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217パレード
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「クロイツ伯爵、その件については明日にでも話をしましょう。
ところで拓殿、ロゼ夫人に少し外出て頂く事は可能だろうか。」
ブルネリ公爵が話題を代えてきた。
俺が振っといて何だが、ここから先は力になれないので助かった。
「少しなら大丈夫かと。ただ、体力が回復していないので歩くのは厳しいですよ。」
「そうか、少しでもイルミネーションを見せてあげたくてな。
それから今夜は、我々が用意したイルミネーションを公開するつもりだ。
今、町中に連絡をしている。拓殿も楽しみにしてくれ。」
今回の目玉としていたイルミネーションは、俺達に余裕が無かったためお披露目を延期してくれていた。
他の貴族はパーティが終わった後、全員帰っている。
市民に公開する前に、短い時間だがクロイツ伯爵とロゼ夫人の為にイルミネーションを点灯した。
ロゼ夫人が乗った車いすを押すクロイツ伯爵。その周りを息子のトーマスが走り回っている。
「拓ちゃん、良かったな。」
楽しそうな親子の姿を見ている俺の頭を浩司が軽くたたいて笑いかけてくれた。
浩司と良い雰囲気だったのに
「ちょっと拓ちゃん。そろそろ、私達のイルミネーションのお披露目よ。早く来なさいよ。」
サリナ姫にせっつかれ、クロイツ伯爵達と一緒に、館の表門へ移動した。
「さぁ、行くわよ。今回のメインイベント。」
城や、動物等の色々な形をした5台の馬車に一斉にイルミネーションが輝き、その先頭を歩く音楽隊が演奏を始めた。
2番目の馬車にはブルネリ公爵、3番目にはサリナ姫、4番目にはバラン将軍が乗っている。
馬車の周りにはクリーム、アークが警護に付いている。
OZは馬車の従者席に座り、周囲の監視を行っている。俺はサリナ姫の乗る3番目の馬車だ。
一応、OZのメンバーは仮面を付けて素顔を隠している。
ヤマトにはブルネリ公爵の馬車に乗ってもらい、警護をお願いした。
クロイツ伯爵一家の前を通り門の外に出ると、歓声と拍手で迎えられた。
『拓、仮面を着けて無くても、注意を向けられなかったんじゃないか?』
グリムに言われる通り、誰もOZを見ていない。
コースは町のメイン道路1周。2時間ほどのパレードになる。
全ての通りで大勢の市民が待っていてくれた。
ブルネリ公爵、サリナ姫、バラン将軍は市民からの掛けられる声に手を振って答えている。
「サリナ姫、本当に綺麗。」
「バラン将軍、カッコいい。」
との黄色い声援がやたらと聞えてくる。
パレードは大成功。
戻ってきた時の、サリナ姫のドヤ顔が残念に思ってしまったのは仕方ないだろう。
パレードは毎週末、計12回行う。
次回から馬車に乗るのは今年人気があった、演劇のスターや剣士になる。
5台の馬車にそれぞれ人が乗る。
ちなみに、ブルネリ公爵に掛けられた言葉で1番多いのは「ブルネリ公爵、ありがとうございま~す」だった。
ところで拓殿、ロゼ夫人に少し外出て頂く事は可能だろうか。」
ブルネリ公爵が話題を代えてきた。
俺が振っといて何だが、ここから先は力になれないので助かった。
「少しなら大丈夫かと。ただ、体力が回復していないので歩くのは厳しいですよ。」
「そうか、少しでもイルミネーションを見せてあげたくてな。
それから今夜は、我々が用意したイルミネーションを公開するつもりだ。
今、町中に連絡をしている。拓殿も楽しみにしてくれ。」
今回の目玉としていたイルミネーションは、俺達に余裕が無かったためお披露目を延期してくれていた。
他の貴族はパーティが終わった後、全員帰っている。
市民に公開する前に、短い時間だがクロイツ伯爵とロゼ夫人の為にイルミネーションを点灯した。
ロゼ夫人が乗った車いすを押すクロイツ伯爵。その周りを息子のトーマスが走り回っている。
「拓ちゃん、良かったな。」
楽しそうな親子の姿を見ている俺の頭を浩司が軽くたたいて笑いかけてくれた。
浩司と良い雰囲気だったのに
「ちょっと拓ちゃん。そろそろ、私達のイルミネーションのお披露目よ。早く来なさいよ。」
サリナ姫にせっつかれ、クロイツ伯爵達と一緒に、館の表門へ移動した。
「さぁ、行くわよ。今回のメインイベント。」
城や、動物等の色々な形をした5台の馬車に一斉にイルミネーションが輝き、その先頭を歩く音楽隊が演奏を始めた。
2番目の馬車にはブルネリ公爵、3番目にはサリナ姫、4番目にはバラン将軍が乗っている。
馬車の周りにはクリーム、アークが警護に付いている。
OZは馬車の従者席に座り、周囲の監視を行っている。俺はサリナ姫の乗る3番目の馬車だ。
一応、OZのメンバーは仮面を付けて素顔を隠している。
ヤマトにはブルネリ公爵の馬車に乗ってもらい、警護をお願いした。
クロイツ伯爵一家の前を通り門の外に出ると、歓声と拍手で迎えられた。
『拓、仮面を着けて無くても、注意を向けられなかったんじゃないか?』
グリムに言われる通り、誰もOZを見ていない。
コースは町のメイン道路1周。2時間ほどのパレードになる。
全ての通りで大勢の市民が待っていてくれた。
ブルネリ公爵、サリナ姫、バラン将軍は市民からの掛けられる声に手を振って答えている。
「サリナ姫、本当に綺麗。」
「バラン将軍、カッコいい。」
との黄色い声援がやたらと聞えてくる。
パレードは大成功。
戻ってきた時の、サリナ姫のドヤ顔が残念に思ってしまったのは仕方ないだろう。
パレードは毎週末、計12回行う。
次回から馬車に乗るのは今年人気があった、演劇のスターや剣士になる。
5台の馬車にそれぞれ人が乗る。
ちなみに、ブルネリ公爵に掛けられた言葉で1番多いのは「ブルネリ公爵、ありがとうございま~す」だった。
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