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7.いつもと違う朝食の席で
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『………』
夢の中で私は、『はい』と答えた
------------
「る………さ…」
「………さま」
「ルミさまっ!!」
パチッと目を覚ますと、ニーナが必死の形相で私に声をかけている
「ん………?おはよ……」
「ルミ様!!お早くお起きください!!」
ニーナはモーニングドレスの着替えの準備をしつつ、ヘアブラシを片手に私をせかす。
何か大事な日だったのかな?
ぼやっとした頭でかろうじてそんなことを考えながら体を起こすと、待っていられないとばかりに、ヘアブラシで髪をとかれる。
「朝に弱いのは重々承知しておりますが、お時間がありませんので、早くお支度を。」
そう言って、モーニングドレスの着替えが始まった。
そんなに急ぐ何かあるのだろうか?朝起きたら、きっとあの不味い食事を食べ、道に迷いながら……。
あれ?昨日はどうやって部屋までたどり着いたんだっけ?ベッドの上で苦しんだ記憶しか残っていない。
やめよう……思い出すだけでも具合が悪くなりそうだ。
「何かあるの?」
私はニーナに声をかける。
「朝食のお時間です。」
『食事は私の好きな時間に持ってきてちょうだい。』的なこと言って、断れないのかな~。
「本日は、レオン様がご同席を所望されでおいでですので、お時間が限られてございます。」
「扉の前でお待ちになられてるので、とにかくお早くご準備をっ!」
「ええっ??!っ!!??!」
扉の前で?!今??
いやいやなんで!?
食事を共にする。ってか、家の中で会うこともほとんど無いんじゃないの?
婚約者のレオンは、屋敷の中では素っ気ない素振りで、すれ違うことくらいしかない。部屋を訪れることなんてもちろん無いし、何かあれば、伝言で伝え聞くくらいだと思っていた。
ニーナの手際良い準備で、パバッと支度が整った。
すると、タイミングよく
『コンコン』
と、扉をノックする音が聞こえる
きっとレオンだ
私は扉に駆け寄り、パッと扉を引いた
「お待たせ……致しました?……あれ?」
目の前には誰もいなくて、ん?と思って1歩部屋から出ると、隣に人の気配を感じて視線を向ける。
壁にもたれて腕を組み、こちらにちらっと視線を向けると、彼は綺麗な銀髪の髪を耳にかけながら、こちらに向き直る
パッと目が合うと、その綺麗な碧い瞳を見つめていられずに、視線をずらして顔を伏せてしまった。
ちょっと免疫がなくて直視できない。
何故か恥ずかしい……。
「……ハァ……」
レオンは小さくため息をつくと、こちらに背を向けて言った
「行くぞ」
素っ気ない言葉を残してレオンは真っ直ぐ歩き出した
「はいっ……。」小さく返事をすると、
後ろで、ニーナがお辞儀をして見送り、扉を閉める音が聞こえる
無言のまま廊下をトコトコ歩く。
え。なんか、気まずい……。
婚約者とは名ばかりで、交流を持たない2人。
朝食を一緒にとか、なんで?!
しばらく歩くと、螺旋階段が見下ろせるテラスにたどり着き、レオンが足を止めて振り返る。
「昨日は何故ここにいた?」
「え?」
何となく目が見れなくて、視線を逸らした。
(なんで知ってるんだろ……。)
帰り道が分からなかったので迷ったとか、言えない……。
「わ…私がどこに居ようと、私の勝手だわ」
合ってるのか?忘れてはいけない。私は悪役令嬢だった。こんな時便利に使っていかないと。
すると、レオンは眉間に皺を寄せながら、疑いの目で、さらに私を見つめた。
あの……あんまり見ないで頂きたい……。
本物のルーミエールと違って、私、人に見られることに慣れてなくてですね……。
すると、レオンは来た道を引き返して行く。
私もそれについてトコトコと廊下を歩いていった。
朝食を食べに行くんじゃないの?
そんなことを思いながら歩きつづけると、私の部屋のドアの前まで戻ってきた
え?もしや、朝食って、散歩だったんですか?
そして、レオンは部屋の手前を右に曲がった。
少し進むと、直ぐに下りの階段があり、降りた目の前に、昨日の食事用の部屋の扉が見えた。
1本道だったんだ……。
ってか。近っ!!!
迷う余地全然ないはずなのに……。
なんで昨日帰れなかったんだろ……。
方向音痴とは、そういうものだ。
来た道を帰れない。
入口から出た瞬間に、別世界が広がっているのだから……。
室内であろうと。屋外であろうと、そんなの方向音痴の前には関係ない話なのだ。
「おはようございます。レオン様」
「レオン様。おはようございます。」
部屋に入ると、使用人が口々に挨拶を告げ、頭を垂れる
レオンは片手で軽くあしらうと、奥側の座席に座った。
私もその向かい側の椅子に腰かける。
使用人は何故かバタバタと慌ててあれこれ準備に大忙しだ。
食事の時間か予定より早かったから準備が間に合ってないとか?
すると、私の目の前に焼き菓子が山のように積まれた。
これ、三時のおやつではなくて?
マフィンにクッキー、ジャムが5種類と、スコーン…。
これは、パンがなければケーキを食べればいいじゃない?
とでも言ったのだろうか?
すると、フワッと、紅茶の良い香りが鼻をかすめる。
差し出されたティーカップを手に取ると、暖かくて茶葉の香り高い、丁寧に入れられた紅茶が注がれていた。
これは美味しそう。
そうだ。油断してはいけない。ニーナに言われたことを思い出しながら、
「ありがとう。いただくわ。」
と、紅茶を1口飲んだ
・・・。
美味しぃぃぃぃ~~~~!
これよ!紅茶ってやっぱりこれだわ!!
ここに来るまで期待してなかったけど、普通に美味しい!
ちょっと安心して、コクコクとお茶を飲むと、視線を感じてレオンの方に目を向けた。
彼の周りには、私と違って、サラダから始まり、パンとメインの軽めのメニューが並んでいた。
一緒のメニューでは無いのかな?でもそうよね。朝からこんな…マリー何とかネット様でもあるまい。
すると、レオンがちらりと私の焼き菓子の山に目線を落とし、ホールを仕切っている使用人に声をかける
「朝はいつもこうなのか?」
使用人は焦ってレオンの元に駆け寄り、
「ルーミエール様からは、朝食を焼き菓子にするように。と、『強く』仰せつかっておりまして。焼きたでであることを『とても厳しく』チェックされますので、ご準備にバタバタしており申し訳ございません。」
と、言ってちらっと私のことを見た。
なんか、嫌な強調のされ方をしている。
そんな感じだったんです?
いや、わたし、いつも朝食食べない派なんで、こんなに無理やり用意して頂かなくても、いいんですがね?!
と思っても、ルーミエールは、『朝は焼きたてのお菓子に決まってるじゃない!温かいうちに持ってきて。』とか言ってたんだろうか。
でもまあ、昨日の硬いパンを考えると、味はともかく、焼きたてであれば、パンの柔らかさは保証されるだろうから、賢い選択なのかもしれない。
レオンは、こちらに視線を向けると、「そうなのか?」と。聞いてきた。
わ……分かりませんっ!!汗
聞かないで欲しい。
ってか、こんなに会話するんです?
イマイチ、レオンとの関係性がつかみきれていない。
そして、何故か、使用人の冷たい視線を感じる。
そこは昨日と一緒だ。
居心地の悪いこの空間に1日3回も来なきゃいけないなんて、気が重すぎる。
「使用人が大変だと言いたいのかしら。良いわ。明日からは朝食はいただかないわ。これからは、部屋にモーニングティーだけ持ってきてちょうだい」
こんな感じでどうだろうか。
使用人には上から目線で嫌味ったらしく指示をしないと、そのように動いて貰えないことは知っている。
気が重い……。
レオンは無言で私の様子を観察している。
見ないで欲しい……。
私は、マドレーヌを手に取り、食事をしているということで色々と誤魔化した。
さすがに、並べられた焼き菓子を全部食べるお腹の余裕はなく、とりあえず適当につまんでおいた。
ものによって、試されるように、砂糖と塩を間違えたのかもしれないというものがあったのだが、そっと皿の端に残しておくことにした。
まともな朝食?を終えて、私はレオンを残して一足早めに席を立った。
レオンはそれを無言で眺める。
「ご馳走様。部屋に戻るわ」
と告げて、食事の部屋を後にした。
あれ以上あの空間にいられない。
聞こえるか聞こえないか微妙な声量で、使用人から呟かれる小言……。
レオンに聞こえないようにわざと私の近くで言ってる気がする。
その、小言を止めるためには、
『文句があるなら直接言ったらどう?』とか言うべきなんだろうか。
いや、私にそんな度胸ない。
というか、わざわざそういうことを言うように仕向けられてるとしか思えない。
悪役令嬢……つらっ……。
今度は迷わずに部屋に戻ってきた。
こんな近かったなんて……。
昨日はあんなに苦労して部屋に戻ったのに。
ん?……戻った?
階段を昇ってるところで私の記憶が途切れている。
はて、わたし、どうやって戻ったんだっけ?
やっぱりそこの記憶は抜け落ちている。
ま、いっか。
食事はこれから気をつけよう……。
私はそう心に誓った。
夢の中で私は、『はい』と答えた
------------
「る………さ…」
「………さま」
「ルミさまっ!!」
パチッと目を覚ますと、ニーナが必死の形相で私に声をかけている
「ん………?おはよ……」
「ルミ様!!お早くお起きください!!」
ニーナはモーニングドレスの着替えの準備をしつつ、ヘアブラシを片手に私をせかす。
何か大事な日だったのかな?
ぼやっとした頭でかろうじてそんなことを考えながら体を起こすと、待っていられないとばかりに、ヘアブラシで髪をとかれる。
「朝に弱いのは重々承知しておりますが、お時間がありませんので、早くお支度を。」
そう言って、モーニングドレスの着替えが始まった。
そんなに急ぐ何かあるのだろうか?朝起きたら、きっとあの不味い食事を食べ、道に迷いながら……。
あれ?昨日はどうやって部屋までたどり着いたんだっけ?ベッドの上で苦しんだ記憶しか残っていない。
やめよう……思い出すだけでも具合が悪くなりそうだ。
「何かあるの?」
私はニーナに声をかける。
「朝食のお時間です。」
『食事は私の好きな時間に持ってきてちょうだい。』的なこと言って、断れないのかな~。
「本日は、レオン様がご同席を所望されでおいでですので、お時間が限られてございます。」
「扉の前でお待ちになられてるので、とにかくお早くご準備をっ!」
「ええっ??!っ!!??!」
扉の前で?!今??
いやいやなんで!?
食事を共にする。ってか、家の中で会うこともほとんど無いんじゃないの?
婚約者のレオンは、屋敷の中では素っ気ない素振りで、すれ違うことくらいしかない。部屋を訪れることなんてもちろん無いし、何かあれば、伝言で伝え聞くくらいだと思っていた。
ニーナの手際良い準備で、パバッと支度が整った。
すると、タイミングよく
『コンコン』
と、扉をノックする音が聞こえる
きっとレオンだ
私は扉に駆け寄り、パッと扉を引いた
「お待たせ……致しました?……あれ?」
目の前には誰もいなくて、ん?と思って1歩部屋から出ると、隣に人の気配を感じて視線を向ける。
壁にもたれて腕を組み、こちらにちらっと視線を向けると、彼は綺麗な銀髪の髪を耳にかけながら、こちらに向き直る
パッと目が合うと、その綺麗な碧い瞳を見つめていられずに、視線をずらして顔を伏せてしまった。
ちょっと免疫がなくて直視できない。
何故か恥ずかしい……。
「……ハァ……」
レオンは小さくため息をつくと、こちらに背を向けて言った
「行くぞ」
素っ気ない言葉を残してレオンは真っ直ぐ歩き出した
「はいっ……。」小さく返事をすると、
後ろで、ニーナがお辞儀をして見送り、扉を閉める音が聞こえる
無言のまま廊下をトコトコ歩く。
え。なんか、気まずい……。
婚約者とは名ばかりで、交流を持たない2人。
朝食を一緒にとか、なんで?!
しばらく歩くと、螺旋階段が見下ろせるテラスにたどり着き、レオンが足を止めて振り返る。
「昨日は何故ここにいた?」
「え?」
何となく目が見れなくて、視線を逸らした。
(なんで知ってるんだろ……。)
帰り道が分からなかったので迷ったとか、言えない……。
「わ…私がどこに居ようと、私の勝手だわ」
合ってるのか?忘れてはいけない。私は悪役令嬢だった。こんな時便利に使っていかないと。
すると、レオンは眉間に皺を寄せながら、疑いの目で、さらに私を見つめた。
あの……あんまり見ないで頂きたい……。
本物のルーミエールと違って、私、人に見られることに慣れてなくてですね……。
すると、レオンは来た道を引き返して行く。
私もそれについてトコトコと廊下を歩いていった。
朝食を食べに行くんじゃないの?
そんなことを思いながら歩きつづけると、私の部屋のドアの前まで戻ってきた
え?もしや、朝食って、散歩だったんですか?
そして、レオンは部屋の手前を右に曲がった。
少し進むと、直ぐに下りの階段があり、降りた目の前に、昨日の食事用の部屋の扉が見えた。
1本道だったんだ……。
ってか。近っ!!!
迷う余地全然ないはずなのに……。
なんで昨日帰れなかったんだろ……。
方向音痴とは、そういうものだ。
来た道を帰れない。
入口から出た瞬間に、別世界が広がっているのだから……。
室内であろうと。屋外であろうと、そんなの方向音痴の前には関係ない話なのだ。
「おはようございます。レオン様」
「レオン様。おはようございます。」
部屋に入ると、使用人が口々に挨拶を告げ、頭を垂れる
レオンは片手で軽くあしらうと、奥側の座席に座った。
私もその向かい側の椅子に腰かける。
使用人は何故かバタバタと慌ててあれこれ準備に大忙しだ。
食事の時間か予定より早かったから準備が間に合ってないとか?
すると、私の目の前に焼き菓子が山のように積まれた。
これ、三時のおやつではなくて?
マフィンにクッキー、ジャムが5種類と、スコーン…。
これは、パンがなければケーキを食べればいいじゃない?
とでも言ったのだろうか?
すると、フワッと、紅茶の良い香りが鼻をかすめる。
差し出されたティーカップを手に取ると、暖かくて茶葉の香り高い、丁寧に入れられた紅茶が注がれていた。
これは美味しそう。
そうだ。油断してはいけない。ニーナに言われたことを思い出しながら、
「ありがとう。いただくわ。」
と、紅茶を1口飲んだ
・・・。
美味しぃぃぃぃ~~~~!
これよ!紅茶ってやっぱりこれだわ!!
ここに来るまで期待してなかったけど、普通に美味しい!
ちょっと安心して、コクコクとお茶を飲むと、視線を感じてレオンの方に目を向けた。
彼の周りには、私と違って、サラダから始まり、パンとメインの軽めのメニューが並んでいた。
一緒のメニューでは無いのかな?でもそうよね。朝からこんな…マリー何とかネット様でもあるまい。
すると、レオンがちらりと私の焼き菓子の山に目線を落とし、ホールを仕切っている使用人に声をかける
「朝はいつもこうなのか?」
使用人は焦ってレオンの元に駆け寄り、
「ルーミエール様からは、朝食を焼き菓子にするように。と、『強く』仰せつかっておりまして。焼きたでであることを『とても厳しく』チェックされますので、ご準備にバタバタしており申し訳ございません。」
と、言ってちらっと私のことを見た。
なんか、嫌な強調のされ方をしている。
そんな感じだったんです?
いや、わたし、いつも朝食食べない派なんで、こんなに無理やり用意して頂かなくても、いいんですがね?!
と思っても、ルーミエールは、『朝は焼きたてのお菓子に決まってるじゃない!温かいうちに持ってきて。』とか言ってたんだろうか。
でもまあ、昨日の硬いパンを考えると、味はともかく、焼きたてであれば、パンの柔らかさは保証されるだろうから、賢い選択なのかもしれない。
レオンは、こちらに視線を向けると、「そうなのか?」と。聞いてきた。
わ……分かりませんっ!!汗
聞かないで欲しい。
ってか、こんなに会話するんです?
イマイチ、レオンとの関係性がつかみきれていない。
そして、何故か、使用人の冷たい視線を感じる。
そこは昨日と一緒だ。
居心地の悪いこの空間に1日3回も来なきゃいけないなんて、気が重すぎる。
「使用人が大変だと言いたいのかしら。良いわ。明日からは朝食はいただかないわ。これからは、部屋にモーニングティーだけ持ってきてちょうだい」
こんな感じでどうだろうか。
使用人には上から目線で嫌味ったらしく指示をしないと、そのように動いて貰えないことは知っている。
気が重い……。
レオンは無言で私の様子を観察している。
見ないで欲しい……。
私は、マドレーヌを手に取り、食事をしているということで色々と誤魔化した。
さすがに、並べられた焼き菓子を全部食べるお腹の余裕はなく、とりあえず適当につまんでおいた。
ものによって、試されるように、砂糖と塩を間違えたのかもしれないというものがあったのだが、そっと皿の端に残しておくことにした。
まともな朝食?を終えて、私はレオンを残して一足早めに席を立った。
レオンはそれを無言で眺める。
「ご馳走様。部屋に戻るわ」
と告げて、食事の部屋を後にした。
あれ以上あの空間にいられない。
聞こえるか聞こえないか微妙な声量で、使用人から呟かれる小言……。
レオンに聞こえないようにわざと私の近くで言ってる気がする。
その、小言を止めるためには、
『文句があるなら直接言ったらどう?』とか言うべきなんだろうか。
いや、私にそんな度胸ない。
というか、わざわざそういうことを言うように仕向けられてるとしか思えない。
悪役令嬢……つらっ……。
今度は迷わずに部屋に戻ってきた。
こんな近かったなんて……。
昨日はあんなに苦労して部屋に戻ったのに。
ん?……戻った?
階段を昇ってるところで私の記憶が途切れている。
はて、わたし、どうやって戻ったんだっけ?
やっぱりそこの記憶は抜け落ちている。
ま、いっか。
食事はこれから気をつけよう……。
私はそう心に誓った。
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