9 / 23
第三章 初めての普通のデート
3-1
しおりを挟む
とりあえず兄と妹からと猪狩さんとのお付き合いが始まったわけだが、なにか進展があったかといえば……なにもなかった。
とにかく、私と彼と休みがあわないのだ。
こっちはカレンダー通りの土日祝日が休み、あちらはシフト制でさらに急な呼び出しがある。
……それでも。
「ひな」
私を見つけ、猪狩さんが読んでいた本から顔を上げて柔らかく笑う。
「ちょっと待ってね」
カップに残っていたコーヒーを飲み干し、彼はボディバッグに本を突っ込んで立ち上がった。
そのままカップを返却し、一緒に店を出る。
あれから猪狩さんが平日休みの日は一緒に食事に行くようになっていた。
「いつもの居酒屋でいい?」
「はい」
並んで歩くとき、彼はさりげなく周囲を見て私に危険がないか確認している。
歩くペースは速すぎず遅すぎず、私の速度にあわせてくれた。
おかげでなんだかいつも、守られているっていう安心感がある。
五分程度で目的の居酒屋に着いた。
お洒落なお店はあの日だけで、あとは居酒屋とか定食屋とかを利用している。
だって猪狩さん、すぐに「俺はひなのお兄ちゃんだから」って奢ろうとするんだもん!
金額は少しでも抑えたい。
といっても二回目以降、割り勘じゃないともう一緒に食事しないと怒ったら、渋々ながら認めてくれたが。
それでも毎回、私よりもかなり多めに払いたがるので困ったものだ。
「ひなはいつものレモンサワーとごぼうの唐揚げ?」
「はい」
注文用のタッチパネルを操作しながら猪狩さんが聞いてくる。
「がっつりいきたいからポテサラと唐揚げも頼んでいい?」
「はい、いいですよ」
頭を突きあわせ、私も一緒にタッチパネルをのぞき込んだ。
「あ、揚げ出し豆腐も頼んでいいです?」
画面に表示されているそれを指す。
「いいよ」
ささっと操作し、猪狩さんは注文を済ませてしまってパネルを置いた。
「で。
明日、どこ行くよ」
テーブルの上に組んだ腕を置き、彼が私のほうへと前のめりになる。
「そうですね……」
明日の土曜は猪狩さん、休みなのだ。
初めて重なった休日の休み、一緒にどこかへ出かけようという話をしていた。
「県外は無理だけど、近場なら大丈夫。
そうだ、みゃうみゃうランドでも行くか?」
意地悪く右の口端をつり上げて彼がにやりと笑う。
「もう!
子供じゃないんですから!」
それに唇を尖らせて抗議していた。
みゃうみゃうランドとはうちにもある猫のぬいぐるみのキャラクター、みゃうみゃうちゃんをモチーフにしたテーマパークだ。
ただ、対象年齢が低く、低速ジェットコースターとかそういうアトラクションしかない。
もちろん私も小さい頃、連れていってもらった。
「そういうところ、子供のまんまだけどな」
おかしそうに笑い、猪狩さんが唇を摘まんでくる。
おかげでまだお酒を飲んでいないのにあっという間に真っ赤になってしまった。
「てか、ひな、いつになったら敬語、やめるんだよ?」
今度は猪狩さんが不満げに少し唇を尖らせ、届いたハイボールをひとくち飲んだ。
「だって……」
受け取ったレモンサワーのジョッキを両手で掴み、もじもじと指を動かす。
兄と妹なんだから敬語はいらないと言われても十八年のブランクがあるわけで。
しかも相手は十も年上となるとそう簡単にため口にはなれない。
一方で猪狩さんは早々に〝ひなちゃん〟呼びから〝ひな〟に変わっていた。
「まー、そういうところが可愛いんだけどな」
猪狩さんが苦笑いを浮かべる。
昔と同じにすればいいとはわかっているけれど、難しかった。
さらに頼んだ料理も来て、食べながら明日の相談をする。
「まー、デートの定番っていったら映画観て買い物とかになるか」
「え、それ、やりたいです」
それは私が映画やドラマで憧れていた、デートそのものだった。
「え?
こんな普通でいいのか?」
眼鏡の向こうで目を大きく開き、猪狩さんが何度か瞬きをする。
「はい。
ずっとそういうデート、やってみたかったんですよねー」
うっとりと想像している私を彼は憐れむ目で見ているが、なんでだろう?
「なあ。
聞いていいか?」
「なんでしょう?」
なにかおかしく思われるところかあったのかわからなくて、首が斜めに傾く。
「今までひな、どんなデートしてたんだ?」
「えっと……。
最初の彼氏はお家デートで、すぐしたがってましたね。
このあいだ別れた上司とは買い物とか行きましたけど彼のものばかりで、私の欲しいものとか全然見る暇なかったです」
はぁーっと猪狩さんは大きなため息をついて頭を抱えているが、なんでだろう?
「もしかしてそれで、荷物は全部、ひなが持ってた?」
「よくわかりましたね!」
私の反応を見てまた、猪狩さんがため息をつく。
「なあ、ひな。
ひなは最初の彼氏にもこのあいだ別れた上司からもDVを受けてたんだ」
私を見つめる彼は酷く心配しているようで表情が険しくなった。
「え、そうなんですか?
別に殴る蹴るの暴力は受けてないですが?」
そもそも私に彼らから酷い扱いを受けたという自覚がない。
いや、人間的に最低な男だったのだなと嫌な思いはしたが。
「物理的暴力じゃなくてもひなのことを支配して思い通りにしようとしたらDVになるの」
「はぁ……?」
やっぱりちょっと、理解が追いつかない。
そんな私に彼がさらに説明してくれる。
「最初の彼から迫られたとき毎回、ひなもそういう気分になってた?」
「全然。
なので気分じゃないんでーってお断りして、それでもさせろっていうから強制的にお帰りいただくのを二度ほどやったら、フラれましたね」
「あっ、そう。
……ぷっ、最高。
てか、それで二度目に挑む男も根性ある……」
私の答えを聞いて猪狩さんは間の抜けた顔を一瞬したかと思ったら、次の瞬間には小さく噴き出した。
それでもどうにか笑うのを我慢しているようだが、肩がぷるぷると細かく震えている。
「じゃあ、上司はどうしてたんだ?」
少しして落ち着いたのか、さらに彼が聞いてくる。
しかし先ほどと違うのは、なんか期待したキラキラした目で私を見ていた。
「いろいろ見てるあいだは邪魔なんだろーなーって荷物持ってあげてましたけど、帰る段階になっても私に持たせっぱなしだったので、自分の荷物くらい自分で持ちなさいよ、じゃないと捨てるって言ったら、すっごい怒鳴られましたね。
てか、荷物がいっぱいで持てないとかならわかりますけど、自分のものしか買ってないのに手ぶらってわけわからなくないですか?」
「まあ、そうだな。
それで?」
先を促しながらまた、彼の肩は震えていた。
「宣言どおり、道ばたに放置して帰ろうとしたんですけど、こんなところに捨てたら人の迷惑だよねーって思ってとりあえず、持って帰りました」
「うんうん。
いい心がけだ」
「で、帰ってから容赦なくゴミ袋に突っ込んだらキレ散らかしてましたね、あの人」
あのときを思い出してため息が出る。
「てかですよ。
無駄に使ったゴミ袋代は請求せずにいてやったのに、あんなに怒るなんてなんなんですかね?」
自分が悪いのになんであんなにキレるのかいまだによくわからない。
いや、思い起こせばしょっちゅうこうやってキレられていたのに、なんで私はあんな男と付き合っていたのだろう?
「もー、ひなサイコー」
我慢するのは諦めたのか、それでも大きな声は出さないように口もとを手で押さえ猪狩さんは笑い転げている。
「そりゃ、DV男も勝てないわ」
少しして猪狩さんは笑いすぎて酸欠になったのかはーはーと大きく呼吸し、出た涙を、眼鏡を浮かせて指の背で拭った。
とにかく、私と彼と休みがあわないのだ。
こっちはカレンダー通りの土日祝日が休み、あちらはシフト制でさらに急な呼び出しがある。
……それでも。
「ひな」
私を見つけ、猪狩さんが読んでいた本から顔を上げて柔らかく笑う。
「ちょっと待ってね」
カップに残っていたコーヒーを飲み干し、彼はボディバッグに本を突っ込んで立ち上がった。
そのままカップを返却し、一緒に店を出る。
あれから猪狩さんが平日休みの日は一緒に食事に行くようになっていた。
「いつもの居酒屋でいい?」
「はい」
並んで歩くとき、彼はさりげなく周囲を見て私に危険がないか確認している。
歩くペースは速すぎず遅すぎず、私の速度にあわせてくれた。
おかげでなんだかいつも、守られているっていう安心感がある。
五分程度で目的の居酒屋に着いた。
お洒落なお店はあの日だけで、あとは居酒屋とか定食屋とかを利用している。
だって猪狩さん、すぐに「俺はひなのお兄ちゃんだから」って奢ろうとするんだもん!
金額は少しでも抑えたい。
といっても二回目以降、割り勘じゃないともう一緒に食事しないと怒ったら、渋々ながら認めてくれたが。
それでも毎回、私よりもかなり多めに払いたがるので困ったものだ。
「ひなはいつものレモンサワーとごぼうの唐揚げ?」
「はい」
注文用のタッチパネルを操作しながら猪狩さんが聞いてくる。
「がっつりいきたいからポテサラと唐揚げも頼んでいい?」
「はい、いいですよ」
頭を突きあわせ、私も一緒にタッチパネルをのぞき込んだ。
「あ、揚げ出し豆腐も頼んでいいです?」
画面に表示されているそれを指す。
「いいよ」
ささっと操作し、猪狩さんは注文を済ませてしまってパネルを置いた。
「で。
明日、どこ行くよ」
テーブルの上に組んだ腕を置き、彼が私のほうへと前のめりになる。
「そうですね……」
明日の土曜は猪狩さん、休みなのだ。
初めて重なった休日の休み、一緒にどこかへ出かけようという話をしていた。
「県外は無理だけど、近場なら大丈夫。
そうだ、みゃうみゃうランドでも行くか?」
意地悪く右の口端をつり上げて彼がにやりと笑う。
「もう!
子供じゃないんですから!」
それに唇を尖らせて抗議していた。
みゃうみゃうランドとはうちにもある猫のぬいぐるみのキャラクター、みゃうみゃうちゃんをモチーフにしたテーマパークだ。
ただ、対象年齢が低く、低速ジェットコースターとかそういうアトラクションしかない。
もちろん私も小さい頃、連れていってもらった。
「そういうところ、子供のまんまだけどな」
おかしそうに笑い、猪狩さんが唇を摘まんでくる。
おかげでまだお酒を飲んでいないのにあっという間に真っ赤になってしまった。
「てか、ひな、いつになったら敬語、やめるんだよ?」
今度は猪狩さんが不満げに少し唇を尖らせ、届いたハイボールをひとくち飲んだ。
「だって……」
受け取ったレモンサワーのジョッキを両手で掴み、もじもじと指を動かす。
兄と妹なんだから敬語はいらないと言われても十八年のブランクがあるわけで。
しかも相手は十も年上となるとそう簡単にため口にはなれない。
一方で猪狩さんは早々に〝ひなちゃん〟呼びから〝ひな〟に変わっていた。
「まー、そういうところが可愛いんだけどな」
猪狩さんが苦笑いを浮かべる。
昔と同じにすればいいとはわかっているけれど、難しかった。
さらに頼んだ料理も来て、食べながら明日の相談をする。
「まー、デートの定番っていったら映画観て買い物とかになるか」
「え、それ、やりたいです」
それは私が映画やドラマで憧れていた、デートそのものだった。
「え?
こんな普通でいいのか?」
眼鏡の向こうで目を大きく開き、猪狩さんが何度か瞬きをする。
「はい。
ずっとそういうデート、やってみたかったんですよねー」
うっとりと想像している私を彼は憐れむ目で見ているが、なんでだろう?
「なあ。
聞いていいか?」
「なんでしょう?」
なにかおかしく思われるところかあったのかわからなくて、首が斜めに傾く。
「今までひな、どんなデートしてたんだ?」
「えっと……。
最初の彼氏はお家デートで、すぐしたがってましたね。
このあいだ別れた上司とは買い物とか行きましたけど彼のものばかりで、私の欲しいものとか全然見る暇なかったです」
はぁーっと猪狩さんは大きなため息をついて頭を抱えているが、なんでだろう?
「もしかしてそれで、荷物は全部、ひなが持ってた?」
「よくわかりましたね!」
私の反応を見てまた、猪狩さんがため息をつく。
「なあ、ひな。
ひなは最初の彼氏にもこのあいだ別れた上司からもDVを受けてたんだ」
私を見つめる彼は酷く心配しているようで表情が険しくなった。
「え、そうなんですか?
別に殴る蹴るの暴力は受けてないですが?」
そもそも私に彼らから酷い扱いを受けたという自覚がない。
いや、人間的に最低な男だったのだなと嫌な思いはしたが。
「物理的暴力じゃなくてもひなのことを支配して思い通りにしようとしたらDVになるの」
「はぁ……?」
やっぱりちょっと、理解が追いつかない。
そんな私に彼がさらに説明してくれる。
「最初の彼から迫られたとき毎回、ひなもそういう気分になってた?」
「全然。
なので気分じゃないんでーってお断りして、それでもさせろっていうから強制的にお帰りいただくのを二度ほどやったら、フラれましたね」
「あっ、そう。
……ぷっ、最高。
てか、それで二度目に挑む男も根性ある……」
私の答えを聞いて猪狩さんは間の抜けた顔を一瞬したかと思ったら、次の瞬間には小さく噴き出した。
それでもどうにか笑うのを我慢しているようだが、肩がぷるぷると細かく震えている。
「じゃあ、上司はどうしてたんだ?」
少しして落ち着いたのか、さらに彼が聞いてくる。
しかし先ほどと違うのは、なんか期待したキラキラした目で私を見ていた。
「いろいろ見てるあいだは邪魔なんだろーなーって荷物持ってあげてましたけど、帰る段階になっても私に持たせっぱなしだったので、自分の荷物くらい自分で持ちなさいよ、じゃないと捨てるって言ったら、すっごい怒鳴られましたね。
てか、荷物がいっぱいで持てないとかならわかりますけど、自分のものしか買ってないのに手ぶらってわけわからなくないですか?」
「まあ、そうだな。
それで?」
先を促しながらまた、彼の肩は震えていた。
「宣言どおり、道ばたに放置して帰ろうとしたんですけど、こんなところに捨てたら人の迷惑だよねーって思ってとりあえず、持って帰りました」
「うんうん。
いい心がけだ」
「で、帰ってから容赦なくゴミ袋に突っ込んだらキレ散らかしてましたね、あの人」
あのときを思い出してため息が出る。
「てかですよ。
無駄に使ったゴミ袋代は請求せずにいてやったのに、あんなに怒るなんてなんなんですかね?」
自分が悪いのになんであんなにキレるのかいまだによくわからない。
いや、思い起こせばしょっちゅうこうやってキレられていたのに、なんで私はあんな男と付き合っていたのだろう?
「もー、ひなサイコー」
我慢するのは諦めたのか、それでも大きな声は出さないように口もとを手で押さえ猪狩さんは笑い転げている。
「そりゃ、DV男も勝てないわ」
少しして猪狩さんは笑いすぎて酸欠になったのかはーはーと大きく呼吸し、出た涙を、眼鏡を浮かせて指の背で拭った。
46
あなたにおすすめの小説
ホストと女医は診察室で
星野しずく
恋愛
町田慶子は開業したばかりのクリニックで忙しい毎日を送っていた。ある日クリニックに招かれざる客、歌舞伎町のホスト、聖夜が後輩の真也に連れられてやってきた。聖夜の強引な誘いを断れず、慶子は初めてホストクラブを訪れる。しかし、その日の夜、慶子が目覚めたのは…、なぜか聖夜と二人きりのホテルの一室だった…。
雨の日にやさぐれお姉さんを拾ったと思ったら胃袋も心も掴んでくるスーパーお姉さんだった
九戸政景
恋愛
新人小説家の由利美音は、ある日の夜に一人の女性を拾う。太刀川凛莉と名乗る女性との共同生活が始まる中、様々な出会いを果たしながら美音は自身の過去とも向き合っていく。
ストーカーに狙われたので歳上騎士様に護衛をお願いしました。
ねーさん
恋愛
「氷の彫刻」と呼ばれる美貌の兄を持つ公爵令嬢のクラリッサは不審な視線に悩まされていた。
卒業を二日後に控えた朝、教室のクラリッサの机に置かれた一通の偏執狂者からの手紙。
親友イブを通じてイブの婚約者、近衛騎士団第四分団員のジョーンズに相談すると、第四分団長ネイトがクラリッサのパートナーとして卒業パーティーに出席してくれる事になって───
〈注〉
このお話は「婚約者が記憶喪失になりました。」と「元騎士の歳上公爵様がまさかの××でした!?」の続編になります。
久我くん、聞いてないんですけど?!
桜井 恵里菜
恋愛
愛のないお見合い結婚
相手はキモいがお金のため
私の人生こんなもの
そう思っていたのに…
久我くん!
あなたはどうして
こんなにも私を惑わせるの?
━━ʚ♡ɞ━━ʚ♡ɞ━━ʚ♡ɞ━━
父の会社の為に、お見合い結婚を決めた私。
同じ頃、職場で
新入社員の担当指導者を命じられる。
4歳も年下の男の子。
恋愛対象になんて、なる訳ない。
なのに…?
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
【完結】京都若旦那の恋愛事情〜四年ですっかり拗らせてしまったようです〜
藍生蕗
恋愛
大学二年生、二十歳の千田 史織は内気な性格を直したくて京都へと一人旅を決行。そこで見舞われたアクシデントで出会った男性に感銘を受け、改めて変わりたいと奮起する。
それから四年後、従姉のお見合い相手に探りを入れて欲しいと頼まれて再び京都へ。
訳あり跡取り息子と、少し惚けた箱入り娘のすれ違い恋物語
溺愛のフリから2年後は。
橘しづき
恋愛
岡部愛理は、ぱっと見クールビューティーな女性だが、中身はビールと漫画、ゲームが大好き。恋愛は昔に何度か失敗してから、もうするつもりはない。
そんな愛理には幼馴染がいる。羽柴湊斗は小学校に上がる前から仲がよく、いまだに二人で飲んだりする仲だ。実は2年前から、湊斗と愛理は付き合っていることになっている。親からの圧力などに耐えられず、酔った勢いでついた嘘だった。
でも2年も経てば、今度は結婚を促される。さて、そろそろ偽装恋人も終わりにしなければ、と愛理は思っているのだが……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる