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3.強引すぎる求婚 ※
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「イレーニア、王太子殿下から求婚が」
「いやです!」
聖女の任を正式に解かれて、カルタ伯爵家に帰ってきたその日、早々にイレーニアが叫んだ。帰ったのは晩餐を終えた夜だったので、休む前に今からお茶を飲みながら話でも、といって談話室に向かって歩いているところでの台詞である。
「イレーニア……?」
カルタ伯爵がしょんぼりと眉尻を下げる。白髪の彼は、親というよりももはや祖父に近い年齢だ。まだ身体は元気なので爵位は譲っていないが、来年あたり爵位も息子に譲ろう、そういう話になっているのだが。
老人を悲しませたことに気づいたイレーニアは、はっとしてわたわたと手を振る。
「いえ、あの……そうじゃなくて、あの……」
婚約したくないのだからそうじゃないも何もない。
「王太子殿下のことが嫌いなのかい? でも、これ以上いい縁談はないと思うんだよ。ぼくも君を養女にした以上、ご両親の代わりにできるだけいいところへ嫁がせてあげたい。でも、イレーニアには迷惑だったかなあ……」
しおしおとカルタ伯爵が肩を落とす。魅了の力なんかなくたって、いつでもイレーニアに優しくしてくれたカルタ伯爵が悲しんでいる。そんな姿を目の当たりにして、胸がズキズキと痛むのは気のせいではないだろう。
(やだ! やだやだやだ……! 伯爵が悲しんでも、婚約なんて、絶対やだ……!)
心の中で叫んだその直後、イレーニアはこう口にした。
「迷惑じゃないです!」
「そうか、なら問題ないな」
低い声が愉快そうに声をかけてきた。驚いて声のほうを向けば、談話室のドアを開けてジルドがイレーニアたちを立って見ていた。
「ど……っ」
(どうしてここにいるのよ!)
かろうじてその叫びをこらえたが、口元はぎゅうっと曲がっている。その表情は彼にもバレているだろう。敬語はこの十年で上達したが、どうにも腹芸は下手ですぐに顔に気持ちが出てしまう。だって前世では表情を取り繕う必要なんてなかったのだから。
「本当は、このあとじっくり婚約を承諾させるために説得するつもりだったが……この婚約に異論はないようだな?」
「えっ!? ちが……」
「いやなのかい……?」
とっさに否定しようとしたところで、カルタ伯爵がまたも悲しそうな顔をする。
「……っい、やじゃない、です……」
「そうか。ではここに署名をもらおう」
「んん……?」
差し出されたのは、婚約誓約書だった。ジルドとイレーニアが婚約する旨が記載されている。しかも、国王とジルド、そしてカルタ伯爵の署名はすでに入っている。ここにイレーニアが署名すればもう婚約が成立してしまう。
誓約書を読んでいるうちに、羽ペンが手に握らされた。
「えっ……えっ? 待ってください、こ、こんな急に……!」
「急ではない。きちんと貴女に求婚していただろう」
あの大聖堂でのことを言っているらしい。果たしてあれは求婚と言えるのか。
「でも……あっ伯爵さま、あの……っ父と母にちゃんと、了解をとりたくて……!」
「もちろん、イレーニアのご両親にも許可を取っているとも。それは喜んでいらしたよ」
「う……っ」
やはり外堀が埋められている。
「でも、でもでも、ジルド様! 私は今でこそカルタ伯爵さまの養女として迎えられていますが、元は平民です! 平民が王族になるなど……」
「問題ない。その血を補って余る功績を貴女はあげてくれただろう。それに問題があるなら、父上が署名などしない」
もっともである。つまりイレーニアが殺されないために頑張ったせいで、婚約する口実を与えているのだ。
「でも、でもでも……」
目をぐるぐると回して、イレーニアは悩む。どうやったらジルドとの婚約を回避できるのかわからない。そんな彼女の頬に、そっとジルドの手が触れた。淑女の身体に断りなく触る。それは無作法だろう。なのに、顔を上向かされて視線を合わせれば、神がかった美形がイレーニアを見つめていて、全てのことが吹っ飛ぶ。
「イレーニア」
「へぁ!?」
低く甘い声が、至近距離でイレーニアの名前を呼ぶ。しかも、記憶にある限り、きちんと名前を呼ばれたのは初めてだ。もうそれだけで頭はパンク状態である。
「俺と結婚してくれ」
「ひゃい……」
気づけばそう返事して、署名をしている。
「いい子だ」
そう言って額に口づけを落とされて腰が砕ける。身体をそのまま支えられて、抱きしめるような体勢になっているにもかかわらず、もうイレーニアには抵抗できない。それをいいことに、彼女は横抱きに抱き上げられた。もはやされるがままである。
「では、カルタ伯爵。今夜は予定していた手筈通りでいいだろうか」
「あ……ああ、そうでしたね。どうぞ、お部屋の準備はできています。よい夜をお過ごしください」
カルタ伯爵は、ゆでだこ状態のイレーニアを見て、穏やかに微笑む。隣に控えていたメイドに、ジルドたちの案内を申しつけて、自分は礼を取って二人を見送った。
メイドに案内されて着いたのは、何の変哲もない客室である。うそだ。なんだかロマンチックに飾り付けがしてある。大人が二人寝ても問題ないくらい大きなベッドがあって、サイドチェストには飲み物と軽食が用意されている。部屋の中にはつる草模様のランプシェードが被せられたランタンが複数おいてあって、部屋の中が淡く照らされている。リラックスするための香も炊かれているらしい。うっとりとするような香りがふんわりと鼻をくすぐる。
この部屋に立ち入って、未だイレーニアは先ほどのショックから立ち直れていなかった。正確には、未だにジルドの顔に見惚れている。ベッドに仰向けにおろされて、覆いかぶさられたところでようやく正気になった。
「えっ!?」
「イレーニア」
頬を指先が撫でて、さらに指の背で顎をなぞられる。
「正式に婚約が結ばれた。だから今から契る」
「うそでしょ、そんなばかな話……んむっ」
騒いでいるうちに口を塞がれた。柔らかい唇が重なって、下唇をもったいぶるようにはむ。甘噛みされてゆっくりと離されれれば、ぷるん、と唇が揺れた。
「あ……」
小さく声を漏らした瞬間に、胸が大きく跳ねる。
(今……ジルド様と、キス……したの……?)
呆然としている隙に、再び口づけが落とされる。
「まって、ぁ……ん、ぅう」
くりかえしリップ音をたてられ、制止の声をあげたときには、ぬるりと舌が侵入してきた。ジルドの舌は迷わずにイレーニアの舌を絡めとって、深くを犯す。この身体は情事に慣れていない。だというのに、前世の記憶がそうさせるのか、求められれば舌は勝手にジルドのものと絡み合う。
「ん……ふ……っ」
口づけに夢中になっている間に、彼の手は首筋を撫で、イレーニアの服のボタンにかかっている。
彼女の今の服は、聖女服ではい。簡素な修道女服だ。聖女の任を降りたので、聖女服を教会に返却し、代わりに今日は一日これを着ていたのである。本当は伯爵令嬢が着るにふさわしいドレスも用意されていたのだが、イレーニアは社交界に属するつもりはないという意思表示のために、あえて修道女服で今日は過ごしていた。今日から数日はカルタ伯爵家で休暇を過ごすつもりだったが、その後は教会に戻るつもりだったのだ。
ジルドの手によって全てのボタンが外され、合わせを開かれると、もうその下は薄い肌着だ。修道女は体型を補正するコルセットなど着ていない。彼の大きな手がふにゅ、と胸に触れてイレーニアは息を荒くする。
「は……キスがうまいな。貴女も抱かれるのを望んでいたのか?」
「ち、ちがいます! もうこんなことはやめてください……!」
「だめだ、ずっと前から今日は貴女を抱くと決めていた」
琥珀の瞳に射抜かれて、イレーニアは一瞬言葉を失った。
「いやです!」
聖女の任を正式に解かれて、カルタ伯爵家に帰ってきたその日、早々にイレーニアが叫んだ。帰ったのは晩餐を終えた夜だったので、休む前に今からお茶を飲みながら話でも、といって談話室に向かって歩いているところでの台詞である。
「イレーニア……?」
カルタ伯爵がしょんぼりと眉尻を下げる。白髪の彼は、親というよりももはや祖父に近い年齢だ。まだ身体は元気なので爵位は譲っていないが、来年あたり爵位も息子に譲ろう、そういう話になっているのだが。
老人を悲しませたことに気づいたイレーニアは、はっとしてわたわたと手を振る。
「いえ、あの……そうじゃなくて、あの……」
婚約したくないのだからそうじゃないも何もない。
「王太子殿下のことが嫌いなのかい? でも、これ以上いい縁談はないと思うんだよ。ぼくも君を養女にした以上、ご両親の代わりにできるだけいいところへ嫁がせてあげたい。でも、イレーニアには迷惑だったかなあ……」
しおしおとカルタ伯爵が肩を落とす。魅了の力なんかなくたって、いつでもイレーニアに優しくしてくれたカルタ伯爵が悲しんでいる。そんな姿を目の当たりにして、胸がズキズキと痛むのは気のせいではないだろう。
(やだ! やだやだやだ……! 伯爵が悲しんでも、婚約なんて、絶対やだ……!)
心の中で叫んだその直後、イレーニアはこう口にした。
「迷惑じゃないです!」
「そうか、なら問題ないな」
低い声が愉快そうに声をかけてきた。驚いて声のほうを向けば、談話室のドアを開けてジルドがイレーニアたちを立って見ていた。
「ど……っ」
(どうしてここにいるのよ!)
かろうじてその叫びをこらえたが、口元はぎゅうっと曲がっている。その表情は彼にもバレているだろう。敬語はこの十年で上達したが、どうにも腹芸は下手ですぐに顔に気持ちが出てしまう。だって前世では表情を取り繕う必要なんてなかったのだから。
「本当は、このあとじっくり婚約を承諾させるために説得するつもりだったが……この婚約に異論はないようだな?」
「えっ!? ちが……」
「いやなのかい……?」
とっさに否定しようとしたところで、カルタ伯爵がまたも悲しそうな顔をする。
「……っい、やじゃない、です……」
「そうか。ではここに署名をもらおう」
「んん……?」
差し出されたのは、婚約誓約書だった。ジルドとイレーニアが婚約する旨が記載されている。しかも、国王とジルド、そしてカルタ伯爵の署名はすでに入っている。ここにイレーニアが署名すればもう婚約が成立してしまう。
誓約書を読んでいるうちに、羽ペンが手に握らされた。
「えっ……えっ? 待ってください、こ、こんな急に……!」
「急ではない。きちんと貴女に求婚していただろう」
あの大聖堂でのことを言っているらしい。果たしてあれは求婚と言えるのか。
「でも……あっ伯爵さま、あの……っ父と母にちゃんと、了解をとりたくて……!」
「もちろん、イレーニアのご両親にも許可を取っているとも。それは喜んでいらしたよ」
「う……っ」
やはり外堀が埋められている。
「でも、でもでも、ジルド様! 私は今でこそカルタ伯爵さまの養女として迎えられていますが、元は平民です! 平民が王族になるなど……」
「問題ない。その血を補って余る功績を貴女はあげてくれただろう。それに問題があるなら、父上が署名などしない」
もっともである。つまりイレーニアが殺されないために頑張ったせいで、婚約する口実を与えているのだ。
「でも、でもでも……」
目をぐるぐると回して、イレーニアは悩む。どうやったらジルドとの婚約を回避できるのかわからない。そんな彼女の頬に、そっとジルドの手が触れた。淑女の身体に断りなく触る。それは無作法だろう。なのに、顔を上向かされて視線を合わせれば、神がかった美形がイレーニアを見つめていて、全てのことが吹っ飛ぶ。
「イレーニア」
「へぁ!?」
低く甘い声が、至近距離でイレーニアの名前を呼ぶ。しかも、記憶にある限り、きちんと名前を呼ばれたのは初めてだ。もうそれだけで頭はパンク状態である。
「俺と結婚してくれ」
「ひゃい……」
気づけばそう返事して、署名をしている。
「いい子だ」
そう言って額に口づけを落とされて腰が砕ける。身体をそのまま支えられて、抱きしめるような体勢になっているにもかかわらず、もうイレーニアには抵抗できない。それをいいことに、彼女は横抱きに抱き上げられた。もはやされるがままである。
「では、カルタ伯爵。今夜は予定していた手筈通りでいいだろうか」
「あ……ああ、そうでしたね。どうぞ、お部屋の準備はできています。よい夜をお過ごしください」
カルタ伯爵は、ゆでだこ状態のイレーニアを見て、穏やかに微笑む。隣に控えていたメイドに、ジルドたちの案内を申しつけて、自分は礼を取って二人を見送った。
メイドに案内されて着いたのは、何の変哲もない客室である。うそだ。なんだかロマンチックに飾り付けがしてある。大人が二人寝ても問題ないくらい大きなベッドがあって、サイドチェストには飲み物と軽食が用意されている。部屋の中にはつる草模様のランプシェードが被せられたランタンが複数おいてあって、部屋の中が淡く照らされている。リラックスするための香も炊かれているらしい。うっとりとするような香りがふんわりと鼻をくすぐる。
この部屋に立ち入って、未だイレーニアは先ほどのショックから立ち直れていなかった。正確には、未だにジルドの顔に見惚れている。ベッドに仰向けにおろされて、覆いかぶさられたところでようやく正気になった。
「えっ!?」
「イレーニア」
頬を指先が撫でて、さらに指の背で顎をなぞられる。
「正式に婚約が結ばれた。だから今から契る」
「うそでしょ、そんなばかな話……んむっ」
騒いでいるうちに口を塞がれた。柔らかい唇が重なって、下唇をもったいぶるようにはむ。甘噛みされてゆっくりと離されれれば、ぷるん、と唇が揺れた。
「あ……」
小さく声を漏らした瞬間に、胸が大きく跳ねる。
(今……ジルド様と、キス……したの……?)
呆然としている隙に、再び口づけが落とされる。
「まって、ぁ……ん、ぅう」
くりかえしリップ音をたてられ、制止の声をあげたときには、ぬるりと舌が侵入してきた。ジルドの舌は迷わずにイレーニアの舌を絡めとって、深くを犯す。この身体は情事に慣れていない。だというのに、前世の記憶がそうさせるのか、求められれば舌は勝手にジルドのものと絡み合う。
「ん……ふ……っ」
口づけに夢中になっている間に、彼の手は首筋を撫で、イレーニアの服のボタンにかかっている。
彼女の今の服は、聖女服ではい。簡素な修道女服だ。聖女の任を降りたので、聖女服を教会に返却し、代わりに今日は一日これを着ていたのである。本当は伯爵令嬢が着るにふさわしいドレスも用意されていたのだが、イレーニアは社交界に属するつもりはないという意思表示のために、あえて修道女服で今日は過ごしていた。今日から数日はカルタ伯爵家で休暇を過ごすつもりだったが、その後は教会に戻るつもりだったのだ。
ジルドの手によって全てのボタンが外され、合わせを開かれると、もうその下は薄い肌着だ。修道女は体型を補正するコルセットなど着ていない。彼の大きな手がふにゅ、と胸に触れてイレーニアは息を荒くする。
「は……キスがうまいな。貴女も抱かれるのを望んでいたのか?」
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