496 / 761
496自転車作り
しおりを挟む
朝から全員で移動だ。
建前として、OZはピース医師、トリス錬成術師の護衛として
アーク、クリームはクロイツ伯爵の護衛として行動する。
俺達は少し先に出発し、途中で後から来るサリナ姫達と合流する予定だ。
馬車は冒険者の誰かが運転するのだが、他のメンバーは自転車で移動している。
OZとしてはガラだけが自転車に乗り、他は人前でも取り出せるようにヨギ魔導師のアイテムボックスに預けてある。
ヨギ魔導師はブルネリ公爵邸や騎士団の寄宿舎で練習をしていたみたいで、自転車で一番前を走ってご満悦だ。
サリナ姫と合流する広場に到着すると、
ヨギ魔導師指導の下、クロイツ伯爵、ロゼ夫人と息子のトーマスが自転車の練習を始めた。
俺達はクロイツ伯爵が用意してくれたチョコレートを食べながら
「トーマス頑張れ。」「クロイツ伯爵良い感じです。」「ロゼ夫人気を付けて。」
3人に声を掛けている。
「拓ちゃん、ロダン侯爵領の所は湖一周出来る道が有ったよな。皆で湖畔のサイクリングなんてどうだ。」
浩司のアイディアは頂きだな。
ラグテルの町のメンバー分は持って来ているが、更に15台は用意しないといけないのか。
「私も手伝いますよ。」
とトリス錬成術師まで手伝ってくれることになった。
面倒なチェーンと歯車部分、ワイヤーは在庫が有るので、何とでもなるだろう。
今の話が聞こえたのか、ヨギ魔導師がこちらに来ると
「丁度いい具合に材料となる素材を大量に持っている。
これを使ってもらって構わないぞ。」
この人、初めからそのつもりでいたのだろう。
クロイツ伯爵一家に自転車の練習をする様に進めたのもこの人だ。
もしかして、それも計画の1つだったのだろうか。
そして、更に取り出したのはフレーム等の型枠。
「ブルネリがチェーン同様に他のパーツの型枠を作っていたのでたまたま借りてきていた。
拓とトリス錬成術師なら充分使いこなせるだろう。
リゾートで貴族が自転車に乗る機会を得れば、広まるのも早いだろう。
面白そうだったので、たまたま練成術の練習を兼ねて、細かいパーツを作ってみた。使えるか。
ついでに私も練成術を手伝おう。」
ここまで用意していてたまたまと言うか。
しかし、自転車を広める良い機会かもしれない。
先ずは型枠通りに1台作ってみたが、サイズは問題無い。
組み立てと塗装はOZ、アーク、クリームが対応してくれると言うので充分な用意が出来そうだ。
そんな事をしている内にサリナ姫一行が合流。
「皆さん、お久しぶりです。この度は、お招きありがとうございます。」
一応、今回のリゾートは発案と魔道具を準備した俺と俺の知り合いの招待と言う形になっている。
「この度は、招いて頂きありがとうございます。」
そして、ヨハン王子とガゼルス将軍が挨拶をする。
しっかりした対応をしてくれたが、それは初めの挨拶だけ。
「トーマス、カイ、レム、元気にしてた?皆、また背が伸びたみたいね。」
「カイなんて、体格も大人と変わらないじゃないか。
ちょっと待て、これは魔力訓練の指輪型魔道具だよな。
もしかして、俺の方が年上なのにカイと同じレベルなのか。」
直ぐに、素で話している。
ヨハン王子は1人で落ち込み、カイを困らせていた。
サリナ姫が馬車の横を見ると
「これが自転車ね。
アークやクリームの皆さんが乗っていると聞いて楽しみにしていたのよ。
それって、もしかして自転車を作っているの。」
アークやクリームのメンバーが着くまでに塗装と組み立てを行うと伝えると
「楽しそう。私達が組み立てる分も有るのよね。
何色にするのが良いかしら。皆と同じ色にならない方が面白いわよね。」
「それは面白い、俺は何色にしようかな。」
勝手に先走るお姫様に王子様。
建前として、OZはピース医師、トリス錬成術師の護衛として
アーク、クリームはクロイツ伯爵の護衛として行動する。
俺達は少し先に出発し、途中で後から来るサリナ姫達と合流する予定だ。
馬車は冒険者の誰かが運転するのだが、他のメンバーは自転車で移動している。
OZとしてはガラだけが自転車に乗り、他は人前でも取り出せるようにヨギ魔導師のアイテムボックスに預けてある。
ヨギ魔導師はブルネリ公爵邸や騎士団の寄宿舎で練習をしていたみたいで、自転車で一番前を走ってご満悦だ。
サリナ姫と合流する広場に到着すると、
ヨギ魔導師指導の下、クロイツ伯爵、ロゼ夫人と息子のトーマスが自転車の練習を始めた。
俺達はクロイツ伯爵が用意してくれたチョコレートを食べながら
「トーマス頑張れ。」「クロイツ伯爵良い感じです。」「ロゼ夫人気を付けて。」
3人に声を掛けている。
「拓ちゃん、ロダン侯爵領の所は湖一周出来る道が有ったよな。皆で湖畔のサイクリングなんてどうだ。」
浩司のアイディアは頂きだな。
ラグテルの町のメンバー分は持って来ているが、更に15台は用意しないといけないのか。
「私も手伝いますよ。」
とトリス錬成術師まで手伝ってくれることになった。
面倒なチェーンと歯車部分、ワイヤーは在庫が有るので、何とでもなるだろう。
今の話が聞こえたのか、ヨギ魔導師がこちらに来ると
「丁度いい具合に材料となる素材を大量に持っている。
これを使ってもらって構わないぞ。」
この人、初めからそのつもりでいたのだろう。
クロイツ伯爵一家に自転車の練習をする様に進めたのもこの人だ。
もしかして、それも計画の1つだったのだろうか。
そして、更に取り出したのはフレーム等の型枠。
「ブルネリがチェーン同様に他のパーツの型枠を作っていたのでたまたま借りてきていた。
拓とトリス錬成術師なら充分使いこなせるだろう。
リゾートで貴族が自転車に乗る機会を得れば、広まるのも早いだろう。
面白そうだったので、たまたま練成術の練習を兼ねて、細かいパーツを作ってみた。使えるか。
ついでに私も練成術を手伝おう。」
ここまで用意していてたまたまと言うか。
しかし、自転車を広める良い機会かもしれない。
先ずは型枠通りに1台作ってみたが、サイズは問題無い。
組み立てと塗装はOZ、アーク、クリームが対応してくれると言うので充分な用意が出来そうだ。
そんな事をしている内にサリナ姫一行が合流。
「皆さん、お久しぶりです。この度は、お招きありがとうございます。」
一応、今回のリゾートは発案と魔道具を準備した俺と俺の知り合いの招待と言う形になっている。
「この度は、招いて頂きありがとうございます。」
そして、ヨハン王子とガゼルス将軍が挨拶をする。
しっかりした対応をしてくれたが、それは初めの挨拶だけ。
「トーマス、カイ、レム、元気にしてた?皆、また背が伸びたみたいね。」
「カイなんて、体格も大人と変わらないじゃないか。
ちょっと待て、これは魔力訓練の指輪型魔道具だよな。
もしかして、俺の方が年上なのにカイと同じレベルなのか。」
直ぐに、素で話している。
ヨハン王子は1人で落ち込み、カイを困らせていた。
サリナ姫が馬車の横を見ると
「これが自転車ね。
アークやクリームの皆さんが乗っていると聞いて楽しみにしていたのよ。
それって、もしかして自転車を作っているの。」
アークやクリームのメンバーが着くまでに塗装と組み立てを行うと伝えると
「楽しそう。私達が組み立てる分も有るのよね。
何色にするのが良いかしら。皆と同じ色にならない方が面白いわよね。」
「それは面白い、俺は何色にしようかな。」
勝手に先走るお姫様に王子様。
23
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
令和日本では五十代、異世界では十代、この二つの人生を生きていきます。
越路遼介
ファンタジー
篠永俊樹、五十四歳は三十年以上務めた消防士を早期退職し、日本一周の旅に出た。失敗の人生を振り返っていた彼は東尋坊で不思議な老爺と出会い、歳の離れた友人となる。老爺はその後に他界するも、俊樹に手紙を残してあった。老爺は言った。『儂はセイラシアという世界で魔王で、勇者に討たれたあと魔王の記憶を持ったまま日本に転生した』と。信じがたい思いを秘めつつ俊樹は手紙にあった通り、老爺の自宅物置の扉に合言葉と同時に開けると、そこには見たこともない大草原が広がっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる