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第三章 初めての普通のデート
3-6
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ピザは私が三分の一であとは猪狩さんが食べてくれた。
というか、いつも思うけれどよく食べる。
たぶん、同じ年の兄よりも食べている。
「猪狩さんってよく食べますよね?」
「筋肉量が多くて代謝がいいせいか、すぐ腹が減るんだよね」
ちょっと情けなく彼が笑う。
「えーっ、たくさん食べてもその体型なんてうらやましいです!」
猪狩さんははっきりいって、細い。
いや、ただ細いんじゃなくて、薄い服の上からでもしっかりわかる筋肉質な身体はバネのある鋼のような感じがする。
しかしぱっと見は、元彼上司よりも細い。
「いや。
最近は油断するとすぐに、腹回りに肉がついてくるからな。
若い頃はこんなこと、なかったのに」
はぁーっと本当に嫌そうに彼がため息をつき、笑っていた。
食事のあとは当然、ショッピングセンターの中を見て回る。
「ひなはなんか見たいものとかあるのか?」
「んー、あっ、お茶、お茶が買いたいです!」
少し悩んでお茶のストックが少なくなっていたのを思い出した。
確かここにも、同じブランドのお店が入っているはずだ。
「お茶?
そんなのコンビニでも買えるだろ」
「ひどっ。
そんなこと言うと女の子にモテませんよ!」
「うっ」
傷ついたかのように猪狩さんは胸を押さえた。
「……うん。
まあ、お茶はわかった。
他にはないのか?」
「他……」
せっかくショッピングに来たというのに、特になにも思いつかない。
「そういう猪狩さんは欲しいものとかないんですか?」
「そうだな……」
少し考えたあと、情けなく笑って彼が私を見下ろす。
「……特にないな」
これはあれか、似たもの同士ということなのか。
それでも見ていたらなにかあるかもしれないとふたりでぷらぷら見て回る。
「あっ、眼鏡屋さんありますよ」
ちょいちょいと袖を引っ張り、猪狩さんの顔を見上げた。
「はいはい」
すぐに私の考えがわかったのか諦め気味のため息を落として一緒にそちらへと足を向けてくれる。
「猪狩さんってコンタクトにしないんですか?」
聞きながらもどんなものがいいだろうかと並んでいる眼鏡を見渡した。
「コンタクトは相性悪いんだ。
すぐに目が乾く」
「そうなんですね」
「任務によっては何日も変えられなくなる可能性もあるからな」
「へー」
それはちょっと、コンタクトだと大変かも。
「これとかどうですか?」
シルバーの、上部が太いタイプの眼鏡を猪狩さんに渡す。
「はいはい」
おざなりな返事をして彼がかけている眼鏡を外すので預かった。
私から眼鏡を受け取り、彼がかける。
「どうだ?」
「……最高です。
ごちそうさまです」
つい、鼻血が出ていないか心配になってあいている手で鼻から下を押さえていた。
それほどまでに格好いいのだ!
シルバーでさらにスクエアなので、シャープに顔を引き締めてキリッとした猪狩さんの目もとをさらに引き立てる。
しかも太くて少しつり上がり気味な上部がいい塩梅に威圧感を与え、なんというかこう、二次元にいるイケメンのできる刑事が現実にいたらこんな感じだ、きっと。
とにかくヤバい、ヤバすぎる。
「は?」
困惑しながらも彼は自分も確認しようと、鏡をのぞき込んだ。
「なあ。
これだとさらに鬼隊長に拍車がかからないか」
かなり近づいて自分の顔を眺め、離れた彼はかけていた眼鏡を外して私に預けていた自分の眼鏡をかけた。
「えーっ、いいですよ、これ!
最高です!」
「そういやひなには眼鏡萌え属性があったな……」
大興奮の私を抑えつつ、猪狩さんが苦笑いを浮かべる。
「え、眼鏡萌え属性とかないですよ?」
勝手に変な性癖をつけられ、心外だ。
「そうか?
俺が中三で初めて眼鏡かけたとき、すっごい目をキラキラさせて見ていたが?」
そうだっけ?
私には自覚がない。
しかし、あるとすれば。
「猪狩さん限定の眼鏡萌えなのかもしれません」
それならわかる。
眼鏡の猪狩さんはとにかく、最高だ。
「もー、ひなはどうして、そんな可愛いこと言うかなー」
今度は猪狩さんが眼鏡から下を手で覆って視線を逸らす。
眼鏡の弦のかかる耳はなぜか、真っ赤になっていた。
その後もいろいろな眼鏡を猪狩さんにかけさせて遊んだ。
同じ黒縁でもプラスチックでウェリントンタイプは若干、若く見えたし、やはり同じ上部が太いタイプでも昭和の経理のおじさんがかけていそうなサーモントブローも猪狩さんがかけるとお洒落に見えた。
意外なところで丸眼鏡も案外似合っていて、驚いた。
「次は……」
「まだかけるのか?」
猪狩さんは呆れ気味だが、だって面白いんだもん。
次の眼鏡を選びながら、背後にぴったりと男の人が立ったのに気づいた。
……私、邪魔かな。
そこの商品を見たいのだと思い、場所をあける。
けれどすぐにその人も私の後ろをまたぴったりと着いてきた。
しかもワンピースの裾が、なにかに引っかかって僅かに持ち上がっている感覚がある。
……えっ、なんで?
ばくん、ばくんと心臓が肋骨の中で大きくバウンドする。
さりげなくあたりを見渡し、少し離れた場所にいる猪狩さんを目で探した。
すぐに視線に気づき、私の異変を察知して彼が小さく頷く。
「なあ」
すぐに私の頭上で猪狩さんの声がした。
「ひっ」
一瞬置いて別の若い男の声で、短く悲鳴が上がる。
「さっきからなに、やってるんだ?」
ぐいっと猪狩さんは私を抱き寄せ、低い声で彼を詰問した。
「彼女のスカートの中にその鞄突っ込んで、なにやってるんだって聞いてるんだ」
猪狩さんが視線を向けた先には男性の手に握られた黒の鞄がある。
「な、なにって、そこの眼鏡が見たかったけど、彼女が邪魔だっただけ、で。
鞄は近づいたらたまたま、スカートの中に入っただけだけど?」
曖昧な笑みを浮かべ、男は言い訳してきた。
「じゃ、邪魔なのかなって思って場所をあけたけど、着いてきた」
ぎゅっと猪狩さんに抱きつき、信じてくれと見上げる。
すぐに彼は優しく微笑み、私を安心させるように背中を軽くぽんぽんと叩いた。
「み、見えなかったから場所を変えたら、たまたま彼女も同じ方向に動いただけだ!」
本当にそうなんだろうか。
だったら私の単なる自意識過剰、勘違いになる。
でも私の全身が絶対に違うと叫んでいた。
「どうかいたしましたか」
私たちが言い争っているのに気づき、店員が声をかけてきた。
「彼女が盗撮されていました」
「と、盗撮って濡れ衣だ!」
つばを飛ばして男が怒鳴り、恐怖で身体がびくりと震えた。
なにごとかと周囲の視線が集中し、店内は騒然となった。
「その鞄の中を確認すればすぐにわかる」
「鞄の中を調べようというのか!」
猪狩さんから指を指され、取られまいと男が鞄を必死に抱え込む。
「なにかありましたか」
まもなく店員が呼んだのか警備員もやってきた。
「彼が盗撮していました」
「僕は盗撮などしていない!」
また男が叫んだが、猪狩さんは落ち着いている。
「とりあえず、一緒に来てください。
詳しい話は、そこで」
「僕は行かないからな!」
警備員が別の場所へと誘導しようとしたが、男は従わずに逃げようとした。
「逃げるのか?」
しかし猪狩さんがその腕を掴んで止める。
顔は笑顔だったがその目はまったく笑っていなかった。
「冤罪をかけられそうなんだぞ!
逃げるに決まってるだろ!」
顔を真っ赤にし、男がまた怒鳴る。
「絶対、冤罪なんかじゃない。
この人、わざわざ私のスカートの中にバッグを入れてきた」
言い逃れしようとする男に、きっぱりと言い切る。
それでも私の声は細かく震えていた。
そんな私の肩をよくやったというふうに猪狩さんが軽く叩く。
「本当にお前がなにもしていなかったら、謝罪してやる。
無実っていうなら、別にその鞄の中を調べられても問題ないよな?」
「ぐうっ」
それには返す言葉もないらしく、男はとうとう観念して一緒に着いてきた。
というか、いつも思うけれどよく食べる。
たぶん、同じ年の兄よりも食べている。
「猪狩さんってよく食べますよね?」
「筋肉量が多くて代謝がいいせいか、すぐ腹が減るんだよね」
ちょっと情けなく彼が笑う。
「えーっ、たくさん食べてもその体型なんてうらやましいです!」
猪狩さんははっきりいって、細い。
いや、ただ細いんじゃなくて、薄い服の上からでもしっかりわかる筋肉質な身体はバネのある鋼のような感じがする。
しかしぱっと見は、元彼上司よりも細い。
「いや。
最近は油断するとすぐに、腹回りに肉がついてくるからな。
若い頃はこんなこと、なかったのに」
はぁーっと本当に嫌そうに彼がため息をつき、笑っていた。
食事のあとは当然、ショッピングセンターの中を見て回る。
「ひなはなんか見たいものとかあるのか?」
「んー、あっ、お茶、お茶が買いたいです!」
少し悩んでお茶のストックが少なくなっていたのを思い出した。
確かここにも、同じブランドのお店が入っているはずだ。
「お茶?
そんなのコンビニでも買えるだろ」
「ひどっ。
そんなこと言うと女の子にモテませんよ!」
「うっ」
傷ついたかのように猪狩さんは胸を押さえた。
「……うん。
まあ、お茶はわかった。
他にはないのか?」
「他……」
せっかくショッピングに来たというのに、特になにも思いつかない。
「そういう猪狩さんは欲しいものとかないんですか?」
「そうだな……」
少し考えたあと、情けなく笑って彼が私を見下ろす。
「……特にないな」
これはあれか、似たもの同士ということなのか。
それでも見ていたらなにかあるかもしれないとふたりでぷらぷら見て回る。
「あっ、眼鏡屋さんありますよ」
ちょいちょいと袖を引っ張り、猪狩さんの顔を見上げた。
「はいはい」
すぐに私の考えがわかったのか諦め気味のため息を落として一緒にそちらへと足を向けてくれる。
「猪狩さんってコンタクトにしないんですか?」
聞きながらもどんなものがいいだろうかと並んでいる眼鏡を見渡した。
「コンタクトは相性悪いんだ。
すぐに目が乾く」
「そうなんですね」
「任務によっては何日も変えられなくなる可能性もあるからな」
「へー」
それはちょっと、コンタクトだと大変かも。
「これとかどうですか?」
シルバーの、上部が太いタイプの眼鏡を猪狩さんに渡す。
「はいはい」
おざなりな返事をして彼がかけている眼鏡を外すので預かった。
私から眼鏡を受け取り、彼がかける。
「どうだ?」
「……最高です。
ごちそうさまです」
つい、鼻血が出ていないか心配になってあいている手で鼻から下を押さえていた。
それほどまでに格好いいのだ!
シルバーでさらにスクエアなので、シャープに顔を引き締めてキリッとした猪狩さんの目もとをさらに引き立てる。
しかも太くて少しつり上がり気味な上部がいい塩梅に威圧感を与え、なんというかこう、二次元にいるイケメンのできる刑事が現実にいたらこんな感じだ、きっと。
とにかくヤバい、ヤバすぎる。
「は?」
困惑しながらも彼は自分も確認しようと、鏡をのぞき込んだ。
「なあ。
これだとさらに鬼隊長に拍車がかからないか」
かなり近づいて自分の顔を眺め、離れた彼はかけていた眼鏡を外して私に預けていた自分の眼鏡をかけた。
「えーっ、いいですよ、これ!
最高です!」
「そういやひなには眼鏡萌え属性があったな……」
大興奮の私を抑えつつ、猪狩さんが苦笑いを浮かべる。
「え、眼鏡萌え属性とかないですよ?」
勝手に変な性癖をつけられ、心外だ。
「そうか?
俺が中三で初めて眼鏡かけたとき、すっごい目をキラキラさせて見ていたが?」
そうだっけ?
私には自覚がない。
しかし、あるとすれば。
「猪狩さん限定の眼鏡萌えなのかもしれません」
それならわかる。
眼鏡の猪狩さんはとにかく、最高だ。
「もー、ひなはどうして、そんな可愛いこと言うかなー」
今度は猪狩さんが眼鏡から下を手で覆って視線を逸らす。
眼鏡の弦のかかる耳はなぜか、真っ赤になっていた。
その後もいろいろな眼鏡を猪狩さんにかけさせて遊んだ。
同じ黒縁でもプラスチックでウェリントンタイプは若干、若く見えたし、やはり同じ上部が太いタイプでも昭和の経理のおじさんがかけていそうなサーモントブローも猪狩さんがかけるとお洒落に見えた。
意外なところで丸眼鏡も案外似合っていて、驚いた。
「次は……」
「まだかけるのか?」
猪狩さんは呆れ気味だが、だって面白いんだもん。
次の眼鏡を選びながら、背後にぴったりと男の人が立ったのに気づいた。
……私、邪魔かな。
そこの商品を見たいのだと思い、場所をあける。
けれどすぐにその人も私の後ろをまたぴったりと着いてきた。
しかもワンピースの裾が、なにかに引っかかって僅かに持ち上がっている感覚がある。
……えっ、なんで?
ばくん、ばくんと心臓が肋骨の中で大きくバウンドする。
さりげなくあたりを見渡し、少し離れた場所にいる猪狩さんを目で探した。
すぐに視線に気づき、私の異変を察知して彼が小さく頷く。
「なあ」
すぐに私の頭上で猪狩さんの声がした。
「ひっ」
一瞬置いて別の若い男の声で、短く悲鳴が上がる。
「さっきからなに、やってるんだ?」
ぐいっと猪狩さんは私を抱き寄せ、低い声で彼を詰問した。
「彼女のスカートの中にその鞄突っ込んで、なにやってるんだって聞いてるんだ」
猪狩さんが視線を向けた先には男性の手に握られた黒の鞄がある。
「な、なにって、そこの眼鏡が見たかったけど、彼女が邪魔だっただけ、で。
鞄は近づいたらたまたま、スカートの中に入っただけだけど?」
曖昧な笑みを浮かべ、男は言い訳してきた。
「じゃ、邪魔なのかなって思って場所をあけたけど、着いてきた」
ぎゅっと猪狩さんに抱きつき、信じてくれと見上げる。
すぐに彼は優しく微笑み、私を安心させるように背中を軽くぽんぽんと叩いた。
「み、見えなかったから場所を変えたら、たまたま彼女も同じ方向に動いただけだ!」
本当にそうなんだろうか。
だったら私の単なる自意識過剰、勘違いになる。
でも私の全身が絶対に違うと叫んでいた。
「どうかいたしましたか」
私たちが言い争っているのに気づき、店員が声をかけてきた。
「彼女が盗撮されていました」
「と、盗撮って濡れ衣だ!」
つばを飛ばして男が怒鳴り、恐怖で身体がびくりと震えた。
なにごとかと周囲の視線が集中し、店内は騒然となった。
「その鞄の中を確認すればすぐにわかる」
「鞄の中を調べようというのか!」
猪狩さんから指を指され、取られまいと男が鞄を必死に抱え込む。
「なにかありましたか」
まもなく店員が呼んだのか警備員もやってきた。
「彼が盗撮していました」
「僕は盗撮などしていない!」
また男が叫んだが、猪狩さんは落ち着いている。
「とりあえず、一緒に来てください。
詳しい話は、そこで」
「僕は行かないからな!」
警備員が別の場所へと誘導しようとしたが、男は従わずに逃げようとした。
「逃げるのか?」
しかし猪狩さんがその腕を掴んで止める。
顔は笑顔だったがその目はまったく笑っていなかった。
「冤罪をかけられそうなんだぞ!
逃げるに決まってるだろ!」
顔を真っ赤にし、男がまた怒鳴る。
「絶対、冤罪なんかじゃない。
この人、わざわざ私のスカートの中にバッグを入れてきた」
言い逃れしようとする男に、きっぱりと言い切る。
それでも私の声は細かく震えていた。
そんな私の肩をよくやったというふうに猪狩さんが軽く叩く。
「本当にお前がなにもしていなかったら、謝罪してやる。
無実っていうなら、別にその鞄の中を調べられても問題ないよな?」
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