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597萌え
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もうじきマクニス王国で、犯罪を犯した貴族の死刑が実施される。
ブルネリ公爵が帰ってからは周囲に異常は無いが、念のためサリナ姫やヨハン王子にはラグテルの町から離れてもらう事にして俺達はジャポの町に向かっている。
サリナ姫とヨハン王子には死刑の事は伝えていない。
「拓ちゃんは嬉しそうね。」
サリナ姫に言われるほど、顔に出ていただろうか。
「新しい遺跡を見れるのも有りますが、醤油を作っている町ですからね。
きっと、他の発酵食材にも出会えますよ。
そう言う、サリナお姉さんも楽しそうですよ。」
ジャポの町は遺跡の他に何も無い辺境の地になるが、醤油の入手先だ。
醤油が有るなら、味噌も有るかもしれない。
食材に遺跡、嫌でも期待が膨らむ。
「未だ見た事のない遺跡を見るんだもの。当り前じゃない。
これから行く遺跡は、湖の遺跡とも賢者の遺跡とも言われているわ。
湖の中に浮かぶ島に有って、大戦争が始まる前は賢者が住んでいたという逸話が有るのよ。
まぁ、私も資料を見ただけだけど。」
さすがサリナ姫だ。遺跡の勉強をされているだけの事はある。
しかし、伝説の賢者か・・・グリムみたいな人では無いと思いたい。
「ただ、遺跡は神聖視されているわ。
立ち入り禁止のはずよ。確か、島にも渡る事は許されていないはずだったわ。
今回は、湖畔から遺跡を眺めるだけになるわね。」
中に入れないのは残念だが、仕方がないだろう。
OZ、アーク、クリームの他にサリナ姫達の護衛を含めて全24名。
危険が伴うので、カイはカレー専門店のお客の整理をお願いした。
大型の馬車を3台での大所帯になっている。
馬車を引く魔獣はレンタルだが、馬車そのものははニックさんが購入したものだ。
俺の方で、座り心地の良いシートを取り付けている。
出発前に、皆にはポーチを渡した。
中にはポーションや携帯食料、風邪薬や保温シート、1日だけ水を固める薬を入れてある。
災害時の緊急バッグみたいな物だ。
移動の時に持っていれば、少しは安心出来るだろう。
今夜は街道脇の広場で宿泊。
天幕を張りたい所だが、他にも人が居るので広場の隅にテントとタープで宿泊場所を作る。
馬車とテントで目隠しをし、普段通りの料理を食べ、タープの1つは風呂として使っている。
「本当に、優雅な旅よね。
馬車に備え付けた椅子も座り心地も良いし、お風呂に料理。」
サリナ姫も気に入っているみたいだ。
「それに、十分な明りも有りますので、勉強も出来ます。
さぁ、姫様。そろそろ勉強の時間ですよ。」
サリナ姫は侍女のクリスティーナさんにタープの方へ連行されていった。
そんな恨めしそうな目で見られても、王女として頑張ってもらうしかないだろう。
サリナ姫が連れて行かれた所で、俺は魔道具作りを開始した。
******(クリスティーヌ)
本当に凄い旅です。
サリナ姫が嬉しがるのも分かりますが、これ以上勉強を疎かにする訳にはいきません。
しかし、私が今まで拓様を見ていて気になったのですが
「所で姫様。もしかして拓様の好きな方というのは浩司様の事でしょうか。」
つい伺ってしまいました。
侍女として興味本位で質問してしまうとは。「余計な事を詮索し、失礼しました。」直ぐに謝りました。
「あら、今まで気が付いていなかったの。流石のクリスティーヌでも恋愛は苦手みたいね。」
何ですって、本当に2人が付き合っていたのですね。
少年と大男のカップルなんて萌えます。
正直、少年と美青年の方が好きなのですが、厳つい男同士よりずっと良いです。
「どうしたのクリスティーヌ。
私達、2人の付き合いを応援しているの。
出来れば貴方にも応援してほしいけど、嫌う事だけはしないでね。」
私の態度を、違った風に捉えてしまったみたいです。
「姫様、安心してください。えぇ、私も2人の恋を応援させてもらいますとも。」
こんな美味しいシチュエーションを駄目になんてさせるものですか。
この旅、本当に楽しくなってきました。
ブルネリ公爵が帰ってからは周囲に異常は無いが、念のためサリナ姫やヨハン王子にはラグテルの町から離れてもらう事にして俺達はジャポの町に向かっている。
サリナ姫とヨハン王子には死刑の事は伝えていない。
「拓ちゃんは嬉しそうね。」
サリナ姫に言われるほど、顔に出ていただろうか。
「新しい遺跡を見れるのも有りますが、醤油を作っている町ですからね。
きっと、他の発酵食材にも出会えますよ。
そう言う、サリナお姉さんも楽しそうですよ。」
ジャポの町は遺跡の他に何も無い辺境の地になるが、醤油の入手先だ。
醤油が有るなら、味噌も有るかもしれない。
食材に遺跡、嫌でも期待が膨らむ。
「未だ見た事のない遺跡を見るんだもの。当り前じゃない。
これから行く遺跡は、湖の遺跡とも賢者の遺跡とも言われているわ。
湖の中に浮かぶ島に有って、大戦争が始まる前は賢者が住んでいたという逸話が有るのよ。
まぁ、私も資料を見ただけだけど。」
さすがサリナ姫だ。遺跡の勉強をされているだけの事はある。
しかし、伝説の賢者か・・・グリムみたいな人では無いと思いたい。
「ただ、遺跡は神聖視されているわ。
立ち入り禁止のはずよ。確か、島にも渡る事は許されていないはずだったわ。
今回は、湖畔から遺跡を眺めるだけになるわね。」
中に入れないのは残念だが、仕方がないだろう。
OZ、アーク、クリームの他にサリナ姫達の護衛を含めて全24名。
危険が伴うので、カイはカレー専門店のお客の整理をお願いした。
大型の馬車を3台での大所帯になっている。
馬車を引く魔獣はレンタルだが、馬車そのものははニックさんが購入したものだ。
俺の方で、座り心地の良いシートを取り付けている。
出発前に、皆にはポーチを渡した。
中にはポーションや携帯食料、風邪薬や保温シート、1日だけ水を固める薬を入れてある。
災害時の緊急バッグみたいな物だ。
移動の時に持っていれば、少しは安心出来るだろう。
今夜は街道脇の広場で宿泊。
天幕を張りたい所だが、他にも人が居るので広場の隅にテントとタープで宿泊場所を作る。
馬車とテントで目隠しをし、普段通りの料理を食べ、タープの1つは風呂として使っている。
「本当に、優雅な旅よね。
馬車に備え付けた椅子も座り心地も良いし、お風呂に料理。」
サリナ姫も気に入っているみたいだ。
「それに、十分な明りも有りますので、勉強も出来ます。
さぁ、姫様。そろそろ勉強の時間ですよ。」
サリナ姫は侍女のクリスティーナさんにタープの方へ連行されていった。
そんな恨めしそうな目で見られても、王女として頑張ってもらうしかないだろう。
サリナ姫が連れて行かれた所で、俺は魔道具作りを開始した。
******(クリスティーヌ)
本当に凄い旅です。
サリナ姫が嬉しがるのも分かりますが、これ以上勉強を疎かにする訳にはいきません。
しかし、私が今まで拓様を見ていて気になったのですが
「所で姫様。もしかして拓様の好きな方というのは浩司様の事でしょうか。」
つい伺ってしまいました。
侍女として興味本位で質問してしまうとは。「余計な事を詮索し、失礼しました。」直ぐに謝りました。
「あら、今まで気が付いていなかったの。流石のクリスティーヌでも恋愛は苦手みたいね。」
何ですって、本当に2人が付き合っていたのですね。
少年と大男のカップルなんて萌えます。
正直、少年と美青年の方が好きなのですが、厳つい男同士よりずっと良いです。
「どうしたのクリスティーヌ。
私達、2人の付き合いを応援しているの。
出来れば貴方にも応援してほしいけど、嫌う事だけはしないでね。」
私の態度を、違った風に捉えてしまったみたいです。
「姫様、安心してください。えぇ、私も2人の恋を応援させてもらいますとも。」
こんな美味しいシチュエーションを駄目になんてさせるものですか。
この旅、本当に楽しくなってきました。
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