳で、的場さんと同期の女の子達・・・。
「鮫島君の連絡先、どうなった?」
昨日、この女の子達から鮫島君の連絡先を聞かれていた。
「昨日聞いてみたら、教えないように言われました・・・。」
「え~!!!!」
女の子達からのブーイングには苦笑いで。
柳川さんのお陰で、本当に色々なことが聞こえてくる。
「じゃあさ、うちらの写真見せてもう1回聞いてみてよ!!」
「・・・でも、理子ちゃんが妹なら難しいかな!?
お姉さんも“まり姉”でしょ!?
メイクするとめっちゃ可愛いし!!」
「それは言えてる~!!
鮫島君ってどういう子と付き合ってたの?
今彼女いないとは噂で聞いたけど!!」
そう聞かれ、それにはガンガン喋れなくなる。
「僕の口からは何も言えないです・・・。」
「え~!!!」
女の子達のブーイングにまた苦笑いをしていると、何人かの女の子達がスマホを手に持った。
「じゃあさ、鮫島君誘って飲みに行こうよ!!
岩渕君も来ていいから!!」
「岩渕君の大学院4月からでしょ!?
その前に1回は誘ってみてよ!!」
そう言われ・・・
どう断ろうか悩んでいると・・・
「何してんの?おばさん。」
と・・・。
りーちゃんが僕の後ろから噛み付いてきた。
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