107 / 200
107
しおりを挟む
軍師様と別れて私は再び自分の部屋に戻った。
そして、そのまま抜け道を使って再び城下に降りる。
今の私の探れる唯一の手がかりを掴みにいかなきゃ。
大きな商会が絡んでるなら、その密輸の規模も相当なものだろう。
もしまたアガターシェの様な良くないモノが出回ってしまう様な事があったら大事だ。
これだけ大胆な事をする人達なら、これに乗じて国にもっと脅しをかけてくるかもしれない。この機に絶対に取り締まっておきたい組織だ。
私は足速に『風見鶏』を目指す。
アイラには何か隠し事がある。それを聞き出さない事には何も前に進まないし、あの調子だときっとまた狙われてしまう。
彼女の身の安全も守らなきゃ。
宰相様は暗部をつけると言ったけど、それが彼女の命を守るという意味かどうかはわからない。単に内状を探らせるだけで、護衛まで命じて下さったかどうかわからない。
私が側にいれば少なくとも私が命を守ってあげられる。
それに本人も思い詰めていたし、きっと話してくれると思う。
こんな事をウダウダと考えながら、駆けていると、やがて『風見鶏』の店の前に着いた。
軽く弾んでいる息を整えながら、店に入るか、ここで見張るか悩んでいると、アイラがお店の勝手口から出てきた。
きっとお酒が入っていた樽だろう。大きな樽を抱えて戸口の脇にやる。
彼女はふぅと一つため息を吐いて、そして浮かない顔をしていた。ぼんやりと空を眺めてる。
空はちょうど逢魔が時で西の空だけが太陽の残滓を抱えている。
もう幾つもの星が空に我先にと輝いていた。
「……アイラさん?」
私はアイラに声をかける。アイラは弾かれた様に私の方を見た。
「あなた……昼間の……」
「あのね、あんまりにも浮かない顔してたし……事情もありそうだったから、何か力になれないかと思って、来ちゃった」
私はにこりと笑う。
「……ありがとう……でも……」
「言いにくい事なんだろうけど……アイラさん、一人じゃ抱え切れないって顔してるわよ? こんな小娘一人で何か出来るとは思えないけど、話してみれば少し心が軽くなるかもしれないでしょ?」
アイラは呆然とこちらを見て、そしてしばらくして大粒の涙を流し始めた。
「……あ……あの……わたし……」
「うん、何があったの?」
私は泣き咽ぶアイラの肩に手を乗せた。そしてもう片方の手で背中を摩った。
「……私は……本当は……御物をわざと壊したの……」
「わざと? どうして?」
「遠方に航海に出た恋人が人質に取られて……、無事に返して欲しければ御物を壊せって……言われたの」
「誰に?」
「それが……わからないの……」
「わからない人の言う事を信じたの?」
「もちろん、証拠って言って、私が彼に渡した珠の御守りを見せられたわ」
なるほど……。御物の破損、その強奪、そしてマルコの釈放の請求は全部計画されたモノだったって事なのね……
「おいおい姉ちゃん、それ言っちゃもう見逃せねえなぁ~~」
振り返ると、昼間の3人の男達が私達に近寄ってくる。
私は魔法を使える様に身構える。
もちろん過信なんかしてない。きっと時間稼ぎ程度のことしか出来ないだろうから、どうにかアイラだけでも逃せないか、考えなきゃ。
「あら? 昼間懲りたんじゃないの? 何の用?」
私は敢えてニヤリと笑ってやった。
「あんたの旦那さえいなきゃ懲りるもクソもないんだよ」
「……いないなんて、誰が言ったの? もうちょっとしたら来るわよ?」
「じゃあ旦那が出てくる前について来てもらおうか!」
一人の男が私の腕を掴もうと襲い掛かってきた。
私は私の作れる一番大きな炎の弾を作った。
それを男に目掛けて投げつける。
男は突然現れた炎に慄いて身を庇って伏せた。
「アイラさんはお兄さんの所にいなさい!」
この時間なら呑み客がたくさんいる時間だろう。呑み客の中にはきっとウルリッカ様の部下の方だったり、軍人さんの様な腕の立つ人がいるかもしれない。そんな所にはわざわざ突っ込んで行かないだろう。
私はアイラの肩を押して店の勝手口の戸口に無理矢理押し込めて扉を閉める。
他の二人の男も襲い掛かってきたから、私は大きな水の弾を作ってそれを思い切りぶつけた。
男達は急に冷や水を浴びせられて驚いて怯んだ。
その隙に私は全速力で六辻の方へ向かって走る。
海へ出て、海軍の軍人さんがいる期待を込めて。
「待て!」
「あの女、純血の地の民だ! ありゃ魔法だ!」
「アイラは後だ! 先ずはあの女を捕まえろ!」
標的は私になった。狙い通りだけど、こんな時にやっぱり剣術が出来ていたら……と思う。本当に教わっておけばよかった。今からでも教わろう、短剣でも使える方がいいに決まってるもの。
私は必死に走る。脚にも体力にも自信はある。大丈夫、きっと海に行けばまだ港に海軍が作業をしてるはず。
よく見てみると男達の内の一人しか追って来ていない。
しまった、回り込まれてるかもしれない。どうにかして海のほうに出なくちゃ!
私は一番近い海までの道を行くのをやめて敢えて迂回する道を選んだ。
出来るだけ追ってくる男との距離を稼いで細い路地に入る。
土地勘があまりないから唯一知ってるこの迂回路に賭けるしかない。
必死に駆ける私の背後から男達の声が上がっている。
「こっちだぞ!」
次の路地だったと思う。これ間違ってません様にっ!祈りを込めてまた細い路地に入った。
私の祈りは通じなかった様で、そこは行き止まりだった。
追って来た男が私に追いつく。
私は肩で息をして、でも身構える。どうやれば切り抜けられるか、必死で考えるけど、いいアイデアなんて出そうにない。
私は男を睨みつける。
「なぁ、姉ちゃん。大人しくしてりゃ、あんたいい商品になるだろうから手荒にはしねえ」
「冗談じゃないわ! 誰が売られるとわかってて大人しく捕まるのよ!」
「気の強い姉ちゃんだ」
そんな会話をしてる間に他の私が水浸しにした男達二人もやって来た。
私は炎を作って手のひらの上に浮かせる。
ジリジリと男達が私に迫る。
「お困りか?」
男達の背後から凛とした声が降る。
私はその聞き覚えのある声にホッとした。
「はい。大変困ってます! へリュ様!」
男達はその声の主の方を振り返る。
スラリとしたシルエットがゆらりと揺れる。
へリュ様が双剣を抜刀する。
「へリュ様、その方達を生捕りにして下さい!」
「承知」
へリュ様のカトラスがチャキリと音を立てる。その瞬間、男の一人はもう既に峰打ちされてパタリと倒れる。
こんな夜陰の中、へリュ様の動きを捉えられる人なんて、私の知る限り陛下位なんじゃないかしら?
男達は突然の事に戸惑う。
「お、おい、なんなんだ?」
「その双剣……、女の剣士って言ったら……もしかして、『セイレーン』か⁈」
「主命だ。捕らえる」
二人のうちの一人が私の方へ向かって走ってくる。
私は炎を男に向かって投げつける。
その隙にへリュ様が呆然としていた男の鳩尾に峰を一刀入れて気絶させ、私に向かって来た男が炎にたじろいでる隙に柄で後頭部を打って倒してしまう。
私はホッと胸を撫で下ろして、へリュ様を見た。
「助かりました。ありがとうございます、へリュ様。いいタイミングでいらして下さいましたね」
互いに歩み寄ってやっとへリュ様の顔が見える位置に近づけた。
「宰相から要請を受けた。『風見鶏』という店の付近で騒ぎが起こるだろうから、王妃をお助けしてくれと」
どうやら宰相様に行動を読まれてしまってる様だ。とっても恥ずかしい。
「あの男からの伝言だ。『城でじっとしていろ』」
どうやら陛下にまで行動を読まれているらしい……。本当に穴があったら入りたい位に恥ずかしい……。
「……わかりました。私、縄借りて来ます」
男達を連行して、証言を取らなきゃ。
そして、そのまま抜け道を使って再び城下に降りる。
今の私の探れる唯一の手がかりを掴みにいかなきゃ。
大きな商会が絡んでるなら、その密輸の規模も相当なものだろう。
もしまたアガターシェの様な良くないモノが出回ってしまう様な事があったら大事だ。
これだけ大胆な事をする人達なら、これに乗じて国にもっと脅しをかけてくるかもしれない。この機に絶対に取り締まっておきたい組織だ。
私は足速に『風見鶏』を目指す。
アイラには何か隠し事がある。それを聞き出さない事には何も前に進まないし、あの調子だときっとまた狙われてしまう。
彼女の身の安全も守らなきゃ。
宰相様は暗部をつけると言ったけど、それが彼女の命を守るという意味かどうかはわからない。単に内状を探らせるだけで、護衛まで命じて下さったかどうかわからない。
私が側にいれば少なくとも私が命を守ってあげられる。
それに本人も思い詰めていたし、きっと話してくれると思う。
こんな事をウダウダと考えながら、駆けていると、やがて『風見鶏』の店の前に着いた。
軽く弾んでいる息を整えながら、店に入るか、ここで見張るか悩んでいると、アイラがお店の勝手口から出てきた。
きっとお酒が入っていた樽だろう。大きな樽を抱えて戸口の脇にやる。
彼女はふぅと一つため息を吐いて、そして浮かない顔をしていた。ぼんやりと空を眺めてる。
空はちょうど逢魔が時で西の空だけが太陽の残滓を抱えている。
もう幾つもの星が空に我先にと輝いていた。
「……アイラさん?」
私はアイラに声をかける。アイラは弾かれた様に私の方を見た。
「あなた……昼間の……」
「あのね、あんまりにも浮かない顔してたし……事情もありそうだったから、何か力になれないかと思って、来ちゃった」
私はにこりと笑う。
「……ありがとう……でも……」
「言いにくい事なんだろうけど……アイラさん、一人じゃ抱え切れないって顔してるわよ? こんな小娘一人で何か出来るとは思えないけど、話してみれば少し心が軽くなるかもしれないでしょ?」
アイラは呆然とこちらを見て、そしてしばらくして大粒の涙を流し始めた。
「……あ……あの……わたし……」
「うん、何があったの?」
私は泣き咽ぶアイラの肩に手を乗せた。そしてもう片方の手で背中を摩った。
「……私は……本当は……御物をわざと壊したの……」
「わざと? どうして?」
「遠方に航海に出た恋人が人質に取られて……、無事に返して欲しければ御物を壊せって……言われたの」
「誰に?」
「それが……わからないの……」
「わからない人の言う事を信じたの?」
「もちろん、証拠って言って、私が彼に渡した珠の御守りを見せられたわ」
なるほど……。御物の破損、その強奪、そしてマルコの釈放の請求は全部計画されたモノだったって事なのね……
「おいおい姉ちゃん、それ言っちゃもう見逃せねえなぁ~~」
振り返ると、昼間の3人の男達が私達に近寄ってくる。
私は魔法を使える様に身構える。
もちろん過信なんかしてない。きっと時間稼ぎ程度のことしか出来ないだろうから、どうにかアイラだけでも逃せないか、考えなきゃ。
「あら? 昼間懲りたんじゃないの? 何の用?」
私は敢えてニヤリと笑ってやった。
「あんたの旦那さえいなきゃ懲りるもクソもないんだよ」
「……いないなんて、誰が言ったの? もうちょっとしたら来るわよ?」
「じゃあ旦那が出てくる前について来てもらおうか!」
一人の男が私の腕を掴もうと襲い掛かってきた。
私は私の作れる一番大きな炎の弾を作った。
それを男に目掛けて投げつける。
男は突然現れた炎に慄いて身を庇って伏せた。
「アイラさんはお兄さんの所にいなさい!」
この時間なら呑み客がたくさんいる時間だろう。呑み客の中にはきっとウルリッカ様の部下の方だったり、軍人さんの様な腕の立つ人がいるかもしれない。そんな所にはわざわざ突っ込んで行かないだろう。
私はアイラの肩を押して店の勝手口の戸口に無理矢理押し込めて扉を閉める。
他の二人の男も襲い掛かってきたから、私は大きな水の弾を作ってそれを思い切りぶつけた。
男達は急に冷や水を浴びせられて驚いて怯んだ。
その隙に私は全速力で六辻の方へ向かって走る。
海へ出て、海軍の軍人さんがいる期待を込めて。
「待て!」
「あの女、純血の地の民だ! ありゃ魔法だ!」
「アイラは後だ! 先ずはあの女を捕まえろ!」
標的は私になった。狙い通りだけど、こんな時にやっぱり剣術が出来ていたら……と思う。本当に教わっておけばよかった。今からでも教わろう、短剣でも使える方がいいに決まってるもの。
私は必死に走る。脚にも体力にも自信はある。大丈夫、きっと海に行けばまだ港に海軍が作業をしてるはず。
よく見てみると男達の内の一人しか追って来ていない。
しまった、回り込まれてるかもしれない。どうにかして海のほうに出なくちゃ!
私は一番近い海までの道を行くのをやめて敢えて迂回する道を選んだ。
出来るだけ追ってくる男との距離を稼いで細い路地に入る。
土地勘があまりないから唯一知ってるこの迂回路に賭けるしかない。
必死に駆ける私の背後から男達の声が上がっている。
「こっちだぞ!」
次の路地だったと思う。これ間違ってません様にっ!祈りを込めてまた細い路地に入った。
私の祈りは通じなかった様で、そこは行き止まりだった。
追って来た男が私に追いつく。
私は肩で息をして、でも身構える。どうやれば切り抜けられるか、必死で考えるけど、いいアイデアなんて出そうにない。
私は男を睨みつける。
「なぁ、姉ちゃん。大人しくしてりゃ、あんたいい商品になるだろうから手荒にはしねえ」
「冗談じゃないわ! 誰が売られるとわかってて大人しく捕まるのよ!」
「気の強い姉ちゃんだ」
そんな会話をしてる間に他の私が水浸しにした男達二人もやって来た。
私は炎を作って手のひらの上に浮かせる。
ジリジリと男達が私に迫る。
「お困りか?」
男達の背後から凛とした声が降る。
私はその聞き覚えのある声にホッとした。
「はい。大変困ってます! へリュ様!」
男達はその声の主の方を振り返る。
スラリとしたシルエットがゆらりと揺れる。
へリュ様が双剣を抜刀する。
「へリュ様、その方達を生捕りにして下さい!」
「承知」
へリュ様のカトラスがチャキリと音を立てる。その瞬間、男の一人はもう既に峰打ちされてパタリと倒れる。
こんな夜陰の中、へリュ様の動きを捉えられる人なんて、私の知る限り陛下位なんじゃないかしら?
男達は突然の事に戸惑う。
「お、おい、なんなんだ?」
「その双剣……、女の剣士って言ったら……もしかして、『セイレーン』か⁈」
「主命だ。捕らえる」
二人のうちの一人が私の方へ向かって走ってくる。
私は炎を男に向かって投げつける。
その隙にへリュ様が呆然としていた男の鳩尾に峰を一刀入れて気絶させ、私に向かって来た男が炎にたじろいでる隙に柄で後頭部を打って倒してしまう。
私はホッと胸を撫で下ろして、へリュ様を見た。
「助かりました。ありがとうございます、へリュ様。いいタイミングでいらして下さいましたね」
互いに歩み寄ってやっとへリュ様の顔が見える位置に近づけた。
「宰相から要請を受けた。『風見鶏』という店の付近で騒ぎが起こるだろうから、王妃をお助けしてくれと」
どうやら宰相様に行動を読まれてしまってる様だ。とっても恥ずかしい。
「あの男からの伝言だ。『城でじっとしていろ』」
どうやら陛下にまで行動を読まれているらしい……。本当に穴があったら入りたい位に恥ずかしい……。
「……わかりました。私、縄借りて来ます」
男達を連行して、証言を取らなきゃ。
10
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
ざまぁに失敗したけど辺境伯に溺愛されています
木漏れ日
恋愛
天才魔術師セディが自分の番である『異界渡りの姫』を召喚したとき、16歳の少女奈緒はそれに巻き込まれて、壁外という身分を持たない人々が住む場所に落ちました。
少女は自分を異世界トリップに巻き込んだ『異界渡り姫』に復讐しようとして失敗。なぜかロビン辺境伯は少女も『異界渡りの姫』だと言って溺愛するのですが……
陰陽の姫シリーズ『図書館の幽霊って私のことですか?』と連動しています。
どちらからお読み頂いても話は通じます。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
イケメンとテンネン
流月るる
恋愛
ある事情から、イケメンと天然女子を毛嫌いする咲希。彼らを避けて生活していた、ある日のこと。ずっと思い続けてきた男友達が、天然女子と結婚することに! しかもその直後、彼氏に別れを告げられてしまった。思わぬダブルショックに落ち込む咲希。そんな彼女に、犬猿の仲である同僚の朝陽が声をかけてきた。イケメンは嫌い! と思いつつ、気晴らしのため飲みに行くと、なぜかホテルに連れ込まれてしまい――!? 天邪鬼なOLとイケメン同僚の、恋の攻防戦勃発!
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる