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242リッチ
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「何が有るか分からない。ここから先は魔力の放出を完全に抑えて進むぞ。」
暫く、屋根伝いに進み、神殿の中にアンデットが入り込んでいない事を確認できた所で下に降りた。
神殿自体は大理石の様な素材で出来ていて、通路は光の魔道具により照らされていた。
広い内部には規則正しく柱が並び、厳かな雰囲気が漂っている。
柱に隠れながら奥へと進むと、巨大な扉がそびえ立っていた。
周辺を調べたが何も無く、どうするか考えていると
『どうした、来訪者よ。扉を開けて入ってくると良い。』
突然、頭に声が響いた。しかし、聞こえたのは俺と浩司、グリム、ヤマトだけの様だ。
「ジークさん、俺達がここに居るのを中の人は気付いているみたいですよ。
とりあえず、扉を開けて中を覗いてみませんか。」
「どういう事だ。」
ジークさんだけでなく、ニコラスさんも驚いているので、頭の中に声が響いた事を伝えた。
俺が扉を開けて中を覗くと、広間の中央に立派な椅子が有り、声の主と思われる人が座っていた。
座っていたのは、白い法衣を着た骸骨。
しかも、骨は白ではなく漆黒、目の所には赤い光が宿っていた。
体から恐ろしいほどの魔力が滲み出ている。目が合った所で静かに扉を閉じる。
「おい、拓。何故閉める。何が見えた。」
ジークさんが、聞いてくる。
「駄目です。直ぐに帰りましょう。中に魔王が居ます。」
『何をバカな事を言っている。お主と少し話がしたいだけじゃ。安心して入るが良い。』
再び、頭の中に響く魔王の声。
『魔王というのは分からないが、リッチじゃな。
服装からして、僧侶がアンデットになったというところか。
敵意は無い様じゃ。入っても大丈夫じゃろう。』
グリムに言われて、全員で扉を開けると
「ぅわ~~~」
目の前にリッチが立っていた。
広間が濃厚な魔力で充満している上、リッチが闇の魔力を纏っているので居る場所が全く分からなかった。
「何で、目の前に立っているんです。寿命が縮んだ。」
『それは失礼した。お主が帰ろうとしていたので迎えにきた。さぁ、入るが良い。』
「あの、こちらの2人には聞こえないので、声を出して話す事は出来ますか。」
「・・・あっ、あっ・・・・・・・長い間、話してなかったのでな。これで良かろう。」
広間に戻っていくので、俺達も後に続いた。
俺達は広間の脇にある長い机が設置されている部屋に通され席に着いた。
「先ずは、ここを訪れた目的を伺おうか。」
「我々は、この付近に多数のアンデットが確認された為、原因の調査に来ました。」
ジークさんが、今回の依頼を受けるまでのギルドから聞いた内容を説明する。
暫く、屋根伝いに進み、神殿の中にアンデットが入り込んでいない事を確認できた所で下に降りた。
神殿自体は大理石の様な素材で出来ていて、通路は光の魔道具により照らされていた。
広い内部には規則正しく柱が並び、厳かな雰囲気が漂っている。
柱に隠れながら奥へと進むと、巨大な扉がそびえ立っていた。
周辺を調べたが何も無く、どうするか考えていると
『どうした、来訪者よ。扉を開けて入ってくると良い。』
突然、頭に声が響いた。しかし、聞こえたのは俺と浩司、グリム、ヤマトだけの様だ。
「ジークさん、俺達がここに居るのを中の人は気付いているみたいですよ。
とりあえず、扉を開けて中を覗いてみませんか。」
「どういう事だ。」
ジークさんだけでなく、ニコラスさんも驚いているので、頭の中に声が響いた事を伝えた。
俺が扉を開けて中を覗くと、広間の中央に立派な椅子が有り、声の主と思われる人が座っていた。
座っていたのは、白い法衣を着た骸骨。
しかも、骨は白ではなく漆黒、目の所には赤い光が宿っていた。
体から恐ろしいほどの魔力が滲み出ている。目が合った所で静かに扉を閉じる。
「おい、拓。何故閉める。何が見えた。」
ジークさんが、聞いてくる。
「駄目です。直ぐに帰りましょう。中に魔王が居ます。」
『何をバカな事を言っている。お主と少し話がしたいだけじゃ。安心して入るが良い。』
再び、頭の中に響く魔王の声。
『魔王というのは分からないが、リッチじゃな。
服装からして、僧侶がアンデットになったというところか。
敵意は無い様じゃ。入っても大丈夫じゃろう。』
グリムに言われて、全員で扉を開けると
「ぅわ~~~」
目の前にリッチが立っていた。
広間が濃厚な魔力で充満している上、リッチが闇の魔力を纏っているので居る場所が全く分からなかった。
「何で、目の前に立っているんです。寿命が縮んだ。」
『それは失礼した。お主が帰ろうとしていたので迎えにきた。さぁ、入るが良い。』
「あの、こちらの2人には聞こえないので、声を出して話す事は出来ますか。」
「・・・あっ、あっ・・・・・・・長い間、話してなかったのでな。これで良かろう。」
広間に戻っていくので、俺達も後に続いた。
俺達は広間の脇にある長い机が設置されている部屋に通され席に着いた。
「先ずは、ここを訪れた目的を伺おうか。」
「我々は、この付近に多数のアンデットが確認された為、原因の調査に来ました。」
ジークさんが、今回の依頼を受けるまでのギルドから聞いた内容を説明する。
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