欲にまみれた楽しい冒険者生活

小狸日

文字の大きさ
211 / 586

211欲求不満

しおりを挟む
拓とクリームは無事に村に帰ってくると、エチゴ達だけでなく村人達にも迎えられた。
フェアリーロゼが作っていたコロニーを破壊し、妖精を全滅させた事を伝えると、そのまま宿で休ませてもらうことにした。

「拓、この魔道具ありがとう。これが無ければ戦う事も出来なかったわ。」

ジェニファーとロビンは魔道具を返し礼を言う。
そして、ジークの治療費についての話になったが、

「別に良いよ。そもそも、村を回っている間は無料で治療をしているし。」

その代わり、フェアリーロゼと妖精から回収した羽を皆で等分することにした。

「有難いけど、良いのかな?」
「治療が無くてもそうするつもりだったよ。あのロッドが無ければ戦えなかったから。」
「信じられない魔法の集中砲火だったしな。あんなの初めて見たぞ。」

拓がロッドの魔力残量を確認すると空。

「満タンにしていたけど使い切ったんだ。俺も一斉射撃をやってみたかったな。
 良かったら買う?」

拓はロッドに魔力を貯めながら、ジェニファーとロビンに話を振ると

「買うって、幾らすると思っているのよ。私達には無理よ。」
「それに、こんなのを持っているのを知られたら大変よ。面倒事が増えるわ。」

断れてしまったが、2人も十分に使えるので何か有った時に貸せば良いだろう。

「所で、拓が使った治癒魔法のロッドだけど、あれが有ればホワイトジャックにならないでも良いんじゃない?」
「それは考えたけど、どこから手に入れたかが問題になるから。
 攻撃用のロッドは中級魔法しか使えませんが、これ上級魔法が使えるので。
 治癒魔法で使いたいのは上級魔法なので、中級魔法なら必要ないですしね。」

良い手が考えつかず、暫くはニコラスにホワイトジャックをしてもらう事になった。


「今回は色々と大変だったよ。」

宿の部屋に戻ると、拓はガラとレオに抱き付いて匂いを嗅ぐ。
今回は本当に大変だったと思い、2人は優しく拓を抱きしめたのだが、
ジークの事で焦りはしたが、ロッドを使い問題なく治療を行い、後は十分に休むことも出来ていた。

拓にとって大変だったのは、横で半裸のジークが寝ているのに我慢していた事だった。
身体を洗っていた時の、筋肉の弾力。
形の良い肉棒に、プリっと張った大きな尻。
思い出すだけで、肉棒が痛いほどに硬くなってしまう。
今こそ呪いを使うべきタイミングではないかと理性と欲望の狭間で悶々としていた。

「ジークも無事に帰って来れたし、拓が居なければどうなっていたか分かんねぇよな。って、何興奮してるんだよ。」

拓はレオの言葉も適当に流し、既にズボンの前が盛り上がっていた。
今まで我慢していた分、拓は限界だった。
ガラとレオはお互いに顔を見合わし笑うと、キスをして舌を絡めると拓を持ち上げベットへ運んだ。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

一夜限りで終わらない

ジャム
BL
ある会社員が会社の飲み会で酔っ払った帰りに行きずりでホテルに行ってしまった相手は温厚で優しい白熊獣人 でも、その正体は・・・

男だって愛されたい!

朝顔
BL
レオンは雑貨店を営みながら、真面目にひっそりと暮らしていた。 仕事と家のことで忙しく、恋とは無縁の日々を送ってきた。 ある日父に呼び出されて、妹に王立学園への入学の誘いが届いたことを知らされる。 自分には関係のないことだと思ったのに、なぜだか、父に関係あると言われてしまう。 それには、ある事情があった。 そしてその事から、レオンが妹の代わりとなって学園に入学して、しかも貴族の男性を落として、婚約にまで持ちこまないといけないはめに。 父の言うとおりの相手を見つけようとするが、全然対象外の人に振り回されて、困りながらもなぜだか気になってしまい…。 苦労人レオンが、愛と幸せを見つけるために奮闘するお話です。

黒に染まる

曙なつき
BL
“ライシャ事変”に巻き込まれ、命を落としたとされる美貌の前神官長のルーディス。 その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。 事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。 不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルースと名付けられ、見習い神官として育てられることになった。 ※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。

突然の花嫁宣告を受け溺愛されました

やらぎはら響
BL
暁尚里(あかつきなおり)は赤貧ながらバイト先の黒崎(くろさき)の元で細々と働いていた。 黒崎はアルバナハルという、マナという世界人口の六割が使えるといわれる自然を操る超常能力者を多く輩出している南国の島に憧れていた。 その影響でアルバナハル語を話せる尚里。 ある日お使いを頼まれた本屋で、アルバナハルの軍事総司令官であるルキアージュに出会い、突然自分の花嫁だと告げられる。 さらに彼には今までの前世の記憶があると言われ、うさん臭さを感じる尚里。 他サイトでも発表しています。

異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる

ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。 アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。 異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。 【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。 αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。 負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。 「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。 庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。 ※Rシーンには♡マークをつけます。

騎士が花嫁

Kyrie
BL
めでたい結婚式。 花婿は俺。 花嫁は敵国の騎士様。 どうなる、俺? * 他サイトにも掲載。

エリート上司に完全に落とされるまで

琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。 彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。 そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。 社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。

【完結】僕は、メタルスライムに転生しちゃった。2

そば太郎
BL
僕は、平凡な男子高校生だったんだ。あの日までは・・・。 気がついたら、森の中にいて、何故かメタルスライムになっていた・・・。 え? そんな僕が、三白眼のガチムチな冒険者のお嫁さんを手に入れた!さぁ、頑張って、可愛がるぞぉ♡♡♡⬅️今は、ここから少し先に進んだ未来♡♡ぐへへ、赤ちゃん出来ちゃった♡♡もちろん、スライム♡♡ ※メタルスライムとは、攻撃が1しか入らず、しかもヒットの確率は限りなく低い。運良く倒すと。経験値が爆上がり!なスライム。しかし、主人公はちょっと特殊みたいで・・・。 ⚠️赤ちゃんスライム産みましたし、現在進行形で孕んでいます♡♡ ⚠️スライム×ガチムチ冒険者 ムーンさんでも投稿しています。少し題名変えてますけど。

処理中です...