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ユーラは届いたドレスを見て歓声を上げた。母もまた笑顔になる。
「まあ、素敵なドレスだこと。まるでユーラが好きな領地の海をそのまま写しとったよう。ラング君たちに頼んで本当に良かったわね」
「こんなに美しいドレスを着て学園祭に出られるなんて、夢みたい……」
自分の名の由来になった海色のドレスを撫でると、真珠と波のような真っ白なレースを付けた海色のドレスもユーラの気持ちに応えるように淡く輝いたように見えた。
ユーラは初めて会った時から婚約者のレックスとテニング伯爵家が苦手だった。
自らの美貌に絶対の自信を持つ彼らは、他家のユーラにも自分たちの色と価値観を押しつけてきた。しかし、ユーラの鮮やかな容色は彼らが誇る淡い金と水色を拒否してしまい、レックスが好むフリルやレースといった砂糖菓子のような甘い装飾はしおれた花のように色あせさせてしまった。
いつまで経っても自分たちに馴染まない異物のユーラをテニング伯爵一家は蔑み、ユーラもまたどんなに努力しても婚家に疎まれることに疲れ果てた。長男だけは気にかけてくれたが、そのたびにレックスが憎しみの目を向けてくることに気づいてからは距離を置いた。
家族はユーラを心配して婚約を解消しようとしたが。横暴なテニング伯爵家は今度は妹を狙うかもしれない。ユーラは「テニング伯爵家にとって、私は似合わない存在なのだ」とひたすら心を殺して耐えた。
そのうち初めからユーラを嫌う夫人と姉、伯爵家の使用人たちはいない者として扱うようになった。しかし、婚約者のレックスだけは婚約者のユーラを熱心に見つめて、それでいてユーラ自身をちっとも見ないでただ”自分の理想”を押しつけてきた。
レックスがデザインして作ったという装飾品やドレスを渡される時。その”彼の中でしか存在しない理想”を求めるどろりとした熱のこもった瞳にさらされていると、ユーラは領地で育てている虫になった気分になる。
――その虫は、人間のために大切に育てられて、人間が喜ぶきれいな糸を吐き出して。最後は干からびて死ぬ。
――俺に”似合う女性”になれ
レックスにそうささやかれるたびに、ユーラは彼のために美しく磨かれ、やがて彼の家の繁栄のために子どもを産まされる虫になったような気がして。いつしか、レックスに恐怖と嫌悪を感じるようになり、彼の前では一切心を閉ざすようになった。そして、自分を否定され続けたユーラの世界からは好きな色が消えてしまった。
世界に色が戻ってきたのは、女神に愛されこの国のすべての人々から敬愛されるミレイ・メルティス侯爵令嬢と偶然会ったことだった。
皆に愛され幸せな彼女はみじめに打ちひしがれるユーラを見ると励ますように言った。
「それ、あなたには似合わないわ。あなただって本当は好きではないのでしょう? 嫌いな物を無理に着けて自分の心を傷つけるなんて、心を美しく彩ることで生まれる幸せを愛する女神様も悲しまれるわ。あなたも素敵な物を探してみて」
(私の好きな物……)
ミレイの温かい言葉にユーラはレックスに見つからないように心の奥底に隠していた好きな色や物を思い出した。そして、少しずつ好きを探して増やしていった。
幸か不幸か、ミレイとのやりとりを聞きかじった周りからレックスの婚約者として”似合わない”と蔑まれるようになり、プライドを傷つけられたレックスはユーラを嫌って近づいてこなくなった。
――そして、ミレイと出会ったことがきっかけで、似合わない2人の不幸な婚約は解消された。
「お、ドレス届いたのか、俺にも見せて! ……うわ~、さすが侯爵家御用達の仕立て屋だ。鮮やかな海色を活かしながら細かい刺繍と小粒の真珠で微妙に色を変えて。スカートに白とフリルを入れてうまく波を表して。まさに俺たちが考えたデザインそのまんまだ!!」
「ありがとうラング。皆が考えてくれたおかげで、私の理想が叶ったすごく素敵なドレスになったわ。学園祭で着るのが楽しみだわ!」
「そうだな。何てったって、小さい頃からユーラが憧れていた海色のドレスだもんな! 俺も大人になったユーラのドレス姿、楽しみにしてるよ!!……あ、一応言っておくけど、体型は変えないようにな? 特にここ」
「わかっています!! もう、何てこと言うのよ! 最低っ!!」
わざとらしくありもしない腹肉をつまんだラングにユーラが怒ると彼はけらけらと笑った。幼い頃と変わらずじゃれあう2人をユーラの母も微笑まし気に見守る。
ラング・クルール子爵令息はユーラの母方の親戚だ。ユーラと同じ赤みが強いツンツンした金髪と領地の海の色の瞳をした彼とは兄妹のように遊んでいた。
ユーラが婚約してからは疎遠になっていたが。ユーラが第2王子の婚約者のアクス公爵令嬢に誘われて入った手芸を趣味にする学生たちが集まるクラブで顔を会わせたことでまた話をするようになった。
顔の広いラングは面倒見の良いクラブリーダーのアクス公爵令嬢の力を借りて、レックスとミレイの噂を仕入れてくれた。そして、メルティス侯爵家は愛娘のお気に入りのレックスを婚約者として望んでいるらしいだと突き止めてくれた。
それを知ったユーラの両親は、どうやったのか学園祭の前にユーラとレックスの婚約を解消してきた。
両親は「ユーラに学園祭を楽しんでほしかったから」と笑っていたが。今まで身分を笠に着て無理難題を押しつけてきたテニング伯爵家に粘り強く交渉してくれただろう両親の優しさに、ユーラは喜びと感謝の涙が止まらなかった。
その後、メルティス侯爵家は「娘の希望を叶えてくれたお礼」として、侯爵家がひいきにしている仕立て屋を紹介してくれた。
それを聞いたラングは「家にあった」と言ってユーラが好きな領地の海のような鮮やかな青色の生地を持ってきてくれ、アクス公爵令嬢率いるクラブの仲間たちは「メルティス侯爵令嬢に勝つ」と気合を入れてユーラが好きなデザインのドレスを考えてくれた。
そうしてたくさんの人たちの協力で出来上がったのが、今目の前にあるユーラの幸せを表した海のドレスだ。
上半身は光沢のある海色の生地で、同じ色のスカート部分に真白の挿し色をし、泡のような白いレースと小粒の真珠と刺繍で海面の煌めきを表している。流行の膨らんだドレスではなく、身体のラインに合わせてスカートを少しだけ膨らませたデザインはまるで一輪の青い花のようにも見える。髪を留めるバレッタにはラングが選んだ大粒のサファイアをはめ、イヤリングとネックレスにもサファイアと使っている。
学園祭のパートナーはラングが勤めてくれる。彼もまたユーラと同じ海色をまとうと言っており、お調子者の彼は「俺たち2人でこの国の流行を変えてやろうぜ!」と張り切っている。昔と変わらず底抜けに明るいラングの影響でユーラも初めてパーティーの日が来るのを楽しみにしている。
(メルティス様も自分が最高にきれいだと思うドレスを着て、学園祭を楽しまれるのね)
ドレスを見て幸せを噛みしめていると、ふと自分に声をかけてくれ、レックスから解放してくれたミレイを思い出した。
レックスがミレイに気に入られ、たびたび彼女に似合う装飾品をプレゼントしているのは学園中の噂になっている。
きっと自分の好きをすべて取り入れた最高のドレスを身にまとったミレイはとてもきれいだろう。
(メルティス様も良い思い出が作れますように)
ユーラの好きを取り戻すきっかけを作ってくれたミレイにユーラは深く感謝し、彼女の幸せを祈った。
「まあ、素敵なドレスだこと。まるでユーラが好きな領地の海をそのまま写しとったよう。ラング君たちに頼んで本当に良かったわね」
「こんなに美しいドレスを着て学園祭に出られるなんて、夢みたい……」
自分の名の由来になった海色のドレスを撫でると、真珠と波のような真っ白なレースを付けた海色のドレスもユーラの気持ちに応えるように淡く輝いたように見えた。
ユーラは初めて会った時から婚約者のレックスとテニング伯爵家が苦手だった。
自らの美貌に絶対の自信を持つ彼らは、他家のユーラにも自分たちの色と価値観を押しつけてきた。しかし、ユーラの鮮やかな容色は彼らが誇る淡い金と水色を拒否してしまい、レックスが好むフリルやレースといった砂糖菓子のような甘い装飾はしおれた花のように色あせさせてしまった。
いつまで経っても自分たちに馴染まない異物のユーラをテニング伯爵一家は蔑み、ユーラもまたどんなに努力しても婚家に疎まれることに疲れ果てた。長男だけは気にかけてくれたが、そのたびにレックスが憎しみの目を向けてくることに気づいてからは距離を置いた。
家族はユーラを心配して婚約を解消しようとしたが。横暴なテニング伯爵家は今度は妹を狙うかもしれない。ユーラは「テニング伯爵家にとって、私は似合わない存在なのだ」とひたすら心を殺して耐えた。
そのうち初めからユーラを嫌う夫人と姉、伯爵家の使用人たちはいない者として扱うようになった。しかし、婚約者のレックスだけは婚約者のユーラを熱心に見つめて、それでいてユーラ自身をちっとも見ないでただ”自分の理想”を押しつけてきた。
レックスがデザインして作ったという装飾品やドレスを渡される時。その”彼の中でしか存在しない理想”を求めるどろりとした熱のこもった瞳にさらされていると、ユーラは領地で育てている虫になった気分になる。
――その虫は、人間のために大切に育てられて、人間が喜ぶきれいな糸を吐き出して。最後は干からびて死ぬ。
――俺に”似合う女性”になれ
レックスにそうささやかれるたびに、ユーラは彼のために美しく磨かれ、やがて彼の家の繁栄のために子どもを産まされる虫になったような気がして。いつしか、レックスに恐怖と嫌悪を感じるようになり、彼の前では一切心を閉ざすようになった。そして、自分を否定され続けたユーラの世界からは好きな色が消えてしまった。
世界に色が戻ってきたのは、女神に愛されこの国のすべての人々から敬愛されるミレイ・メルティス侯爵令嬢と偶然会ったことだった。
皆に愛され幸せな彼女はみじめに打ちひしがれるユーラを見ると励ますように言った。
「それ、あなたには似合わないわ。あなただって本当は好きではないのでしょう? 嫌いな物を無理に着けて自分の心を傷つけるなんて、心を美しく彩ることで生まれる幸せを愛する女神様も悲しまれるわ。あなたも素敵な物を探してみて」
(私の好きな物……)
ミレイの温かい言葉にユーラはレックスに見つからないように心の奥底に隠していた好きな色や物を思い出した。そして、少しずつ好きを探して増やしていった。
幸か不幸か、ミレイとのやりとりを聞きかじった周りからレックスの婚約者として”似合わない”と蔑まれるようになり、プライドを傷つけられたレックスはユーラを嫌って近づいてこなくなった。
――そして、ミレイと出会ったことがきっかけで、似合わない2人の不幸な婚約は解消された。
「お、ドレス届いたのか、俺にも見せて! ……うわ~、さすが侯爵家御用達の仕立て屋だ。鮮やかな海色を活かしながら細かい刺繍と小粒の真珠で微妙に色を変えて。スカートに白とフリルを入れてうまく波を表して。まさに俺たちが考えたデザインそのまんまだ!!」
「ありがとうラング。皆が考えてくれたおかげで、私の理想が叶ったすごく素敵なドレスになったわ。学園祭で着るのが楽しみだわ!」
「そうだな。何てったって、小さい頃からユーラが憧れていた海色のドレスだもんな! 俺も大人になったユーラのドレス姿、楽しみにしてるよ!!……あ、一応言っておくけど、体型は変えないようにな? 特にここ」
「わかっています!! もう、何てこと言うのよ! 最低っ!!」
わざとらしくありもしない腹肉をつまんだラングにユーラが怒ると彼はけらけらと笑った。幼い頃と変わらずじゃれあう2人をユーラの母も微笑まし気に見守る。
ラング・クルール子爵令息はユーラの母方の親戚だ。ユーラと同じ赤みが強いツンツンした金髪と領地の海の色の瞳をした彼とは兄妹のように遊んでいた。
ユーラが婚約してからは疎遠になっていたが。ユーラが第2王子の婚約者のアクス公爵令嬢に誘われて入った手芸を趣味にする学生たちが集まるクラブで顔を会わせたことでまた話をするようになった。
顔の広いラングは面倒見の良いクラブリーダーのアクス公爵令嬢の力を借りて、レックスとミレイの噂を仕入れてくれた。そして、メルティス侯爵家は愛娘のお気に入りのレックスを婚約者として望んでいるらしいだと突き止めてくれた。
それを知ったユーラの両親は、どうやったのか学園祭の前にユーラとレックスの婚約を解消してきた。
両親は「ユーラに学園祭を楽しんでほしかったから」と笑っていたが。今まで身分を笠に着て無理難題を押しつけてきたテニング伯爵家に粘り強く交渉してくれただろう両親の優しさに、ユーラは喜びと感謝の涙が止まらなかった。
その後、メルティス侯爵家は「娘の希望を叶えてくれたお礼」として、侯爵家がひいきにしている仕立て屋を紹介してくれた。
それを聞いたラングは「家にあった」と言ってユーラが好きな領地の海のような鮮やかな青色の生地を持ってきてくれ、アクス公爵令嬢率いるクラブの仲間たちは「メルティス侯爵令嬢に勝つ」と気合を入れてユーラが好きなデザインのドレスを考えてくれた。
そうしてたくさんの人たちの協力で出来上がったのが、今目の前にあるユーラの幸せを表した海のドレスだ。
上半身は光沢のある海色の生地で、同じ色のスカート部分に真白の挿し色をし、泡のような白いレースと小粒の真珠と刺繍で海面の煌めきを表している。流行の膨らんだドレスではなく、身体のラインに合わせてスカートを少しだけ膨らませたデザインはまるで一輪の青い花のようにも見える。髪を留めるバレッタにはラングが選んだ大粒のサファイアをはめ、イヤリングとネックレスにもサファイアと使っている。
学園祭のパートナーはラングが勤めてくれる。彼もまたユーラと同じ海色をまとうと言っており、お調子者の彼は「俺たち2人でこの国の流行を変えてやろうぜ!」と張り切っている。昔と変わらず底抜けに明るいラングの影響でユーラも初めてパーティーの日が来るのを楽しみにしている。
(メルティス様も自分が最高にきれいだと思うドレスを着て、学園祭を楽しまれるのね)
ドレスを見て幸せを噛みしめていると、ふと自分に声をかけてくれ、レックスから解放してくれたミレイを思い出した。
レックスがミレイに気に入られ、たびたび彼女に似合う装飾品をプレゼントしているのは学園中の噂になっている。
きっと自分の好きをすべて取り入れた最高のドレスを身にまとったミレイはとてもきれいだろう。
(メルティス様も良い思い出が作れますように)
ユーラの好きを取り戻すきっかけを作ってくれたミレイにユーラは深く感謝し、彼女の幸せを祈った。
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