人質同然だったのに何故か普通の私が一目惚れされて溺愛されてしまいました

ツヅミツヅ

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 二人は王の間に入る。
 王の間はいつも通り広いドローイングルームにソファがある。
 侍女達に下がる様に言い、ソファに座っている。
「……陛下?少しお茶にしませんか……?」
 レイティアは顔を赤くしながら、アナバスに笑って見せる。
「要らぬ。儂は今興が乗っておる」
 アナバスはレイティアの肩を掴み、向かい合わせに見つめ合った。
 ジッとレイティアを見つめると、レイティアの頬は更に朱に染まり、瞳は潤み始める。
 この2ヶ月ですっかり快楽を憶えてしまったレイティアの身体は、アナバスの翠の瞳の奥に雄の光を見つけると、反射的に身構え、応える準備を始める様になった。
「……あ……アナバス……様?」
「なんだ?」
「……お願いですから意地悪しないで下さいね……?」
 レイティアは上目遣いでそれだけ言った後、アナバスから目を逸らし俯く。 
 アナバスはそんなレイティアの顎を掴んで持ち上げた。
 目が合うとレイティアはより一層頬を染める。
「お前次第だ」
 そう言うと待ちきれないと言わんばかりに口づけを交わす。
 レイティアの口腔内にアナバスの舌が侵入し、唇を、そして舌を優しく吸い上げる。
 その激しさと熱気にたじろぎ、顔を逸らそうと身を捩ると、体をグッと抱かれ拘束される。
 その力強さに反応してレイティアの身体は熱を帯びる。
「……ん……んぅ……」
 角度を何度も変えてアナバスはレイティアの唇をじっくりと味わう様に犯していくと、
 少しずつレイティアの身体から力が抜けていく。
 アナバスに身を委ねてされるがままでいるとやっと唇が解放された。
「……は……はぁ……はぁ……」
 蕩けた瞳でアナバスを見つめると、アナバスは満足気に笑みを浮かべる。
「良い顔をする様になったな」
 その言葉に羞恥を煽られ瞳が潤む。
 レイティアは羞恥に耐えられず、顔を背けようとするが、アナバスはレイティアの頬を片手で包み、それを阻止した。
「……アナバス様……お願いですから……虐めないで……。
 私、本当に恥ずかしくて消えてしまいたくなるのです……」
 アナバスはレイティアの耳元に唇をやり、そっと囁く。
「羞恥に泣きそうになっているお前は本当に可愛い。ずっと見ていたいのだ」
 レイティアはアナバスの低い男らしい声の吐息を耳元で感じながら聴くと、ぞくりと走る悪寒の様な快感に肩を竦めた。
 レイティアのその反応に気を良くし、更に耳輪をそっと喰む。
 更にぞくりと快楽が走り、身を固くし肩をまた竦めるとアナバスはレイティアの肩を掴み、それ以上身を竦める事を止めてしまう。
 次に首筋に唇を寄せ、そっと喰み、舌でなぞる。
 レイティアはアナバスの舌が与える快楽に思わず声を漏らす。
「あ……はぁ……ん……ふぁ……あ……ダメ……」
 アナバスの手がレイティアのドレスの飾りボタンに掛かる。
 首筋に舌を這わせながら、ボタンを着々と外していく。
「あん……っ!ダメ、アナバス様……こんな所じゃダメです……」
 再び耳輪に唇を寄せそっと喰みながら囁いてやる。
「二人きりだろう? 何を恥じらう事がある?」
 再びぞくりとした快感を耳輪に感じたレイティアは甘い吐息を吐きながらアナバスの肩を両手で押し返した。
「……んっ……あ……ダメです……ここはソファです……せめて寝室に行きましょう?」
「どこでも同じだろう?」
 ドレスは脱がされてペチコートとコルセット姿になってしまう。
「ダメです、アナバス様……。ここじゃイヤです、恥ずかしい……」
 アナバスはレイティアのペチコートの中に手を入れる。
「では本当にダメなのか、お前の体に聞いてみるか」
「あっ! ダメ! お願いですからやめて下さい!」
 レイティアはアナバスの腕に両手を乗せて押し留める。
 アナバスの右手は構わずレイティアの最奥の秘苑に侵入する。
 レイティアは太腿を擦り合わせて抵抗するが、アナバスの器用な指は容易に侵入し、下着の上から優しく撫でた。
「あ……っ! はぁん……ダメェ……」
 下着の上からもわかるほど秘核は膨らんでアナバスの指で敏感に感じた。
「……ふ……ぁん……あ……く……っはぁ……」
 レイティアの蕩けた顔を眺めながら、秘核を指で転がす。
 口は小さく開かれ、そこから吐息と共に淫乱な喘ぎ声が漏れている。
 それを見て、レイティアのその唇に自身の舌を這わせたい衝動に駆られ、唇を押し当てる。
 指で秘核を弄びながらレイティアの舌を犯す。
 秘核の刺激に反応するたびレイティアの舌が震えて止まるのを感じながら、下着の腰紐の結び目に手をかける。
 するりと紐解いてやるとレイティアの目が開かれる。
 レイティアは唇を離してアナバスに必死に乞う。
「アナバス様ぁ……お願いですから……ここではイヤです……寝室に……ぁんっ……!」
 アナバスの指が花襞に触れる。
 指で花襞を開いてやると、トロリと媚蜜が溢れた。
「お前の体は嫌がっておらんようだぞ?」
「アナバス様ぁ……っ意地悪しないでぇ……」
 レイティアは目に涙を浮かべてこの恥辱に耐える。
 アナバスは更にその奥の秘窟に指を滑らせる。
 指は媚蜜を絡ませすんなりと秘窟に入った。
「……あっ! あぁ……っ!」
 指は器用に秘窟を這う。
 その動きに合わせる様にレイティアは甘い吐息と一緒に嬌声をあげてしまう。
「あんっ……! あっ……ん……っふっ……はぁっ……! あ……っ!あ……!」
 アナバスの肩を掴んで快楽に耐える。
 アナバスに見つめられていると自分でも秘襞が畝り、キュンと締まるのを感じる。
 それが余計に自身に熱を与え、アナバスの指に更に意識が行ってしまう。
 アナバスは知り尽くしてるレイティアの良い処に指を這わせる。
 更にレイティアの嬌声は大きく甘くなってアナバスの肩に顔を乗せその快楽に必死に耐えている。
「はぁっ……! ああんっ! あ、そこダメ! あんっ! あぁあ! あ……お願い、待って……! あ……っ! あぁ! ああんっ! あぁぁぁっ!」
 レイティアの全身に快楽が駆け巡った。
「はぁ……はぁ……ん……っくっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「お前の身体は随分と歓んでいるな」
 惚けた顔で自身を見つめるレイティアに意地悪く笑ってやる。
 こうして、快楽を教え続けてきた成果は着々と現れて、レイティアの意志を捻じ曲げ、無理矢理自身の願望を押し付ける事が出来る様になったのはアナバスの愉悦の感情を大いに煽った。

 普段見せる真っ直ぐで清廉な瞳が快楽に濡れ、普段見せる気丈な態度が愉悦に負け、飴細工の様に蕩けてしまうのを自分だけが知るのだと思うと言い得ぬ快感がその心を占めた。

 意地悪く笑われ、我に返り恥じ入るレイティアをやはり可愛く思い、その瞼にキスをする。
 そして耳元で囁いてやる。
「儂の上に跨がれ」
「……っ!」
 レイティアは顔を赤くして、唇を噛む。
 耳まで赤くしてノロノロとそのめいに従い、アナバスの上に跨った。
「そのまま腰を下ろして儂のものを受け入れろ」
「……はい……」
 レイティアは全てを諦めた様にアナバスに従う。
 自ら腰を下ろしてアナバスの脈打ち聳り立つ猛茎を蜜壺と化した自身に受け入れた。
「……あっんっ!」
 蜜壺の入り口の浅い処で止まる。
 それでも充分にレイティアの体には電撃の様な快感が走る。
 足先から手のひらまで全身痺れる様な感覚に襲われる。

 その快楽を感じる顔を眺めながらアナバスはレイティアに言った。
「可愛いぞ、レイティア……もっと見せよ」
 そう言うとレイティアの腰を掴み、下へ下ろす。
「あんっ! ダメっ!」
 グッと奥に入った猛茎はレイティアの子宮の入り口を一気に刺激した。
「よく締まっているな」
「あ……あぁ……は……んぅ……」
 レイティアはその瞳に景色を映さず、快楽が突き抜けるのを見送る様に天井を仰ぎ見る。
 アナバスの肩の上で握り拳を作って襲う快楽に耐える。
 ヒクヒクと秘襞が収縮している。
「はぁ……はぁ……」
 息を荒げ甘い吐息を吐きながらレイティアはアナバスと目を合わせる。
 そして切なげに声を上げた。
「アナバス……様ぁ……」
 名を呼ばれてアナバスは返事の代わりに下から突き上げてやる。
「あんっ! あっ! あぁんっ! あっ! はぁん!」
 突き上げる度に嬌声は響く。
「あんっ! 待って! お願いっ! あんっ! ああっ! んっ! んぁっ! はっ! ああんっ‼︎」
 レイティアの腰に手を添えて上下に動かしてやると自分から腰を動かす様になり、縋り付く様にアナバスの首に腕を回す。
 突き上げるスピードはどんどん上がり、二人は一番深い快楽に向かい、互いを求め餮る。
「っ……! そろそろ達するぞ、レイティアっ!」
「あぁん…っ! っわっわたしもですっ! アナバスさまぁっ!」
 グッとレイティアの一番深い処でアナバスの精は放たれた。
「はぁぁっ! ああんっ……! あ……あぁあっ!」
 レイティアは吠える様に天を仰いで歓びを表現する。
 痺れる様な快楽が足先からを手のひらまで、全身に駆け巡った。
 ぽすりとアナバスの肩に頬を乗せて、まだ続く快楽の余韻に浸る。
 アナバスの耳元で呟く。
「……あ……アナバス……さまぁ……」
 アナバスはその呼びかけに応えて頭を撫でてやる。
「……そろそろお前の望み通りベッドに行くか」
 レイティアはその言葉にまた羞恥を煽られてギュッとアナバスを抱き締める。
 アナバスはそのままレイティアを抱き上げて寝室に歩いていってしまった。
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