157 / 600
第九章 《植物型》攻略編
第155話 最初の合流
しおりを挟む
「ただでさえ《植物型》って面倒なのに【芽胞】生成しちゃっているし……。め、面倒臭ぁ~」
菌糸で作られた樹洞の中に1人閉じ込められたパウルは、深紅に染まった目の前の壁を見て【芽胞】を生成していると知り、ぶつくさと文句を溢していた。
「それにしてもどうしようかな。電波障害起きちゃっているから外と連絡つかないんだよなぁ」
狭い樹洞の中で右に行ったり左に行ったりとうろちょろ動きつつ、パウルは顔を上にあげる。
樹洞状になった菌糸の上には穴があり、蛍光灯が付いた天井が見えていて、そこを光源とし暗闇に包まれるという事はなかった。
(一応、上に隙間はあるけど、あの狭さじゃアイギスが通らない)
人一人がやっと通れるかどうかの隙間。
アイギスに人間を運ばせる場合、ある程度の大きさにしないと力が足りず持ち上げられない。せめて2人分は通れる大きさでないと厳しい。
(けど壁に穴を空けるには【芽胞】が厄介すぎる。アイギスで無理に芽胞を破壊する場合、周囲に影響が出る。外の様子がわからない中で、その影響がどう働くか読めない。ロベルト院長は絶対に巻き込みたくないし……。僕は菌床が活性化しても対処できるんだし、このまま待つのも手なんだけどさ)
待つ。
その選択肢が頭の中に出たところで、パウルはその場に座り込んだ。
「待つ、待つ……。う~ん。ちょっと待ってみるかぁ」
◇
「待てん」
一方、フランスの感染病棟院長のルイと共に樹洞の中に閉じ込められた、イギリスの感染病棟院長ジョンは、【芽胞】を生成した菌糸の壁をメスの先端で延々と切り付けていた。
ただでさえ硬質な『珊瑚』だ。芽胞を生成すればその強度は跳ね上がり、メス程度の刃物では表面に引っ掻き傷を作るのみ。ジョンもそれはわかっている。これは苛立ちから来る、ただの八つ当たりである。
「時間の無駄だ。俺は1秒でも早くここを出るぞ」
「無意義な時を過ごしたくないのはわかるが、現状手立てはなかろうて。菌床活性化を警戒する以外、出来る事なぞないのでは?」
爆薬なしに【芽胞】を生成した菌糸の破壊など無理だと、早々に自力での脱出は諦めたルイは、菌床活性化に伴って襲ってくるだろう菌糸にのみ注意を向けている。
深紅に染まっている状態から、通常の赤色へ菌糸が変色した時。その時に備え最大限、警戒すればよいと。
それにこの場にはクスシとウミヘビがいる。故にルイは慌てる必要はないと判断していた。
「軍もそうだが、会場にはクスシもウミヘビもいる。奴らは菌床処分のエキスパート。このまま待つのが最善……」
「……ウミヘビ? 有毒人種、ウミヘビか!」
ぐりん。
突然、首だけ後ろに向けてきたジョンに、ルイは驚いてぴくりと肩を揺らす。
「ルイはウミヘビを見たのか! いつ何処でだ!?」
「何処と言うか……。貴殿も見ていたであろう? クスシと同じ裏地が蛇柄の白衣を着た、マスクを付けていない、変わった髪色を持つ顔立ちの整った者達。助手として動いていた奴らこそウミヘビよ」
ルイは4年前に一度だけ、ウミヘビを直に見た事がある。フリッツとユストゥスを見送った時に。
裏地が蛇の鱗柄をした奇妙な白衣を纏い、奇妙な青い髪色をしていて、何より非常に整った顔立ちをしていたウミヘビを。
そして今回、壇上には彼と似た特徴を持つ男が助手として動いていた。基本的にクスシは常にフェイスマスクを付けるのが規定にも関わらず、整った顔立ちを晒していた男達。
そこから彼らはウミヘビだと、容易に察せられる。
「そうか、彼らがウミヘビか……。10年前に1人だけ会った事があるが、あの特異な見目こそ特性だったのか……」
ルイの話を聞いたジョンは正面に向き直ると顎に手を当て、何やら思考を巡らせている。
「やはり早く、早く出なくては。一刻も早く」
次いで肩を震わせて、引き攣った笑い声をマスクの下からこぼした。
「ひ、ひひひ。ウミヘビがいる。恐らく大型へ変貌した《植物型》もいる。生きたステージ6もこの場にいるかもしれない。ひひひひ。興味深い。とても興味深い。是非ともこの手で解剖したいものだ……!」
メスを構え、物凄く興奮しているジョン。
その物騒な様を見たルイは、マスク越しに額に手を当て天を仰いだ。
(解剖マニアのスイッチが入ってしまった……)
◇
「セレン。なんか今、悪寒がしなかったか?」
「そうですか? 私は感じませんでしたが」
ごりごりごり
ホールの端にできた樹洞の中で、セレンはホルムアルデヒドの言葉を聞き流しつつ、両手で持ったチャクラムで菌糸の壁をエグっていた。
木材をノミで彫るように着実に削れていってはいるが、壁が分厚い為、なかなか穴が空かない。
「やはり毒素なしでは時間がかかり過ぎますねぇ。芽胞は私の腕力でどうにか出来る代物じゃないですから」
(芽胞がエグれてる時点で怖ぇけどな)
「人払いが済んでいるか否か判断が付けば自由に動けるのに、不便です」
ぷくぅと頬を膨らませ、セレンは不満げな表情を浮かべると一旦手を止め、腕時計で時間を確認した。
現時点で菌床が発生してから10分経過している。
「あと3分経ったら、人払いが済んだと判断してよいですかね?」
「3分て。インスタント食品じゃねぇんだから、30分は待とうぜ?」
ドカンッ!
その時、爆音と共にセレンの真横の壁が唐突に穴が空き、その穴からグレードランチャー状の抽射器を持ったアニリンがひょっこりと顔を覗かせた。
彼の後ろにはロベルトの姿もある。
「アニリン! それにロベルト院長! ご無事だったのですね!」
ようやく外の様子が見られたセレンは明るく笑って、ホールには既にガスマスクを付けた軍人以外の人がほぼいない事と、菌糸の厚さを把握する。
その上でチャクラムを構え、投げた。
ザンッ
直後、菌糸の壁に無数の亀裂が入り、いとも簡単に崩壊する。そして作られたドア状の穴から、セレンはホルムアルデヒドと共に樹洞の外へ出た。
「あぁよかった。場所の予想が当たっていて。アニリンくんの毒素を万が一受けてしまっても、君達なら大丈夫だから」
「いや俺は無事じゃすまないが? アニリンって俺と同じ第二課で、毒の強さも耐性も似たり寄ったりなんだが?」
「そうだったのですね! 正しい判断です! 流石はロベルト院長!」
「ガン無視……」
手放しにロベルトを讃えるセレンに呆れるホルムアルデヒド。
確かにアニリンの毒素を人間を受ければタダではすまない。なので彼の抽射器で菌糸を壊すにあたり、まずはウミヘビの救出を優先したロベルトの判断は間違っていない。
が、人間程ではないにしろ、ホルムアルデヒドがアニリンの毒素を受けたらダメージが入る点は配慮して欲しかった所だ。
「パウル達が閉じ込められてしまったんだ。菌床が活性化する前に助け出さないといけない」
「あっ、俺は戦力に数えないでくれよ!? 戦闘訓練なんてここ数年は受けてないんだ!」
「日頃の行いがここに出ていますねぇ」
「でもこの状況をどうにか出来るのは君達だけだ。どうか、力を貸してください」
ロベルトはセレンとホルムアルデヒドに向け、深々と頭を下げて懇願してくる。人間よりも立場が下のウミヘビに対して、迷いなく。
セレンは直ぐにその場で片膝をついてロベルトよりも目線をさげると(ホルムアルデヒドも慌てて真似していた)、かつて研修医として側にいた時と同じように、優しく微笑みかける。
「ロベルト院長、顔をあげてください。私もラボも、貴方を信頼しております。何なりと、ご指示を」
「……ありがとう、セレンくん」
菌糸で作られた樹洞の中に1人閉じ込められたパウルは、深紅に染まった目の前の壁を見て【芽胞】を生成していると知り、ぶつくさと文句を溢していた。
「それにしてもどうしようかな。電波障害起きちゃっているから外と連絡つかないんだよなぁ」
狭い樹洞の中で右に行ったり左に行ったりとうろちょろ動きつつ、パウルは顔を上にあげる。
樹洞状になった菌糸の上には穴があり、蛍光灯が付いた天井が見えていて、そこを光源とし暗闇に包まれるという事はなかった。
(一応、上に隙間はあるけど、あの狭さじゃアイギスが通らない)
人一人がやっと通れるかどうかの隙間。
アイギスに人間を運ばせる場合、ある程度の大きさにしないと力が足りず持ち上げられない。せめて2人分は通れる大きさでないと厳しい。
(けど壁に穴を空けるには【芽胞】が厄介すぎる。アイギスで無理に芽胞を破壊する場合、周囲に影響が出る。外の様子がわからない中で、その影響がどう働くか読めない。ロベルト院長は絶対に巻き込みたくないし……。僕は菌床が活性化しても対処できるんだし、このまま待つのも手なんだけどさ)
待つ。
その選択肢が頭の中に出たところで、パウルはその場に座り込んだ。
「待つ、待つ……。う~ん。ちょっと待ってみるかぁ」
◇
「待てん」
一方、フランスの感染病棟院長のルイと共に樹洞の中に閉じ込められた、イギリスの感染病棟院長ジョンは、【芽胞】を生成した菌糸の壁をメスの先端で延々と切り付けていた。
ただでさえ硬質な『珊瑚』だ。芽胞を生成すればその強度は跳ね上がり、メス程度の刃物では表面に引っ掻き傷を作るのみ。ジョンもそれはわかっている。これは苛立ちから来る、ただの八つ当たりである。
「時間の無駄だ。俺は1秒でも早くここを出るぞ」
「無意義な時を過ごしたくないのはわかるが、現状手立てはなかろうて。菌床活性化を警戒する以外、出来る事なぞないのでは?」
爆薬なしに【芽胞】を生成した菌糸の破壊など無理だと、早々に自力での脱出は諦めたルイは、菌床活性化に伴って襲ってくるだろう菌糸にのみ注意を向けている。
深紅に染まっている状態から、通常の赤色へ菌糸が変色した時。その時に備え最大限、警戒すればよいと。
それにこの場にはクスシとウミヘビがいる。故にルイは慌てる必要はないと判断していた。
「軍もそうだが、会場にはクスシもウミヘビもいる。奴らは菌床処分のエキスパート。このまま待つのが最善……」
「……ウミヘビ? 有毒人種、ウミヘビか!」
ぐりん。
突然、首だけ後ろに向けてきたジョンに、ルイは驚いてぴくりと肩を揺らす。
「ルイはウミヘビを見たのか! いつ何処でだ!?」
「何処と言うか……。貴殿も見ていたであろう? クスシと同じ裏地が蛇柄の白衣を着た、マスクを付けていない、変わった髪色を持つ顔立ちの整った者達。助手として動いていた奴らこそウミヘビよ」
ルイは4年前に一度だけ、ウミヘビを直に見た事がある。フリッツとユストゥスを見送った時に。
裏地が蛇の鱗柄をした奇妙な白衣を纏い、奇妙な青い髪色をしていて、何より非常に整った顔立ちをしていたウミヘビを。
そして今回、壇上には彼と似た特徴を持つ男が助手として動いていた。基本的にクスシは常にフェイスマスクを付けるのが規定にも関わらず、整った顔立ちを晒していた男達。
そこから彼らはウミヘビだと、容易に察せられる。
「そうか、彼らがウミヘビか……。10年前に1人だけ会った事があるが、あの特異な見目こそ特性だったのか……」
ルイの話を聞いたジョンは正面に向き直ると顎に手を当て、何やら思考を巡らせている。
「やはり早く、早く出なくては。一刻も早く」
次いで肩を震わせて、引き攣った笑い声をマスクの下からこぼした。
「ひ、ひひひ。ウミヘビがいる。恐らく大型へ変貌した《植物型》もいる。生きたステージ6もこの場にいるかもしれない。ひひひひ。興味深い。とても興味深い。是非ともこの手で解剖したいものだ……!」
メスを構え、物凄く興奮しているジョン。
その物騒な様を見たルイは、マスク越しに額に手を当て天を仰いだ。
(解剖マニアのスイッチが入ってしまった……)
◇
「セレン。なんか今、悪寒がしなかったか?」
「そうですか? 私は感じませんでしたが」
ごりごりごり
ホールの端にできた樹洞の中で、セレンはホルムアルデヒドの言葉を聞き流しつつ、両手で持ったチャクラムで菌糸の壁をエグっていた。
木材をノミで彫るように着実に削れていってはいるが、壁が分厚い為、なかなか穴が空かない。
「やはり毒素なしでは時間がかかり過ぎますねぇ。芽胞は私の腕力でどうにか出来る代物じゃないですから」
(芽胞がエグれてる時点で怖ぇけどな)
「人払いが済んでいるか否か判断が付けば自由に動けるのに、不便です」
ぷくぅと頬を膨らませ、セレンは不満げな表情を浮かべると一旦手を止め、腕時計で時間を確認した。
現時点で菌床が発生してから10分経過している。
「あと3分経ったら、人払いが済んだと判断してよいですかね?」
「3分て。インスタント食品じゃねぇんだから、30分は待とうぜ?」
ドカンッ!
その時、爆音と共にセレンの真横の壁が唐突に穴が空き、その穴からグレードランチャー状の抽射器を持ったアニリンがひょっこりと顔を覗かせた。
彼の後ろにはロベルトの姿もある。
「アニリン! それにロベルト院長! ご無事だったのですね!」
ようやく外の様子が見られたセレンは明るく笑って、ホールには既にガスマスクを付けた軍人以外の人がほぼいない事と、菌糸の厚さを把握する。
その上でチャクラムを構え、投げた。
ザンッ
直後、菌糸の壁に無数の亀裂が入り、いとも簡単に崩壊する。そして作られたドア状の穴から、セレンはホルムアルデヒドと共に樹洞の外へ出た。
「あぁよかった。場所の予想が当たっていて。アニリンくんの毒素を万が一受けてしまっても、君達なら大丈夫だから」
「いや俺は無事じゃすまないが? アニリンって俺と同じ第二課で、毒の強さも耐性も似たり寄ったりなんだが?」
「そうだったのですね! 正しい判断です! 流石はロベルト院長!」
「ガン無視……」
手放しにロベルトを讃えるセレンに呆れるホルムアルデヒド。
確かにアニリンの毒素を人間を受ければタダではすまない。なので彼の抽射器で菌糸を壊すにあたり、まずはウミヘビの救出を優先したロベルトの判断は間違っていない。
が、人間程ではないにしろ、ホルムアルデヒドがアニリンの毒素を受けたらダメージが入る点は配慮して欲しかった所だ。
「パウル達が閉じ込められてしまったんだ。菌床が活性化する前に助け出さないといけない」
「あっ、俺は戦力に数えないでくれよ!? 戦闘訓練なんてここ数年は受けてないんだ!」
「日頃の行いがここに出ていますねぇ」
「でもこの状況をどうにか出来るのは君達だけだ。どうか、力を貸してください」
ロベルトはセレンとホルムアルデヒドに向け、深々と頭を下げて懇願してくる。人間よりも立場が下のウミヘビに対して、迷いなく。
セレンは直ぐにその場で片膝をついてロベルトよりも目線をさげると(ホルムアルデヒドも慌てて真似していた)、かつて研修医として側にいた時と同じように、優しく微笑みかける。
「ロベルト院長、顔をあげてください。私もラボも、貴方を信頼しております。何なりと、ご指示を」
「……ありがとう、セレンくん」
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる