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ブルネリ公爵との話が終わると、騎士団の人達に囲まれて酒を注がれまくる。
この人達、昨日も大量に飲んでいるのに、連続して良く飲めるものだと思う。
また飲む振りをして、アイテムボックスに酒を流し、闇の魔力で気配を消して酒地獄から抜け出させてもらった。
「今日の主役がこんな所で休んでいて良いのか。」
バラン将軍が離れて休んでいる俺の所にやって来た。
これ以上酒を飲むと明日が辛くなりそうと答えると、「そうか」と言って隣に座った。
「拓殿は黒死病が広まった村で出会ったティコという犬族の子供を覚えているか。」
薬師だった彼の両親を黒死病で失い、医者に成りたいと言っていた子供だ。
黒死病が収束しピース医師を一緒に町を回り、医者の元で勉強をすると聞いていたが
「今回の毒騒動で、彼も治療の手伝いを行っていた。
的確な診断を行い、国王自ら医者として努力を惜しまない様にとのお言葉をもらっている。
未だ医者見習いだが、凄い事だ。」
治療魔法を使えない獣人が医者になったのか。
「本当に凄いですね。そうか頑張っているのか。」
彼が医者になった時に役立つような魔道具を渡せるように用意しておくか。
バラン将軍は暫く俺に付き合って話をすると、再び酒地獄の中に戻って行った。
『拓はどうするんじゃ。』
「最後に飲み会の場を盛り上げて、もう寝るよ。さて、イメージが出来たからやってみるか。」
自分の周囲に色とりどりの光の玉を作りだす。
魔力を隠している訳ではないので直ぐ気が付いて興味深げに全員が俺に注目した。
作った光の玉を打ち出し、兵士達の頭上で弾けさせる。
弾けた光の玉は無数の小さな光の玉となり光の軌跡を作る。
その線はイメージ通りに、暗闇に光の花を描きだした。
花火をイメージしたが、無音で迫力が無いのが残念だ。
所詮光魔法なので仕方が無いと思っていると、浩司が光の玉に合わせて風魔法を当てパーンという音を加えてくれる。
兵士達は一瞬あっけに取られていたが、直ぐに花火に合わせて歓声と拍手が上がった。
最後に一斉に大量の花火を打ち上げ、30分程の花火魔法は終了。
俺に向かって拍手をする兵士に礼をし、そのまま部屋に戻ると浩司もやって来た。
「花火を上げるなら、先に言っておけよ。
やはり、花火には音が有った方が良いだろう。」
そう言って、笑いかけてくる。
次の日は厨房を借りて朝から料理を作っている。
昨日の花火の後、凄い盛り上がりだったらしく、今回の移動時用の料理も出してしまったらしい。
昼用に用意したおにぎりや丼、サンドイッチまで食べつくすとは。
体を動かす事が仕事の騎士団の胃袋は凄い。
食材はヨギ魔道師が用意してくれていた。多分こうなる事を見越してくれていたのだろう。
ただ、机の端でヤマトと一緒につまみ食いをするのは如何なものかと。
「ところで、ヨギ魔道師。アイテムボックスで運んで欲しい荷物が有るのですがお願い出来ませんか。」
「私のに入れられる分なら任せてもらおう。もしかして、ロダン侯爵への土産か。」
「せっかく湖畔のリゾートですから、遊べる物を用意してみました。
受け入れられれば、そのまま使ってもらえればと思っています。」
今回の旅にヨギ魔導師の他にヨハン王子とガゼルス将軍も加わった。
マクニス王国に留まっているので、ブルネリ公爵が気を回して手配をしてくれていた。
ロダン侯爵に無料で招待して頂いているのに大丈夫かと思ったが、問題無いと回答をもらっているそうだ。
現状、ロダン侯爵はブルネリ公爵に金を借りている立場なので、問題が有っても無いと言うだろう。
迷惑を掛ける分、受け取ってもらえれば良いと思う。
料理が一段落付いた所で、ヨギ魔道師を人気のない所へ連れて行き、俺のアイテムボックスから取り出すと
「良いじゃないか。
昨日の光魔法といい、拓の魔法の使い方は実に面白い。
ロダン侯爵が拓の技術に気が付いているなら、周りには適当に説明をしてくれるだろう。
いざとなれば、ブルネリを言い訳に使えばいい。」
受け入れてもらえたが、ヨギ魔道師のブルネリ公爵の扱いが酷い気がする。
この人達、昨日も大量に飲んでいるのに、連続して良く飲めるものだと思う。
また飲む振りをして、アイテムボックスに酒を流し、闇の魔力で気配を消して酒地獄から抜け出させてもらった。
「今日の主役がこんな所で休んでいて良いのか。」
バラン将軍が離れて休んでいる俺の所にやって来た。
これ以上酒を飲むと明日が辛くなりそうと答えると、「そうか」と言って隣に座った。
「拓殿は黒死病が広まった村で出会ったティコという犬族の子供を覚えているか。」
薬師だった彼の両親を黒死病で失い、医者に成りたいと言っていた子供だ。
黒死病が収束しピース医師を一緒に町を回り、医者の元で勉強をすると聞いていたが
「今回の毒騒動で、彼も治療の手伝いを行っていた。
的確な診断を行い、国王自ら医者として努力を惜しまない様にとのお言葉をもらっている。
未だ医者見習いだが、凄い事だ。」
治療魔法を使えない獣人が医者になったのか。
「本当に凄いですね。そうか頑張っているのか。」
彼が医者になった時に役立つような魔道具を渡せるように用意しておくか。
バラン将軍は暫く俺に付き合って話をすると、再び酒地獄の中に戻って行った。
『拓はどうするんじゃ。』
「最後に飲み会の場を盛り上げて、もう寝るよ。さて、イメージが出来たからやってみるか。」
自分の周囲に色とりどりの光の玉を作りだす。
魔力を隠している訳ではないので直ぐ気が付いて興味深げに全員が俺に注目した。
作った光の玉を打ち出し、兵士達の頭上で弾けさせる。
弾けた光の玉は無数の小さな光の玉となり光の軌跡を作る。
その線はイメージ通りに、暗闇に光の花を描きだした。
花火をイメージしたが、無音で迫力が無いのが残念だ。
所詮光魔法なので仕方が無いと思っていると、浩司が光の玉に合わせて風魔法を当てパーンという音を加えてくれる。
兵士達は一瞬あっけに取られていたが、直ぐに花火に合わせて歓声と拍手が上がった。
最後に一斉に大量の花火を打ち上げ、30分程の花火魔法は終了。
俺に向かって拍手をする兵士に礼をし、そのまま部屋に戻ると浩司もやって来た。
「花火を上げるなら、先に言っておけよ。
やはり、花火には音が有った方が良いだろう。」
そう言って、笑いかけてくる。
次の日は厨房を借りて朝から料理を作っている。
昨日の花火の後、凄い盛り上がりだったらしく、今回の移動時用の料理も出してしまったらしい。
昼用に用意したおにぎりや丼、サンドイッチまで食べつくすとは。
体を動かす事が仕事の騎士団の胃袋は凄い。
食材はヨギ魔道師が用意してくれていた。多分こうなる事を見越してくれていたのだろう。
ただ、机の端でヤマトと一緒につまみ食いをするのは如何なものかと。
「ところで、ヨギ魔道師。アイテムボックスで運んで欲しい荷物が有るのですがお願い出来ませんか。」
「私のに入れられる分なら任せてもらおう。もしかして、ロダン侯爵への土産か。」
「せっかく湖畔のリゾートですから、遊べる物を用意してみました。
受け入れられれば、そのまま使ってもらえればと思っています。」
今回の旅にヨギ魔導師の他にヨハン王子とガゼルス将軍も加わった。
マクニス王国に留まっているので、ブルネリ公爵が気を回して手配をしてくれていた。
ロダン侯爵に無料で招待して頂いているのに大丈夫かと思ったが、問題無いと回答をもらっているそうだ。
現状、ロダン侯爵はブルネリ公爵に金を借りている立場なので、問題が有っても無いと言うだろう。
迷惑を掛ける分、受け取ってもらえれば良いと思う。
料理が一段落付いた所で、ヨギ魔道師を人気のない所へ連れて行き、俺のアイテムボックスから取り出すと
「良いじゃないか。
昨日の光魔法といい、拓の魔法の使い方は実に面白い。
ロダン侯爵が拓の技術に気が付いているなら、周りには適当に説明をしてくれるだろう。
いざとなれば、ブルネリを言い訳に使えばいい。」
受け入れてもらえたが、ヨギ魔道師のブルネリ公爵の扱いが酷い気がする。
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