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118大魔導師グリム
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しばらく、進んで上陸できる場所を見つけ昼食を取った後
午後は、3艘のカヌーを縄連結し、先頭のカヌーに凧をつなぎ浩司の魔法で風を当てて進んでみる。
1時間で結構進む事ができたが、せっかくだからと自分の力で漕いで進む事になった。
「そろそろ、キャンプを張りたいところだけど、沼地ばかりで上陸が出来ないな。
ガラ、レオ、あそこの岩にロープでカヌーを固定できないか。」
「やってみる。レオ、俺が岩に飛び乗る。揺れるから気をつけろ。」
直ぐにガラが岩とカヌーをロープで結んだ。
俺は、カヌーを少し離して横に並べ棒を渡して繋ぎ止め、上に板をセットして場所を作った。
「テントを2つ張れるから今夜は3人づつに分かれて宿泊だね。」
『さすが技術者じゃな。細かい所まで色々と考えておる。
錬成術で一番大切なのは発想力じゃ。拓のこれからが楽しみじゃな。』
「いやー、それほどです。でも、これからも指導をお願いします。」
『大丈夫じゃ、もっと素晴らしい訓練を考えてやろう。
拓も浩司も、まだまだ上を目指せるぞ。楽しみじゃな。』
《えっ、今だって普通の魔力だったら死ぬような練習なのに、更に上?》
俺とグリムの会話を聞いていた浩司も唖然とした表情でアイテムボックスを見ていた。
「拓さん、今もそうですが、時々誰かと話していますよね。
OZの皆さんも不思議に思っていないみたいですが。誰か居るのですか?」
エチゴさんが不思議そうに尋ねてきた。
「そう言えば、エチゴさん達に紹介して無かったですね。俺と浩司の師匠が居ます。」
「2人の師匠ですか。いったいどちらに。」
アイテムボックスからグリムの魂が込められた黒い本を取り出し説明をする。
「師匠のグリムの声は俺と浩司にしか聞こえないので独り言みたいですけど。」
「300年も前のグリム魔導師ですか。2人の師匠だとすると、大魔導師グリム殿かも知れませんね。」
「「大魔導師グリム?」」
思わず、俺と浩司がハモった。
「そうです。大魔導師グリム殿です。
昔は今より魔法が進んでいましたが、
その中でも彼は、抜きん出た力と知識を持った魔導師だったそうです。
しかし、曲った事が嫌いで、悪徳貴族を潰したりと色々とやりすぎ森に引きこもったと言われています。」
『そ、それは儂では無いな。儂が居た時代、同じ名前の魔導師は多かったからな。』
「2人を見ていると凄い師匠と思いますが、そこまで無茶をする様な方には思えませんので違う方でしょう。
グリム殿、エチゴと申します。改めて宜しくお願いします。」
俺達がこの世界に来た時、森の中の一軒家に現れたよな。
その大魔導師グリムは、絶対にこのグリムだ。
浩司と2人揃ってため息をついてしまった。
『何じゃ、何じゃ、そのため息は。儂は曲った事はしておらんぞ。
燃やして当然のゴミじゃったんだ。
それに、森に籠ったのは転生の秘術の研究の為で逃げたわけではない。
そもそも正義は儂に在るのじゃ、逃げる必要がどこにある。
来るなら、返り討ちにしてやるわ。』
やっぱりグリムだったか。今が本で良かった。
曲がった事はしていないと思うが、きっと徹底的に潰しまくったんだろうな。
「どうやら、同名の人違いみたいです。グリムも宜しくと言っています。」
浩司と2人揃って、もう一度深いため息をついてしまった。
午後は、3艘のカヌーを縄連結し、先頭のカヌーに凧をつなぎ浩司の魔法で風を当てて進んでみる。
1時間で結構進む事ができたが、せっかくだからと自分の力で漕いで進む事になった。
「そろそろ、キャンプを張りたいところだけど、沼地ばかりで上陸が出来ないな。
ガラ、レオ、あそこの岩にロープでカヌーを固定できないか。」
「やってみる。レオ、俺が岩に飛び乗る。揺れるから気をつけろ。」
直ぐにガラが岩とカヌーをロープで結んだ。
俺は、カヌーを少し離して横に並べ棒を渡して繋ぎ止め、上に板をセットして場所を作った。
「テントを2つ張れるから今夜は3人づつに分かれて宿泊だね。」
『さすが技術者じゃな。細かい所まで色々と考えておる。
錬成術で一番大切なのは発想力じゃ。拓のこれからが楽しみじゃな。』
「いやー、それほどです。でも、これからも指導をお願いします。」
『大丈夫じゃ、もっと素晴らしい訓練を考えてやろう。
拓も浩司も、まだまだ上を目指せるぞ。楽しみじゃな。』
《えっ、今だって普通の魔力だったら死ぬような練習なのに、更に上?》
俺とグリムの会話を聞いていた浩司も唖然とした表情でアイテムボックスを見ていた。
「拓さん、今もそうですが、時々誰かと話していますよね。
OZの皆さんも不思議に思っていないみたいですが。誰か居るのですか?」
エチゴさんが不思議そうに尋ねてきた。
「そう言えば、エチゴさん達に紹介して無かったですね。俺と浩司の師匠が居ます。」
「2人の師匠ですか。いったいどちらに。」
アイテムボックスからグリムの魂が込められた黒い本を取り出し説明をする。
「師匠のグリムの声は俺と浩司にしか聞こえないので独り言みたいですけど。」
「300年も前のグリム魔導師ですか。2人の師匠だとすると、大魔導師グリム殿かも知れませんね。」
「「大魔導師グリム?」」
思わず、俺と浩司がハモった。
「そうです。大魔導師グリム殿です。
昔は今より魔法が進んでいましたが、
その中でも彼は、抜きん出た力と知識を持った魔導師だったそうです。
しかし、曲った事が嫌いで、悪徳貴族を潰したりと色々とやりすぎ森に引きこもったと言われています。」
『そ、それは儂では無いな。儂が居た時代、同じ名前の魔導師は多かったからな。』
「2人を見ていると凄い師匠と思いますが、そこまで無茶をする様な方には思えませんので違う方でしょう。
グリム殿、エチゴと申します。改めて宜しくお願いします。」
俺達がこの世界に来た時、森の中の一軒家に現れたよな。
その大魔導師グリムは、絶対にこのグリムだ。
浩司と2人揃ってため息をついてしまった。
『何じゃ、何じゃ、そのため息は。儂は曲った事はしておらんぞ。
燃やして当然のゴミじゃったんだ。
それに、森に籠ったのは転生の秘術の研究の為で逃げたわけではない。
そもそも正義は儂に在るのじゃ、逃げる必要がどこにある。
来るなら、返り討ちにしてやるわ。』
やっぱりグリムだったか。今が本で良かった。
曲がった事はしていないと思うが、きっと徹底的に潰しまくったんだろうな。
「どうやら、同名の人違いみたいです。グリムも宜しくと言っています。」
浩司と2人揃って、もう一度深いため息をついてしまった。
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