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687アンデット
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バラン将軍の部下の方も手を貸してくれる為に来てくれていたので
「こちらの手紙をブルネリ侯爵にお願いします。
グランザム王国で起きた事とお願いを書いておきました。
それから、商人のパウロさん、ヨーゼフさん、ティムさんに
500人分のテントと食料を用意してもらうようニックさん経由で連絡を取ってもらえませんか。
食料は、量重視でお願いすると伝えてください。
金はこれで、余りは村の開拓に回すので抑えるようにと。」
今までの経緯と今後の予定を書いた手紙と、白金貨50枚を渡す。
受け取った金額に驚くが、直ぐに兵士3人が馬に乗って出発してくれた。
後は、皆でラグテルの町に行くだけだと思っていたのだが
「拓、浩司、森に放置されていた兵士がアンデットになってこっちに向かってくる。」
レオが俺達の所に掛け込んで来た。
この世界のアンデットは死体に幽体の魔獣が憑りついたものだ。
近くに居たのが、俺や浩司の魔力に引かれてしまったのだろう。
俺と浩司、ヤマトが山の反対側を見ると、息のある仲間の兵士に襲いかかるアンデットの姿。
アンデットに倒された兵士は幽体の魔獣に憑りつかれアンデットになる。
ガラ達が進行を抑えようとしているが、あれだけの数の対応を出来る訳が無い。
俺は浩司とヤマトを背負いアンデット達の中をエアウォークで駆け抜け森に向かうと、浩司がドラゴン・ライトニングを放つ。
すると、浩司の魔力に引かれアンデット達が俺達の方へ向かって来た。
浩司とヤマトが交互に魔力を放出しながら、ジレット王国の方へとアンデットを導いていく。
それなりの速さで移動しているが、アンデットは疲れを知らず俺達に付いて来る。
王都への道のりを半分以上戻ると、向こうから50人程のジレット王国兵が近付いて来ていた。
俺達を襲ってきた兵士達への食糧供給部隊だろうか?
全員が馬に乗り、大きな荷物を担いでいる。
「ここまで来れば、問題ないだろう
後は、あいつ等に始末を任せよう。」
俺達はアンデットを兵士達にぶつけて、気配を消してその場を離れた。
兵士達が馬を走らせアンデットを引き離してくれる。
後はジレット王国の兵士達が後始末をしてくれるだろう。
「拓ちゃん、もう限界。」
『吾輩も魔力を使い過ぎたにゃ。』
「俺も限界。少し休んでから戻ろうか。」
俺達は木漏れ日の下で、久しぶりに料理と言える食事を取った。
******(ブルネリ公爵)
「ブルネリ公爵、こちらの報告書をご覧ください。」
バラン将軍が持って来たのは、第3騎士団独自に調べていたジレット王国の調査資料だった。
「これは本当の事なのか。」
驚きを隠せない私に、バラン将軍が頷いている。そこには、
ギリス教の神殿で毒が撒かれ、大量の神官や兵士が苦しんでいる事
ジレット王国の城でも毒が撒かれ、大量の兵士が苦しんでいる事
大量の武器や防具、魔道具が何者かに盗まれた事
城を囲む貴族街に火が放たれ、広範囲がその火事で燃え尽来てしまった事
ジレット王国に住んでいた500名以上の獣人全員が逃げた事
再びマクニス王国に戦を仕掛けて来る可能性が有ったが、その力は無い状態だと書かれていた。
私は拓殿から届いた手紙をバラン将軍に見せる。
「何と言うか、我々の報告書と隔たりが有りますね。」
そこには、ジレット王国で騒ぎを起こし、監視の目が離れた隙に獣人達と一緒にマクニス王国に脱出した事と
人数が多いので、資金を出すので村を開拓する為に力を貸して欲しいと書かれていた。
この手紙を読む分には、もっと小規模の話しだと思っていたのだが・・・。
「手紙ではサリナ様に村の開拓の許可を取ってもらいたいと書いてある。
しかし、サリナ様もラグテルの町も今や目立ち過ぎて、他の貴族の横槍が入るだろう。
至急、何か手を打たなければならないだろうな。」
獣人達の討伐に向かったジレット王国の騎士団と、ギリス教の聖騎士達が全滅し
ジレット王国に400体ものアンデットが襲い、更なる混乱が起きたとの連絡を受けるのは暫くたってからだった。
「こちらの手紙をブルネリ侯爵にお願いします。
グランザム王国で起きた事とお願いを書いておきました。
それから、商人のパウロさん、ヨーゼフさん、ティムさんに
500人分のテントと食料を用意してもらうようニックさん経由で連絡を取ってもらえませんか。
食料は、量重視でお願いすると伝えてください。
金はこれで、余りは村の開拓に回すので抑えるようにと。」
今までの経緯と今後の予定を書いた手紙と、白金貨50枚を渡す。
受け取った金額に驚くが、直ぐに兵士3人が馬に乗って出発してくれた。
後は、皆でラグテルの町に行くだけだと思っていたのだが
「拓、浩司、森に放置されていた兵士がアンデットになってこっちに向かってくる。」
レオが俺達の所に掛け込んで来た。
この世界のアンデットは死体に幽体の魔獣が憑りついたものだ。
近くに居たのが、俺や浩司の魔力に引かれてしまったのだろう。
俺と浩司、ヤマトが山の反対側を見ると、息のある仲間の兵士に襲いかかるアンデットの姿。
アンデットに倒された兵士は幽体の魔獣に憑りつかれアンデットになる。
ガラ達が進行を抑えようとしているが、あれだけの数の対応を出来る訳が無い。
俺は浩司とヤマトを背負いアンデット達の中をエアウォークで駆け抜け森に向かうと、浩司がドラゴン・ライトニングを放つ。
すると、浩司の魔力に引かれアンデット達が俺達の方へ向かって来た。
浩司とヤマトが交互に魔力を放出しながら、ジレット王国の方へとアンデットを導いていく。
それなりの速さで移動しているが、アンデットは疲れを知らず俺達に付いて来る。
王都への道のりを半分以上戻ると、向こうから50人程のジレット王国兵が近付いて来ていた。
俺達を襲ってきた兵士達への食糧供給部隊だろうか?
全員が馬に乗り、大きな荷物を担いでいる。
「ここまで来れば、問題ないだろう
後は、あいつ等に始末を任せよう。」
俺達はアンデットを兵士達にぶつけて、気配を消してその場を離れた。
兵士達が馬を走らせアンデットを引き離してくれる。
後はジレット王国の兵士達が後始末をしてくれるだろう。
「拓ちゃん、もう限界。」
『吾輩も魔力を使い過ぎたにゃ。』
「俺も限界。少し休んでから戻ろうか。」
俺達は木漏れ日の下で、久しぶりに料理と言える食事を取った。
******(ブルネリ公爵)
「ブルネリ公爵、こちらの報告書をご覧ください。」
バラン将軍が持って来たのは、第3騎士団独自に調べていたジレット王国の調査資料だった。
「これは本当の事なのか。」
驚きを隠せない私に、バラン将軍が頷いている。そこには、
ギリス教の神殿で毒が撒かれ、大量の神官や兵士が苦しんでいる事
ジレット王国の城でも毒が撒かれ、大量の兵士が苦しんでいる事
大量の武器や防具、魔道具が何者かに盗まれた事
城を囲む貴族街に火が放たれ、広範囲がその火事で燃え尽来てしまった事
ジレット王国に住んでいた500名以上の獣人全員が逃げた事
再びマクニス王国に戦を仕掛けて来る可能性が有ったが、その力は無い状態だと書かれていた。
私は拓殿から届いた手紙をバラン将軍に見せる。
「何と言うか、我々の報告書と隔たりが有りますね。」
そこには、ジレット王国で騒ぎを起こし、監視の目が離れた隙に獣人達と一緒にマクニス王国に脱出した事と
人数が多いので、資金を出すので村を開拓する為に力を貸して欲しいと書かれていた。
この手紙を読む分には、もっと小規模の話しだと思っていたのだが・・・。
「手紙ではサリナ様に村の開拓の許可を取ってもらいたいと書いてある。
しかし、サリナ様もラグテルの町も今や目立ち過ぎて、他の貴族の横槍が入るだろう。
至急、何か手を打たなければならないだろうな。」
獣人達の討伐に向かったジレット王国の騎士団と、ギリス教の聖騎士達が全滅し
ジレット王国に400体ものアンデットが襲い、更なる混乱が起きたとの連絡を受けるのは暫くたってからだった。
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