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284薬草の遺跡
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OZ、クリーム、アークはブルネリ公爵から食料の輸送依頼を受けていた。
このメンバーで持っている拡張バッグは6個。十分な運び手だ。
冒険者としてランクの高くないOZが拡張バッグを使用するのは目立のでクリーム、アークのバッグとして扱うそうだ。
今更ながら浩司が拡張バックを使い、エアウォークで移動したのは軽率だったと思ったが仕方ないだろう。
ここでの作業が終了したのを確認すると、他の村に食料を運ぶために出発した。
俺と浩司は、何か問題が発生した時の為に、村に留まっている。
新たな感染者は出ていない。
もう大丈夫だろう。黒死病は終息した。
荷物を運び終えた皆が戻って来た所で、この村を出る事にした。
ピース医師が最後に村を周ってから帰ると言うので、アークが護衛として付く。
待っている間に追加で練成した薬を念のためピース医師に渡してある。
多くの村人が俺達を見送ってくれた。
その中に、犬属の男の子も居た。
「お礼を言うのが遅くなりましたが、最後まで父と母を見取ってくれてありがとうございました。
あの、俺・・・僕は医者になります。」
この子の両親は、俺が助けられなかった人達の中に居た。
きっと自分でも何かしたいと思ったのだろう。しかし、
「しかし、君は治癒魔法が使えないよ。」
この世界では医学が殆ど進んで無く、治癒魔法に長けている人が選ぶ職として医者がある。
どうやら、彼の持っている魔力は木の属性みたいだ。
治癒の魔道具が有った所で、使いこなすのは難しいだろう。
「分かっています。でも薬が作れれば怪我や病気を治す事が出来ます。
少しですが父や母から薬草の知識を教えてもらっています。」
彼の両親は薬草で村人の病気を治していた。今回も薬草で対応しようとして感染してしまったそうだ。
そんな、両親の背中を見て育ったのか。
ピース医師が男の子に話しかける。
「私は、ブルネリ公爵領で医者をしているピースと言います。君の名前は?」
「はっはい、僕はティコと言います。ピース医師のお名前は良く伺っていました。」
ティコが凄く緊張している。
「私はこれから村を回ります。ティコ君が良ければ一緒に来ますか。」
ティコが村長を見ると、頷いてくれている。
「行きます。直ぐに荷物をまとめてきます。」
と言って、ティコが走って行った。それを見て、ピース医師が
「拓殿、ティコ君の事は私達に任せてもらえますか。
拓殿が行われた様に、私達医者も技術や知識を広めていきたいと考えています。
知識が身に付くかは本人次第ですが、彼ならきっと大丈夫でしょう。」
村を出た所でティコが合流しピース医師達は他の村へ、俺達はブルネリ公爵領へと向かう事にした。
「なぁ、拓。ここから1日歩いた所に、勇者の遺跡がある。少し寄って行かないか。」
ガラが提案で、俺達が寄ったのは小さい遺跡だった。
村の人達が、定期的に手入れを行っているのだろう。綺麗に掃除が行き届いている。
『この遺跡は、薬草の管理場所で、ガイアの門が開き災害が起きる前はは薬の研究を行う為の施設だったらしいにゃ。
勇者様に聞いてリッチも訪れたけど、施設は破壊され、薬は手に入らなかったそうにゃ。』
ヤマトが、耳に付けている魔道具で地下にあるモハメの神殿に居るリッチの話を伝えてくれる。
このメンバーで持っている拡張バッグは6個。十分な運び手だ。
冒険者としてランクの高くないOZが拡張バッグを使用するのは目立のでクリーム、アークのバッグとして扱うそうだ。
今更ながら浩司が拡張バックを使い、エアウォークで移動したのは軽率だったと思ったが仕方ないだろう。
ここでの作業が終了したのを確認すると、他の村に食料を運ぶために出発した。
俺と浩司は、何か問題が発生した時の為に、村に留まっている。
新たな感染者は出ていない。
もう大丈夫だろう。黒死病は終息した。
荷物を運び終えた皆が戻って来た所で、この村を出る事にした。
ピース医師が最後に村を周ってから帰ると言うので、アークが護衛として付く。
待っている間に追加で練成した薬を念のためピース医師に渡してある。
多くの村人が俺達を見送ってくれた。
その中に、犬属の男の子も居た。
「お礼を言うのが遅くなりましたが、最後まで父と母を見取ってくれてありがとうございました。
あの、俺・・・僕は医者になります。」
この子の両親は、俺が助けられなかった人達の中に居た。
きっと自分でも何かしたいと思ったのだろう。しかし、
「しかし、君は治癒魔法が使えないよ。」
この世界では医学が殆ど進んで無く、治癒魔法に長けている人が選ぶ職として医者がある。
どうやら、彼の持っている魔力は木の属性みたいだ。
治癒の魔道具が有った所で、使いこなすのは難しいだろう。
「分かっています。でも薬が作れれば怪我や病気を治す事が出来ます。
少しですが父や母から薬草の知識を教えてもらっています。」
彼の両親は薬草で村人の病気を治していた。今回も薬草で対応しようとして感染してしまったそうだ。
そんな、両親の背中を見て育ったのか。
ピース医師が男の子に話しかける。
「私は、ブルネリ公爵領で医者をしているピースと言います。君の名前は?」
「はっはい、僕はティコと言います。ピース医師のお名前は良く伺っていました。」
ティコが凄く緊張している。
「私はこれから村を回ります。ティコ君が良ければ一緒に来ますか。」
ティコが村長を見ると、頷いてくれている。
「行きます。直ぐに荷物をまとめてきます。」
と言って、ティコが走って行った。それを見て、ピース医師が
「拓殿、ティコ君の事は私達に任せてもらえますか。
拓殿が行われた様に、私達医者も技術や知識を広めていきたいと考えています。
知識が身に付くかは本人次第ですが、彼ならきっと大丈夫でしょう。」
村を出た所でティコが合流しピース医師達は他の村へ、俺達はブルネリ公爵領へと向かう事にした。
「なぁ、拓。ここから1日歩いた所に、勇者の遺跡がある。少し寄って行かないか。」
ガラが提案で、俺達が寄ったのは小さい遺跡だった。
村の人達が、定期的に手入れを行っているのだろう。綺麗に掃除が行き届いている。
『この遺跡は、薬草の管理場所で、ガイアの門が開き災害が起きる前はは薬の研究を行う為の施設だったらしいにゃ。
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ヤマトが、耳に付けている魔道具で地下にあるモハメの神殿に居るリッチの話を伝えてくれる。
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