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377偵察
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問題は今後の対策だが、遺跡までの深さは10m以上は有った。
そもそも、そこと4本指が繋がっていると言う確証もない。
単に、遺跡の上に屋敷を立てただけなのかも知れない。
そう考えると、遺跡を調べる意味が有るのかは疑問だ。
「実は、報告した方が良い事が1つ有ります。」
オリバー隊長が、そう前置きをして話し始めた内容は、屋敷を見張っていた何人かの兵士がナターシャそっくりの女性を見かけたという内容だった。
「ただ、離れている場所からの確認ですので、似た女性の可能性も高いです。
ナターシャの最後の話を伺うと、その状況で逃げ出す事は出来るとは思えません。」
ラグテルの町に戻る前に、もう少し調べた方が良いかもしれない。
「拓殿、屋敷に忍び込むのは無しですよ。
地下に忍び込んで見つかりでもしたら、逃げ道は無いですからね。」
オリバー隊長に先に釘を刺されてしまった。
「そうなると、横穴を掘って直接遺跡を調査したらどうだ。
家の地下室を作った時の要領でやれば問題無いだろ。」
浩司の提案に乗る事にした。
ナターシャが生きていて、彼女が絡んでいる遺跡となれば調べた方が良いだろう。
1m位の穴であれば土魔法で簡単に出来るが、何mも掘るとなるとそうはいかない。
土魔法のロックブレイクで地面を粉砕し、出来上がった土の塊をアイテムボックスに収納する。
そうやって、穴を掘り進めれば、それほど難しい話では無い。
実際に、家の地下室や地下庭園は支柱を立てた後、この手段で土を取り除いた。
穴の周囲は、ロックウォールで壁にしておけば崩れる心配も無い。
掘り進める拠点は、屋敷から少し離れた所にある空き家を使う。
流石に犯罪なので俺と浩司だけで行おうと思っていたが、他のメンバーから猛反対を受け、OZ、アーク、クリーム、オリバー隊長、ヨギ魔導師、ポトリ教授まで参加することになった。
遺跡の有った深さまで一気に縦穴を掘り、皆が降りてこれる空間を用意し縄梯子をかける。
そして、ポトリ教授の指示で方向を決め横穴を掘り進めていく。
多少時間が掛ったが、遺跡の壁に突き当たった。
「素晴らしいわ。拓さんが居れば地下の遺跡だろうと簡単に調査が出来ますね。」
ポトリ教授が遺跡の壁を触りながら嬉しそうに話している。
この遺跡の壁も魔力を通さない素材で作られている為、中の状態が分からない。
そこで、ポトリ教授が拡張バッグの中からドリルを取り出すと、遺跡の壁に穴を開けた。
中を覗いて見ても真っ暗。
探索魔法で調べてみると、天井裏みたいだ。
ただ、穴が小さ過ぎて内部の把握が上手く出来ない。
ポトリ教授が拡張バッグから更にドリルと細い鋸の様な物を取り出してアークのメンバーに渡している。
「良いですか。ここに入口を作りましょう。
こうなっては、中に入らなければ話になりません。」
ポトリ教授が飛ばしている。一応、ヨギ魔道師とヤマトが闇の魔力で気配を隠しているが大丈夫だろうか。
オリバー隊長を見ると、半ば諦めているみたいだ。
俺は、他の所に穴を開けてもらい、中で動きが無いか確認しているが問題なさそうだ。
そして筋肉集団の力で、簡単に入口を作ってしまった。
「誰も居ないみたいですが、一応、先に偵察をしてきます。」
中に入ろうとする俺と浩司の肩を、ガラに捕まれる。
「拓と浩司の2人だけでの行動は禁止に決まっているだろ。
拓の隠密能力は捨てがたいとして、一緒に行動するのは・・・」
「責任者なので私が拓さんと一緒に行きましょう。」
結局、俺とオリバー隊長で中に入る事になった。
何となく逆らえないオリバー隊長の雰囲気に浩司も頷いていた。
そもそも、そこと4本指が繋がっていると言う確証もない。
単に、遺跡の上に屋敷を立てただけなのかも知れない。
そう考えると、遺跡を調べる意味が有るのかは疑問だ。
「実は、報告した方が良い事が1つ有ります。」
オリバー隊長が、そう前置きをして話し始めた内容は、屋敷を見張っていた何人かの兵士がナターシャそっくりの女性を見かけたという内容だった。
「ただ、離れている場所からの確認ですので、似た女性の可能性も高いです。
ナターシャの最後の話を伺うと、その状況で逃げ出す事は出来るとは思えません。」
ラグテルの町に戻る前に、もう少し調べた方が良いかもしれない。
「拓殿、屋敷に忍び込むのは無しですよ。
地下に忍び込んで見つかりでもしたら、逃げ道は無いですからね。」
オリバー隊長に先に釘を刺されてしまった。
「そうなると、横穴を掘って直接遺跡を調査したらどうだ。
家の地下室を作った時の要領でやれば問題無いだろ。」
浩司の提案に乗る事にした。
ナターシャが生きていて、彼女が絡んでいる遺跡となれば調べた方が良いだろう。
1m位の穴であれば土魔法で簡単に出来るが、何mも掘るとなるとそうはいかない。
土魔法のロックブレイクで地面を粉砕し、出来上がった土の塊をアイテムボックスに収納する。
そうやって、穴を掘り進めれば、それほど難しい話では無い。
実際に、家の地下室や地下庭園は支柱を立てた後、この手段で土を取り除いた。
穴の周囲は、ロックウォールで壁にしておけば崩れる心配も無い。
掘り進める拠点は、屋敷から少し離れた所にある空き家を使う。
流石に犯罪なので俺と浩司だけで行おうと思っていたが、他のメンバーから猛反対を受け、OZ、アーク、クリーム、オリバー隊長、ヨギ魔導師、ポトリ教授まで参加することになった。
遺跡の有った深さまで一気に縦穴を掘り、皆が降りてこれる空間を用意し縄梯子をかける。
そして、ポトリ教授の指示で方向を決め横穴を掘り進めていく。
多少時間が掛ったが、遺跡の壁に突き当たった。
「素晴らしいわ。拓さんが居れば地下の遺跡だろうと簡単に調査が出来ますね。」
ポトリ教授が遺跡の壁を触りながら嬉しそうに話している。
この遺跡の壁も魔力を通さない素材で作られている為、中の状態が分からない。
そこで、ポトリ教授が拡張バッグの中からドリルを取り出すと、遺跡の壁に穴を開けた。
中を覗いて見ても真っ暗。
探索魔法で調べてみると、天井裏みたいだ。
ただ、穴が小さ過ぎて内部の把握が上手く出来ない。
ポトリ教授が拡張バッグから更にドリルと細い鋸の様な物を取り出してアークのメンバーに渡している。
「良いですか。ここに入口を作りましょう。
こうなっては、中に入らなければ話になりません。」
ポトリ教授が飛ばしている。一応、ヨギ魔道師とヤマトが闇の魔力で気配を隠しているが大丈夫だろうか。
オリバー隊長を見ると、半ば諦めているみたいだ。
俺は、他の所に穴を開けてもらい、中で動きが無いか確認しているが問題なさそうだ。
そして筋肉集団の力で、簡単に入口を作ってしまった。
「誰も居ないみたいですが、一応、先に偵察をしてきます。」
中に入ろうとする俺と浩司の肩を、ガラに捕まれる。
「拓と浩司の2人だけでの行動は禁止に決まっているだろ。
拓の隠密能力は捨てがたいとして、一緒に行動するのは・・・」
「責任者なので私が拓さんと一緒に行きましょう。」
結局、俺とオリバー隊長で中に入る事になった。
何となく逆らえないオリバー隊長の雰囲気に浩司も頷いていた。
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