ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!

さかいおさむ

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 アキラとまどかは柳生イッセイの道場へ。
 御剣も合流する。

「俺もまどかちゃんも剣道は初めてだよ。大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ。2人のセンスならすぐに上手になりますよ。柳生さん、練習が厳しいと評判ですから気合を入れていかないといけませんね」
「き、厳しいのか……」
「アキラちゃんねるさん! 真面目にやってくださいね!」

 ◇

 道場に入ると柳生イッセイが待っていた。
 アキラが会うのは冒険者研修であばら骨を折られて以来だ。
「お久しぶりです。よろしくお願いします……」
 恐る恐る柳生に頭を下げるアキラたち。

「おお! 久しぶりぶりじゃの小僧。虎石から聞いとるぞ? 今じゃすごい冒険者みたいじゃないか」
 アキラたちに微笑む柳生。

「い、いやぁ、それほどでも」
「ふむ、全員、冒険者研修で見覚えのあるのぅ。
 難しい事は分からんが、いまは世界の大ピンチのようじゃ。3人ともここで腕を上げていけ」
「はい! よろしくお願いします!」

 柳生は今の実力が見たいということで剣道着に着替え、竹刀を渡された。

「お、アキラ先輩似合いますね」
「そうかな? まどかちゃんも似合ってるよ。女剣士って感じで良いね」
「初めて着ましたわ。かっこいいですわね!」

「ほれ、お前らまずは素振りをしてみろ」
「す、素振り!?」
「アキラちゃんねるさん……分りますか?」
「……2人とも、僕が教えますよ」
 剣道未経験のアキラとまどかは竹刀の握り方も知らない。
 御剣に教わり、見よう見まねをでやってみる。

『ブンッ ブンッ』
「ホッホッホ、御剣とやらはなかなか良い腕前じゃな。
 アキラとまどかは……基礎がなっとらんな。よくそれでレベル90のダンジョンをクリアできたわい」
 3人の素振りを見て柳生は言う。

「え!? アキラ先輩たち、レベル90のダンジョンをクリアしたんですか!?」
「ま、まあね……」
「すごい! さすがアキラ先輩です! 僕も負けてられないなぁ!」
 素振りのスピードが上がる御剣。

「いや、御剣くんはそんなに頑張らないで…… 俺たち初心者だからさ……」
「ホッホッホ、先は長そうじゃのぅ!」

 レアアイテムを手に入れて強くなるだけではなく、自分自身が強くなりたいと思っていたアキラとまどか。
 剣道の修行が始まった。

 ◇

 アキラたちが剣道に励んでいるその頃、花子は1人ダンジョンに潜っていた。

「今頃、アキラさんとまどかちゃんは剣道修行かぁ……すごいな2人ともどんどん強くなっていって」

『炎帝のブレスレット』の力で世界トップクラスの炎魔法使いとなった花子。
 しかし、彼女は焦っていた。力のほとんどが『炎帝のブレスレット』によるモノなのを感じていたからだ。

「まあ仕方ないか、私は運動神経も良くないしなぁ。
 よし! 2人が戻ってくるまでにソロ冒険でトレーニングしておきましょう!
 ふふふ、もう1つくらいレア度★★★★★のアイテムをゲットして2人を驚かせようかしら?」

 花子も1人、トレーニングを頑張っていた。
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