34 / 600
第二章 初遠征、菌床処分
第34話 浄化作業
しおりを挟む
「タリウムは俺達よりも毒素が弱ぇから、うっかり当てられるとダメージいくんだよ。軟弱者だが許してやってくれ」
「『第一課』と言う名の少数派にとやかく言われたくないス……。『第二課』の方が人数多いんスから……」
「第一課? 第二課?」
聞き慣れない単語にモーズが首を傾げる。
「ボク達は幾つかのグループに入れられているのよ。第一課、第二課、第三課のグループに入れられた子は毒素の強さによって振り分けられている。このグループに入っていない子は基本的に毒素が弱いわ。尤も人間が扱いやすい毒素の中で、の話だから例外は幾らでもあるけれど」
「課に入ってなくとも、アセトみてぇに違う意味で人間にとって危ねぇ奴もいるかんな」
「あぁ、特殊引火物……」
人工島アバトンの港で顔を合わせた橙色の髪をした青年、アセトことアセトアルデヒド。彼の毒素は弱く課には入っていないが、燃えやすい物を振り分ける等級の中では最も上に位置する危険物。
もし彼の毒素に火を付けられたら、ワインルームどころか洋館が一瞬で丸焼きになっていた事だろう。
「そもそも第一課が三人もいる現場に自分を投入するのがおかしいッスよ! 幾ら再教育の一環だからって!」
三人。
タリウムを除いたウミヘビは今回、ニコチンと水銀、そして今、フリッツと共に現場の後処理をしているセレンだ。
「セレンも、第一課という訳か」
「セレンは人体必須元素なのに毒性も強いって、面白い子よねぇ」
「確かにセレンは必要量と過剰量の差が僅差という面倒な……、いや特殊な元素だな」
「言い直しやがったなお前ぇ」
聞き逃さなかったニコチンに指摘され、さっと顔をそらすモーズ。
「モーズさんはセレンさん達と入所前から交流あったから実感薄いでしょうけど、第一課ってレアキャラッスからね本当は! 全員で二十人ちょいしか居ないんスよ!?」
「そ、そうなのか」
「そんな中頑張って渡り合っている自分を褒めて欲しいッス!!」
ガスを吸ってダメージが入ってしまった事に苛立っているのか、タリウムはその場で地団駄を踏んでいる。
しかし彼はおかしな事を言うな、とモーズは不思議に思った。
「私が指摘するまでもなく、君は素晴らしい活躍をしているじゃないか」
モーズがタリウムの戦闘姿を見たのは廃棄場と今回の洋館突入時の二回だけだが、それだけで彼を評価するに十分な姿を見ていたのだから。
「その身を投じ最短最速で『珊瑚』を処分する手際の良さ、胆力、洞察力、どれを取っても自分を卑下する要素がないだろう?」
嘘偽りなく、モーズは言った。
タリウムはまさか自分が処分をしようとした、何なら危うく殺しかけたウミヘビに向かって、そんな事を微塵も気にせずにただただ素直に称賛してきたモーズに唖然とし、開いた口をはくはくと動かす。
しかし動かすだけで何も言い返せず、加えて直視する事も出来なくなってしまい、タリウムはサッと自分より背の低いニコチンの後ろに隠れてしまった。
「褒め殺したぁえげつねぇな……」
「ははーん。これがセレンを惑わしたウミヘビたらしの実力ねぇ」
「えっ?」
◇
「フリッツさん、大丈夫ですか?」
「……すまない、少し肩を貸してくれ」
洋館の地下から二階層まで全て見て回って、エントランスに戻る途中に歩く事が覚束なくなってしまったフリッツは、セレンに肩を貸して貰いながら廊下を進む。
火事が発生していた地下には消火剤を散布しまずは火を消し、次に水銀ガスへ向け中和剤を散布し無毒化。水銀が回収しそびれていた液体金属も見逃さず、アイギスの触手が回収。
それから感染者が残っていないかの確認。水銀ガスが撒かれた結果、洋館を巣食っていた『珊瑚』は虫や小動物も含め、残らず死滅してしまった。
もうここが感染源になる事はない。
経緯も結果も感染者数も虫や鼠の死骸の数も、一目で種を見分け数を数え覚え記憶が出来るセレンに記録して貰い、報告データを書き上げる事も出来た。必要な事は全てこなしたと考えていいだろう。
「消火は完了。浄化も大方済んだ。菌床の死滅も確認。報告用の記録も問題なし。……依頼達成、だ」
ただ気掛かりなのは、ニコチン達が見付けた教団の男の遺体がわからなかった点。
(洋館の地下には感染者複数の焼死体、恐らくここで働いていただろう使用人が見付かったけれど、果たしてあの中に居たのかどうか。
燃えてしまっているだけあって、全く区別が付かなかったな。そもそも僕は例の教団の人の背格好とか知らないし)
ニコチンらに直接確認して貰おうかと迷って、焼死体の判別はとても難しいし、仮にわかった所で出来る事はないし、とここは深追いしない事とした。
(後は自国の政府……今回はスペインか。に丸投げしよ)
そして無事にエントランスに辿り着き、洋館から出る前にアイギスを体内に収納し、小休憩を挟み、幾らか動けるようになってからフリッツはセレンと共にモーズらと合流をする。
***
「初仕事お疲れ様、モーズくん。このまま帰宅してもいいけれど、折角の遠征なんだ。美味しいご飯食べてから帰ろう」
疲れを感じさせないよう明るく努めて、フリッツはモーズを食事に誘った。
「僕らが食事をしている間、ウミヘビ達は車内待機をして貰って……」
「フリッツ、非常に嬉しい誘いなのだが私は出来れば会食したくない。万が一にも移したくないんだ」
「ええ? でも君は薬で抑えているんだから」
「それでも、私は感染しやすい状況を作りたくないんだ」
申し訳なさそうに誘いを断るモーズに、フリッツも強くは言えない。
「そう、わかったよ」
フリッツはちょっと残念に思いながらも、真面目なのは悪い事ではないと切り替え、モーズにとある提案をした。
「それじゃウミヘビ達とご飯食べなよ」
「ウミヘビ達と?」
「彼らが感染しないのは今日のアクアリウムで実感しただろう? だから彼らと一緒にご飯を食べるといい。あと店内じゃなくて店外でご飯を食べれば、一般人の感染を気にしなくていいし」
その提案に真っ先に反応したのはモーズではなく、セレンであった。
「ご飯っ! 私も先生とご飯食べたいですっ!」
「奢り? ならボクも頂くわ」
次に水銀もちゃっかり要望を上乗せして便乗してくる。
しかしニコチンは乗り気ではないようで、タバコを吹かしながら眉間にシワを寄せている。
「俺はさっさと帰ってアセトと飲みてぇんだが?」
「どうせ直ぐには帰れないんスから、先輩もここで食べちゃいましょうよ。モーズさん俺、キャロライナリーパー(※世界一辛い唐辛子)入りパエリア食べたいッス!」
「お前ぇはまたそんな舌が馬鹿になるもんを……」
「スペイン料理なら私はトルティージャを食べたいですねぇ」
「ボクはアヒージョ一択。あとワイン」
ウミヘビ達にバラバラの要望を出され、たじたじと戸惑うモーズ。
「ええと……」
「モーズくん、ここのお店テイクアウトできるみたいだから、そこでまとめて買ってしまおう」
そのウミヘビらの要望をまるっと無視して、フリッツは端末の検索から出てきた店を選んでいた。
彼らを統制するには振り回されない精神力が必要。彼の姿を見てモーズは一つ学習した。
「『第一課』と言う名の少数派にとやかく言われたくないス……。『第二課』の方が人数多いんスから……」
「第一課? 第二課?」
聞き慣れない単語にモーズが首を傾げる。
「ボク達は幾つかのグループに入れられているのよ。第一課、第二課、第三課のグループに入れられた子は毒素の強さによって振り分けられている。このグループに入っていない子は基本的に毒素が弱いわ。尤も人間が扱いやすい毒素の中で、の話だから例外は幾らでもあるけれど」
「課に入ってなくとも、アセトみてぇに違う意味で人間にとって危ねぇ奴もいるかんな」
「あぁ、特殊引火物……」
人工島アバトンの港で顔を合わせた橙色の髪をした青年、アセトことアセトアルデヒド。彼の毒素は弱く課には入っていないが、燃えやすい物を振り分ける等級の中では最も上に位置する危険物。
もし彼の毒素に火を付けられたら、ワインルームどころか洋館が一瞬で丸焼きになっていた事だろう。
「そもそも第一課が三人もいる現場に自分を投入するのがおかしいッスよ! 幾ら再教育の一環だからって!」
三人。
タリウムを除いたウミヘビは今回、ニコチンと水銀、そして今、フリッツと共に現場の後処理をしているセレンだ。
「セレンも、第一課という訳か」
「セレンは人体必須元素なのに毒性も強いって、面白い子よねぇ」
「確かにセレンは必要量と過剰量の差が僅差という面倒な……、いや特殊な元素だな」
「言い直しやがったなお前ぇ」
聞き逃さなかったニコチンに指摘され、さっと顔をそらすモーズ。
「モーズさんはセレンさん達と入所前から交流あったから実感薄いでしょうけど、第一課ってレアキャラッスからね本当は! 全員で二十人ちょいしか居ないんスよ!?」
「そ、そうなのか」
「そんな中頑張って渡り合っている自分を褒めて欲しいッス!!」
ガスを吸ってダメージが入ってしまった事に苛立っているのか、タリウムはその場で地団駄を踏んでいる。
しかし彼はおかしな事を言うな、とモーズは不思議に思った。
「私が指摘するまでもなく、君は素晴らしい活躍をしているじゃないか」
モーズがタリウムの戦闘姿を見たのは廃棄場と今回の洋館突入時の二回だけだが、それだけで彼を評価するに十分な姿を見ていたのだから。
「その身を投じ最短最速で『珊瑚』を処分する手際の良さ、胆力、洞察力、どれを取っても自分を卑下する要素がないだろう?」
嘘偽りなく、モーズは言った。
タリウムはまさか自分が処分をしようとした、何なら危うく殺しかけたウミヘビに向かって、そんな事を微塵も気にせずにただただ素直に称賛してきたモーズに唖然とし、開いた口をはくはくと動かす。
しかし動かすだけで何も言い返せず、加えて直視する事も出来なくなってしまい、タリウムはサッと自分より背の低いニコチンの後ろに隠れてしまった。
「褒め殺したぁえげつねぇな……」
「ははーん。これがセレンを惑わしたウミヘビたらしの実力ねぇ」
「えっ?」
◇
「フリッツさん、大丈夫ですか?」
「……すまない、少し肩を貸してくれ」
洋館の地下から二階層まで全て見て回って、エントランスに戻る途中に歩く事が覚束なくなってしまったフリッツは、セレンに肩を貸して貰いながら廊下を進む。
火事が発生していた地下には消火剤を散布しまずは火を消し、次に水銀ガスへ向け中和剤を散布し無毒化。水銀が回収しそびれていた液体金属も見逃さず、アイギスの触手が回収。
それから感染者が残っていないかの確認。水銀ガスが撒かれた結果、洋館を巣食っていた『珊瑚』は虫や小動物も含め、残らず死滅してしまった。
もうここが感染源になる事はない。
経緯も結果も感染者数も虫や鼠の死骸の数も、一目で種を見分け数を数え覚え記憶が出来るセレンに記録して貰い、報告データを書き上げる事も出来た。必要な事は全てこなしたと考えていいだろう。
「消火は完了。浄化も大方済んだ。菌床の死滅も確認。報告用の記録も問題なし。……依頼達成、だ」
ただ気掛かりなのは、ニコチン達が見付けた教団の男の遺体がわからなかった点。
(洋館の地下には感染者複数の焼死体、恐らくここで働いていただろう使用人が見付かったけれど、果たしてあの中に居たのかどうか。
燃えてしまっているだけあって、全く区別が付かなかったな。そもそも僕は例の教団の人の背格好とか知らないし)
ニコチンらに直接確認して貰おうかと迷って、焼死体の判別はとても難しいし、仮にわかった所で出来る事はないし、とここは深追いしない事とした。
(後は自国の政府……今回はスペインか。に丸投げしよ)
そして無事にエントランスに辿り着き、洋館から出る前にアイギスを体内に収納し、小休憩を挟み、幾らか動けるようになってからフリッツはセレンと共にモーズらと合流をする。
***
「初仕事お疲れ様、モーズくん。このまま帰宅してもいいけれど、折角の遠征なんだ。美味しいご飯食べてから帰ろう」
疲れを感じさせないよう明るく努めて、フリッツはモーズを食事に誘った。
「僕らが食事をしている間、ウミヘビ達は車内待機をして貰って……」
「フリッツ、非常に嬉しい誘いなのだが私は出来れば会食したくない。万が一にも移したくないんだ」
「ええ? でも君は薬で抑えているんだから」
「それでも、私は感染しやすい状況を作りたくないんだ」
申し訳なさそうに誘いを断るモーズに、フリッツも強くは言えない。
「そう、わかったよ」
フリッツはちょっと残念に思いながらも、真面目なのは悪い事ではないと切り替え、モーズにとある提案をした。
「それじゃウミヘビ達とご飯食べなよ」
「ウミヘビ達と?」
「彼らが感染しないのは今日のアクアリウムで実感しただろう? だから彼らと一緒にご飯を食べるといい。あと店内じゃなくて店外でご飯を食べれば、一般人の感染を気にしなくていいし」
その提案に真っ先に反応したのはモーズではなく、セレンであった。
「ご飯っ! 私も先生とご飯食べたいですっ!」
「奢り? ならボクも頂くわ」
次に水銀もちゃっかり要望を上乗せして便乗してくる。
しかしニコチンは乗り気ではないようで、タバコを吹かしながら眉間にシワを寄せている。
「俺はさっさと帰ってアセトと飲みてぇんだが?」
「どうせ直ぐには帰れないんスから、先輩もここで食べちゃいましょうよ。モーズさん俺、キャロライナリーパー(※世界一辛い唐辛子)入りパエリア食べたいッス!」
「お前ぇはまたそんな舌が馬鹿になるもんを……」
「スペイン料理なら私はトルティージャを食べたいですねぇ」
「ボクはアヒージョ一択。あとワイン」
ウミヘビ達にバラバラの要望を出され、たじたじと戸惑うモーズ。
「ええと……」
「モーズくん、ここのお店テイクアウトできるみたいだから、そこでまとめて買ってしまおう」
そのウミヘビらの要望をまるっと無視して、フリッツは端末の検索から出てきた店を選んでいた。
彼らを統制するには振り回されない精神力が必要。彼の姿を見てモーズは一つ学習した。
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる