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709拓 VS ガゼルス
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******(ガゼルス将軍)
まさか、ここまで強い攻撃とは・・・
拓殿相手に、このまま雷で防ぎ続けても、先に私の魔力が切れるだろう。
ここは、一気に攻め込むしかない。
そう思った瞬間、岩の攻撃がなくなり、纏っていた雷の所々にシールドが張られ無防備な状態にされた。
拓殿の気配を感じ何とか防いだが、一歩遅れていれば終わっていた所だ。
なるほど、私の雷は遮られれば、その先は無防備になってしまうか。
こんなにも簡単にこの防御が崩されるとは思わなかった。
それにしても、相変わらず嫌らしいタイミングで攻撃を仕掛けてくる。
気配を消して自由自在に攻撃を仕掛けてくるが、私も以前より魔力の把握力は上がっている。
「そこだ。」
拓殿の気配を感じて攻撃を仕掛けようとすると、足元が崩れる。
それに合わせてロックランスの攻撃が仕掛けられるが、何とか防いだ。
まさか、落とし穴まで用意していたのか。おまけに、穴の上は薄い土の板が張られ何処に設置されているのか判断がつかない。
本当に、どこまでも嫌らしい攻撃をする。
ロックランスを防ぐと、姿を現した拓殿が少し驚いた顔をしている。
「まさか、防がれるとは思いませんでした。」
「相変わらず、拓殿は芸が細かい。しかし、小細工で私に勝てると思わないで欲しい。」
「流石はガゼルス将軍です。本当に俺の考えの上を行きますよね。なら、これならどうです。」
拓殿はそう言うと、私の周りに砂利の渦を作り出し、体に砂利が纏わりつき、塊になって行く。
岩に封じ込めるつもりか。
考えの上を行くのは拓殿の方だろう。
雷で纏わりついた岩を砕き、砂利の渦から抜け出すと、目の前にロックランスが迫ってくる。
いや、これはロックウォールか。柱状にしたロックウォールを斜めに作り出していた。
剣に雷を纏わせロックウォールを破壊するが重い。
ロックランスよりも数段固い。更に複数のロックウォールが襲ってくる。
「まだ、まだ、まだ~。」
これは、雷の防御では防げない。剣に雷を纏わせ全てのロックウォールを破壊した時には、
「俺の勝ちです。」
拓殿の短剣が私の背中を突いていた。
******(ベータ騎士)
「一体、この戦いは何だ。あの拓という子供は何者だ。」
俺はサリナ姫の護衛中だというのを忘れ、隣の兵士に向かって叫んでしまっていた。
あのガゼルス将軍が子供に負けるとは信じられない。
「拓殿か。凄い魔導士としか言いようがないな。ベータは彼等の特訓を見ていないのか。」
俺は、常にサリナ姫の護衛に付いていて見ていない。
「まさか、彼が斧ちゃんなのか。俺は斧ちゃんに命を救われたんだ。」
小柄だったが、まさか子供だったとは。
自分の見ている事が、信じられず呆然としていると
「ベータ騎士、城で私達を助けてくれたのは確かに彼です。
剣君、斧ちゃんの着ぐるみを考えたのも彼ですよ。
以前、アークやクリームにもあれを着させようとし、全員に拒否されてから誰もあの格好をしていません。
本当に、凄い魔導士なのに・・・変な所で独特のセンスを持っているから。」
サリナ姫が残念そうに話しかけてくるが、どこか嬉しそうにも見える。
「挨拶に行って来たらどうですか。
恩人の剣君、斧ちゃんにお礼を言いたいと思っていたのでしょう。」
サリナ姫には、俺の考えはお見通しみたいだ。
しかし、今はサリナ姫の警護中。この場を離れるわけにはいかない。
まさか、ここまで強い攻撃とは・・・
拓殿相手に、このまま雷で防ぎ続けても、先に私の魔力が切れるだろう。
ここは、一気に攻め込むしかない。
そう思った瞬間、岩の攻撃がなくなり、纏っていた雷の所々にシールドが張られ無防備な状態にされた。
拓殿の気配を感じ何とか防いだが、一歩遅れていれば終わっていた所だ。
なるほど、私の雷は遮られれば、その先は無防備になってしまうか。
こんなにも簡単にこの防御が崩されるとは思わなかった。
それにしても、相変わらず嫌らしいタイミングで攻撃を仕掛けてくる。
気配を消して自由自在に攻撃を仕掛けてくるが、私も以前より魔力の把握力は上がっている。
「そこだ。」
拓殿の気配を感じて攻撃を仕掛けようとすると、足元が崩れる。
それに合わせてロックランスの攻撃が仕掛けられるが、何とか防いだ。
まさか、落とし穴まで用意していたのか。おまけに、穴の上は薄い土の板が張られ何処に設置されているのか判断がつかない。
本当に、どこまでも嫌らしい攻撃をする。
ロックランスを防ぐと、姿を現した拓殿が少し驚いた顔をしている。
「まさか、防がれるとは思いませんでした。」
「相変わらず、拓殿は芸が細かい。しかし、小細工で私に勝てると思わないで欲しい。」
「流石はガゼルス将軍です。本当に俺の考えの上を行きますよね。なら、これならどうです。」
拓殿はそう言うと、私の周りに砂利の渦を作り出し、体に砂利が纏わりつき、塊になって行く。
岩に封じ込めるつもりか。
考えの上を行くのは拓殿の方だろう。
雷で纏わりついた岩を砕き、砂利の渦から抜け出すと、目の前にロックランスが迫ってくる。
いや、これはロックウォールか。柱状にしたロックウォールを斜めに作り出していた。
剣に雷を纏わせロックウォールを破壊するが重い。
ロックランスよりも数段固い。更に複数のロックウォールが襲ってくる。
「まだ、まだ、まだ~。」
これは、雷の防御では防げない。剣に雷を纏わせ全てのロックウォールを破壊した時には、
「俺の勝ちです。」
拓殿の短剣が私の背中を突いていた。
******(ベータ騎士)
「一体、この戦いは何だ。あの拓という子供は何者だ。」
俺はサリナ姫の護衛中だというのを忘れ、隣の兵士に向かって叫んでしまっていた。
あのガゼルス将軍が子供に負けるとは信じられない。
「拓殿か。凄い魔導士としか言いようがないな。ベータは彼等の特訓を見ていないのか。」
俺は、常にサリナ姫の護衛に付いていて見ていない。
「まさか、彼が斧ちゃんなのか。俺は斧ちゃんに命を救われたんだ。」
小柄だったが、まさか子供だったとは。
自分の見ている事が、信じられず呆然としていると
「ベータ騎士、城で私達を助けてくれたのは確かに彼です。
剣君、斧ちゃんの着ぐるみを考えたのも彼ですよ。
以前、アークやクリームにもあれを着させようとし、全員に拒否されてから誰もあの格好をしていません。
本当に、凄い魔導士なのに・・・変な所で独特のセンスを持っているから。」
サリナ姫が残念そうに話しかけてくるが、どこか嬉しそうにも見える。
「挨拶に行って来たらどうですか。
恩人の剣君、斧ちゃんにお礼を言いたいと思っていたのでしょう。」
サリナ姫には、俺の考えはお見通しみたいだ。
しかし、今はサリナ姫の警護中。この場を離れるわけにはいかない。
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