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575老後
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しかし、老後か・・・元の世界なら今頃、定年退職、老後の生活を本格的に考えている頃か。
俺の場合、早期退職を狙っていたのが、若返って異世界で冒険者。
人生何があるか分からないが、とりあえず老後の十分な資金も手に入ったので少しは安心できる。
後は、健康維持とボケ予防か・・・
「ちょっと、拓ちゃん大丈夫。疲れたのなら少し休んだら。」
俺はボーっとしている様に見えているのだろう。心配したサリナ姫が声を掛けてくれる。
「大丈夫ですよ。ブルネリさん達の話を聞いて、少し老後について考えていただけですから。」
「・・・」
「野菜を育てて、疲れたら陽だまりで寛いで、趣味として練成術で物作りなんて良いかと。
近所の子供達に魔法教室なんて開いたりするのも面白いかもしれませんね。
頭を使わないとボケるって言いますし。」
「・・・」
「そして、時々優雅に高級宿に泊まったり、外食で美味しい料理を食べたりして。」
「・・・」
「どうしたんです、サリナお姉さん。」
何故か、サリナ姫の反応が無い。
「拓は、本当に何処まで行っても拓なんだな。
もっと高みを目指す気は無いのか。」
「???」
その代わりにヨハン王子が話してくるが、ここで言う高みとは何だろうか。
宮廷魔道師とかは人間関係が面倒で成りたいとは思わない。
「拓ならグリム大魔道士も夢ではない。」
ヨギ魔道士が、また変なことを言っている。
アイテムボックスの中で、そのグリムが『その通りじゃ、儂の名を継ぐように精進するといい。』と迷惑な発言。
浩司は、少し離れた所で笑いを堪えているし。
「グリム大魔道士は色々と有りますので置いておくとして、俺個人としては現状で十分に満足していますよ。
仲間と一緒に旅をして、美味しい料理を食べてと自分のやりたい事が出来ていますから。」
「そうかもしれないけど、その歳で生活に満足とか老後を考えるのはどうかと思うわ。
拓ちゃんって、時々が年寄りみたいよね。」
サリナ姫の言葉に、浩司が笑いを堪えられず噴出した。
実際なら、老後を視野に入れてもいい歳なので仕方が無いだろう。
「老後ではないけど、サリナお姉さんとヨハンさんは結婚したら何処に住む予定ですか。」
俺の質問にサリナ姫は顔を赤くして視線を逸らす。
この質問ってそんなにデリケートな話なのだろうか。
「結婚して住む場所となるとマクニスかグランザムの直轄領の何処かに住むことになるだろうな。
ただ、俺達は婚約しているが結婚するかは未だ確定していない。
勿論、俺はサリナさんとの結婚を考えているし、したいと思っているけどな。」
変わりにヨハン王子が答えてくれたが、プロポーズの言葉が入っている様な・・・
『国同士の政略的な側面も有るから、色々と有るのじゃろう。
しかし、サリナ姫の態度を見るとヨハン王子に脈が有るんじゃないのか。
青春じゃな。浩司も応援のし甲斐が有るな。』
『リッチも、神官として祝福を授けたいと2人だと言っているにゃ。
つがいになれる様に頑張るにゃ。』
浩司を見ると、確認するまでもなく任せておけとの顔をしている。
俺も2人の結婚には賛成だが、サリナ姫がこんな反応をするなんて珍しい。
正直、鈍感で色気より食い気だと思っていたので意外だ。
知らない所で、何か進展が有ったのだろうか。
微笑ましく見ている俺に、無慈悲な姫チョップが炸裂した。
照れ隠しだろうか、赤い顔のまま花摘み作業に戻っていった。
のどかに作業は進み、花摘みに4日間用意したが2日で依頼分は集まってしまった。
一日早く帰ることにしようとしたが、
「良ければ私から、この薬の製造依頼を出させてもらえないか。」
ブルネリ公爵から依頼を受けることになった。
ロダン侯爵も余裕が有れば買いたいということになった。
どうやら、自分の屋敷で働いている人達へのお土産にするみたいだ。
ちょっとした傷や手荒れに重宝するらしい。
残りの2日間は、俺は採取した薬草で練成術を使い薬作りを行い、他の人達は改めて依頼分の薬草を採取した。
俺の場合、早期退職を狙っていたのが、若返って異世界で冒険者。
人生何があるか分からないが、とりあえず老後の十分な資金も手に入ったので少しは安心できる。
後は、健康維持とボケ予防か・・・
「ちょっと、拓ちゃん大丈夫。疲れたのなら少し休んだら。」
俺はボーっとしている様に見えているのだろう。心配したサリナ姫が声を掛けてくれる。
「大丈夫ですよ。ブルネリさん達の話を聞いて、少し老後について考えていただけですから。」
「・・・」
「野菜を育てて、疲れたら陽だまりで寛いで、趣味として練成術で物作りなんて良いかと。
近所の子供達に魔法教室なんて開いたりするのも面白いかもしれませんね。
頭を使わないとボケるって言いますし。」
「・・・」
「そして、時々優雅に高級宿に泊まったり、外食で美味しい料理を食べたりして。」
「・・・」
「どうしたんです、サリナお姉さん。」
何故か、サリナ姫の反応が無い。
「拓は、本当に何処まで行っても拓なんだな。
もっと高みを目指す気は無いのか。」
「???」
その代わりにヨハン王子が話してくるが、ここで言う高みとは何だろうか。
宮廷魔道師とかは人間関係が面倒で成りたいとは思わない。
「拓ならグリム大魔道士も夢ではない。」
ヨギ魔道士が、また変なことを言っている。
アイテムボックスの中で、そのグリムが『その通りじゃ、儂の名を継ぐように精進するといい。』と迷惑な発言。
浩司は、少し離れた所で笑いを堪えているし。
「グリム大魔道士は色々と有りますので置いておくとして、俺個人としては現状で十分に満足していますよ。
仲間と一緒に旅をして、美味しい料理を食べてと自分のやりたい事が出来ていますから。」
「そうかもしれないけど、その歳で生活に満足とか老後を考えるのはどうかと思うわ。
拓ちゃんって、時々が年寄りみたいよね。」
サリナ姫の言葉に、浩司が笑いを堪えられず噴出した。
実際なら、老後を視野に入れてもいい歳なので仕方が無いだろう。
「老後ではないけど、サリナお姉さんとヨハンさんは結婚したら何処に住む予定ですか。」
俺の質問にサリナ姫は顔を赤くして視線を逸らす。
この質問ってそんなにデリケートな話なのだろうか。
「結婚して住む場所となるとマクニスかグランザムの直轄領の何処かに住むことになるだろうな。
ただ、俺達は婚約しているが結婚するかは未だ確定していない。
勿論、俺はサリナさんとの結婚を考えているし、したいと思っているけどな。」
変わりにヨハン王子が答えてくれたが、プロポーズの言葉が入っている様な・・・
『国同士の政略的な側面も有るから、色々と有るのじゃろう。
しかし、サリナ姫の態度を見るとヨハン王子に脈が有るんじゃないのか。
青春じゃな。浩司も応援のし甲斐が有るな。』
『リッチも、神官として祝福を授けたいと2人だと言っているにゃ。
つがいになれる様に頑張るにゃ。』
浩司を見ると、確認するまでもなく任せておけとの顔をしている。
俺も2人の結婚には賛成だが、サリナ姫がこんな反応をするなんて珍しい。
正直、鈍感で色気より食い気だと思っていたので意外だ。
知らない所で、何か進展が有ったのだろうか。
微笑ましく見ている俺に、無慈悲な姫チョップが炸裂した。
照れ隠しだろうか、赤い顔のまま花摘み作業に戻っていった。
のどかに作業は進み、花摘みに4日間用意したが2日で依頼分は集まってしまった。
一日早く帰ることにしようとしたが、
「良ければ私から、この薬の製造依頼を出させてもらえないか。」
ブルネリ公爵から依頼を受けることになった。
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どうやら、自分の屋敷で働いている人達へのお土産にするみたいだ。
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