532 / 586
532頑張り過ぎ?
しおりを挟む
拓は自分にあてがわれた部屋にガラとレオを呼ぶ。
「ちょっと、瘴気の吹き溜まり付近の様子を見て来る。部屋を開けている間、適当に対応して貰っても良いかな。」
ガラも同行する事にし、レオにダイフクを預けて居ない間の事を頼む事にした。
拓はベランダに出ると、姿を消して一気に森へ向かって飛んだ。
居ない間、部屋にルーカスやハックが訪ねて来たが、レオはOZとしての重要な話し合いをしているから話は明日にして欲しいと言って追い返していた。
拓は空を飛びながら探索魔法を使ったが、魔獣は居るものの目立った個体は引っかからない。
「特に危険な魔獣が現れた様子は無いな。」
「拓、もう少し奥の方まで調べておかないか。」
ガラに言われ、探索範囲を広げてみたが、状況は変わらない。
「瘴気の吹き溜まりが活発になっている影響で、大量の魔獣が発生したという感じなのかな。」
今は落ち着いているので、暫くは問題は無さそうだった。
屋敷に戻りレオとも情報を共有していると、拓が眠そうだった。
後はガラからレオに話をする事にし、2人は拓に軽くキスをすると自分の部屋へと戻る事にした。
次の日、拓が目を覚めるを既に日は高かった。
他のメンバーは全員起きていて、少し早い昼食を頂いた所で屋敷を後にした。
エチゴ商隊は商人、鍛冶屋と回り、キラーアントの素材を売りさばく。
魔獣により近くの村が襲われたばかりで、良い値段で売れる。
今回ルーカスとハックは可能な場合はエチゴの交渉にも立ち会わせてもらっている。
「エチゴさん。商人が買われるのは転売目的ですか?」
「それも有るかも知れませんが、自分達や護衛に対する防具用が主な目的でしょう。」
ルーカスとハックはエチゴの話を聞いて納得していた。
エチゴも何か有れば2人に丁寧に説明をしている。
拓がその様子を感心して見ていると、ジークが話しかけて来た。
「今朝もルーカスは俺達と剣を振って、ハックはジェニファーやロビンに魔法について色々と教わっていたぞ。
俺達も仕事上貴族の子供を見ているが、あの2人は特に勤勉だな。」
拓としては、もっと遊べばいいのにと思ってしまうが、子供でも貴族としての責務とかが有るのかも知れない。
ただ、これで良いとは思っていない。
今日1日でエチゴの仕事も終わったので、次の日は拓は朝から2人を連れて町の観光をする事にした。
「あの、こんな風に遊んでいて良いのでしょうか?」
「何を言っているんだよ。今日は1日遊ぶよ。」
サリナ姫の作ったガイドブックを参考に全員で色々と回ってみる。
と言っても、クリーム主導で食べ歩きに近いものになっているが・・・
「だいぶ回復してきたとはいえ、まだまだ完全では無いわね。」
「そうね。ここの料理ってもっと美味しかったのよね。残念だけど瘴気の吹き溜まりが治まるまでは無理か。」
以前より良くなっているが、以前と同じレベルに戻るまで時間が掛かりそうだ。
「やっぱり食材なんですかね。」
「そうね。この辺でも主食は何とかなるけど香辛料とかは後回しになっているから。」
「料理に香辛料って大切ですよね。仕方ないか。」
拓とジェニファーの会話を聞きながら、ルーカスとハックは王都周囲の現状を理解しようとしてた。
拓はその様な事を全く考えてもいなかったが・・・
夕食を取り終えると、ルーカスとハックは本を取り出し勉強をする。
「エチゴさん。2人とも頑張り過ぎじゃないですか?
ある程度遊ばないと、感情が爆発したりしないですかね?」
拓は心配してしまうが、
「彼等は目指す目標が有って、自ら進んで行っているので大丈夫でしょう。
拓さんは、何か有った時、彼等を支えられる様に見守ってあげれば十分ですよ。」
エチゴに諭されてしまう。
拓は昔の自分と比べ、2人に感心するしかなかった。
「ちょっと、瘴気の吹き溜まり付近の様子を見て来る。部屋を開けている間、適当に対応して貰っても良いかな。」
ガラも同行する事にし、レオにダイフクを預けて居ない間の事を頼む事にした。
拓はベランダに出ると、姿を消して一気に森へ向かって飛んだ。
居ない間、部屋にルーカスやハックが訪ねて来たが、レオはOZとしての重要な話し合いをしているから話は明日にして欲しいと言って追い返していた。
拓は空を飛びながら探索魔法を使ったが、魔獣は居るものの目立った個体は引っかからない。
「特に危険な魔獣が現れた様子は無いな。」
「拓、もう少し奥の方まで調べておかないか。」
ガラに言われ、探索範囲を広げてみたが、状況は変わらない。
「瘴気の吹き溜まりが活発になっている影響で、大量の魔獣が発生したという感じなのかな。」
今は落ち着いているので、暫くは問題は無さそうだった。
屋敷に戻りレオとも情報を共有していると、拓が眠そうだった。
後はガラからレオに話をする事にし、2人は拓に軽くキスをすると自分の部屋へと戻る事にした。
次の日、拓が目を覚めるを既に日は高かった。
他のメンバーは全員起きていて、少し早い昼食を頂いた所で屋敷を後にした。
エチゴ商隊は商人、鍛冶屋と回り、キラーアントの素材を売りさばく。
魔獣により近くの村が襲われたばかりで、良い値段で売れる。
今回ルーカスとハックは可能な場合はエチゴの交渉にも立ち会わせてもらっている。
「エチゴさん。商人が買われるのは転売目的ですか?」
「それも有るかも知れませんが、自分達や護衛に対する防具用が主な目的でしょう。」
ルーカスとハックはエチゴの話を聞いて納得していた。
エチゴも何か有れば2人に丁寧に説明をしている。
拓がその様子を感心して見ていると、ジークが話しかけて来た。
「今朝もルーカスは俺達と剣を振って、ハックはジェニファーやロビンに魔法について色々と教わっていたぞ。
俺達も仕事上貴族の子供を見ているが、あの2人は特に勤勉だな。」
拓としては、もっと遊べばいいのにと思ってしまうが、子供でも貴族としての責務とかが有るのかも知れない。
ただ、これで良いとは思っていない。
今日1日でエチゴの仕事も終わったので、次の日は拓は朝から2人を連れて町の観光をする事にした。
「あの、こんな風に遊んでいて良いのでしょうか?」
「何を言っているんだよ。今日は1日遊ぶよ。」
サリナ姫の作ったガイドブックを参考に全員で色々と回ってみる。
と言っても、クリーム主導で食べ歩きに近いものになっているが・・・
「だいぶ回復してきたとはいえ、まだまだ完全では無いわね。」
「そうね。ここの料理ってもっと美味しかったのよね。残念だけど瘴気の吹き溜まりが治まるまでは無理か。」
以前より良くなっているが、以前と同じレベルに戻るまで時間が掛かりそうだ。
「やっぱり食材なんですかね。」
「そうね。この辺でも主食は何とかなるけど香辛料とかは後回しになっているから。」
「料理に香辛料って大切ですよね。仕方ないか。」
拓とジェニファーの会話を聞きながら、ルーカスとハックは王都周囲の現状を理解しようとしてた。
拓はその様な事を全く考えてもいなかったが・・・
夕食を取り終えると、ルーカスとハックは本を取り出し勉強をする。
「エチゴさん。2人とも頑張り過ぎじゃないですか?
ある程度遊ばないと、感情が爆発したりしないですかね?」
拓は心配してしまうが、
「彼等は目指す目標が有って、自ら進んで行っているので大丈夫でしょう。
拓さんは、何か有った時、彼等を支えられる様に見守ってあげれば十分ですよ。」
エチゴに諭されてしまう。
拓は昔の自分と比べ、2人に感心するしかなかった。
32
あなたにおすすめの小説
黒に染まる
曙なつき
BL
“ライシャ事変”に巻き込まれ、命を落としたとされる美貌の前神官長のルーディス。
その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。
事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。
不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルースと名付けられ、見習い神官として育てられることになった。
※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。
男だって愛されたい!
朝顔
BL
レオンは雑貨店を営みながら、真面目にひっそりと暮らしていた。
仕事と家のことで忙しく、恋とは無縁の日々を送ってきた。
ある日父に呼び出されて、妹に王立学園への入学の誘いが届いたことを知らされる。
自分には関係のないことだと思ったのに、なぜだか、父に関係あると言われてしまう。
それには、ある事情があった。
そしてその事から、レオンが妹の代わりとなって学園に入学して、しかも貴族の男性を落として、婚約にまで持ちこまないといけないはめに。
父の言うとおりの相手を見つけようとするが、全然対象外の人に振り回されて、困りながらもなぜだか気になってしまい…。
苦労人レオンが、愛と幸せを見つけるために奮闘するお話です。
突然の花嫁宣告を受け溺愛されました
やらぎはら響
BL
暁尚里(あかつきなおり)は赤貧ながらバイト先の黒崎(くろさき)の元で細々と働いていた。
黒崎はアルバナハルという、マナという世界人口の六割が使えるといわれる自然を操る超常能力者を多く輩出している南国の島に憧れていた。
その影響でアルバナハル語を話せる尚里。
ある日お使いを頼まれた本屋で、アルバナハルの軍事総司令官であるルキアージュに出会い、突然自分の花嫁だと告げられる。
さらに彼には今までの前世の記憶があると言われ、うさん臭さを感じる尚里。
他サイトでも発表しています。
【完結】僕は、メタルスライムに転生しちゃった。2
そば太郎
BL
僕は、平凡な男子高校生だったんだ。あの日までは・・・。
気がついたら、森の中にいて、何故かメタルスライムになっていた・・・。
え?
そんな僕が、三白眼のガチムチな冒険者のお嫁さんを手に入れた!さぁ、頑張って、可愛がるぞぉ♡♡♡⬅️今は、ここから少し先に進んだ未来♡♡ぐへへ、赤ちゃん出来ちゃった♡♡もちろん、スライム♡♡
※メタルスライムとは、攻撃が1しか入らず、しかもヒットの確率は限りなく低い。運良く倒すと。経験値が爆上がり!なスライム。しかし、主人公はちょっと特殊みたいで・・・。
⚠️赤ちゃんスライム産みましたし、現在進行形で孕んでいます♡♡
⚠️スライム×ガチムチ冒険者
ムーンさんでも投稿しています。少し題名変えてますけど。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる