異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~

小狸日

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044バーベキュー

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早速、バーベキューが始まった。
肉が良い感じに焼けてきた。

「そうそう、これを付けて食べようよ。」
「これって、拓がバッグの横に付けていた容器だよな。」
「焼いた肉に、中のタレを付けて食べるんだよ。」

とガラに渡したのは焼肉のタレ
エチゴさんに貰った酒、醤油、ミリンにリンゴの果汁と砂糖を加えた物にニンニクを漬けて、旅の間、容器に入れてバッグの横に付けておいた。
拡張バッグやアイテムボックスにしまうと漬け置きが出来ないので仕方が無い。
グリムには錬成術を使えば直ぐに出来上がるのにと言われたが、作る過程も楽しんだ方が面白いと答えて笑われた。

「では、無事に遺跡の横でキャンプを行え、感動的な夕日に巡り合えた事にカンパイ」

「「カンパイ」」」

ガラの音頭でバーベキューの始まりだ。
肉の焼ける良い匂いがする。さっそく、タレを付けて食べてみると

「「美味い」」

なかなかの高評価。ただ、俺的には辛味が欲しい所だ。
甘いだけだと味に飽ききる。浩司も満足しつつも物足りなさを感じている様だ。
試しに、同じく旅の途中で作った柚子胡椒を付けてみた。

「浩司、柚子胡椒がイケるぞ。」
「本当だ、良い感じに合う。少し多めに付けた方が美味いな。」

試しに付けてみたが、その辛味と風味が良い感じに合っていた。
それを見ていた他のメンバーも試すと気に入った様で、柚子胡椒が一気に減っていく。
腹が満足した所で焼き係を代わった。

「ほら、肉ばかり食べてないで野菜も食べろよ。」
「拓って、言う事が母ちゃんみたいだな。」

ケーマは変な突っ込みを入れつつも野菜を食べる。

「野菜にも、このタレって合うんだな。すげー美味い。」
「ケーマの家で取れた野菜だから尚更だよ。マヨネーズも作ったから使ってみるか?」

俺が言うと、ケーマもまんざらでもなさそうだ。
更にマヨネーズを掛けると「美味いな」そう言って更に野菜を大量に食べ始めた。
実際にケーマが持って来た野菜は美味しく、自分でも結構な量を食べていた。

見事に用意した串が全て食べ終わり、バーベキューは終了。
焼き肉のタレも殆ど無くなり、柚子胡椒は完全に無くなっていた。

「また作るしかないか。それにしても、食べすぎじゃないか。」

ここまで減るのが早いなら、ここに滞在している間に大量に仕込んでおいた方が良いだろう。

汗をかいたので、少し狭いが俺達も一緒に皆でもう一度お風呂に入ることにした。
美味しい料理、満天の星空、そして露天風呂
最高の贅沢だ。
こんな時間を大好きな仲間を過ごせる事に感謝だ。
一応、大人組で見張りをすると言うので俺とケーマは先にテントに入らせてもらった。

「なぁ、拓。明日、あの箱を見つけた場所に特別に連れて行ってやるよ。」
「えっ、良いのか。楽しみにしているよ。」

楽しみにし過ぎたみたいだ。ワクワクしていまい、いつまで経っても寝付けなかった。
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