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第二十七章 虫籠の底
第570話 カメラアイ
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ブロムは早々に培養槽から外に出られた。
言語能力や歩行能力に問題なし。思考能力も……。ちょっとだけ幼いけど、それだけだ。国語や算数や理科、中学生レベルの教養は身に付いている。
数学や科学は、これから頑張って学ぼうか。
僕が造った新しいウミヘビ、それも培養槽の外に出られるブロムを、研究員達は警戒して遠目から眺めていた。
中には棒や槍を持ってブロムを叩いたり刺して、反応を確認する者まで現れた。研究員としての性かもしれないけれど、鎖に繋がれて壁に固定された子にする事じゃないだろう。僕はブロムに攻撃した研究員を叱った。叱ってもやめなかった時は眠らせて腎臓や肺の片方を売らせて貰った。2つあるからいいよね? ブロムを造るのに資金を消費したから補填したかったし。後で「お前が犯人だろう!?」と詰め寄られたけど、決め付けるなんて酷いよねぇ。証拠を一切、残さなかった僕を責めたかったら正面から文句を言うんじゃなくて、出し抜かなきゃ。
ここはウロボロス。不老不死を追求する研究所。内臓が欠けたぐらいで騒ぐのは、自分が三下と証明しているようなものだ。今はクローン技術を駆使した臓器移植があるんだよ? 細胞の再生施術だってある。しかも公に。
だから回復ぐらい、出来るでしょう? 自力でね。
出来ないなら、それまで。
結局、その研究員達は技術も頭脳も足りなかったとして、ウロボロスから追い出されていたな。無能に割く予算なんてないものね。
でもその無能達に過度な暴力を受けたブロムは、隔離部屋で縮こまって、警戒心の強い猫のようになっていた。だから僕はまずは仲良くなる所から始めた。
一緒にご飯を食べて、お喋りをして、映画を見て。
友達にするような事をブロムと共有した。
最初は僕に吠えて、時には毒霧も放ってきたブロムも、僕とまったりとした時間を共有する内に緊張を解いてくれた。でもまだどこか、身体が強張っている。
僕は隔離部屋の中でブロムに訊ねた。
「何か、不足があるかい? 本を持って来ようか。それともお菓子?」
「……お前は、俺が大人しくなったら、俺を売るのか?」
「売る?」
「清掃に来た奴が、言っていた」
あぁ、もしかしてここから追い出される事を警戒している? それとも僕から離れるのが嫌? もしそうだったとしたら、随分と懐いてくれたね。
「いいや、売るなんてしないよ。君は僕の大事な助手だからね」
「……助手?」
「うん。君には僕の研究をね、手伝って欲しいんだ。僕の友達を助ける為に。勝手なお願いだとはわかっているけれど……」
「獣のように扱っている俺を、助手?」
「ごめんね。鎖は君の毒素が安定するまで外せないんだ。もう少し訓練をしたら自由に歩けるよ」
パラチオン程ではないけれど、ブロムも毒素の扱いが不安定で、たまに中毒になりかけている。
しかも暴走すると赤褐色の液体非金属を生成して、辺りを溶かしてしまう。その時、素早く中和剤を投与できるのがこの隔離部屋。全ては君を守る為の措置だ。
まぁ、単純に暴れられても困るから、という理由も大きいのだけれど。身体能力が高いウミヘビの手にかかれば、扉なんて紙みたく引き裂いてしまうのが目に見える。
僕が死なない為にも、僕に慣れて貰うまでは、鎖が必須だ。
「嘘をつくな。例えお前は本気でそう思っていたとしても、他の連中に反対されるだろう」
「説得する。説得できないなら出て行く。君を連れて」
「……本気か?」
ブロムは疑念を抱いた目で僕を睨んでくる。
信じられなくても無理はない。まだ数日しか顔を合わせていないのだから。
でも本気だよ。
「僕には君が必要なんだ、ブロム」
僕の思い通りにならない場所に、用なんてないからね。
◇
数日後。ブロムは隔離部屋の外も出歩けるようになった。中毒になる事もほとんどなくなって、僕も安心だ。
彼は僕の後ろをついて回って、荷物を持ってくれたり軽いお使いに応えてくれたり、『記録』をしてくれる。
この記録能力が凄い。
ブロムは一目見ただけで全ての事を記憶する瞬間記憶能力を持っていて、しかも見た物を正確に書き写す事もできるんだ。耳から入ってきた情報も網羅している。助手としてこの上なく頼もしい。
……まぁ見聞きした事を記憶していると言っても、理解しているかは別なんだけど。化学の勉強、やっぱりさせておかなきゃかな。
でもとても重宝した。歩くコンピュータだ。メモリは無限大。しかも他人からハッキングされる心配がない。形として残さないでいられるのは助かるね、本当。他の研究員からの妬みやらやっかみから来る、消去や改竄を防げるんだ。
ウミヘビの管理方法とか『上』への報告用とか、共有の必要がある情報は(簡単に手を加えられないように暗号化して)資料に纏めたけれど、僕はそれ以外の記録は全部、ブロムに任せるようになった。
ウミヘビを独占している僕をやっかむ研究員もいたけれど、誰も盾突く事はできない。何せウミヘビがついているんだ。外じゃ生物兵器として恐れられるウミヘビが。手出しなんてできないよね?
僕の立場は依然として新人で下っ端だけど、ブロムのお蔭でこき使われる事がなくなって、自分の研究に時間を費やせるようになったのは嬉しいな。
「フランチェスコ先生は、パラチオンも助手にするつもりなんですか?」
「ブロム、そんな仰々しく先生って付けなくていいんだよ?」
「いいえ。先生は先生ですから」
ただブロムが僕の事を『先生』って呼ぶのがちょっとむず痒いけれど。
ウミヘビの習性として尊敬する人間を『先生』と呼ぶ、というものがあるらしいから、多分それなんだろうね。この習性も凄く不思議。論理的な解明がされていない。そういうものだと受け入れる他ない。けど、やっぱりむず痒い。
それから先に造ったパラチオンの事が、ブロムはずっと気になるみたい。同族だからかな? 確かに同じウミヘビとしてパラチオンとブロムは友達になれるかもしれない。逆に切磋琢磨する好敵手になれるかもしれない。まぁどっちにしろ、パラチオンは当分出せる見込みがないんだ。ごめんね。自分の技術不足を感じるよ。
でも僕の本命は『珊瑚』の研究だ。やりきらなくちゃいけない。何をしてでも。
パラチオンは別の研究員に任せ、僕は早速ブロムの青い血の実験と研究に着手した。
どうやったら、あらゆる病原菌を死滅させられる効果を人間にも適用できるか、方法を探った。
希薄すればいいのか。クローンの肉片に投与し抗体を作らせるのがいいのか。薬で中和すればいいのか。
どうすればいい? 何をすればいい?
何度も調べたよ。確かめたよ。実験をしたよ。そしてわかった。
青い血では、特効薬は作れない。
言語能力や歩行能力に問題なし。思考能力も……。ちょっとだけ幼いけど、それだけだ。国語や算数や理科、中学生レベルの教養は身に付いている。
数学や科学は、これから頑張って学ぼうか。
僕が造った新しいウミヘビ、それも培養槽の外に出られるブロムを、研究員達は警戒して遠目から眺めていた。
中には棒や槍を持ってブロムを叩いたり刺して、反応を確認する者まで現れた。研究員としての性かもしれないけれど、鎖に繋がれて壁に固定された子にする事じゃないだろう。僕はブロムに攻撃した研究員を叱った。叱ってもやめなかった時は眠らせて腎臓や肺の片方を売らせて貰った。2つあるからいいよね? ブロムを造るのに資金を消費したから補填したかったし。後で「お前が犯人だろう!?」と詰め寄られたけど、決め付けるなんて酷いよねぇ。証拠を一切、残さなかった僕を責めたかったら正面から文句を言うんじゃなくて、出し抜かなきゃ。
ここはウロボロス。不老不死を追求する研究所。内臓が欠けたぐらいで騒ぐのは、自分が三下と証明しているようなものだ。今はクローン技術を駆使した臓器移植があるんだよ? 細胞の再生施術だってある。しかも公に。
だから回復ぐらい、出来るでしょう? 自力でね。
出来ないなら、それまで。
結局、その研究員達は技術も頭脳も足りなかったとして、ウロボロスから追い出されていたな。無能に割く予算なんてないものね。
でもその無能達に過度な暴力を受けたブロムは、隔離部屋で縮こまって、警戒心の強い猫のようになっていた。だから僕はまずは仲良くなる所から始めた。
一緒にご飯を食べて、お喋りをして、映画を見て。
友達にするような事をブロムと共有した。
最初は僕に吠えて、時には毒霧も放ってきたブロムも、僕とまったりとした時間を共有する内に緊張を解いてくれた。でもまだどこか、身体が強張っている。
僕は隔離部屋の中でブロムに訊ねた。
「何か、不足があるかい? 本を持って来ようか。それともお菓子?」
「……お前は、俺が大人しくなったら、俺を売るのか?」
「売る?」
「清掃に来た奴が、言っていた」
あぁ、もしかしてここから追い出される事を警戒している? それとも僕から離れるのが嫌? もしそうだったとしたら、随分と懐いてくれたね。
「いいや、売るなんてしないよ。君は僕の大事な助手だからね」
「……助手?」
「うん。君には僕の研究をね、手伝って欲しいんだ。僕の友達を助ける為に。勝手なお願いだとはわかっているけれど……」
「獣のように扱っている俺を、助手?」
「ごめんね。鎖は君の毒素が安定するまで外せないんだ。もう少し訓練をしたら自由に歩けるよ」
パラチオン程ではないけれど、ブロムも毒素の扱いが不安定で、たまに中毒になりかけている。
しかも暴走すると赤褐色の液体非金属を生成して、辺りを溶かしてしまう。その時、素早く中和剤を投与できるのがこの隔離部屋。全ては君を守る為の措置だ。
まぁ、単純に暴れられても困るから、という理由も大きいのだけれど。身体能力が高いウミヘビの手にかかれば、扉なんて紙みたく引き裂いてしまうのが目に見える。
僕が死なない為にも、僕に慣れて貰うまでは、鎖が必須だ。
「嘘をつくな。例えお前は本気でそう思っていたとしても、他の連中に反対されるだろう」
「説得する。説得できないなら出て行く。君を連れて」
「……本気か?」
ブロムは疑念を抱いた目で僕を睨んでくる。
信じられなくても無理はない。まだ数日しか顔を合わせていないのだから。
でも本気だよ。
「僕には君が必要なんだ、ブロム」
僕の思い通りにならない場所に、用なんてないからね。
◇
数日後。ブロムは隔離部屋の外も出歩けるようになった。中毒になる事もほとんどなくなって、僕も安心だ。
彼は僕の後ろをついて回って、荷物を持ってくれたり軽いお使いに応えてくれたり、『記録』をしてくれる。
この記録能力が凄い。
ブロムは一目見ただけで全ての事を記憶する瞬間記憶能力を持っていて、しかも見た物を正確に書き写す事もできるんだ。耳から入ってきた情報も網羅している。助手としてこの上なく頼もしい。
……まぁ見聞きした事を記憶していると言っても、理解しているかは別なんだけど。化学の勉強、やっぱりさせておかなきゃかな。
でもとても重宝した。歩くコンピュータだ。メモリは無限大。しかも他人からハッキングされる心配がない。形として残さないでいられるのは助かるね、本当。他の研究員からの妬みやらやっかみから来る、消去や改竄を防げるんだ。
ウミヘビの管理方法とか『上』への報告用とか、共有の必要がある情報は(簡単に手を加えられないように暗号化して)資料に纏めたけれど、僕はそれ以外の記録は全部、ブロムに任せるようになった。
ウミヘビを独占している僕をやっかむ研究員もいたけれど、誰も盾突く事はできない。何せウミヘビがついているんだ。外じゃ生物兵器として恐れられるウミヘビが。手出しなんてできないよね?
僕の立場は依然として新人で下っ端だけど、ブロムのお蔭でこき使われる事がなくなって、自分の研究に時間を費やせるようになったのは嬉しいな。
「フランチェスコ先生は、パラチオンも助手にするつもりなんですか?」
「ブロム、そんな仰々しく先生って付けなくていいんだよ?」
「いいえ。先生は先生ですから」
ただブロムが僕の事を『先生』って呼ぶのがちょっとむず痒いけれど。
ウミヘビの習性として尊敬する人間を『先生』と呼ぶ、というものがあるらしいから、多分それなんだろうね。この習性も凄く不思議。論理的な解明がされていない。そういうものだと受け入れる他ない。けど、やっぱりむず痒い。
それから先に造ったパラチオンの事が、ブロムはずっと気になるみたい。同族だからかな? 確かに同じウミヘビとしてパラチオンとブロムは友達になれるかもしれない。逆に切磋琢磨する好敵手になれるかもしれない。まぁどっちにしろ、パラチオンは当分出せる見込みがないんだ。ごめんね。自分の技術不足を感じるよ。
でも僕の本命は『珊瑚』の研究だ。やりきらなくちゃいけない。何をしてでも。
パラチオンは別の研究員に任せ、僕は早速ブロムの青い血の実験と研究に着手した。
どうやったら、あらゆる病原菌を死滅させられる効果を人間にも適用できるか、方法を探った。
希薄すればいいのか。クローンの肉片に投与し抗体を作らせるのがいいのか。薬で中和すればいいのか。
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