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「つまり、召喚者と魔獣との魔力の繋がりを見ると。」
バラン将軍が連れて来てくれた兵士に話を伺うと、
召喚された獣魔との認識は召喚者と魔獣の魔力の繋がりを見るだけで、心臓の楔まで確認しないらしい。
それどころか、上級魔道師しか心臓への楔を確認が出来ないみたいだ。
ピース医師やトリス練成術師が普通に確認していたが、体内を調べるというのは高等魔法だった。
「そういう事なら何とかなるかも知れない。
程度の低い技術は、高位の技術によって駆逐されるのが世の常。俺が駆逐してあげましょう。」
「何か考えが浮かんだみたいだな。
しかし拓ちゃん、その顔は止めた方が良いと思うぞ。どう見ても悪人面。」
手段が見つかりそうで、浩司も安心してくれたみたいだが、なんて言われ様だろう。
「確かに、浩司の言う通りだ。拓が悪だくみをする時の顔だよな。」
「毒を作っている時も、そんな顔をしていたぞ。」
ガラとアルの失礼な言葉にエチゴさんとレオは笑ってないで否定して欲しい。
クリームが居る前で適当な事を言われて、誤ったイメージを持たれたらどうするんだ。
って、何でクリームのメンバーまで頷いているんだ。本気で落ち込むぞ。
「どうやら、解決方法が見つかりそうだな。拓殿、これを受け取ってほしい。」
バラン将軍に渡されたのは2つの魔法陣を書き込んだ巨大な魔石。
これは、遺跡に在った魔法を吸収する魔道具に使われていたコアだ。
「ポトリ教授と話して拓殿に渡すことにした。こちらにも同じものが有るので気にせず受け取ってほしい。」
「これは、違うコアですね。一つは結界を解除するのに外したコアか。もう一つのコアは何ですか。」
「遺跡が崩れる時、兵士が取り外して逃げたんだ。
3個有ったんだが、確認した所どれも同じなので拓殿に渡すことにした。」
「どの場所から外したか分かりますか。」
そう言われる事を予想していたのか、ポトリ教授が作った魔道具の図を取り出して説明してくれた。
『ほう、こんなにバランス良く外して来るとは運が良い。』
魔法を吸収する魔道具は3つのブロックから成り立っていた。
そして、更に同じ小さい組み合わせで出来ている。取り外したコアは、3つとも異なる組み合わせの場所だった。
それが全て同じだという事は、他のコアも同じという事だ。
「ありがとうございます。外した残りのコアも見せてもらう事は可能ですか。」
何故か俺の言葉を聞いてバラン将軍が笑い始めた。
「すまない。ポトリ教授の言う通りだったと思ってな。
拓殿に見せれば、必ず他のを確認したがると言われて残りも持ってきている。
我々は遺跡跡に戻るので、拓殿に渡しておく。
ただし、熱中して無理をするなよ。浩司殿が居れば大丈夫とは思うが。」
そう言って、残りのコアを2つ置いて遺跡に戻って行った。
「俺達もそろそろ、島の散策に行ってくる。
拓、お前は休むのが一番必要なんだからな。熱中し過ぎるなよ。」
ガラはそう言うと、OZ、クリーム、オリバー隊長と一緒に島の散策に行ってしまった。
早速、新しい魔石に組み込まれた練成陣の確認を始める。
『おぉ、これは美しい。儂でも、この様な魔法陣は見た事が無いぞ。』
練成陣の中に、更に練成陣が組まれ、それが立体的に描かれている。これは、人間業では無いな。
信じられないくらい美しい練成陣だ。見ていて飽きないな。
他の2個も見てみると、全く同じ魔法陣が描かれていた。
「拓ちゃん、魔法陣を起動させるのは完全に体調が戻ってからだぞ。今の状態で魔力を使うなよ。」
本当に浩司は俺の考えを読み取り過ぎだ。
『全く、まるで浩司は拓の奥さんじゃな。』
「奥さんって何だよ。でも拓ちゃんを放置しておくと危険だからな。」
危険って何。全く人の事を何だと思っているんだ。こんな人畜無害な人間、他に居ないぞ。
バラン将軍が連れて来てくれた兵士に話を伺うと、
召喚された獣魔との認識は召喚者と魔獣の魔力の繋がりを見るだけで、心臓の楔まで確認しないらしい。
それどころか、上級魔道師しか心臓への楔を確認が出来ないみたいだ。
ピース医師やトリス練成術師が普通に確認していたが、体内を調べるというのは高等魔法だった。
「そういう事なら何とかなるかも知れない。
程度の低い技術は、高位の技術によって駆逐されるのが世の常。俺が駆逐してあげましょう。」
「何か考えが浮かんだみたいだな。
しかし拓ちゃん、その顔は止めた方が良いと思うぞ。どう見ても悪人面。」
手段が見つかりそうで、浩司も安心してくれたみたいだが、なんて言われ様だろう。
「確かに、浩司の言う通りだ。拓が悪だくみをする時の顔だよな。」
「毒を作っている時も、そんな顔をしていたぞ。」
ガラとアルの失礼な言葉にエチゴさんとレオは笑ってないで否定して欲しい。
クリームが居る前で適当な事を言われて、誤ったイメージを持たれたらどうするんだ。
って、何でクリームのメンバーまで頷いているんだ。本気で落ち込むぞ。
「どうやら、解決方法が見つかりそうだな。拓殿、これを受け取ってほしい。」
バラン将軍に渡されたのは2つの魔法陣を書き込んだ巨大な魔石。
これは、遺跡に在った魔法を吸収する魔道具に使われていたコアだ。
「ポトリ教授と話して拓殿に渡すことにした。こちらにも同じものが有るので気にせず受け取ってほしい。」
「これは、違うコアですね。一つは結界を解除するのに外したコアか。もう一つのコアは何ですか。」
「遺跡が崩れる時、兵士が取り外して逃げたんだ。
3個有ったんだが、確認した所どれも同じなので拓殿に渡すことにした。」
「どの場所から外したか分かりますか。」
そう言われる事を予想していたのか、ポトリ教授が作った魔道具の図を取り出して説明してくれた。
『ほう、こんなにバランス良く外して来るとは運が良い。』
魔法を吸収する魔道具は3つのブロックから成り立っていた。
そして、更に同じ小さい組み合わせで出来ている。取り外したコアは、3つとも異なる組み合わせの場所だった。
それが全て同じだという事は、他のコアも同じという事だ。
「ありがとうございます。外した残りのコアも見せてもらう事は可能ですか。」
何故か俺の言葉を聞いてバラン将軍が笑い始めた。
「すまない。ポトリ教授の言う通りだったと思ってな。
拓殿に見せれば、必ず他のを確認したがると言われて残りも持ってきている。
我々は遺跡跡に戻るので、拓殿に渡しておく。
ただし、熱中して無理をするなよ。浩司殿が居れば大丈夫とは思うが。」
そう言って、残りのコアを2つ置いて遺跡に戻って行った。
「俺達もそろそろ、島の散策に行ってくる。
拓、お前は休むのが一番必要なんだからな。熱中し過ぎるなよ。」
ガラはそう言うと、OZ、クリーム、オリバー隊長と一緒に島の散策に行ってしまった。
早速、新しい魔石に組み込まれた練成陣の確認を始める。
『おぉ、これは美しい。儂でも、この様な魔法陣は見た事が無いぞ。』
練成陣の中に、更に練成陣が組まれ、それが立体的に描かれている。これは、人間業では無いな。
信じられないくらい美しい練成陣だ。見ていて飽きないな。
他の2個も見てみると、全く同じ魔法陣が描かれていた。
「拓ちゃん、魔法陣を起動させるのは完全に体調が戻ってからだぞ。今の状態で魔力を使うなよ。」
本当に浩司は俺の考えを読み取り過ぎだ。
『全く、まるで浩司は拓の奥さんじゃな。』
「奥さんって何だよ。でも拓ちゃんを放置しておくと危険だからな。」
危険って何。全く人の事を何だと思っているんだ。こんな人畜無害な人間、他に居ないぞ。
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