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(十八)明智秀満の退き陣
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六月二十三日。
沙沙貴神社に敷かれた明智秀満本陣において、使者が差し出した書状を供回りを経て受け取った秀満は中身を二度読み直してから、ふうと大きな息をついた。
「殿はなんと仰せで」
妻木範賢が気づかわしげに問う。
「陣を払い、参陣せよとの御命令じゃ」
あきらめの境地といった体の苦笑いを浮かべる秀満に、問いかけた範賢はなんとも声を掛けかねるといった表情を見せて黙り込む。
「やはり、そうなりますか」
荒木行重が肩を落とした。
その傍らでは、四王天政実も無念の表情を隠さない。
光秀が柴田勝家勢と堅田の北あたりで対陣して、すでに五日を数えている。
兵数でこそ明智勢が五割増しほど勝っているが、光秀は慎重だった。
理屈はどうあれ謀叛を起こした以上は、今は味方についている者も、たとえ一度でも敗れれば光秀を見放す。
人心をつなぎ止められるために敗戦の許されない立場であることを自覚し、無闇に攻勢を仕掛けるつもりはないのだろう。
「致し方あるまい。我らがここにいても安土城を攻め落としきれぬ以上、役に立たぬ遊軍であることは否定できぬからな」
大手口にしろ百々橋口にしろ、結局は安土城の門の一つすら突破出来ず終いだった。
もちろん、実質的に強襲をかけたのは最初から三日だけで、後は光秀の来着を待つだけの構えだったのは事実だが、思惑が外れたことは言い訳にはならない。
それよりは、光秀の元に合流して、その馬前で武功を挙げてみせることがなによりの汚名返上であろう。秀満はそう考えていた。
「さりながら、ただ陣を払うとしても簡単には行きますまい。目端の利く蒲生忠三郎が、またぞろ追い打ちをかけてくるやも知れませぬでな」
「ふむ……」
そこへ、新たな報せが飛び込んできた。
――信長の次男・三介に動きあり。
「これまで音無しの構えであったが、ここに来て何故」
範賢が首を捻る。
本来であれば敵襲来間近として身構えるところであるが、端から信意あらため信雄の采配などたいしたものではないと高をくくっていた。
三介こと織田信雄は信長の死を受けて伊勢にて五千あまりの兵をかき集め、鈴鹿峠を越えて土山あたりまで進出していた。
しかし、伊賀での不穏な風聞を受け、それ以上西進できぬまま進軍を止めていたのだ。
「柴田勢が湖西に向かったことを知ったのであろう。決戦場が安土城でないと知り、兵を進める気になったのであれば辻褄はあう」
秀満は、情勢をそう読み取った。
信雄の立場からすれば、配下の中核を信孝の四国遠征のために駆り出されて身動きが取れない状況にある。
ただでさえ四国遠征にそなえて将のみならず兵すらかき集めて持って行かれたところに、さらに自らが出陣となっても、すぐ動かせる将兵がどこからか湧いて出てくる筈もない。
誰が差配しても、兵数を揃えるには相応の時間が必要だったのは自明であり、出遅れをなじられるのは心外であろう。
「どうあれ、なおのこと我らは陣払いを急がねばならぬ。くだくだしく考えを巡らせている猶予はない。ただ兵を退き、瀬田の橋を渡るまでじゃ」
秀満の宣言に、諸将も表情を引き締めて頷き合う。
沙沙貴神社の明智勢の陣にあわただしい動きがみられはじめたのは、安土城の大手口から敵勢の様子を伺っている蒲生勢も即座に察知していた。
「さて、囲みを解くかな」
自ら大手口近くの物見櫓に登った賦秀は期待を込めてつぶやく。
ただ、秀満の率いる兵数がそのまま柴田勝家と対峙しているであろう光秀の元に向かうのを、指をくわえてみているつもりもなかった。
「佐和山攻めの線も、未だ捨てきれぬとみまするが」
横山喜内は未だ分散されたままの味方のことを慮る。
「逆に、総攻めをしかけてくるかも知れませんな。ただで帰れるとは思っておらんでしょう」
その場合はまた撃退してみせますが、とロルテスが腕を撫でさする。
「どう動くにしろ、我らは敵手の思惑を挫くまでよ」
やがて、日が西に大きく傾き、刻限からみても敵に仕寄ってくる意図がないことは明らかとなった。
「やはり、明智勢は陣を払う模様にございますな。既に一部は夕闇に紛れて後退を始めている様子」
結解十郎兵衛の見立てに賦秀も同意し、腰を上げた。
「よし、ならば追い打ちをかける。ここが手柄の挙げどころと心得よ」
「おう!」
手勢が気勢をあげこそするが、五倍近い兵力差があることを考えれば、闇雲に追撃をかければ簡単に返り討ちにあいかねない。
敵の動きは、蒲生勢を城外に誘い出すための罠である可能性も捨てきれない。
「間合いを計り、殿軍からついばんでくれる。逆撃を喰らっては元も子もないぞ」
賦秀はそう自らに言い聞かせつつ、城の守りを父・賢秀と前田利勝に託し、己は手勢の先頭に立つべく装具を整える。
最後まで陣の中にあった明智勢が動き出すのを見計らって、大手の武者門を開かせた。
この時を待ちかねていた兵およそ八百が、幅の広い大手道から隊伍を組んで賦秀の後に続いて城外へと押し出す。
特に武田信玄の遺臣で、期待を寄せられながらこれまで大手口の守りを任されていたこともあって鎗働きで武功を挙げられていない、内池備後守と外池孫左衛門の兄弟が特に勇み立っている。
「逸ってはならぬぞ!」
賦秀が、戦場にあっていつもの自分の猪突を忘れて思わず声を掛ける。
と、小雲雀の鞍上にあって今しも出陣しようとしていた賦秀の横に、一騎の騎馬武者が馬首を寄せてきた。
蒲生譜代の臣・池田伝之丞だった。
「殿! 北畠様から使者が参っておりますぞ」
前述のとおり、正確にはこの時点で、信長の後継たることを意識した信雄は、既に織田姓と名乗りを戻している。無論、池田伝之丞には知る由もない話である。
「かような時になんじゃ」
「はっ、これより手勢を率いて当城に向かうゆえ、出迎えの用意をされたし、とのことにございまするが……」
伝之丞の言葉に気合を空回りさせられたような気分になり、いらだたしげに問うた賦秀の表情がすっと変わる。
「この切所に、なにを悠長な。使者に伝えよ。我らはこれより明智勢を追い慕う。共に参られるがよかろう、とな」
腹立ちをおさえるかのごとく、賦秀は叩きつけるような語調で伝之丞に命じた。
「承知!」
伝之丞はただちに馬首を巡らせる。
賦秀はその後ろ姿にしばし視線を向けた後、顔を前に向けた。
信雄勢が味方に加わってくれれば、敵の間合いを計りながらの追撃戦も、大胆に踏み込んで叩ける。それだけ戦果の拡大が期待できた。
秀満勢を敗退させ、あわよくば首級をあげ、さらには瀬田を超えて光秀の背後を衝くことも夢ではなくなるかも知れないのだ。
(これぞ「三介様のなさりよう」、か。斯様なことも判らんのか)
これまで信雄は兵を動かして明智勢と相まみえていなかったにもかかわらず、この期に及んで入城を求めてくるとは。
失望感から、内心の呟きとはいえ、言葉遣いもぞんざいなものになる。
もっとも、明智勢撤退の動きは今まさに目の前で起こったことであり、未だ戦況が変わったことは信雄には伝わっていない。
その事実は賦秀も当然理解はしていたが、出陣の直前に水をさされたことでもあり、こまかく説明する気になれなかった。
そして、敵を追い慕うべく気を取り直して小雲雀を走らせはじめた賦秀の中では、信雄は己の意図通りに追撃戦に参加するものと決めてかかり、その思いこみが事実として頭の中で定まってしまっていた。
戦場の高揚感にのまれたが故の賦秀の一瞬の判断の誤りだったが、その代償は大きなものとなる。
沙沙貴神社に敷かれた明智秀満本陣において、使者が差し出した書状を供回りを経て受け取った秀満は中身を二度読み直してから、ふうと大きな息をついた。
「殿はなんと仰せで」
妻木範賢が気づかわしげに問う。
「陣を払い、参陣せよとの御命令じゃ」
あきらめの境地といった体の苦笑いを浮かべる秀満に、問いかけた範賢はなんとも声を掛けかねるといった表情を見せて黙り込む。
「やはり、そうなりますか」
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理屈はどうあれ謀叛を起こした以上は、今は味方についている者も、たとえ一度でも敗れれば光秀を見放す。
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「致し方あるまい。我らがここにいても安土城を攻め落としきれぬ以上、役に立たぬ遊軍であることは否定できぬからな」
大手口にしろ百々橋口にしろ、結局は安土城の門の一つすら突破出来ず終いだった。
もちろん、実質的に強襲をかけたのは最初から三日だけで、後は光秀の来着を待つだけの構えだったのは事実だが、思惑が外れたことは言い訳にはならない。
それよりは、光秀の元に合流して、その馬前で武功を挙げてみせることがなによりの汚名返上であろう。秀満はそう考えていた。
「さりながら、ただ陣を払うとしても簡単には行きますまい。目端の利く蒲生忠三郎が、またぞろ追い打ちをかけてくるやも知れませぬでな」
「ふむ……」
そこへ、新たな報せが飛び込んできた。
――信長の次男・三介に動きあり。
「これまで音無しの構えであったが、ここに来て何故」
範賢が首を捻る。
本来であれば敵襲来間近として身構えるところであるが、端から信意あらため信雄の采配などたいしたものではないと高をくくっていた。
三介こと織田信雄は信長の死を受けて伊勢にて五千あまりの兵をかき集め、鈴鹿峠を越えて土山あたりまで進出していた。
しかし、伊賀での不穏な風聞を受け、それ以上西進できぬまま進軍を止めていたのだ。
「柴田勢が湖西に向かったことを知ったのであろう。決戦場が安土城でないと知り、兵を進める気になったのであれば辻褄はあう」
秀満は、情勢をそう読み取った。
信雄の立場からすれば、配下の中核を信孝の四国遠征のために駆り出されて身動きが取れない状況にある。
ただでさえ四国遠征にそなえて将のみならず兵すらかき集めて持って行かれたところに、さらに自らが出陣となっても、すぐ動かせる将兵がどこからか湧いて出てくる筈もない。
誰が差配しても、兵数を揃えるには相応の時間が必要だったのは自明であり、出遅れをなじられるのは心外であろう。
「どうあれ、なおのこと我らは陣払いを急がねばならぬ。くだくだしく考えを巡らせている猶予はない。ただ兵を退き、瀬田の橋を渡るまでじゃ」
秀満の宣言に、諸将も表情を引き締めて頷き合う。
沙沙貴神社の明智勢の陣にあわただしい動きがみられはじめたのは、安土城の大手口から敵勢の様子を伺っている蒲生勢も即座に察知していた。
「さて、囲みを解くかな」
自ら大手口近くの物見櫓に登った賦秀は期待を込めてつぶやく。
ただ、秀満の率いる兵数がそのまま柴田勝家と対峙しているであろう光秀の元に向かうのを、指をくわえてみているつもりもなかった。
「佐和山攻めの線も、未だ捨てきれぬとみまするが」
横山喜内は未だ分散されたままの味方のことを慮る。
「逆に、総攻めをしかけてくるかも知れませんな。ただで帰れるとは思っておらんでしょう」
その場合はまた撃退してみせますが、とロルテスが腕を撫でさする。
「どう動くにしろ、我らは敵手の思惑を挫くまでよ」
やがて、日が西に大きく傾き、刻限からみても敵に仕寄ってくる意図がないことは明らかとなった。
「やはり、明智勢は陣を払う模様にございますな。既に一部は夕闇に紛れて後退を始めている様子」
結解十郎兵衛の見立てに賦秀も同意し、腰を上げた。
「よし、ならば追い打ちをかける。ここが手柄の挙げどころと心得よ」
「おう!」
手勢が気勢をあげこそするが、五倍近い兵力差があることを考えれば、闇雲に追撃をかければ簡単に返り討ちにあいかねない。
敵の動きは、蒲生勢を城外に誘い出すための罠である可能性も捨てきれない。
「間合いを計り、殿軍からついばんでくれる。逆撃を喰らっては元も子もないぞ」
賦秀はそう自らに言い聞かせつつ、城の守りを父・賢秀と前田利勝に託し、己は手勢の先頭に立つべく装具を整える。
最後まで陣の中にあった明智勢が動き出すのを見計らって、大手の武者門を開かせた。
この時を待ちかねていた兵およそ八百が、幅の広い大手道から隊伍を組んで賦秀の後に続いて城外へと押し出す。
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賦秀が、戦場にあっていつもの自分の猪突を忘れて思わず声を掛ける。
と、小雲雀の鞍上にあって今しも出陣しようとしていた賦秀の横に、一騎の騎馬武者が馬首を寄せてきた。
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前述のとおり、正確にはこの時点で、信長の後継たることを意識した信雄は、既に織田姓と名乗りを戻している。無論、池田伝之丞には知る由もない話である。
「かような時になんじゃ」
「はっ、これより手勢を率いて当城に向かうゆえ、出迎えの用意をされたし、とのことにございまするが……」
伝之丞の言葉に気合を空回りさせられたような気分になり、いらだたしげに問うた賦秀の表情がすっと変わる。
「この切所に、なにを悠長な。使者に伝えよ。我らはこれより明智勢を追い慕う。共に参られるがよかろう、とな」
腹立ちをおさえるかのごとく、賦秀は叩きつけるような語調で伝之丞に命じた。
「承知!」
伝之丞はただちに馬首を巡らせる。
賦秀はその後ろ姿にしばし視線を向けた後、顔を前に向けた。
信雄勢が味方に加わってくれれば、敵の間合いを計りながらの追撃戦も、大胆に踏み込んで叩ける。それだけ戦果の拡大が期待できた。
秀満勢を敗退させ、あわよくば首級をあげ、さらには瀬田を超えて光秀の背後を衝くことも夢ではなくなるかも知れないのだ。
(これぞ「三介様のなさりよう」、か。斯様なことも判らんのか)
これまで信雄は兵を動かして明智勢と相まみえていなかったにもかかわらず、この期に及んで入城を求めてくるとは。
失望感から、内心の呟きとはいえ、言葉遣いもぞんざいなものになる。
もっとも、明智勢撤退の動きは今まさに目の前で起こったことであり、未だ戦況が変わったことは信雄には伝わっていない。
その事実は賦秀も当然理解はしていたが、出陣の直前に水をさされたことでもあり、こまかく説明する気になれなかった。
そして、敵を追い慕うべく気を取り直して小雲雀を走らせはじめた賦秀の中では、信雄は己の意図通りに追撃戦に参加するものと決めてかかり、その思いこみが事実として頭の中で定まってしまっていた。
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