異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~

小狸日

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327試験当日

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雪が解けた頃、クリーム、アーク、ニックさん、カイにレム、ピース医師、トリス錬成術師達が戻ってきた。
帰ってくる早々、ジークさんが

「ガラ、Bランク冒険者の試験を受けるそうだな。俺達が試験官をきちんとお連れしたぞ。
 拓と浩司もやっと試験を受けると聞いたぞ。試験への意気込みはどうだ。」

と俺達に問いかける。

「まぁ、皆のお蔭で、やれる事はやったからな。後は明後日の本番まで体を休ませるだけだ。」

「そうか、そうか。ガラの実力が出せれば問題無いだろう。拓と浩司はどうだ。」

「実力試験は大丈夫だと思う。ただ、筆記は勉強していないと落ち着かなくて。浩司は落ち着いているよな。」

「いや、俺も一杯一杯だよ。ただ、やれる事をやるしかないからな。」

俺は試験日が近付いてきて、落ち着かなくなっていた。
浩司も同じように勉強はしているが、俺と違い落ち着いている。
前日まで、出来る事はやっておきたい。それよりも

「ジークさん、試験官ってどういう人なんですか。」

俺としては出来れば試験官の情報を入手して対応策を考えておきたかったが

「悪いな拓、そういう事は言えない事になっているんだ。」

規則なら、仕方が無い。後は俺達が頑張るしかないか。
試験前日、夕食の準備に取り掛かる前に、ガラに声を掛ける

「食事の準備を始めるから、そろそろ練習を切り上げたら。」

ガラは落ち着かないと言って、地下室で素振りをしていた。

「調子はどう」

「明日が試験だと思うと、緊張している。
 ここまで訓練に付き合ってもらったんだ、受かって見せるよ。
 それに、Aランクの冒険者を目指すと決めたのに、ここで躓く訳にはいかないからな。
 拓達はどうだ。」

「出来るだけの筆記試験勉強をやっているけど、やってみないと分からないよ。
 風呂から上がったら、光魔法で体調を整えるよ。」

助かると言って、ガラはそのまま風呂に向かった。
風呂上りにしっかりと体調を整えたが、OZのメンバーは俺に対して本当に無防備だ。
浩司が居るので一線は超えられないが、誘われているのではないかと疑いたくなる。


そして、試験当日
試験はギルド会館の訓練場で行われ、見学は自由となっている。
OZ、クリーム、アークや他の人達が応援に来ていた。
Bランクの試験を受けるのはガラ1人
Cランクの試験を受けるのは俺と浩司を含め32人

午前は、Cランクの魔法の実力試験を先に行い、次にBランクの実力試験
午後は、Cランクの薬草、毒薬等の筆記テスト
となっている。

訓練場には、既に3人の試験官とギルドマスターが待機していた。
魔法の実力試験は事前に申請している得意魔法を実際に使う。
浩司は火の攻撃魔法。俺は光のシールド魔法を申請してある。
攻撃魔法の試験は、的に攻撃魔法をぶつける試験で、攻撃魔法を的に当てられない者、的を壊せない者も居た中、浩司の放った火の玉は正確に的にぶつかり完全に破壊した。
補助魔法は審査官を相手に行い、シールド魔法は審査官の攻撃魔法を防ぐ試験で、俺は完全に防ぎきる事が出来た。
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