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291男のプリン
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次の日、朝早く俺達はブルネリ公爵領を後にしてラグテルの町へ旅だった。
しかし、町の間を移動するのに時間がかかり過ぎる。
馬車を使えば早いのだが、マクニス王国とラグテルの町を結ぶ馬車は無い。
それどころか、ラグテルの町から出ている定期馬車自体が無い。
空飛ぶ絨毯や箒は無理そうなので現実的な解決案で行くしかないか。
馬車の中で、図面を描いていると
「拓ちゃん、何を書いているんだ。」
「移動時間を短縮する手段として自転車の検討中。
本当はファンタジーに拘りたいけど現実的に解決するしかないからね。」
「タイヤはどうするんだ。」
「ゴムに練成術で木の魔力を練り込めば上手く行きそう。
タイヤの目処が立ったから、マウンテンバイクを作ろうと考えたんだよ。
ギアは切り替え部分の構造が分からないので対応できないけど、それ以外は何とかなる。
実際に作れば、他に問題点が出てくるかも知れないけどね。」
『その自転車というのは何じゃ。儂にも分かる様に説明してくれ。』
どうやら、グリムの好奇心を刺激したみたいだ。そしてもう1人
「もし良ければ、私にも教えてもらえませんか。少しは手伝える事があるかと思いますので」
とトリス練成術師も加わってきた。
魔道具では無いのでどうかと思ったが、紙に簡単な絵を描いて説明を行う。
『ほう、なかなか面白いじゃないか。人力で動く馬の様な物じゃな。』
「画期的な考えですね。なるほど、これなら歩くよりも早く進めそうです。
それに馬と違い、維持費が掛からない。」
グリムとトリス練成術師・・・別々に話しているのに妙に話が合っている。
難しいのはチェーンの部分だが、型を作って練成を行えば問題なく出来る。
トリス練成術師がチェーン部分のサイズを計算して型枠を作ってくれる事になった。
一応、ギアの切り替えの仕組みを説明すると、構造を検討してくれるそうだ。
実際に作るのは家に戻ってからだが、移動中に設計図だけでも完成させてしまう。
家に戻り、先ず行ったのは模様替え。
ロダン侯爵領の子供達から貰った木彫りの絵は入口の目立つ所に、陶器については家の色々な所に飾っておく。
今まで飾りは俺のガラス細工だけだったが、陶器が入ると部屋の風格が増した感じになった。
クリームが戻ってきたら地下の部屋にも、好きな陶器を飾ろうと思う。
ピース医師とトリス練成術師の部屋は、残念ながら所狭しと物が置かれていて飾る場所が無かった。
今回、孤児院への味のお土産は悩んだが、キノコ尽くしの料理にした。
焼き、天ぷら、マリネ、スープ、ピザ、パスタにおこわ…
バイキング形式にすると、一斉に子供達が群がる。
マリネ以外は高評価。地味かと思ったが、受けて良かった。
最後のデザートはガラとアルが作ったプリン。
巨大だ。家に有った最も大きな器でで巨大プリンを作っていた。
「これぞ、男のプリンだろ。」
「やはり、俺達のセンスは一味違うな。」
確かに、巨大プリンは作りたくなるんだよな。
子供達は料理を大量に食べた後だというのに、あっという間に平らげてしまった。
しかし、町の間を移動するのに時間がかかり過ぎる。
馬車を使えば早いのだが、マクニス王国とラグテルの町を結ぶ馬車は無い。
それどころか、ラグテルの町から出ている定期馬車自体が無い。
空飛ぶ絨毯や箒は無理そうなので現実的な解決案で行くしかないか。
馬車の中で、図面を描いていると
「拓ちゃん、何を書いているんだ。」
「移動時間を短縮する手段として自転車の検討中。
本当はファンタジーに拘りたいけど現実的に解決するしかないからね。」
「タイヤはどうするんだ。」
「ゴムに練成術で木の魔力を練り込めば上手く行きそう。
タイヤの目処が立ったから、マウンテンバイクを作ろうと考えたんだよ。
ギアは切り替え部分の構造が分からないので対応できないけど、それ以外は何とかなる。
実際に作れば、他に問題点が出てくるかも知れないけどね。」
『その自転車というのは何じゃ。儂にも分かる様に説明してくれ。』
どうやら、グリムの好奇心を刺激したみたいだ。そしてもう1人
「もし良ければ、私にも教えてもらえませんか。少しは手伝える事があるかと思いますので」
とトリス練成術師も加わってきた。
魔道具では無いのでどうかと思ったが、紙に簡単な絵を描いて説明を行う。
『ほう、なかなか面白いじゃないか。人力で動く馬の様な物じゃな。』
「画期的な考えですね。なるほど、これなら歩くよりも早く進めそうです。
それに馬と違い、維持費が掛からない。」
グリムとトリス練成術師・・・別々に話しているのに妙に話が合っている。
難しいのはチェーンの部分だが、型を作って練成を行えば問題なく出来る。
トリス練成術師がチェーン部分のサイズを計算して型枠を作ってくれる事になった。
一応、ギアの切り替えの仕組みを説明すると、構造を検討してくれるそうだ。
実際に作るのは家に戻ってからだが、移動中に設計図だけでも完成させてしまう。
家に戻り、先ず行ったのは模様替え。
ロダン侯爵領の子供達から貰った木彫りの絵は入口の目立つ所に、陶器については家の色々な所に飾っておく。
今まで飾りは俺のガラス細工だけだったが、陶器が入ると部屋の風格が増した感じになった。
クリームが戻ってきたら地下の部屋にも、好きな陶器を飾ろうと思う。
ピース医師とトリス練成術師の部屋は、残念ながら所狭しと物が置かれていて飾る場所が無かった。
今回、孤児院への味のお土産は悩んだが、キノコ尽くしの料理にした。
焼き、天ぷら、マリネ、スープ、ピザ、パスタにおこわ…
バイキング形式にすると、一斉に子供達が群がる。
マリネ以外は高評価。地味かと思ったが、受けて良かった。
最後のデザートはガラとアルが作ったプリン。
巨大だ。家に有った最も大きな器でで巨大プリンを作っていた。
「これぞ、男のプリンだろ。」
「やはり、俺達のセンスは一味違うな。」
確かに、巨大プリンは作りたくなるんだよな。
子供達は料理を大量に食べた後だというのに、あっという間に平らげてしまった。
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