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152先生2
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これだけ勉強家で、他人に教えるのが上手い人なんて滅多にいない。きっと良い教師になれると思う。
本の訂正をしながら、出来る限り時間を作りサリーに勉強を教える事にした。
春になり、ニックさん、アークのメンバーが帰って来たので教科書を見てもらった。
「前のも良かったですが、今回のはもっと分かり易くなった。
これなら、子供達も自分たちで理解を深められそうですね。」
かなり厚くなってしまったが、直ぐにアークのメンバーが写本してくれることになった。
合わせて、サリーが教師をする事を報告すると
「あのネコ族の彼女ですか。確かに彼女なら良い教師になるでしょう。
ただ、彼女1人では厳しいのではないですかね。
年上の教師も居た方が良くないですか。」
「本当なら、ニックさんの言う通りなんですが、そんな人は居ないですよ。
その分、きちんとサポートさせてもらいます。
彼女が教師になってくれるだけでも、本当に有りがたい事ですので。」
「拓殿の知識を身につけ、更に獣人に偏見が無く教えられる人。
確かに難しい話ですが、わざわざ探す必要なんてないでしょう。
すぐ目の前に、適任者が居るじゃないですか。」
いったい、誰の事を言っている?アークのメンバーだって色々と忙しいと言うのに。
「拓殿、何処を見ているんです。目の前と言ったら私の事ですよ。」
「ニックさんですか。」
「その驚き方は心外ですね。これでも貴族の出身で一通りの教育を受けています。
向こうに居る間も、拓殿の本で勉強は続けていました。
ブルネリ公爵から教育を手伝う許可はもらっています。
私自身、まだまだ勉強をする必要が有りますか如何でしょう。」
「本当に、良いのですか。」
「もちろんですよ。私自身、この教育にもっと関わりたかった位ですから。
あの子達が育つ先の未来を、私も見てみたいのです。」
「ありがとうございます。」
「では、私の同僚に挨拶をしましょうか。
こういう事は早い方が良い。少し付き合ってもらえませんか。」
そう言って、孤児院も行くとサリーを呼んでもらう。
「サリーさん、私も教師をさせて頂く事になりました。同僚として宜しくお願いします。」
「こちらこそ、宜しくお願い致します。本当は私1人で大丈夫か不安だったんです。」
サリーさんが深々と頭を下げている。
「そう言って頂けて良かったです。サリーさんの足を引っ張らない様に頑張りますよ。
所で、教育は週1で行っていますが、他の日はどうされるつもりですか。」
「何か仕事をしながら勉強をしようと考えています。」
「そうですか。もし良ければ、私の秘書として働く気は有りませんか。」
「私でも出来るでしょうか。」
「覚えて頂く事が多いですが、OZの教育を身につけているサリーさんなら問題無いでしょう。
賃金については、教師の分と合わせて相談させて下さい。」
「ちょっと待って下さい。教師はこちらが頼んだ事です。
それについては、こちらで支払いをさせてもらいます。」
ガラは、ニックさんの申し出を止めさせるつもりだ。
確かに、そこまでして頂く訳にはいかない。
「皆さんが行っている教育は素晴らしいと思います。
その教育を受けた人がこの国で働いて頂けるとなると、安い出資だと思いますよ。
もちろん、この国に留まる事を強制する事はありませんがね。
どんなに優れた人でも、出来る事には限界があります。
もっと頼っては如何ですか。もちろん私もその中に入れて下さい。」
俺もガラに同じ事を言われたな。
ガラも自分が言った言葉を出されて、それ以上言えなくなってしまった。
俺は、ニックさんだけでなく、ガラやレオ、エチゴさんにアル、浩司に改めてお礼を言った。
本当に皆ありがとう。
他に2人が孤児院を出る事になっているが、今度ブルネリ公爵の所に出すエチゴさんの支店に従業員として雇うことになった。
今度、2人には店の仕事を手伝ってもららうそうだ。
ただし、先ずはラグテルの町で本格的に仕事を覚えてもらい、その間は孤児院で授業を受け続ける。
来年末には、ブルネリ公爵領の支店の準備が始まる予定だ。
それにしても、いつの間にそんな話を決めていたんだろう。
その日から、ニックさん、サリー、今年孤児院を出る2人にも時間を作って勉強を教え、孤児院の授業はニックさんとサリーさんが中心に行う事になった。
本の訂正をしながら、出来る限り時間を作りサリーに勉強を教える事にした。
春になり、ニックさん、アークのメンバーが帰って来たので教科書を見てもらった。
「前のも良かったですが、今回のはもっと分かり易くなった。
これなら、子供達も自分たちで理解を深められそうですね。」
かなり厚くなってしまったが、直ぐにアークのメンバーが写本してくれることになった。
合わせて、サリーが教師をする事を報告すると
「あのネコ族の彼女ですか。確かに彼女なら良い教師になるでしょう。
ただ、彼女1人では厳しいのではないですかね。
年上の教師も居た方が良くないですか。」
「本当なら、ニックさんの言う通りなんですが、そんな人は居ないですよ。
その分、きちんとサポートさせてもらいます。
彼女が教師になってくれるだけでも、本当に有りがたい事ですので。」
「拓殿の知識を身につけ、更に獣人に偏見が無く教えられる人。
確かに難しい話ですが、わざわざ探す必要なんてないでしょう。
すぐ目の前に、適任者が居るじゃないですか。」
いったい、誰の事を言っている?アークのメンバーだって色々と忙しいと言うのに。
「拓殿、何処を見ているんです。目の前と言ったら私の事ですよ。」
「ニックさんですか。」
「その驚き方は心外ですね。これでも貴族の出身で一通りの教育を受けています。
向こうに居る間も、拓殿の本で勉強は続けていました。
ブルネリ公爵から教育を手伝う許可はもらっています。
私自身、まだまだ勉強をする必要が有りますか如何でしょう。」
「本当に、良いのですか。」
「もちろんですよ。私自身、この教育にもっと関わりたかった位ですから。
あの子達が育つ先の未来を、私も見てみたいのです。」
「ありがとうございます。」
「では、私の同僚に挨拶をしましょうか。
こういう事は早い方が良い。少し付き合ってもらえませんか。」
そう言って、孤児院も行くとサリーを呼んでもらう。
「サリーさん、私も教師をさせて頂く事になりました。同僚として宜しくお願いします。」
「こちらこそ、宜しくお願い致します。本当は私1人で大丈夫か不安だったんです。」
サリーさんが深々と頭を下げている。
「そう言って頂けて良かったです。サリーさんの足を引っ張らない様に頑張りますよ。
所で、教育は週1で行っていますが、他の日はどうされるつもりですか。」
「何か仕事をしながら勉強をしようと考えています。」
「そうですか。もし良ければ、私の秘書として働く気は有りませんか。」
「私でも出来るでしょうか。」
「覚えて頂く事が多いですが、OZの教育を身につけているサリーさんなら問題無いでしょう。
賃金については、教師の分と合わせて相談させて下さい。」
「ちょっと待って下さい。教師はこちらが頼んだ事です。
それについては、こちらで支払いをさせてもらいます。」
ガラは、ニックさんの申し出を止めさせるつもりだ。
確かに、そこまでして頂く訳にはいかない。
「皆さんが行っている教育は素晴らしいと思います。
その教育を受けた人がこの国で働いて頂けるとなると、安い出資だと思いますよ。
もちろん、この国に留まる事を強制する事はありませんがね。
どんなに優れた人でも、出来る事には限界があります。
もっと頼っては如何ですか。もちろん私もその中に入れて下さい。」
俺もガラに同じ事を言われたな。
ガラも自分が言った言葉を出されて、それ以上言えなくなってしまった。
俺は、ニックさんだけでなく、ガラやレオ、エチゴさんにアル、浩司に改めてお礼を言った。
本当に皆ありがとう。
他に2人が孤児院を出る事になっているが、今度ブルネリ公爵の所に出すエチゴさんの支店に従業員として雇うことになった。
今度、2人には店の仕事を手伝ってもららうそうだ。
ただし、先ずはラグテルの町で本格的に仕事を覚えてもらい、その間は孤児院で授業を受け続ける。
来年末には、ブルネリ公爵領の支店の準備が始まる予定だ。
それにしても、いつの間にそんな話を決めていたんだろう。
その日から、ニックさん、サリー、今年孤児院を出る2人にも時間を作って勉強を教え、孤児院の授業はニックさんとサリーさんが中心に行う事になった。
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