オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい

広原琉璃

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第2章 冒険者1~2か月目

33話 負け筋と勝ち筋の衝突【後編】

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「リレル、お前は古代遺跡に行ってサディエルが居るかどうかを確認してくれ」

 オレの方針が決定すると同時に、アルムはリレルにそう言った。
 それにリレルも頷く。

「いない場合は一旦本作戦中止、ギルドへ協力要請ですね」
「あぁ。いる場合はそのまま隠し通路を探してくれ。師匠の資料によると、あの古代遺跡はもともとは小さな神殿程度だったのを、当時の移住者が人数に合わせて拡張したそうだ」

 小さな神殿、あぁそうか。
 最初は神殿程度で良かったけど、人数が多くなると部屋なりなんなりが足りなくなるから、どうしても拡張しないといけなかったわけか。

「そうなんですか? 壁画には何も……」
「壁画そのものが、拡張後に作られた部屋で描かれてるんだ。わざわざそんなことを残す必要性がなかったんだろう」
「わかりました。隠し通路は床で間違いありませんか?」
「あぁ、槍の柄頭でつついて、響く音が違う場所を見つけてくれ。そこに地下への入り口があるはずだ」

 一通りの確認を終え、リレルは必要な荷物を持つとすぐさま古代遺跡へと走っていった。
 というか、気になることがある、しかも複数。
 だけど、今はそれらを1つ1つ聞いている暇がない。

 正直、転移に関することとかは凄く聞きたいけど、それよりも優先することがある。

「アルム、何でサディエルが居るかわかるんだ?」
「あぁ……ヒロトの分を受け取ってから説明しようと思ってたんだが……これだ」

 そう言いながら、アルムは首元から1つのペンダントを取り出した。
 ペンダントには丸い円盤がぶら下がっており、そこには五芒星が描かれていた。
 直角三角形になっている部分には、それぞれ水晶のような宝石がはめ込まれている。

「君の世界では、"けーたいすまほ"の"めーる"とか"でんわ"で、常に自分の位置を伝える手段があるよな」
「うん。ほぼリアルタイム……えーっと、時間経過とほぼ同じように伝える事が出来る」
「便利なこった。で、僕らの世界にはそんな便利なものがない、その状態で何の打ち合わせもなく二手に分かれた場合、どうやって合流する?」

 どうやって……って、どうやってだ?
 事前に決めた場所にってのがあればいいけど、打ち合わせもない場合は……

「分かれたメンバーが行きそうな場所とか、行動から想定して……とか?」
「つまりは、確実性に欠けるってわけだな」

 うん、そうだよな。

 そう考えると、スマホとかがない時代の人たちって、どうやって待ち合わせしてたんだろう。
 いや、何時にどこどこ集合ね! まではいいけど、急にドタキャンとかしても連絡出来ないから、待ちぼうけ喰らったりとか、待ち合わせ場所を詳細に決めずに『〇〇駅』だけで、東口と西口にいました、とか……ありえそう。
 今以上に、ドタキャンとかで友人関係崩壊してそうだ。いや、逆にそういう状況だからこそ、ドタキャンは少ない?

 って、今はそんなことを考えてる状況じゃない。

「そこで、コレを目印に合流するというわけだ。効果範囲こそ忘れたが、近づけば近づくほど、この宝石部分が光る仕組みだ」
「光るって……今まで光ってたっけ?」
「普段は僕らの魔力をがんがん吸い取るだけのシロモノだから、効果を切っているんだ」

 そう言うと、アルムはペンダントに魔力を注ぐ。
 すると、円盤の部分の宝石5つのうち、3つが光りだす。
 うち2つはハッキリと分かる明るさだが、1つは今にも消えそうになっている。

「この消えそうなやつがもしかして……」
「そう、サディエルだ。感知範囲から外れても、生きているか否かだけは必ず分かるようになっているからな。光っているうちは、近くにいるかはさておき、一応無事だ」

 本格的なマジックアイテムってやつだこれ!
 というか、初めてじゃないか、冒険者が使うマジックアイテムって言う意味では!?

「これがあれば、急に二手に分かれることになっても、指標に出来るってことか」
「そういうこと。んで、さっきリレルに頼んだのは、古代遺跡でコレを確認して、サディエルのやつがあの場にまだいるか、を確認して欲しいということだ」

 これで古代遺跡のどこかにサディエルが居ると分かれば、晴れて救出作戦決行ってことになるのか。
 アルムはペンダントに魔力を込めるのをやめて、元の位置に戻す。

「ヒロト。今から立案を開始するわけだけど、もう1つ……"リレルも消えた場合"も考慮に入れろ」
「………」 
「作戦の最終確認とお前の護衛の為に、僕はここに残っている……本来ならば、リレルに同行して2人組で探索したかったが」

「優先順位、ってことだよね……大前提である"オレを元の世界に戻す"為の」
「あぁ。だから、リレルも例の黒い影に覆われて消る可能性も必須事項だ。抜かさないように」
「……分かった」

 常に最悪を、考えうる限りの最悪を想定。
 その最悪から限りなく可能性が低いものを除外。

 残るのは、考えられる可能性で楽観視こそ出来ないが、最悪よりも少しマシが並ぶ。

 今のオレたちの勝ち筋。
 アルムたちの大前提を考慮しながら、今、目の前のことに対する勝ち筋。
 それを達成する為に、絶対に外してはいけない負け筋と、その潰し方。

 全部を対処することは時間的に不可能だ。可能な中で出来ることを。
 必死にペンを走らせて、考えられる限りのことを列挙していった。

 ―――すごく、短い30分だった。

「時間だ。ヒロト、立案内容を」
「あぁ」

 アルムの合図と同時に、オレはペンを放り投げる。
 書きなぐった紙を手に持ち、順番に説明を開始する。

「今回の最終目標は"全員で無事戻ってくること"だ。これだけは譲りたくない」
「分かった。次、想定できる負け筋を一通り」
「まずは、前提としてリレルが居ない場合、および、サディエルが古代遺跡じゃない場所に転移されていた場合は、即刻作戦中止とする。その上で、オレたちがなんとかできる範囲に負け筋を限定した」

 想定される負け筋は4つ。

 1つ。生きて戻るための手段の確立方法。
 2つ。サディエルの元に辿り着けない可能性。
 3つ。合流出来ても、魔族か上位の魔物と対峙しているであろうサディエルへの加勢及び逃走の可否。
 4つ。道中に別の魔物がいるか否か、居る場合の対処方法。

「2つ目から潰していく。アルム、古代遺跡地下の地図とかあったりしない?」
「ある」
「ラッキー! その中で、大広間か、囚人を入れておく檻とか描いてある!?」
「そこまで詳しいものはない。師匠が持っていたこの国の歴史書の……このページだ」

 問われることを想定していたのだろう。
 アルムは手早く、栞を挟んでいたページを開くと、古代遺跡の地下にある部屋の構造が描かれていた。

 地下3階の、さまざまな大きさの部屋を確認して、オレは考え込む。

「今から、オレの所のファンタジーの"お決まり"を交えて話すよ。こういう場合、だいたいは地下3階の奥まった部屋、出来る限り広い場所で、逃げられたとしても脱出まで時間が掛かる場所に居る可能性が高い。もしくはさっき言った檻がある場所、だいたいここで鍵探せみたいなミッションが発生する」
「なかなかにシンプルで単純な上に面倒だな、帰り道も厄介というお墨付きか」

 そう、ついでにそこに『ボス』が待っていて、目的を達成する為には、その『ボス』を倒す。
 これがオレの世界におけるファンタジーの鉄板で王道。
 だけど、やっぱりこの世界は現実的だ。

 その1つが『階段』の位置だ。

 普通、こういった隠し通路から行くダンジョンってのは、1階降りるごとに登る階段と、降りる階段の位置が異なっているのが常だ。
 まぁこういうのはすぐボスに行って欲しくないからってことなんだろうけど。

「地図を見る限り、下りと上りが別々の場所にあるなんてことはないから、1階から地下3階まで一気に行ける」
「あぁ、そういえばお前のところはわざわざ1階ごとに階段の場所が異なるんだったな、こういう場所って」

「うん。それで、アルムかリレルは、階段を下りながらペンダントで確認して欲しい。まず、3階までゆっくり下りて、ペンダントの光具合から、サディエルが居るであろう階層を絞り込む」

 アルムが言っていた、"近づけば近づくほど、宝石部分が光る"と。
 普通に考えれば、サディエルの持つペンダントと、アルムたちが持っているペンダントとの『直線距離』に該当する。
 ならば、階段による高低差によって、その光加減にもわずかに差異が出るはずだ。

 こうすれば、不要な階層の探索は一切不要になる。

「で、今の話から地下1階、2階、3階の各フロアで可能性があるのは……階段の位置から半分以上先の部屋」

 そう言いながら、オレは地図に印をつける。

「幸いにも、ダンジョンと言うよりは居住区に近い感じになっているから、ペンダントを確認しながらであれば、すぐ見つかると思う」
「その間、僕かリレルは無防備になる。これは?」

「ここで質問。サディエルが欠けた場合の前衛はリレル、であってるよね」

「そうだ……つまりは、ペンダントの確認役は僕か」
「ごめん、お願いしたい。オレも周囲は出来る限り警戒するし、少しでも違和感があったらペンダントから目を離してくれていい。まずは全員無事にサディエルの居る場所に辿り着くことが先決だ」

 オレの回答に、しばしアルムは熟考する。
 時間にしては数秒だろうが、頷くような動作をしてから、アルムはオレを見る。

「サディエルを探す件はそれでいい、次」
「飛ばして4つ目、地下に魔物がいるか否か。これは情報がある?」
「ギルドの情報だと無い。だが、不測の事態は考慮必須」

「"悪魔の証明"状態ってわけか。魔物が居て、気付かれることを極力避けるには……"鼻も利くし、耳もいい"部分を利用したい」
「具体的に」

「古代遺跡に行く前に、ゴブリンの肉を購入したい。ゴブリンの肉、確か今はあまりに余ってるって言ってたし」

 今、この国内ではゴブリンの肉は大量に安価に購入出来る。
 それらを持って、サディエルがいる階層へ行く。

「そのゴブリンの肉を、オレたちが"通らない"通路の奥に投げて配置。帰り際にそれに火の魔術で着火して燃やせば、その後も別の魔物が地下に住み着く心配はなくなるはずだ」
「最初は匂いで、帰りは音でと言うわけだな。問題ない、次」

「3つ目に戻るよ。サディエルを見つけた後、ここがだいぶ分岐する」

 ここまでは、あくまでもサディエルに辿り着くまでの『1つ目』を重視しながらの行動だ。
 最大の問題は、ここからになる。

「想定される展開は3つだ」

 3-1、サディエルがすでに死んでいる場合
 3-2、サディエルは生きていて、相手が上位の魔物の場合
 3-3、サディエルが生きていて、相手が魔族の場合

「サディエルが死んでる場合は、即撤退」
「……思い切ったな」
「本音は遺体を回収したいよ。だけど、多分サディエルを殺したやつはその場にいる可能性が高い以上、危険を冒してさらに誰かが脱落することだけは、絶対に避けないといけない。サディエルも望まない、きっと」

 だから、もし万が一、そうなってしまった場合。
 オレは、オレたちはサディエルを見捨てる必要がある。だけど、そうさせない為に、今こうやっているんだ。

「残りはサディエルが生きている場合、相手次第で行動を変えたい。アルムとリレルの実力で、上位の魔物相手は出来る?」
「……ヒロトの護衛を多少なりとも度外視にしていいならば」
「わかった、度外視にして。大丈夫、1回ぐらいなら大きく左右のどっちかに飛べば回避出来るよ」
「おい、それだと……」

「オレの今回決めた勝ち筋は、"全員で無事戻ってくること"。なにも反故していないはずだよ? それに、倒す必要はないと思う。サディエルを助け出すまでの時間が欲しいんだ」

 そう、倒す必要はない。
 この世界に来てさんざん教わった『戦わない』ことのメリットを存分に生かせばいいだけだ。

「上位の魔物の場合、リレルに前衛で相手の注意を引き付けて貰って、その間にオレとアルムでサディエルを救出。怪我してる可能性が高いから、肩貸さないと」
「魔族の場合は?」
「アルムとリレルで注意を引き付けて欲しい。この世界の魔族は人間に1%でも本気出したら色々まずいんだよね。なら、この中で一番弱いオレに何かすることが最も"ありえない"」

 サディエル救出担当のメインはオレ。
 戦えない以上、それ以外を全部背負う気持ちでこの役割を振った。
 正直、危ないのは対魔族の時じゃなく、対上位の魔物の時だが……その時は隣にアルムも居るから、なんとかできるはずだ。

 プライドが変に高いなら、堂々とそれを利用してやるまでだ!

「最後に、1つ目……生きて戻るための手段。倒せない以上、絶対に古代遺跡から出るまでは追いかけられる」
「出ても追いかけられるぞ。都合よく古代遺跡から出た瞬間に追うのを諦める、なんてありえない」
「だよね。オレの所の"お決まり"なら、出た時点で逃げ切り確定なのに」

 そういう所は本当に融通効かない。
 異世界らしく、そこは都合よく行って欲しいものである。

「上位の魔物であれば、行きに設置した肉が使える。着火して注意を逸らすんだ、匂いも充満するからしばらくは騙せる。その後はギルドに依頼して討伐してもらおう。観光地にそんなのが出たら、大問題だし」
「魔族はどうする」
「そっちはある意味心配してない、サディエルを連れて逃げられた時点で、あっちのプライドズタボロだからね。それで逆上してちょっとでも本気出したら、こっちの勝ち」

 力を全然使わなくても、人間よゆーよゆーって思っている魔族ならば、自分の計画をご破算にさせられたら、めっちゃくちゃ怒ると思う。
 となれば、ちょっとでも本気出そうとしてしまうという想定だ。

「………不安要素はここだけだな」
「ごめん、オレもこの世界の魔族に関しては詳しくないから、今まで聞いた範囲での判断。圧倒的な力で一方的に人間を蹂躙するのが、オレの良く知る魔族の"お決まり"だから」

 ただ、共通しているのはどっちも余裕綽々なことだ。
 人間は取るに足らない存在だからと、力を発揮する時も『え? それがそっちの本気の全力? プークスクス、私は10%も実力出してませんよ』ってやるのが魔族だ。

「だけど……あえて慢心してくれるのも魔族だ。そこに変なプライド故のデバフを持ってるなら、とことんその弱点を突きたい」
「これ以上悩んでも仕方ないか。よし、今の内容で行こう」

 アルムからOKのサインが出る。
 よしっ、完全に全部一致してるわけじゃないだろうけど、少なくともGOサインが出る程度は案を出せた! 

「懸念事項に関しては、僕の方で適時援護する。最後に、今あげなかった低い可能性に対する対策、および、最終的な一線」
「低い可能性は、即刻古代遺跡からの撤退。そして、この作戦のデッドラインは……古代遺跡に入って2時間!」

 2時間以上はさすがにオレらも厳しい。
 地図を見る限りそこまで広いというわけでもないから、戦闘を加味しても2時間あれば十分だ。
 そもそも、今回の突入は通常とは状況が異なるし、必要装備も最低限な状態だ。

 となれば、ぎりぎりまで時間を延ばしてもこれが限界になる。

 オレの回答を聞いて、アルムは大きく頷く。
 そして、ポンポンとオレの頭を軽く叩いて、力強く言う。

「作戦内容を了承する。大丈夫だ、あとは自分自身と、僕と、リレルと、踏ん張ってるであろうサディエルを信じろ」
「もちろん。信じているから!」
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