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503テント設備
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拓は城から戻ると、OZ、エチゴ、アル、クリームと合流し、王都の状態を確認するが、勇者や兵士達のお陰で安全は保たれていた。
「そっか、みんな無事で良かったよ。」
「勇者や軍の力で安全は保てているが、魔獣の脅威は増している。
冒険者達もそれは理解していて、力の有る奴は少しでも多くの魔獣を討伐しようとしている。
逆に、休憩所が完備されたからと王都から逃げ出す奴も少なからずいる。」
拓もその辺は当然の結果だと思っていた。
とりあえず、依頼をしていた魔道具のテントの内装を整える事に
先ずは個室を仕切る壁の設置をしてもらうために大工の所へ
既に準備がされていて、半日も掛からず衝立で仕切られた部屋からしっかりした壁の個室に変身。
個室は両側に5部屋づつの計10部屋。場所を取らない様に、扉は引き戸にしている。
中央はテーブルをそのままにしてリビング。他にキッチンと水回りのスペースが用意されている。
予定より壁の素材が上級なのになっているので、拓が聞いてみると
「木材を仕入れている商人が、拓さんの名前を聞いてこちらを提供してくれた。
上乗せ分のお代は向う持ちなんで安心してくれ。」
色合は拓の指定した通りだが、質感が良く防音効果も高くなっている。
拓は礼を言って、設置する魔道具や家具を受け取りに行ったのだが・・・
「あの、注文したのは、もっと簡易的だったはずですが。」
「こちらは商人の方々から料金を受け取っていますので、追加の料金は必要ありません。
こちらで勝手に選びなおしましたので、お気に召さなければ変更させて頂きます。」
「いえ、とても素晴らしくて驚いています。問題ありません。」
受け取ったのは一級品と言える物だった。
拓の考えていたイメージをずっと良くした感じで品が有る。
OZが普段使っているテントの設備に引けを取らないだろう。
「エチゴさん、もしかして俺の行動って商人に筒抜けとか?」
「魔道具のテントを使い、これだけ大量に発注を行なえば目立ちますからね。休憩所のお礼なのでしょう。
ですので気にせず受け取ってください。」
拓は個人情報駄々洩れ?とも思いながらも、キッチンや水回りの魔道具を取り付けている間に家具類を運んでしまう。
「本当に、素晴らしい魔道具ですね。もっと小型のが有れば、是非とも購入したい逸品です。」
店主が感心しながらも、部屋の飾りとして絵などを進めて来る所が抜け目ない。
拓も割引価格で提供してくれたので、明るい感じの絵を飾る事にした。
エチゴの方でも、各部屋にちょっとした絵を購入してくれ飾ってくれたので、ずっと雰囲気が良くなっていた。
「最後は俺達だな。拓が城に行っている間に、色々と調べておいたんだ。」
クリームのメンバーが皆を引っ張って冷蔵の魔道具を見に行く。
その中で、一番キッチンに似合うのを選んで購入。
追加で調度品、間接照明等を設置すると、予定以上の出来栄えになっていた。
個室はベットとサイドテーブルだけしか置くスペースは無いがクローゼットも付けているので十分だろう。
出来上がった内装を見たジークが拓にお願いをする。
「拓、勇者との特訓を始めるまで、このテントに泊めてもらえないか?」
「それは良いけど、色々と土産を配りに回るから食事までは準備できないよ。
後、勇者だけでなく、サリナ姫とかも泊まるから汚さないようにね。」
「ここに王族が泊まるなんて大丈夫なのか?」
「気分転換にスラム街で一泊するだけだから問題ないよ。」
ジークは驚きながらも、スラム街で拓と一緒なら問題ないと考えていた。
エチゴと別れ、OZとクリームはスラム街へ向かうと、ゴルゴ、サブそしてセルガが迎えてくれた。
拓は魔獣の解体を依頼しテントを張ると、金狼のメンバーが顔を出してくれた。
「何で、金狼のメンバーがここに居るのですか?」
「ゴルゴに誘ってもらって、拠点をここにしたんだ。」
不思議そう聞く拓に、ロウガが答えてくれた。
2軒購入し、2グループに分かれて住んでいるとの事。
拓はロウガと握手をしならが、ロウガとハンスはゴルゴ達と4Pでもしているのかと妄想を掻き立てられていた。
ロウガ達は仲間と一緒という事なら、やるとしたらゴルゴの家か・・・
皆との食事を終えると、拓は自分のテントで地図を確認する。
「拓、ガラ、気を付けろよ。」
「確認するだけだよ。浩司達の特訓の前にもう少し下調べをしておかないと。後の対応は宜しくね。」
「任せておけ。誰かが来たら、拓が夜遊びに行ったことにしておくよ。」
「助かるよ。じゃあ、行ってくる。」
拓は姿を隠すと、空を飛んだ。
拓が探索魔法の結果を聞いて、ガラが地図に記載する。
「ガラは優先順位を付けられるか?」
「何とかなりそうだ。しかし4人だけで、何処まで倒せるかが問題だな。」
「空から攻撃を行うだけだから効率は良いと思う。後は接近戦の特訓だよね。」
「その辺は、皆が協力してくれるから大丈夫だ。今夜はもう一回りして、調査は終わりにしよう。
明日は、また別の方面を確認するぞ。」
知り合いに挨拶するのを後にして、拓とガラは夜遅くまで調査を続けた。
「そっか、みんな無事で良かったよ。」
「勇者や軍の力で安全は保てているが、魔獣の脅威は増している。
冒険者達もそれは理解していて、力の有る奴は少しでも多くの魔獣を討伐しようとしている。
逆に、休憩所が完備されたからと王都から逃げ出す奴も少なからずいる。」
拓もその辺は当然の結果だと思っていた。
とりあえず、依頼をしていた魔道具のテントの内装を整える事に
先ずは個室を仕切る壁の設置をしてもらうために大工の所へ
既に準備がされていて、半日も掛からず衝立で仕切られた部屋からしっかりした壁の個室に変身。
個室は両側に5部屋づつの計10部屋。場所を取らない様に、扉は引き戸にしている。
中央はテーブルをそのままにしてリビング。他にキッチンと水回りのスペースが用意されている。
予定より壁の素材が上級なのになっているので、拓が聞いてみると
「木材を仕入れている商人が、拓さんの名前を聞いてこちらを提供してくれた。
上乗せ分のお代は向う持ちなんで安心してくれ。」
色合は拓の指定した通りだが、質感が良く防音効果も高くなっている。
拓は礼を言って、設置する魔道具や家具を受け取りに行ったのだが・・・
「あの、注文したのは、もっと簡易的だったはずですが。」
「こちらは商人の方々から料金を受け取っていますので、追加の料金は必要ありません。
こちらで勝手に選びなおしましたので、お気に召さなければ変更させて頂きます。」
「いえ、とても素晴らしくて驚いています。問題ありません。」
受け取ったのは一級品と言える物だった。
拓の考えていたイメージをずっと良くした感じで品が有る。
OZが普段使っているテントの設備に引けを取らないだろう。
「エチゴさん、もしかして俺の行動って商人に筒抜けとか?」
「魔道具のテントを使い、これだけ大量に発注を行なえば目立ちますからね。休憩所のお礼なのでしょう。
ですので気にせず受け取ってください。」
拓は個人情報駄々洩れ?とも思いながらも、キッチンや水回りの魔道具を取り付けている間に家具類を運んでしまう。
「本当に、素晴らしい魔道具ですね。もっと小型のが有れば、是非とも購入したい逸品です。」
店主が感心しながらも、部屋の飾りとして絵などを進めて来る所が抜け目ない。
拓も割引価格で提供してくれたので、明るい感じの絵を飾る事にした。
エチゴの方でも、各部屋にちょっとした絵を購入してくれ飾ってくれたので、ずっと雰囲気が良くなっていた。
「最後は俺達だな。拓が城に行っている間に、色々と調べておいたんだ。」
クリームのメンバーが皆を引っ張って冷蔵の魔道具を見に行く。
その中で、一番キッチンに似合うのを選んで購入。
追加で調度品、間接照明等を設置すると、予定以上の出来栄えになっていた。
個室はベットとサイドテーブルだけしか置くスペースは無いがクローゼットも付けているので十分だろう。
出来上がった内装を見たジークが拓にお願いをする。
「拓、勇者との特訓を始めるまで、このテントに泊めてもらえないか?」
「それは良いけど、色々と土産を配りに回るから食事までは準備できないよ。
後、勇者だけでなく、サリナ姫とかも泊まるから汚さないようにね。」
「ここに王族が泊まるなんて大丈夫なのか?」
「気分転換にスラム街で一泊するだけだから問題ないよ。」
ジークは驚きながらも、スラム街で拓と一緒なら問題ないと考えていた。
エチゴと別れ、OZとクリームはスラム街へ向かうと、ゴルゴ、サブそしてセルガが迎えてくれた。
拓は魔獣の解体を依頼しテントを張ると、金狼のメンバーが顔を出してくれた。
「何で、金狼のメンバーがここに居るのですか?」
「ゴルゴに誘ってもらって、拠点をここにしたんだ。」
不思議そう聞く拓に、ロウガが答えてくれた。
2軒購入し、2グループに分かれて住んでいるとの事。
拓はロウガと握手をしならが、ロウガとハンスはゴルゴ達と4Pでもしているのかと妄想を掻き立てられていた。
ロウガ達は仲間と一緒という事なら、やるとしたらゴルゴの家か・・・
皆との食事を終えると、拓は自分のテントで地図を確認する。
「拓、ガラ、気を付けろよ。」
「確認するだけだよ。浩司達の特訓の前にもう少し下調べをしておかないと。後の対応は宜しくね。」
「任せておけ。誰かが来たら、拓が夜遊びに行ったことにしておくよ。」
「助かるよ。じゃあ、行ってくる。」
拓は姿を隠すと、空を飛んだ。
拓が探索魔法の結果を聞いて、ガラが地図に記載する。
「ガラは優先順位を付けられるか?」
「何とかなりそうだ。しかし4人だけで、何処まで倒せるかが問題だな。」
「空から攻撃を行うだけだから効率は良いと思う。後は接近戦の特訓だよね。」
「その辺は、皆が協力してくれるから大丈夫だ。今夜はもう一回りして、調査は終わりにしよう。
明日は、また別の方面を確認するぞ。」
知り合いに挨拶するのを後にして、拓とガラは夜遅くまで調査を続けた。
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