異世界転生 剣と魔術の世界

小沢アキラ

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第一部・二章 サランの街

第十五話 

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 サランの街は自然とかけ離れた街ではあるが、東西方面の壁には、深い森が存在する。
 何故壁の中に森が存在するのかというと、サランの街には推定十万人の人族が暮らしており、農業や畑だけの食糧では養っていけないため、動物が生息している森を壁の中に設けている。
 無論人間に害を及ぼす生物も存在している。そのため森は街の端に設置してあり、街の各所には衛士の詰め所が設けられている。
 
 サヤから聞いた話を思い返しながら、剣を片手に俺は、半端駆け足に近いスピードで森道を駆け抜けている。
 昨晩、森の奥深くに生息してるはずのドランエイプが魔獣化し、人里近くにまで降りていた。
 魔獣化したドランエイプはサヤの家の庭で討伐したが、森の中で魔獣化したのがあいつ一体なのか疑惑を持ち始める。
 通常、魔獣化するのは空間魔素を過剰摂取した生物のみ。ドランエイプは人族と比べ身体周りが倍ぐらいデカく、肺活量も人族とは比べものにならないほど多い。
 そんなドランエイプが、一体だけの魔獣化で済むのか些か疑問ではあるが、俺の感じているのが懸念であることを祈る他なかった。
 
 だがその祈りは儚く散り、懸念は確信に変わった。

 森道を駆け抜けている最中、道中にあった足跡。明らかに人間とは思えない大きさに、わずかに鼻につく獣臭。何かを引きずった跡と思える線に、強引にへし折られた樹々。
 ドランエイプの足跡が、サランの街に向かって続いていた。それも、複数。
 俺は小さく息を呑み、巨人の足跡の土をすくいとる。
「…………かなり前に、ここを通ってる」
 力なく呟き、かさかさの土を払う。
 この森からサランの街まで、休憩なしの速度で三十分前後掛かる。土の硬さから察するに、ドランエイプは明朝前にここを通ったのだろう。その証拠に、足跡からは独特な獣臭が漂っている。
 奴等の巨体なら、歩いても三十分で到着する。今から走っても到底間に合わない。
 魔獣となったドランエイプは元よりも巨大化しており、臆病な性格でなく好戦的且つ凶暴になっている。
 それは最早、魔界に存在するオークに匹敵する程の強さを持っている。
 そんな化け物に、果たして街の衛士でどれだけ持ち堪えられる。奇襲に似た形での戦闘ゆえに、天界の騎士の要請もされていない。一撃で図太い樹をへし折る剛力に、衛士で太刀打ち出来るのか。
 途切れることのない不安を振り払うようにかぶりを振る。
 俺がするべきことは、不安な未来を考えることじゃない。今するべきことは、街の住民を助けるために、ドランエイプより先に街へ到達する方法を考えることだ。
 この森は遮蔽物が多く迷路のように複雑なため、何度か迂回しなければ街へは到着しない。だがドランエイプは、自らの道を妨げるものは岩だろうが樹だろうが、戦車の如き勢いで縦横無尽に突き進んでいく。
 いっそ俺も、奴等と同じ道を行くか? だが、足跡を見失えば遭難して街にすら戻れなくなるかもしれない。
 こんな時、天界の騎士が跨っていた飛竜がいれば、複雑な道も遮蔽物もない、見渡しの良い空を飛んで街へ迎えたのに……!
 そこで俺は、自分がこの状況を打破するワードを考えたことに気付いた。
 天を仰ぎ、しばし見詰める。一点の曇りのない晴天空からは、太陽の陽光が容赦なく放出されている。樹々の梢から分散された陽光が差し込んでおり、思わず瞼を少し下ろす。
「……やってみるか」
 一言呟き、身を屈める。
 片手に持っていた剣をベルトとズボンの隙間に入れ、両手を靴の側面に添える。
 森の中を漂っている豊潤な空間魔素を、両手を通じて靴底に集中。靴底に集まった空間魔素を、自然を象った素因《風素》に変換する。
 一点解放構文に連続構文を書き加え、意識を集中し待機させる。
 次に側面から両手を離し、顔の前でクロスさせる。再度空間魔素を両掌の前に収縮しながら《鋼素》を生成し、薄い膜を張るように前方に広げる。
「準備完了……成功してくれよ」
 出来る限りの足掻きはした。あとは成功することを創世神に祈るだけ。
 地についた足に力を込め、
「解放!!」
 叫ぶと同時に地面を強く蹴り上げる。待機していた風素は叫び声によって、一点解放構文の作用により素因爆発を起こし、爆発的な推進力を与えた。
 森の樹々が薄い膜に衝突していき、あっという間に森の上空に飛ぶことが出来た。
「成功した!!」
 咄嗟に採用した案が成功したことに歓喜しながら、再度空間魔素を集約されていくのを意識する。
 集約し終えると、サランの街方向へ体を向け、再度素因爆発を引き起こす。
 飛竜には負けるが、普通に森を走るよりも効率的かつ迅速な移動手段に感心しながら、前方に張られている鋼素で作り上げた薄い膜に意識を集中する。

 靴底にある風素には、連続構文が書き加えられているため、周囲の空間魔素を規定量集約し、一定の間隔を空けて一個前に書き加えられた構文を作用させる。これは多くの機材に使われており、一般的な構文の一つになっている。

 一点解放構文は、素因の力を一点方向に向けて解放する構文になっており、風を発生させる風素に書き加えれば飛躍的に前進する。

 風素に分類される鋼素によって作られた薄い膜は、空気抵抗を極限まで減らすのと、爆発的な加速に対する体への負担を軽減させるために生成した。鋼素は他の素因と違い、柔軟性に長けた素因であり、薄く広げる他に、分厚くさせれば盾にもなる。硬さは使用者の集中力に左右されるらしいので、今の俺ではゴブリンの一撃を防げるか怪しいと思われる。

 どちらも人界内では一般的な構文であったが、コドールの村に留まっていただけでは知る由もなかった知識だった。
 やはり自分の目で見て、体で感じることで人は成長するのだと感嘆しながら、森の先にあるサランの街に視線を向ける。
「なっ!?」
 思わず声を漏らす。
 少し高度を取っただけで、サランの街の惨状がくっきりと見て取れた。盛んに炎を吹き上げているのは、主に街の東側だ。
 何故街が燃えているのか確認するため眼を凝らす。中央広場にまで続く大通りは炎に赤々と照らし出され、押し寄せる襲撃者の影がくっきりと見える。
 大柄なドランエイプは五体おり、建物を次々と壊しながら押し寄せている。奴等が通った後には建物が無残に破壊されており、まるで戦車が通った跡のように廃れている。
 中央広場の東側には、家具や木材を積み上げた急拵えの防御線が築かれているが、あれでは一撃で粉砕されてしまう。
 応戦してるのは街の衛士だ。数多くの衛士が剣を片手に応戦し、離れにいる者は炎素魔術を連続発射している。
 しかし、魔術は魔獣とは的外れな場所に被弾しており、建物の炎上を助力しているだけだった。
 魔術は使用者の精神状態によって左右されている。突然の襲撃に動揺しているせいで、満足に制御出来ておらず、街を破壊しているだけだった。
 剣を持った衛士たちだが、魔獣の前では非力な存在に成り果てている。粗悪な棍棒が一振りされる度に一人後方へ吹き飛ばされている。
 他のドランエイプは一人の衛士の頭を掴むと、果汁のように握り潰して後ろへ放り投げ、次々と衛士が蹂躙されていった。
 いますぐ戦いのど真ん中に飛び降りたいという気持ちを抑え込み、状況確認を続ける。
 街の南側にも、幾つかの火の手が上がっている。しかし広場から北側と西側はまだ無傷のようだ。衛士を除く住民たちは、西の大門から脱出しているだろう。
 そう思いつつ、もう一度広場に眼を凝らしたカズヤは、思わず声を漏らした。
「なんで……!?」
 飲食店が立ち並んでいた中央広場には、ぎっしりと密集する無数の人影があった。あまりにも大人数なのですぐには気付けなかったのだ。恐らく、東側に住む住人が集まっているのだろう。皆、家具などを持っている。
 なぜ、彼らは街の外へ逃げないのか。
 魔獣と応戦してる衛士が全滅し防御線に到達すれば、あっという間に蹴散らされてしまうだろう。いますぐ移動を始めなければ、避難が間に合わない。
 靴底の下に設置した風素を一時解除し、シャツの裾を激しくはためかせながら、生暖かい空気を切り裂いて落下する。
 広場までの距離が半分に達したところで風素を徐々に解放させ、落下の勢いを少しずつ殺していく。
 円形に固まった三百人あまりの住人たちは、いちおうは応戦する意思があるのか、外周に鋤や大鎌などの農具を携えた屈強な男たちを配置していた。その傍らで盛んに指示を飛ばしている二人の男のすぐ近くに、カズヤは着地した。
 流石に上空から舞い降りたせいか、二人の男たちはいきなり頭上から降ってきた人影に度肝を抜かれて押し黙った。
 生まれた静寂を逃さずに大声で叫んだ。
「早く逃げてください! ここでは魔獣を防ぎ切れません! いますぐ、西の大門から全員避難してください!」
 カズヤの指示を聞いた男たちは、顔にいっそうの驚きを浮かべた。
 しかし、我に返った一人の男の口から出たのは、野太い怒声だった。
「馬鹿を言うな! 店を……街を捨てて逃げられるか!!」
 額に青筋を立てる男に、カズヤは語気鋭く反駁した。
「商品と命、どちらが大事なんですか! 衛士が命を懸けて逃げる時間を稼いでいるというのに、あなたはそれを無下にするつもりですか!」
 防御線に指先を向けると、防御線の向こう側から衛士達の悲鳴が聞こえてきた。
 ぐっと、言葉を詰まる男に代わって、二人目の男が低く張り詰めた声を発した。
「坊主には悪いが、街を捨てて逃げろなんて命令される義理はない」
 今度は、カズヤが言葉を失う番だった。
 彼らには、ここから先で必死に応戦してる衛士の気持ちが分からないのか。
 衛士は街や村に住む人を守るための職。彼らはこの人達が逃げる時間を稼ぐために、勝ち目のない戦いに身を投じている。
 それなのに、何故この人達は逃げないんだ。これでは、衛士達が無駄死にしてるだけじゃないか。
 それに衛士だって、このような非常事態の中で冷静な指揮判断が出来るわけがない。
 だが男もそれを理解してるはず。顔に色濃く滲む焦慮がそれを物語っている。
 どうする。どうすれば──。
 立ち尽くすカズヤの耳には、絶えず聞こえる衛士の悲鳴が鳴り響く。
 今すぐ即時避難を始めさせなければ、散っていった衛士達の死が無駄になってしまい、今なお戦っている者たちも無駄死をしてしまう。
 だが住人は家宝を最優先順位にしているせいで、逃げようとしない。
 苦渋の表情を浮かべながら防御線に視線を向けると、言葉を詰めていた男が、再び怒声を爆発させた。
「お主みたいな余所者が出しゃばるでない!! 店を守るんじゃ!!」
 血走った両眼が、広場に建つ雑貨屋を見据えた。この男の頭にあるのは、家宝と長年貯め込んだ通貨に違いあるまい。
 男はこちらに視線を戻し、甲高い声で喚き立てた。
「そうか……解ったぞ! お主が化物を引き連れて来たんじゃな!」
「は!? 何言ってるんですか!!」
「お主はさっき森の方から飛んできていた……きっとお主が、あの化物共を引き連れてきたんじゃ! そうだ、そうに違いない!」
 太い指をつきつけられ、カズヤは絶句した。住人のざわつきも、防御線の向こうで鳴り響く剣戟も、迫りつつある魔獣たちの鬨の声も、すうっと遠ざかった。
 最近まで、この世界の人間は皆心優しい人間だと思っていた。だが蓋を開けてみれば、元いた世界となんら変わらない人間も、当たり前のように存在している。
 自分の家宝を守りたい一心でこんな言葉を吐くとは、なんという──。
 カズヤは、コモレヴィの森で対峙したゴブリンの如き醜悪な表情を浮かべる中年男から眼を逸らし、内心で呟いた。

 ──もう、勝手にしろ。
 ──俺も、俺の好きにする。
 
 大きく息を吸い、吐いて、腰に装着した剣の柄を握る。
 そのままゆっくりと振り返り、防御線の前にまで歩み寄る。
 防御線の一歩手前で歩みを止め、大きく息を吸い、カズヤは告げた。
「……最後の忠告です。この広場にいる住人は全員、武器を持つ人を先頭に西の大門から避難してください。俺はこれから、衛士の救助に向かいます」
「なんじゃと……そんなの無理に」
「……ハアッ!!」
 短い気合。踏み込んだ右足の下から、爆発じみた土煙が巻き起こる。
 鞘から抜きざまの左袈裟懸けが、赤い雷光となって宙を奔った。
 周囲の男たちには、斬撃そのものは見えなかったらしい。剣を右下に振り切った姿勢からカズヤが立ち上がっても、怪訝そうに眉を寄せている。
 やがて、誰かが「何してんだあいつ」と言い、周囲がざわつき出した。
 だが次に、全員が押し黙る出来事が生じた。
 急ごしらえで設置された防御線が、綺麗な斜め線を描きながら崩れ、凄まじい地響きとともに倒れた。
 もうもうと湧き起こった土煙を右手で払いながら、先ほどまで文句を言っていた男を見据えて言った。
「防御線の向こうでは、衛士が命を懸けて時間を稼いでくれています! この戦いで散ってしまった衛士のためにも、早く逃げて下さい!」
 周囲でざわついていた住人たちも、しんと押し黙った。鳴り響く剣戟も、衛士の悲鳴も、魔獣の雄叫びも遠ざかった。
 最初に静寂を破ったのは、二人目の男だった。
「全員、武器を持つ者を先頭に西の大門へ走れ!! 村を出たら、近くの森へ避難に逃げ込め!!」
 固まって立つ住人たちの間に、不安なざわめきが走った。だがそれも一瞬のことだった。
 外周を固めていた屈強な男たちが立ち上がり、女性や子供、老人たちにも立つように促す。
 とりあえず第一条件クリア……張り詰めた息を吐き捨て、カズヤは体を東に向けた。背後で、住人たちが一斉に動き出す。
「あ……ああ……儂の、儂の店が……」
 情けない声で呻いたのは、尻餅をついたままの男だった。走りゆく住人たちと、炎が近付きつつある店を交互に凝視している。
 男はすがるようにこちらに這いずり、ズボンの裾を掴み、図々しく生意気な願望を投げかけてきた。
「頼む! 店を守ってくれ!」
 先ほど俺に戦えと言って、その次は店を守ってくれだと。
 呆れて何も言えなくなり、落胆のため息を吐きながら右手を男の店にかざし、掌に水素を生成する。一点解放構文を書き加え、近付きつつある炎に向かって解放し消化する。
「お……おおお。助かったぞ坊主! なんとお礼を言っていいか」
 喜びを顔に出したように気前のいい笑顔を見せている男の襟首を掴み、強引にこちらへ引き寄せた。
 そして、怒りを極限まで含めた声色で告げた。
「図に乗るなよジジイ。てめーを黙らせるために助けただけで、放っておいても良かったことを忘れるな」
 乱暴に襟首を解放する。もう放っておくことにして、衛士が勇猛果敢に応戦してる戦線地へ視線を向ける。
 上空で見た時は十人以上いた衛士が、半分も減らされている。残った五人の衛士は、ボロボロになった剣で必死に応戦している。
「まずいな……まだ住人全員が避難するには時間が必要なのに」
 ぼそりと呟くと、男が勢いづいたように立ち上がり、カズヤに食ってかかった。
「本当に大丈夫なのか! 本当に、儂らが防がなくて大丈夫なのか!」
 カズヤは肩をすくめ、冷静に反駁した。
「大丈夫ですから早く避難してください。あなた達がいては、満足に剣を振ることが出来ません」
「なんじゃ……なんじゃその言い方は! そもそも、お主一人で、あれだけの数の魔獣を倒せると言うのか!」
 魔獣の恐ろしげな影が見えるというのに、男はなおも喚き散らし続ける。
 俺は男の戯言を無視し、魔獣討伐のために戦線地へ広場から駆け出した。
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