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076商人とは国を維持する為の血液
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エチゴは大量に食料を用意していた。
これを持って、周囲の町を回り販売を行う。
商人とは国を維持する為の血液だと考えていた。村の存続に力を貸すのが商人の務めだと。
ただ、慈善事業ではないので当然利益を求める必要が有る。
無理をして他人を助ける事で、自分達が助けられる側になってしまっては本末転倒だ。
拓が金額を同じで大量の荷物を運んでくれるという提案は有難い事だった。
拓のアイテムボックスの容量の秘密を守ることでお互いにメリットが有る。
後は貴族に販売する商品を用意して利益を上げれば良い。
拓が居るのなら、どのように町を回って特産品を流通させるのが一番効果が高いかを考えれば良いだけだ。
OZとクリームは町に戻ってくるとエチゴの店に寄っていた。
その都度、エチゴは食料を拓のアイテムボックスに預けて、残りの容量を確認していたが問題ないとの回答が返ってくる。
拓が騙すとは考え難いが、念のため残り半分の食料と貴族への売る品は出発当日に収納してもらうことにした。
そしてOZは帰ってくると討伐した十数体分の魔獣の素材ををエチゴ屋に下ろしていく。
下ろす中に肉が無いので聞いてみると、自分達が食べる為に保管しているとの事。
拓は少し考え、自分達にとって味のランクが落ちる肉を立ち寄る村で売れないか聞いてくる。
「十分に売れますよ。しかし、その辺の魔獣の肉なら王都で販売した方が高く売れますが良いのですか?」
エチゴは何の魔獣の肉かを確認しアドバイスを提示したが、移動時に立ち寄る村で販売したいと言うので
村でエチゴが用意した食料と一緒に販売し、売り上げをそのままOZに渡すことにした。
移動が始まり、王都から少し離れると魔獣の遭遇率が上がる。
王都周辺は定期的に魔獣の討伐を行っているが、離れた所まで手が回らないのが実情だ。
勇者によって状況はかなり改善されていたが、魔獣の発生が多過ぎ現状維持となっている。
拓のサポート特訓を兼ねて魔獣の退治を行い、倒した魔獣は全て拓のアイテムボックスに収納し、
時間が出来ると倒した魔獣の解体作業を行う。
肉については全て拓が受け取り、それ以外の得られた素材はOZ、クリームのメンバーで頭割りとする。
肉はアイテムボックスを使う拓への礼だが、移動中の食材として使っていた。
王都から離れ、明日泊まる村では食料品の販売を行う予定で2泊することになる。
ガラとレオが拓が作ったカクテルの話をした為、全員が酒を飲める事を楽しみにしていた。
目的の村に着いたが、雰囲気が暗い。
エチゴが明日からの販売について挨拶をするために村長を伺おうと考えていたが、宿の方に村長の方から訪ねて来た。
「傷薬が有れば、直ぐにでも売ってもらえないだろうか。」
村長がいきなり傷薬を求めて来たので状況を確認すると、数日前に魔獣が襲って来て何とか防いだものの大勢の怪我人が出ていた。
治癒魔法が使える医者が居るが魔力が切れ、薬も底をついている。
領主の元へと救助要請を出したが、救助が来たとしても後数日は掛かってしまうとの事。
「状況は分かりましたが、酷い怪我に効果のある薬の在庫はそれほど有りません。」
王都においても十分な薬が出回っている訳では無く、どうしても制限がでてしまう。
自分達の為の薬もあるが、それを売る訳にはいかない。
これを持って、周囲の町を回り販売を行う。
商人とは国を維持する為の血液だと考えていた。村の存続に力を貸すのが商人の務めだと。
ただ、慈善事業ではないので当然利益を求める必要が有る。
無理をして他人を助ける事で、自分達が助けられる側になってしまっては本末転倒だ。
拓が金額を同じで大量の荷物を運んでくれるという提案は有難い事だった。
拓のアイテムボックスの容量の秘密を守ることでお互いにメリットが有る。
後は貴族に販売する商品を用意して利益を上げれば良い。
拓が居るのなら、どのように町を回って特産品を流通させるのが一番効果が高いかを考えれば良いだけだ。
OZとクリームは町に戻ってくるとエチゴの店に寄っていた。
その都度、エチゴは食料を拓のアイテムボックスに預けて、残りの容量を確認していたが問題ないとの回答が返ってくる。
拓が騙すとは考え難いが、念のため残り半分の食料と貴族への売る品は出発当日に収納してもらうことにした。
そしてOZは帰ってくると討伐した十数体分の魔獣の素材ををエチゴ屋に下ろしていく。
下ろす中に肉が無いので聞いてみると、自分達が食べる為に保管しているとの事。
拓は少し考え、自分達にとって味のランクが落ちる肉を立ち寄る村で売れないか聞いてくる。
「十分に売れますよ。しかし、その辺の魔獣の肉なら王都で販売した方が高く売れますが良いのですか?」
エチゴは何の魔獣の肉かを確認しアドバイスを提示したが、移動時に立ち寄る村で販売したいと言うので
村でエチゴが用意した食料と一緒に販売し、売り上げをそのままOZに渡すことにした。
移動が始まり、王都から少し離れると魔獣の遭遇率が上がる。
王都周辺は定期的に魔獣の討伐を行っているが、離れた所まで手が回らないのが実情だ。
勇者によって状況はかなり改善されていたが、魔獣の発生が多過ぎ現状維持となっている。
拓のサポート特訓を兼ねて魔獣の退治を行い、倒した魔獣は全て拓のアイテムボックスに収納し、
時間が出来ると倒した魔獣の解体作業を行う。
肉については全て拓が受け取り、それ以外の得られた素材はOZ、クリームのメンバーで頭割りとする。
肉はアイテムボックスを使う拓への礼だが、移動中の食材として使っていた。
王都から離れ、明日泊まる村では食料品の販売を行う予定で2泊することになる。
ガラとレオが拓が作ったカクテルの話をした為、全員が酒を飲める事を楽しみにしていた。
目的の村に着いたが、雰囲気が暗い。
エチゴが明日からの販売について挨拶をするために村長を伺おうと考えていたが、宿の方に村長の方から訪ねて来た。
「傷薬が有れば、直ぐにでも売ってもらえないだろうか。」
村長がいきなり傷薬を求めて来たので状況を確認すると、数日前に魔獣が襲って来て何とか防いだものの大勢の怪我人が出ていた。
治癒魔法が使える医者が居るが魔力が切れ、薬も底をついている。
領主の元へと救助要請を出したが、救助が来たとしても後数日は掛かってしまうとの事。
「状況は分かりましたが、酷い怪我に効果のある薬の在庫はそれほど有りません。」
王都においても十分な薬が出回っている訳では無く、どうしても制限がでてしまう。
自分達の為の薬もあるが、それを売る訳にはいかない。
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