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31 遺跡都市 その2
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ウィルの前に立っていた公爵令嬢の顔が真っ赤になって、剣の柄に手を掛けた。
ウィルも身構える。
公爵令嬢の後ろの令嬢達も剣に手を伸ばす。
タナスが足を子鹿の様にプルプルと震わせながら、ウィルの隣に立って令嬢達と向かい合った。
可哀想に、涙目になっている。
僕は勿論、巻き込まれない様に後ろに下がった。
逃走経路を確認して、逃げる気満々だ。
ウイルとタナスの犠牲は無駄にしない。
正に一触即発の状態になった時、こちらに背を向けて座っていた女冒険者が立ち上がって、公爵令嬢の剣の柄に手を置いた。
重そうなチェインメイルを着ており、背はウィルよりも頭一つ高く、肩幅も広い。
「アリス様」
ウィルが、そう小さく呟いて固まった。
顔から血の気が引いている。
「イリアス、すまんが、俺が言い聞かせるから我慢してくれ。こいつは、俺の家の家来の息子なんだ」
公爵令嬢が柄から手を離した。
「アリスのお願いじゃ仕方ありませんわ」
女冒険者がくるりと振り向き、ウィルと向かい合った。
”ガツン”
いきなりウィルを殴り倒した。
「土下座して謝れ。宿を譲って、とっとと消え失せろ」
「申し訳ありません」
ウィルが土下座して謝っている、うん、見事な土下座だ、何か年季が入っている。
タナスが脇でアワアワしている。
一件落着かと思って気を抜いたのが良くなかった、気が付いたらルイーズとソフィアに腕を決められ、女冒険の前に突き出された。
「そんなこと、このユーリが許しませんわ」
「ええ、そうですわ」
いやいやいや、僕は絶対許す、ウィルと一緒に土下座して謝っても良いくらいだ。
女冒険者が、怪訝そうな目付きで僕を見ている。
「このチンピラがどうかしたのか」
「ユーリは、ラクラス様のお気に入りですのよ。噂はお聞きでしょ」
「そうですわ、戻ってから、ラクラス様に言い付けさせますわよ」
あははは、ルイーズとソフィアは何を血迷っているのだろうか。
そんな餓鬼みたいなこと言ったら、笑われるだけだ。
ん、軽い冗談で、場を和ませる積りなのだろうか。
「えっ!このチンピラは、ラクラス様の弟子か」
だがなぜか、効果覿面だった。
女冒険者が青い顔をして後退り、後ろの公爵令嬢達は、泣きそうな顔になって、青くなって震えている。
先生は、こいつらに何をやらかしたのだろう。
女冒険者と思っていた女は生徒だった。
辺境伯の娘で、ウィルの主家だそうだ。
辺境伯は公爵の次に偉い貴族だそうだ。
うん、タナスが教えてくれた。
でも、どう見ても僕と同い年とは思えない。
絶対に二十歳後半の、引率の冒険者だと思っていた。
結局、公爵令嬢達はもごもご言って、部屋へ逃げて行った。
ーーーーー
夕飯の時間になった。
夕食は、あいつらと食堂で一緒に食わざるを得なかった。
時間を置いて立ち直ったらしく、令嬢達は僕を睨んでいる。
勿論、冒険者風の令嬢も一緒だ。
宿の飯は美味しかった。
食後のお茶を飲みながら寛いでいると、公爵令嬢達に良いところを見せたいのか、男子生徒が店にあったリュトルを弾き始めた。
単調な練習曲を、自慢げに弾いている。
しかもど下手だ。
やっと下手な演奏が終わると、他の客は相手が貴族と判っているようで、お愛想の拍手を送ってくれた。
何を勘違いしたのか、別の生徒が演奏を始めてしまった。
これも単純な練習曲で、同じくど下手だった。
他の客の力のない拍手に気を良くして、また次の奴が下手な演奏を始めてしまった。
結局奴ら全員の演奏を聞かされてしまった。
まあ、公爵令嬢達と冒険者風令嬢は多少上手かったが、それでも人に聞かせるレベルではない。
僕達の中にも勘違いしてる奴がいたらしく、クロエが嬉しそうにリュトルを取りに行ってしまった。
「おい、あのチンピラに弾かせろよ。皆で笑ってやろうぜ」
冒険者風令嬢が立ち上がって叫んだ。
僕を指さしている。
リュトルは吟遊詩人の商売道具だが、貴族の嗜みでもある。
たぶん僕には、リュトルが弾けないと思ったのだろう。
僕は腹が立っていた。
クロエからリュトルを受け取ると、調弦を始めた。
調弦すら真面に出来ないなんて、こいつらにリュトルを教えた奴は、何をやっていたのだろう。
こいつらに、自分のレベルをしっかり把握させよう。
リュトルを持って店主に仁義を切り、吟遊詩人の指定席、カウンター前の一番左の、店が見渡せる席に座った。
「今宵お集りの皆々さま、粗末な演奏をお聞かせいたしまして申し訳ございませんでした。お詫びといたしまして、ファレンシア様の鳥籠より飛び立ちました小雛、私聖都のユリが、聖都で流行りし恋歌、風の歌をお聞かせいたします」
吟遊詩人の口上を述べ、演奏を始める、僕はプロだ。
風の歌は、最近聖都で流行り始めた恋歌だ。
戦いに駆り出された恋人を長年待ち続けた乙女が、風の妖精の力を借りて空を飛び、恋人と再び巡り会う詩だ。
女性の琴線に触れるらしく、”一夜落とし”とか呼ばれている。
僕の声が、甘く食堂に響き渡る。
女生徒達が僕をうっとりとした表情で僕を眺め、男子生徒が僕を鬼のような顔でにらんでいる。
他の客達も聞き入ってくれている。
演奏が終わると、万雷の拍手だった。
アンコールに三回ほど答えてから、僕は食堂から引き揚げた。
「リュトルが上手なのは分りましたわ」
「歌が上手なのも分かりましたわ」
「でも、まだ何か隠しているでしょ。白状なさい」
ーーーーー
翌朝、夜明け前に宿を出る。
宿の裏口から出て細い路地を歩くと、行き止まりになった。
小さなドアがあり、引率の冒険者さんがドアを開けて中へ入っていった。
僕らも続けての中にはいると、そこは人が行き交う大きな広場だった。
広場の中央に階段があり、そこから地下の遺跡に入る。
地図を見ると、階段の下は六方向に分かれており、それぞれ別のボス部屋に繋がっている。
これから一週間、僕達はこの遺跡の中に籠る。
「それじゃ籤引きをするぞ」
同じ宿に泊まったパーティーは六組、籤引きで方向を選び、六組が別方向へ進む。
僕が籤を引いたら、一番籤を引き当てた。
取り合えず、東に向かう通路を選択した。
「足りない物があれば、ここで買い足しとけ」
広場に周りには、様々な店が並んでいる。
串焼きが旨そうだったので、串焼きを片手に階段を下りた。
「おまえら緊張感がねーな」
引率の女冒険者のトルテさんだ。
青い髪のスリムな女性だ。
「こいつら、一回骨の遺跡に入ってるんです」
引率の兵士は、勿論レオさんだ。
最初に現れた魔獣は鼠だった。
ただし、大きさは中型犬ほど大きい。
毛皮が厚く切り難いのだが、ルイーズとソフィアが魔剣で切り伏せた。
魔剣の扱いにも慣れ、もう魔法を爆発させることも無い。
逃げる準備をしていたレオさんが拍子抜けしている。
「私達だって成長してますのよ」
「ええ、失礼ですわ」
鼠の死骸が煙となって壁へ吸い込まれて行く。
後には、魔石が一個残されていた。
ウィルも身構える。
公爵令嬢の後ろの令嬢達も剣に手を伸ばす。
タナスが足を子鹿の様にプルプルと震わせながら、ウィルの隣に立って令嬢達と向かい合った。
可哀想に、涙目になっている。
僕は勿論、巻き込まれない様に後ろに下がった。
逃走経路を確認して、逃げる気満々だ。
ウイルとタナスの犠牲は無駄にしない。
正に一触即発の状態になった時、こちらに背を向けて座っていた女冒険者が立ち上がって、公爵令嬢の剣の柄に手を置いた。
重そうなチェインメイルを着ており、背はウィルよりも頭一つ高く、肩幅も広い。
「アリス様」
ウィルが、そう小さく呟いて固まった。
顔から血の気が引いている。
「イリアス、すまんが、俺が言い聞かせるから我慢してくれ。こいつは、俺の家の家来の息子なんだ」
公爵令嬢が柄から手を離した。
「アリスのお願いじゃ仕方ありませんわ」
女冒険者がくるりと振り向き、ウィルと向かい合った。
”ガツン”
いきなりウィルを殴り倒した。
「土下座して謝れ。宿を譲って、とっとと消え失せろ」
「申し訳ありません」
ウィルが土下座して謝っている、うん、見事な土下座だ、何か年季が入っている。
タナスが脇でアワアワしている。
一件落着かと思って気を抜いたのが良くなかった、気が付いたらルイーズとソフィアに腕を決められ、女冒険の前に突き出された。
「そんなこと、このユーリが許しませんわ」
「ええ、そうですわ」
いやいやいや、僕は絶対許す、ウィルと一緒に土下座して謝っても良いくらいだ。
女冒険者が、怪訝そうな目付きで僕を見ている。
「このチンピラがどうかしたのか」
「ユーリは、ラクラス様のお気に入りですのよ。噂はお聞きでしょ」
「そうですわ、戻ってから、ラクラス様に言い付けさせますわよ」
あははは、ルイーズとソフィアは何を血迷っているのだろうか。
そんな餓鬼みたいなこと言ったら、笑われるだけだ。
ん、軽い冗談で、場を和ませる積りなのだろうか。
「えっ!このチンピラは、ラクラス様の弟子か」
だがなぜか、効果覿面だった。
女冒険者が青い顔をして後退り、後ろの公爵令嬢達は、泣きそうな顔になって、青くなって震えている。
先生は、こいつらに何をやらかしたのだろう。
女冒険者と思っていた女は生徒だった。
辺境伯の娘で、ウィルの主家だそうだ。
辺境伯は公爵の次に偉い貴族だそうだ。
うん、タナスが教えてくれた。
でも、どう見ても僕と同い年とは思えない。
絶対に二十歳後半の、引率の冒険者だと思っていた。
結局、公爵令嬢達はもごもご言って、部屋へ逃げて行った。
ーーーーー
夕飯の時間になった。
夕食は、あいつらと食堂で一緒に食わざるを得なかった。
時間を置いて立ち直ったらしく、令嬢達は僕を睨んでいる。
勿論、冒険者風の令嬢も一緒だ。
宿の飯は美味しかった。
食後のお茶を飲みながら寛いでいると、公爵令嬢達に良いところを見せたいのか、男子生徒が店にあったリュトルを弾き始めた。
単調な練習曲を、自慢げに弾いている。
しかもど下手だ。
やっと下手な演奏が終わると、他の客は相手が貴族と判っているようで、お愛想の拍手を送ってくれた。
何を勘違いしたのか、別の生徒が演奏を始めてしまった。
これも単純な練習曲で、同じくど下手だった。
他の客の力のない拍手に気を良くして、また次の奴が下手な演奏を始めてしまった。
結局奴ら全員の演奏を聞かされてしまった。
まあ、公爵令嬢達と冒険者風令嬢は多少上手かったが、それでも人に聞かせるレベルではない。
僕達の中にも勘違いしてる奴がいたらしく、クロエが嬉しそうにリュトルを取りに行ってしまった。
「おい、あのチンピラに弾かせろよ。皆で笑ってやろうぜ」
冒険者風令嬢が立ち上がって叫んだ。
僕を指さしている。
リュトルは吟遊詩人の商売道具だが、貴族の嗜みでもある。
たぶん僕には、リュトルが弾けないと思ったのだろう。
僕は腹が立っていた。
クロエからリュトルを受け取ると、調弦を始めた。
調弦すら真面に出来ないなんて、こいつらにリュトルを教えた奴は、何をやっていたのだろう。
こいつらに、自分のレベルをしっかり把握させよう。
リュトルを持って店主に仁義を切り、吟遊詩人の指定席、カウンター前の一番左の、店が見渡せる席に座った。
「今宵お集りの皆々さま、粗末な演奏をお聞かせいたしまして申し訳ございませんでした。お詫びといたしまして、ファレンシア様の鳥籠より飛び立ちました小雛、私聖都のユリが、聖都で流行りし恋歌、風の歌をお聞かせいたします」
吟遊詩人の口上を述べ、演奏を始める、僕はプロだ。
風の歌は、最近聖都で流行り始めた恋歌だ。
戦いに駆り出された恋人を長年待ち続けた乙女が、風の妖精の力を借りて空を飛び、恋人と再び巡り会う詩だ。
女性の琴線に触れるらしく、”一夜落とし”とか呼ばれている。
僕の声が、甘く食堂に響き渡る。
女生徒達が僕をうっとりとした表情で僕を眺め、男子生徒が僕を鬼のような顔でにらんでいる。
他の客達も聞き入ってくれている。
演奏が終わると、万雷の拍手だった。
アンコールに三回ほど答えてから、僕は食堂から引き揚げた。
「リュトルが上手なのは分りましたわ」
「歌が上手なのも分かりましたわ」
「でも、まだ何か隠しているでしょ。白状なさい」
ーーーーー
翌朝、夜明け前に宿を出る。
宿の裏口から出て細い路地を歩くと、行き止まりになった。
小さなドアがあり、引率の冒険者さんがドアを開けて中へ入っていった。
僕らも続けての中にはいると、そこは人が行き交う大きな広場だった。
広場の中央に階段があり、そこから地下の遺跡に入る。
地図を見ると、階段の下は六方向に分かれており、それぞれ別のボス部屋に繋がっている。
これから一週間、僕達はこの遺跡の中に籠る。
「それじゃ籤引きをするぞ」
同じ宿に泊まったパーティーは六組、籤引きで方向を選び、六組が別方向へ進む。
僕が籤を引いたら、一番籤を引き当てた。
取り合えず、東に向かう通路を選択した。
「足りない物があれば、ここで買い足しとけ」
広場に周りには、様々な店が並んでいる。
串焼きが旨そうだったので、串焼きを片手に階段を下りた。
「おまえら緊張感がねーな」
引率の女冒険者のトルテさんだ。
青い髪のスリムな女性だ。
「こいつら、一回骨の遺跡に入ってるんです」
引率の兵士は、勿論レオさんだ。
最初に現れた魔獣は鼠だった。
ただし、大きさは中型犬ほど大きい。
毛皮が厚く切り難いのだが、ルイーズとソフィアが魔剣で切り伏せた。
魔剣の扱いにも慣れ、もう魔法を爆発させることも無い。
逃げる準備をしていたレオさんが拍子抜けしている。
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