88 / 182
88
しおりを挟む
ダンジョン配信を終え、部屋に戻ってきたアキラと花子。
「いやー久しぶりだったけど、盛り上がったねぇ!」
「はい! やっぱりレベル25って言うこともあって、戦闘を楽しみたい視聴者も見てくれたんですかね?」
「そうだね。やっぱりハイレベルのダンジョンが配信には必要なんだろうなぁ」
視聴者の反応も良く上機嫌の2人、
「お二人ともお疲れ様でした。次は私が行ってきますわ!」
続いて、まどかの『まどかチャンネル』も久しぶりの配信だ。
まどかはピンク色のヘルメットをかぶる。アキラのフルフェイスヘルメットとは違い、顔が少しだけ見えるタイプのヘルメット。
まどかいわく、そのヘルメットがプライバシーは守られるが、自分の可愛さは分かってもらえるギリギリのラインのようだ。
アキラはまどかにカブトムシ・ドローンの『召喚獣の指輪』を貸してあげた。
これでまどか1人でもドローンで配信ができる。
◇
「皆様、こんにちは。配信を始めますわ!」
久しぶりの『まどかチャンネル』が始まった。
アキラと花子は、部屋から配信を見守る。
まどかはソロ冒険のため、無理はせずレベル20のダンジョンへと入る。
◆コメント欄◆
【まどかちゃん、久しぶり!】
【可愛い! もっとよく顔見せて】
【あれ? まどかちゃん装備変えたの?】
【え? レベル20のダンジョン!?】
『まどかチャンネル』の視聴者たちも、まどかのレアアイテムの装備、前回よりも高レベルなダンジョンに驚く。
まどかはいつも通り、モンスターを華麗に斬る。
軽やかな身のこなしは、彼女の天性のモノなのだろう。
レア度★★★★☆の『雷神の剣』もすっかり使いこなし、レベル20のモンスターでは、まどかに太刀打ちできなかった。
今回の配信はアキラから借りたドローンで迫力満点に撮影されている。
◆コメント欄◆
【まどかちゃん強ぇえ!】
【その武器なに!?】
【今日はまどかちゃんも『アキラちゃんねる』も久しぶりに配信する人、みんな強くなってるな?】
【ドローンいいね!】
まどかはボスモンスターまで辿り着き、あっという間にクリアした。
まどかも普段ならパスをする1回目のダンジョンガチャだが、配信中のため、しぶしぶ回す。
『ガチャ!』
『スピード草 レア度★☆☆☆☆ 食べると一時的にスピードが上がる』
当然ハズレだった。
(うー……パスしたかったですわ……)
『アキラちゃんねる』に続き、『まどかチャンネル』も久しぶりの配信は大盛況で終わった。
◇
「ふぅ、久しぶりに配信をしましたけど、大勢に見られてると思うと、緊張して戦いづらいものですわね」
まどかはアキラの部屋でヘルメットを外す。
「それに、ダンジョンガチャも普通に回すと、本当にザコアイテムしか出ないもんですわね。
久しぶりにレア度★☆☆☆☆なんて引きましたわ」
「はは……それは俺も思ったよ。
パスして、運をチャージするやり方がどれだけ凄いか分かったよ」
「あら? 『アキラちゃんねる』のアカウントにメッセージが届いてます。なんでしょうか? 企業案件ですかね?」
花子はメッセージを開く。
「……え?」
「ど、どうしたの花子さん!?」
メッセージを見て、驚く花子。
「あの……メッセージの送り主は政府? 行政? からで……私たち、『冒険者技能研修』っていうイベントに呼ばれてます」
「せ、政府!? 冒険者技能研修!?」
「いやー久しぶりだったけど、盛り上がったねぇ!」
「はい! やっぱりレベル25って言うこともあって、戦闘を楽しみたい視聴者も見てくれたんですかね?」
「そうだね。やっぱりハイレベルのダンジョンが配信には必要なんだろうなぁ」
視聴者の反応も良く上機嫌の2人、
「お二人ともお疲れ様でした。次は私が行ってきますわ!」
続いて、まどかの『まどかチャンネル』も久しぶりの配信だ。
まどかはピンク色のヘルメットをかぶる。アキラのフルフェイスヘルメットとは違い、顔が少しだけ見えるタイプのヘルメット。
まどかいわく、そのヘルメットがプライバシーは守られるが、自分の可愛さは分かってもらえるギリギリのラインのようだ。
アキラはまどかにカブトムシ・ドローンの『召喚獣の指輪』を貸してあげた。
これでまどか1人でもドローンで配信ができる。
◇
「皆様、こんにちは。配信を始めますわ!」
久しぶりの『まどかチャンネル』が始まった。
アキラと花子は、部屋から配信を見守る。
まどかはソロ冒険のため、無理はせずレベル20のダンジョンへと入る。
◆コメント欄◆
【まどかちゃん、久しぶり!】
【可愛い! もっとよく顔見せて】
【あれ? まどかちゃん装備変えたの?】
【え? レベル20のダンジョン!?】
『まどかチャンネル』の視聴者たちも、まどかのレアアイテムの装備、前回よりも高レベルなダンジョンに驚く。
まどかはいつも通り、モンスターを華麗に斬る。
軽やかな身のこなしは、彼女の天性のモノなのだろう。
レア度★★★★☆の『雷神の剣』もすっかり使いこなし、レベル20のモンスターでは、まどかに太刀打ちできなかった。
今回の配信はアキラから借りたドローンで迫力満点に撮影されている。
◆コメント欄◆
【まどかちゃん強ぇえ!】
【その武器なに!?】
【今日はまどかちゃんも『アキラちゃんねる』も久しぶりに配信する人、みんな強くなってるな?】
【ドローンいいね!】
まどかはボスモンスターまで辿り着き、あっという間にクリアした。
まどかも普段ならパスをする1回目のダンジョンガチャだが、配信中のため、しぶしぶ回す。
『ガチャ!』
『スピード草 レア度★☆☆☆☆ 食べると一時的にスピードが上がる』
当然ハズレだった。
(うー……パスしたかったですわ……)
『アキラちゃんねる』に続き、『まどかチャンネル』も久しぶりの配信は大盛況で終わった。
◇
「ふぅ、久しぶりに配信をしましたけど、大勢に見られてると思うと、緊張して戦いづらいものですわね」
まどかはアキラの部屋でヘルメットを外す。
「それに、ダンジョンガチャも普通に回すと、本当にザコアイテムしか出ないもんですわね。
久しぶりにレア度★☆☆☆☆なんて引きましたわ」
「はは……それは俺も思ったよ。
パスして、運をチャージするやり方がどれだけ凄いか分かったよ」
「あら? 『アキラちゃんねる』のアカウントにメッセージが届いてます。なんでしょうか? 企業案件ですかね?」
花子はメッセージを開く。
「……え?」
「ど、どうしたの花子さん!?」
メッセージを見て、驚く花子。
「あの……メッセージの送り主は政府? 行政? からで……私たち、『冒険者技能研修』っていうイベントに呼ばれてます」
「せ、政府!? 冒険者技能研修!?」
30
あなたにおすすめの小説
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる