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135水晶の玉
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ブルネリ公爵領、マクニス王国の一部で、治療に水晶の玉が使われ始めた。
体調の酷い患者には人間、獣人に関係なく使用される。
今まではギリス教だけの治療として高額のお金を要求されたり、獣人には使われる事が無かった技術だ。
「くそ、ブルネリめ。忌々しい。」
「しかし、いったいどうやって水晶の玉の錬成方法を知ったのでしょう。
もしや、我々の中に裏切り者が居るのではないか。」
「我々の中に、人間と獣人を同じ立場と言う者はおるまい。
確認した所、36ヶ所で使用されている。
全て、奴の考えに賛同している病院だ。
その量を考えれば、何年も前から準備を行いタイミングを待っていたのだろう。
ブルネリ公爵が独自に開発したとみて間違いない。
今まで、バカな信者から金を巻き上げる良い道具だったが、方針を変えるしかない。」
「このダメージは大きい。
おまけに、病院は冒険者を味方につけている。
自分達の命を救う物を奪えば、この国の冒険者全員を敵に回す事になるだろう。
こうなっては、今更ブルネリが居なくなっても潰す事は出来まい。」
「根回しも十分か。全く、我々が全く気付かれずに、ここまでの事を行うとは。」
「このまま、黙って見ているつもりか。俺は我慢ならん。」
******(ブルネリ公爵)
一応、落ち着いたか。
ここまでくれば、奴等も手を出せないだろう。
「トリス錬成術師、ピース医師、本当に御苦労だった。」
「これも拓殿のおかげです。私の錬成術では何年もかかっていたでしょう。
しかし、おかげで敵は何年も前から準備をしていたと考えるはずです。
OZに目が行く事は無いでしょう。」
「医者も水晶の玉を使いこなす為に皆頑張ってくれました。
今まで、歯がゆい思いをしていたのは同じでしたからね。
後1ヶ所に届ければ終わりです。」
「OZがいるラグテルの町か。
回る順番は2人に任せたが、何故ラグテルの町を最後にしたのだ。」
「最後なら彼等ともゆっくり話す事が出来ますので。」
「そうか。今まで大変だったから、少しゆっくりすると良い。
彼等と一緒にいれば、きっと刺激を受ける事も多いだろうしな。」
******(拓)
「ピースさんとトリスさんが来るのですか。」
ニックさんの話では2人で医者を回り水晶の玉を普及させているらしく、その最後にラグテルの町に来る。
既に多くの医者が水晶の玉を使って治療を行っているそうだ。
もう少し時間が経てば、俺が使っても問題ないだろう。
こんなに早く普及してもらえるとは思ってもみなかった。
お礼を言いたかったが、2人は着くと直ぐに医者の所へ向かってしまった。
今日は、孤児院での勉強会の日。
算数が終った後は、レオとエチゴさんの料理教室。アークのハンスさんとダニエルさんも手伝ってくれている。
その間に、浩司と俺は大人に算数を教えている。
この世界は想像以上にレベルが低く、大人にも教育して欲しいと要求が強かった。
生徒は、ガラ、アルにニックさんとアークのメンバー。
皆、勉強熱心だ。一度教えた事は、次の時までに完全に理解している。
途中から水晶の玉の使い方を教え終ったピース医師とトリス練成術師が遊びに来てくれ、
本人達の意向もあり授業を見学し、子供達が作った料理を一緒に食べることにした。
今夜の料理は生姜焼きだ。
エチゴさんのお陰で、価格は高いが今やラグテルでは醤油やミリンが手に入る様になった。
「美味しい。子供達が作ったとは思えない。」
「本当に、そうですね。タレの味が何とも言えません。」
2人が喜んでくれ、料理は大成功。作った子供達も嬉しそうで良かった。
体調の酷い患者には人間、獣人に関係なく使用される。
今まではギリス教だけの治療として高額のお金を要求されたり、獣人には使われる事が無かった技術だ。
「くそ、ブルネリめ。忌々しい。」
「しかし、いったいどうやって水晶の玉の錬成方法を知ったのでしょう。
もしや、我々の中に裏切り者が居るのではないか。」
「我々の中に、人間と獣人を同じ立場と言う者はおるまい。
確認した所、36ヶ所で使用されている。
全て、奴の考えに賛同している病院だ。
その量を考えれば、何年も前から準備を行いタイミングを待っていたのだろう。
ブルネリ公爵が独自に開発したとみて間違いない。
今まで、バカな信者から金を巻き上げる良い道具だったが、方針を変えるしかない。」
「このダメージは大きい。
おまけに、病院は冒険者を味方につけている。
自分達の命を救う物を奪えば、この国の冒険者全員を敵に回す事になるだろう。
こうなっては、今更ブルネリが居なくなっても潰す事は出来まい。」
「根回しも十分か。全く、我々が全く気付かれずに、ここまでの事を行うとは。」
「このまま、黙って見ているつもりか。俺は我慢ならん。」
******(ブルネリ公爵)
一応、落ち着いたか。
ここまでくれば、奴等も手を出せないだろう。
「トリス錬成術師、ピース医師、本当に御苦労だった。」
「これも拓殿のおかげです。私の錬成術では何年もかかっていたでしょう。
しかし、おかげで敵は何年も前から準備をしていたと考えるはずです。
OZに目が行く事は無いでしょう。」
「医者も水晶の玉を使いこなす為に皆頑張ってくれました。
今まで、歯がゆい思いをしていたのは同じでしたからね。
後1ヶ所に届ければ終わりです。」
「OZがいるラグテルの町か。
回る順番は2人に任せたが、何故ラグテルの町を最後にしたのだ。」
「最後なら彼等ともゆっくり話す事が出来ますので。」
「そうか。今まで大変だったから、少しゆっくりすると良い。
彼等と一緒にいれば、きっと刺激を受ける事も多いだろうしな。」
******(拓)
「ピースさんとトリスさんが来るのですか。」
ニックさんの話では2人で医者を回り水晶の玉を普及させているらしく、その最後にラグテルの町に来る。
既に多くの医者が水晶の玉を使って治療を行っているそうだ。
もう少し時間が経てば、俺が使っても問題ないだろう。
こんなに早く普及してもらえるとは思ってもみなかった。
お礼を言いたかったが、2人は着くと直ぐに医者の所へ向かってしまった。
今日は、孤児院での勉強会の日。
算数が終った後は、レオとエチゴさんの料理教室。アークのハンスさんとダニエルさんも手伝ってくれている。
その間に、浩司と俺は大人に算数を教えている。
この世界は想像以上にレベルが低く、大人にも教育して欲しいと要求が強かった。
生徒は、ガラ、アルにニックさんとアークのメンバー。
皆、勉強熱心だ。一度教えた事は、次の時までに完全に理解している。
途中から水晶の玉の使い方を教え終ったピース医師とトリス練成術師が遊びに来てくれ、
本人達の意向もあり授業を見学し、子供達が作った料理を一緒に食べることにした。
今夜の料理は生姜焼きだ。
エチゴさんのお陰で、価格は高いが今やラグテルでは醤油やミリンが手に入る様になった。
「美味しい。子供達が作ったとは思えない。」
「本当に、そうですね。タレの味が何とも言えません。」
2人が喜んでくれ、料理は大成功。作った子供達も嬉しそうで良かった。
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