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690獣人の生活1
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******(獣人)
ラグテルの町に来て、テント生活が始まった。
今後は酪農をして過ごす事になるため、それぞれの仕事について勉強を受けている。
戦える者は、村や周辺の警備を行うため、移動の時に渡された防具や武器、明りの魔道具はそのまま貰い受け
元騎士団の指導を行っていたソードさん、バックラさん、シュミト公爵の護衛4人に剣術の基礎を徹底的に叩き込まれている。
そして、直ぐに開拓地へ移動が始まった。
新しく作る、俺達の村。
全員が期待と不安で一杯だった。
ラグテルの町から2日、街道の側に立派な壁が見えてきた。
出発の時に聞いた話では、そろそろだと思うが、あの町の側に村を作るのだろうか。
誰もがそう思った時、サリナ姫が我々に声を掛けてくださった。
「皆さん、あの壁の中が私達の目的地です。
これから開拓が始まります。大変ですが頑張りましょう。」
まさか、あの壁の中が開拓する場所だったとは。
思わず皆から喜びの声が上がった。
壁の中に入ると何もない土地が広がっていた。
しかし、壁の中には川が流れ、川向こうの土地は既に耕してあり貯水池まで用意されている。
ラグテルの町の技術者も何人も同行してくれ土地の測量の手伝いをし道や住宅地などの区画が示される。
正直、村と言うより町の様な感じがするが、気にしても仕方が無いだろう。
そうしている内に、大工と、ヨギ魔道師が開拓地にやってきた。
ヨギ魔道師はアイテムボックスから大量の資材を取り出す。
小柄で、アイテムボックスを使いこなし、元宮廷魔道師という経歴、そしてサリナ姫との関係・・・
私達は、この方が斧ちゃんに違いないと確信した。
元とは言えマクニス王国の宮廷魔道師がジレット王国に手を出したとなれば問題になる。
その為の、斧ちゃんの姿だったのか。
剣君はシュミト公爵だろうか。そうでなくても、マクニス王国の名の通った方なのだろ。
この事は、決して口に出す事は禁止とし、我々の中の秘密とする事になった。
村作りは順調に進み、
力の有る男は大工の指示で建物づくりを行い、女、子供は畑仕事
年配者は皆の食事の用意や、服や家具作りをしている。
本来の開拓地であれば、魔獣の襲撃を気にしなければいけないが、この頑丈な壁のお陰で全員が自分の仕事に集中できている。
40人程の武器を扱える者は、入口の警備と周辺の魔獣退治を行い
空いている時間はシュミト公爵の護衛2人に剣術を教わっていた。
先ず、作り上げたのは倉庫だった。
これから冬に向けての食料の保存が最優先。
その後に家が建てられ、体力のない年配者や子供のいる家族から優先的に割り当てられる。
この辺は、多少の議論となったが、開拓の指導を行っているサリナ姫やヨハン王子、シュミト公爵が天幕や馬車で過ごされているので反対意見は出て来ないで順調に進んでいる。
そして、我々とは別に、サリナ姫やシュミト公爵達の手で風呂が作られた。
川沿いに作られ4,50人は入れる浴槽の他に露天風呂という外に岩で作られた物まであった。
川から引きいれた水を、湯にする魔道具が設置されている。
子供達が毎日浴槽の掃除と湯の張り替えを行い、皆が仕事終わりに皆が浸かっている。
村を作り始めて少し経ったとき、冒険者から泊らせて欲しいとの要望が上がり
村の入口付近のエリアを無料で開放し、有料だがテント泊、朝晩の食事と風呂の提供する事が決まった。
その日の夜の見張りはシュミト公爵の護衛の方が行う事になり
次の日の朝には、入口の外側には、一晩で壁が出来上がっていた。
誰もが驚いていたが、これが導く者と剣君、斧ちゃんの力なのだと受け入れていた。
入口のエリアは冒険者達の無料開放エリアとして使われる事になり
直ぐに、パウロさん、ヨーゼフさん、ティムさんという、商人達がやって来て冒険者相手に商売が始まった。
商品の搬出、搬入に俺達獣人を雇い、少しだが金が入ってくる。
驚くのは、商人と一緒に来た獣人の子供だった。
全員が読み書き、計算が出来る。
そして、夜には俺達に文字の読み方や、簡単な計算を教えてくれる様になった。
情けは人の為ならずと言って、自分が受けた恩を次に回しているらしい。
「もし皆さんが今回の件で恩を受けたと思っていたら、その恩を次に回してください。
巡り巡って、それが自分に戻ってきますから。」
同じ事は、商人や冒険者達からも言われている。
何でも、ラグテルの町で暮らす人達の基本的な考え方らしい。
ラグテルの町に来て、テント生活が始まった。
今後は酪農をして過ごす事になるため、それぞれの仕事について勉強を受けている。
戦える者は、村や周辺の警備を行うため、移動の時に渡された防具や武器、明りの魔道具はそのまま貰い受け
元騎士団の指導を行っていたソードさん、バックラさん、シュミト公爵の護衛4人に剣術の基礎を徹底的に叩き込まれている。
そして、直ぐに開拓地へ移動が始まった。
新しく作る、俺達の村。
全員が期待と不安で一杯だった。
ラグテルの町から2日、街道の側に立派な壁が見えてきた。
出発の時に聞いた話では、そろそろだと思うが、あの町の側に村を作るのだろうか。
誰もがそう思った時、サリナ姫が我々に声を掛けてくださった。
「皆さん、あの壁の中が私達の目的地です。
これから開拓が始まります。大変ですが頑張りましょう。」
まさか、あの壁の中が開拓する場所だったとは。
思わず皆から喜びの声が上がった。
壁の中に入ると何もない土地が広がっていた。
しかし、壁の中には川が流れ、川向こうの土地は既に耕してあり貯水池まで用意されている。
ラグテルの町の技術者も何人も同行してくれ土地の測量の手伝いをし道や住宅地などの区画が示される。
正直、村と言うより町の様な感じがするが、気にしても仕方が無いだろう。
そうしている内に、大工と、ヨギ魔道師が開拓地にやってきた。
ヨギ魔道師はアイテムボックスから大量の資材を取り出す。
小柄で、アイテムボックスを使いこなし、元宮廷魔道師という経歴、そしてサリナ姫との関係・・・
私達は、この方が斧ちゃんに違いないと確信した。
元とは言えマクニス王国の宮廷魔道師がジレット王国に手を出したとなれば問題になる。
その為の、斧ちゃんの姿だったのか。
剣君はシュミト公爵だろうか。そうでなくても、マクニス王国の名の通った方なのだろ。
この事は、決して口に出す事は禁止とし、我々の中の秘密とする事になった。
村作りは順調に進み、
力の有る男は大工の指示で建物づくりを行い、女、子供は畑仕事
年配者は皆の食事の用意や、服や家具作りをしている。
本来の開拓地であれば、魔獣の襲撃を気にしなければいけないが、この頑丈な壁のお陰で全員が自分の仕事に集中できている。
40人程の武器を扱える者は、入口の警備と周辺の魔獣退治を行い
空いている時間はシュミト公爵の護衛2人に剣術を教わっていた。
先ず、作り上げたのは倉庫だった。
これから冬に向けての食料の保存が最優先。
その後に家が建てられ、体力のない年配者や子供のいる家族から優先的に割り当てられる。
この辺は、多少の議論となったが、開拓の指導を行っているサリナ姫やヨハン王子、シュミト公爵が天幕や馬車で過ごされているので反対意見は出て来ないで順調に進んでいる。
そして、我々とは別に、サリナ姫やシュミト公爵達の手で風呂が作られた。
川沿いに作られ4,50人は入れる浴槽の他に露天風呂という外に岩で作られた物まであった。
川から引きいれた水を、湯にする魔道具が設置されている。
子供達が毎日浴槽の掃除と湯の張り替えを行い、皆が仕事終わりに皆が浸かっている。
村を作り始めて少し経ったとき、冒険者から泊らせて欲しいとの要望が上がり
村の入口付近のエリアを無料で開放し、有料だがテント泊、朝晩の食事と風呂の提供する事が決まった。
その日の夜の見張りはシュミト公爵の護衛の方が行う事になり
次の日の朝には、入口の外側には、一晩で壁が出来上がっていた。
誰もが驚いていたが、これが導く者と剣君、斧ちゃんの力なのだと受け入れていた。
入口のエリアは冒険者達の無料開放エリアとして使われる事になり
直ぐに、パウロさん、ヨーゼフさん、ティムさんという、商人達がやって来て冒険者相手に商売が始まった。
商品の搬出、搬入に俺達獣人を雇い、少しだが金が入ってくる。
驚くのは、商人と一緒に来た獣人の子供だった。
全員が読み書き、計算が出来る。
そして、夜には俺達に文字の読み方や、簡単な計算を教えてくれる様になった。
情けは人の為ならずと言って、自分が受けた恩を次に回しているらしい。
「もし皆さんが今回の件で恩を受けたと思っていたら、その恩を次に回してください。
巡り巡って、それが自分に戻ってきますから。」
同じ事は、商人や冒険者達からも言われている。
何でも、ラグテルの町で暮らす人達の基本的な考え方らしい。
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