美麗エルフは鬼畜極道に堕つ

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第2章 人間社会

第1話

 悠真のいた神社から移動する時には、今度は拘束されず、車の後部座席に乗せてもらえた。馬などの動物以外での乗り物など初めて見る。キョロキョロと辺りを見回していると、あまりに速く移動するものだから驚くばかりだった。

「す、すごいです! 外、景色、すごく速い!」
「すげぇな……これが車に初めて乗った奴の感想か……」

 興奮するセイルとは対照的に、鷹臣はクックッと声を噛み殺して笑っている。
 車に乗っている時間は五分もなかった。あっという間に目的地へと到着してしまう。初めての体験がもう終わってしまい、少しばかり残念に思っていると、今度は狭い箱のような所へと鷹臣が入って行く。先程のトランクルーム体験が頭によぎり、二の足を踏んだ。

「なんだ、階段で行きてぇのか? 俺の部屋、五十階だから多分辿り着く前にへばるぞ」

 五十階分の階段と言われてもセイルにはピンとこない。だが、辿り着けないと鷹臣が言っているのだから、相当な高さなのだろう。それに、鷹臣も一緒にいるのであれば危険な物ではないのだろう。ビクビクしながらエレベーターの中へと入る。

「わわわわわわっ!」

 扉が閉まったかと思うと、箱がスゥッと動き出した。感じたことのない独特の浮遊感。不安を抱き、咄嗟に鷹臣へとしがみついた。
 エレベーター備え付けの窓の外の建物がどんどん小さくなる。
 ビックリしながら眺めていると、ポーンと控え目な音を立てた後、扉が開いた。静かな廊下に出ると、鷹臣がスーツの胸ポケットから一枚のカードを取り出す。取っ手に翳すと、ピッと小さな電子音が響いた後、扉が開いた。

「ふわぁ~……」

 連れられて来たのは、東京を一望できる大きな窓に囲まれた広い部屋だった。部屋の中央には大きな黒いソファとガラス張りのローテーブルが一つ。それに、壁には百インチを超えるテレビが掛かっている。部屋の隅に置かれた背の高い観葉植物が無機質になりがちな部屋に癒しをもたらし、良いアクセントを与えている。ソファとローテーブルの下には毛足の長いラグが敷かれ、触り心地も良さそうだ。
 窓辺へと駆け寄り、眼下を眺める。平屋建ての建物ばかりだった里には当然こんなに高い建物はない。それに、ろうそくと言えど、明かりすらも貴重なものだから、こんなに煌々と光輝いている物を見るのは初めてだ。まるで地上に降り立った無数の星々が足元で煌いているかのようだ。地上の全てが模型のように見える。東京が作り出す夜景の美しさに見入ってしまう。

「おい」

 声を掛けられ、ハッとする。あまりにも綺麗でつい見惚れてしまっていたが、そう言えばここには家事をしに来たのだ。きちんと役に立たねば、ソープだか裏ビだかよく分からないが、とにかくあまり良くないであろうことをさせられてしまう。

「はい! 何でしょう!」

 ソファにドカリと深く座り込んだ鷹臣は胸ポケットから煙草とライターを取り出した。煙草に火を点け、一口吸うとリラックスしたように白煙を吐き出す。

「脱げ」
「はい?」

 唐突に言われた言葉の意味を理解できず、キョトンとした顔のまま小首を傾げた。家事をするのに何か作業服のような物に着替えろということだろうか。

「男なんて趣味はねぇが、勃たなきゃ女の代わりになんか使えねぇからな。そのお綺麗なツラは合格点として、野郎の体見ても勃つかどうか確かめなきゃなんねーだろ」
「勃……つ……?」

 どう考えても同性に言っているとは思えない単語にセイルは表情が固まった。
 「女の代わり」や「勃つ」といった言葉たちが何を意味しているのか分からないほど子供ではない。成人まではあと少しだが、百八十三年の月日を生きてはいる。

「あの……私、家事を……しに来たんですよね?」
「当然だろ。てめぇが自分から得意だって言ってきたんだからな。だが、俺は言ったよな? 女が出て行って、その代わりだって」

 煙草をくゆらせながら冷酷な瞳で見つめてくる鷹臣に対し絶句する。

 エルフは優れた容姿を持つ者が多く、過去には人間などから慰み者として扱われてきた歴史があることを文献で見たことがある。それは男女を問わず行われ、エルフの負の歴史として語られていた。
 だから、同性と言えど、性の対象として見られる可能性があるということを知らない訳ではない。
 ただ、自分がそういう風に扱われるということを想像したことすらなかった。
 族長の息子であるセイルに対し、そんなことをしようという命知らずなんていなかったから。

「おい、脱ぐのか? 脱がねぇのか? はっきりしろ」
「脱がなかったら……どう、なるんですか?」
「そうだな、無理矢理モノの裏ビってのも人気はあるからな。初体験が数人がかりで輪姦ってのも、売れんじゃねぇか?」

 煙草片手にニヒルに笑う鷹臣を見てゾッとする。ソープやAVというのが、性を売り物にする場所だとセイルの中で繋がったから。

「どうする? ここで俺だけに股開くのと、不特定多数の客を取って好きにされるの。選ばせてやるよ」

 どちらにせよ、体を暴かれるという行為を拒否できるような道は残されていない。
 突きつけられた二択で、マシな方なんて考えるまでもない。
 震える手でTシャツの裾を掴み、脱ぎ始めた。寒いという訳ではないが、上半身を覆う物がなくなり、フルリと身震いする。
 ハーフパンツと下着も脱げば、あっという間に肌を隠せる物などなくなった。モジモジとしながら鷹臣の前に立つ。
 さすがに今日初めて会ったばかりの人の前で堂々と全裸でいられるほど羞恥心を捨てきれてはいない。せめて股間だけはと性器の前を手で隠す。

「それじゃ肝心な所が見えねーだろが」

 鷹臣から少しばかり苛立ちを含んだ低い声が飛ぶ。静かな部屋に響いた声にビクリと体を竦ませる。
 顔面を蒼白にさせながら震える腕を下腹から外した。しょんぼりと垂れ下がった性器が曝け出される。

「ふぅん」

 興味のなさそうな声が響く。
 ここまでの羞恥を今まで受けたことなんてない。嫌味を言ってくる老エルフたちはいたが、辱めるといった行為はなかった。

 自分の体が取るに足りないものであることなんて誰に言われなくとも分かっている。父や兄のような筋骨隆々とした逞しさなんて持ち合わせていない。薄い胸に細い四肢、男としては頼りないと思われても仕方のない体だ。

「……まあ、及第点か。見れねぇって程じゃねぇ」

 スパーッと大きく煙草をふかした鷹臣が唇の端を上げて笑う。嘲笑のようにも見えるその姿を見ていられず、セイルは鷹臣から顔を背けた。
 俯いた視界の中には自分の白い足先が見える。細くて白い脚は男らしさとはかけ離れている。見たくなくて、今度は横へと首を回した。
 夜景の広がる大きな窓。他の建物よりも高いため、見られてしまう心配はあまりなさそうだが、それでも浴室以外で全裸になっているという異常性は否めない。
 もう何も見たくなくて、ギュッと瞼を閉じた。

「次はしゃぶってみるか」
「しゃぶ、る……?」

 鷹臣の声にハッとして相手の方へと顔を向けた。相変わらず興味の薄そうな顔をしている鷹臣は品定めするような視線を寄せてくるばかりだった。

「おいおい、しゃぶるくらい分かんだろ。フェラしろって言ってんだ」
「フェラ……」

 カーッと顔中が赤くなる。
 口淫という種類の性技があるくらいの知識は持っている。
 しかし、それは女性が婚姻関係にある男性へと愛情表現の一環として施す行為であり、決してみだりに行うべきではない。
 ましてや、初見の相手なんて論外だ。

「やるのか? やらねぇのか?」
「ヒッ!」

 ドンと床を踏みつける大きな音がしてまたしてもビクリと大きく震えた。目の前の男は眉間に深い皺を寄せ、凶悪な目つきで睨んでくる。

 分かっている。これを拒めば、見知らぬ複数人から無体を強いられるということを。
 だったら、目の前のこの人だけを相手にする方が良い。
 ビクビクと怯えながら鷹臣の方へと近づき、彼の前に腰を下ろす。相変わらず煙草をくゆらせるだけでそれ以上何もしない鷹臣の態度から、全てをセイルにさせようという意図ぐらいは汲み取れた。
 目の前にある相手の股間を見て生唾を飲み込む。震える手を伸ばし、相手のベルトに触れる。しかし、指先が上手く言うことを聞いてくれない。ベルトを外すだけなのに、そんな簡単なことすらできないくらい怯えてしまっていた。

「チッ、ったく、面倒くせぇ奴だな」

 しばらくはセイルの行動を見下ろすだけだった鷹臣だが、一向に進まないセイルの動きに業を煮やしたのか、セイルの手をベルトから引き剥がした。
 そして、自ら下腹を寛げる。カチャカチャという金属音が響いた後、下着から取り出された男の象徴にセイルは目を剥いてしまった。

「……ッ!」

 咄嗟に声を押し殺せたのだけはまだ良かったかもしれない。悲鳴のような声を漏らしてしまえば、鷹臣の機嫌を更に損ねてしまいかねない。

 現れた鷹臣の性器は至る所にボコボコと凹凸のあるいびつな形をしていた。セイルのように直線状ではない。しかも、脈まで浮き、自分の性器と同じものだとは到底思えなかった。
 幼い頃、父と共に風呂に入った時に見たモノとも違う。父の性器はこんな風に凸凹はなかった。

「あ、あの、何か御病気でもお持ちでしょうか……」
「あぁ!? んなモンねーよ。……あー、真珠が入ってんのは初めて見るか?」

 コクコクと何度も頷いた。

「俺のは真珠入りの特別製なんだよ。だが、一回抱かれた女はこれじゃねぇともう満足できねーって評判だぜ?」

 病気ではないと聞き、ホッとする。この口ぶりからするに、自分から性器の中に異物を入れているということだろう。
 改めて鷹臣の性器と向き合った。勃起していないのに、既に十五センチ以上はありそうだ。それに伴い、太さもある。しかも、ところどころ埋め込まれている真珠のせいで、更に太さが増している。色も赤黒く、自分の桃色をした性器とは似ても似つかない。同じ器官かどうか疑わしいくらいだ。

 見ているだけで冷や汗が流れる。これから、この凶悪な見た目のモノを口の中に入れなければならないと考えただけで怖気づいてしまう。
 そもそも、こんなに長くて太いモノ、口の中に収められるのだろうか。勃起すれば、もっと大きくなるのだろう。そんな物が入る気なんてしない。

 勇気を出して無理だと言おうとしたが、見上げた男の絶対零度の視線に開きかけた口を噤んでしまった。
 纏う空気が恐ろしすぎる。「早くしろ」と視線だけで雄弁に語っていた。

 もうこれ以上、否やを言えるような状況ではなかった。目の前の男性器と対峙する。
 本当は触れるどころか、見ていたくもない。恐怖だけを与えてくる陰茎を前に葛藤するばかりだった。
 しかし、これ以上待たせて怒らせる訳にはいかない。ガクガクと震えながら今度は性器へと手を伸ばした。

「ヒッ……!」

 触れた瞬間、その独特なフォルムに喉が鳴ってしまった。滑らかな皮膚の感触はセイルと変わらないが、ボコボコと出っ張っている分、不思議な感覚がする。
 恐れているばかりでは一向に先へは進めない。垂れた性器をやんわりと握り、先端へと顔を近づけていく。男性器特有の匂いに僅かに眉間に皺を寄せる。
 唇が亀頭へと辿り着いた。軽くキスをするように押し当てた後、すぐに離す。

 家族たちとの頬へのキス以外で他者の肌に唇を当てるのは初めてだった。生まれてからの百八十三年間、誰とも唇同士でのキスなんてしたことがない。
 ある意味、ファーストキスが唇ではなく、初対面の男の性器という現実に心の中はどんよりと重苦しいものでいっぱいだった。

 鷹臣の指示することが口淫で、射精を促せということは理解している。それができなければ、待っているのは輪姦だ。
 セイルは目を閉じた。視界から得られる情報というのは影響が大きい。せめてこの凶悪なモノを見なければ、少しだけでも恐怖が和らぐかもしれないと考えた。
 口を開き、性器の位置まで顔を寄せる。

「んっ」

 思った以上に大きい。先端を咥えただけだというのに、もう口内はいっぱいになっていた。
 鷹臣の竿を握っている指には唇すら触れていない。つまり、まだまだ性器自体は長く、口内に収まるような代物ではないということだ。

 咥えているだけで顎が怠くなってくる。これはさっさと本懐を遂げてもらわねばならない。
 そうしないと、いつまで経ってもこの行為は終わらない。

 怯えながらも舌の表面を性器へと当ててみた。他者の体温にビクリとする。生きているのだから温かくて当然なのだが、それがまた相手をより一層意識させる。
 舌の表面を当てたままペロペロと亀頭周辺を舐めてみた。滑らかな舌触りがする。
 カリ嵩の性器はくびれがしっかりとしている。亀頭の表面を何度か舌で行き来した後、くびれに沿わせて舌先をカリになぞらせた。
 口内に徐々に塩味が溢れてくる。性器の先端から滲む体液の量が増していることが分かり、眉間の皺を深くした。
 段々と性器が太くなっていく。それに伴い、もっと口を開かなければならないこともツラかった。

「おい、ちゃんとやれ」

 頭上から聞こえてきた声にドキリと心臓が跳ねる。
 もう十分やっていると思っていたのに。きちんと口の中に含み、舌まで這わせている。これ以上、何を求めているのか分からない。
 そんな戸惑いも含めて目を開き、視線だけで鷹臣を見た。不機嫌そうな顔をしていたが、ハッとしたような表情をした後、ニィと口角を上げる。

「なるほどな。まあ、悪くはない。これなら、店出ればすぐに人気になれるぞ?」

 ビクリと体が跳ねた。
 ここで言っている店が性的な場所を意味することはすぐに察した。性器を口に含んだまま、首を横に振る。
 こんなこと、誰彼構わずしたくなんかない。今だって相当我慢して受け入れているのだ。これ以上、不特定多数に蹂躙されたくない。

「それが嫌なら、もっと本気で頑張ってもらおうか」

 鷹臣の手がセイルの頭を掴んだ。少し痛いくらいに握られたかと思うと、後頭部を強引に性器へと押し付けてきた。

「んぶぅっ」
「良いか? 絶対に歯を立てるな。立てたら全部抜いて、ソープにぶち込んでやるからな?」

 歯が性器へと触れないように細心の注意を払いながら拷問のような時間に耐える。ボコボコとした真珠が唇を何度も通る不快感は他に例えようもない。
 しかも、鷹臣は右手をセイルの後頭部に残したまま、左手で頬を掴み、窄ませるように指で押してくる。指による圧迫のせいで口内が狭くなり、勃起した剛直を舌だけでなく口全体を使って感じる。喉の奥まで貫かれる性器にえずく間もなく注挿される。

 喉を性器が通る感触は拷問という他なかった。強い力で突かれれば、そんな刺激を受けたことのない柔肉は驚き、異物を排除しようとえずこうとする。しかし、すぐに引き抜かれ、間髪入れずに再度押し込まれてはそんな暇さえ与えてくれない。
 生理的な涙がボロボロと流れる。苦しさを必死に我慢して、とにかく歯を立てないようにだけ気を付け続けた。
 性器の太さと長さは増し続ける。口は限界まで開かれているし、何度も押し付けられた喉は痛い。今までの生の中で、最も苦しい時間かもしれなかった。

 鷹臣の喉が鳴ったような音がした後、喉の奥まで性器を押し付けられる。唇に感じるごわごわした陰毛の感触が気持ち悪い。
 そして、喉の奥に出されている熱い体液。吐精しているのだと理解し、身震いした。
 今、喉を通過しているねばついた液体が男の精液だと思うだけで吐き気がする。吐き出すこともできず、食道へと流れ落ちていく。

 精液を体内に取り込む日が来るなんて思ってもいなかった。日々、大量に作り出される子種たち。その目的は子孫繁栄のためだ。生み出された精子たちはその目的を果たさんとばかりに共に子を作りたい相手の大切な場所へと届けられるべきである。
 もちろん、まだ相手のいない間は、溜まってしまう精液を出すために手慰みで放つこともある。しかし、それは本懐を遂げる時に新鮮な子種を相手に送り込むため。
 決して、同性の体内に出すためではない。

「男でもこれだけツラが良いと俺でも出せるな。良かったな」

 未だ咥えさせられたまま顔を上へと無理矢理向かされる。嘲り笑いを浮かべる相手の顔が見えて、更に涙が込み上げてきた。視界が潤む。今はそれがありがたかった。

 いくらカッコいいからとはいえ、これ以上、こんな仕打ちをしてくる相手を見たくなかった。

「舐めて綺麗にしろ。少しでもザーメン残ってたら、そのお綺麗なツラ、見れなくなるまでぶん殴るからな」

 恐ろしい言葉に背筋が震える。必死になって性器へと舌を這わせた。舌で感じる独特の苦み。その味が精液だと思うと吐き出したくて堪らない。しかし、グッと堪えて舐め続ける。
 放って間もないというのに、再び力を取り戻す性器の回復力に驚いた。セイルであれば、一度イけばもう満足する。二度出せないこともないだろうが、精液を出すという目的だけであれば一度の射精で十分だ。
 それに、自慰行為が恥ずかしいことだと分かっている。きっと誰もが行っていることだと暗黙の了解で悟ってはいるものの、誰に見せるものでもない。数日おきに訪れる、男の夜の秘め事だ。多分、同じ屋根の下に暮らす父や兄だって行っていることであろうが、それは誰も言うものではない。何となく知ってはいても、口にしないものだ。
 ただ体調を整えるためだけの男の健康管理のようなものなのだから。

 先端だけを咥えてチュウと吸い上げる。塩味のある液体に代わっていたから、もう残滓というよりは先走りだろう。
 おそるおそる口から性器を出した。また怒られないかビクビクしながら。

「テメェでも抜けるってことは分かった。じゃあ、次だな。本番できなきゃ意味がねぇ」
「うわぁっ!」

 唐突に立ち上がった鷹臣に腰へと手を回され持ち上げられる。そのままスタスタと歩き始める。
 連れて来られた部屋は寝室だった。部屋の中央にはクイーンサイズのベッド。その上へと放り投げられる。

「わっ」

 布団が敷かれているため、痛くはないがさすがにビックリする。扱いの雑さにセイルは眉間の皺を深くした。

「お前、ちゃんと飯食ってんのかよ。男でその重さヤベぇぞ。ガリガリまでいかねーから客に出せるが、もっと肉付き良い方がエロくなりそうだな」

 鷹臣が服を脱ぐ。兄たちのような鍛え上げられた肉体にも驚いたが、最も目を瞠ったのはそこではなかった。

 鷹臣の体に描かれた入れ墨である。胸元から肘の上まで牡丹の花などが色鮮やかに筋肉を覆っていた。

「なんだ、彫り物を見んのは初めてか?」

 フルフルと首を振る。
 エルフの中にもタトゥーを入れている者はいる。ただし、それはあくまでファッションであり、こんなに広く体に入れている者はいない。ピンポイントで好きな柄を入れる程度だ。
 そっと肩口に咲く真っ赤な牡丹の花を触ってみた。密度のある筋肉が詰まっていて、筋肉の盛り上がりに沿ってわずかに花が歪んで見える。

「綺麗……」

 肌を擦りながら思わず声が零れていた。セイルの言葉に鷹臣は一瞬拍子抜けしたような顔をしたが、次の瞬間、ブッと吹き出し、声を上げて笑い出した。

「くくっ、綺麗? お前、極道の彫り物見てよくそんなこと言えんなぁ」

 心底おかしそうに鷹臣は笑っているが、なぜそんなに笑われているのか分からなかった。
 本当に綺麗だと思ったから、意図せず出た言葉である。目をパチパチと瞬きさせたまま首を傾げていると、ベッドに仰向けに横たわるセイルの上に鷹臣が覆い被さってきた。

「テメェがおもしれぇ奴だってことは分かった。飽きるまでは置いてやるよ」
「んっ……」

 後頭部を掴まれたかと思うと、唇が重ねられる。ヌルリと口内へと挿入り込んで来た舌に驚く。

「んんん……」

 嫌だと舌で出て行かせようとしたが、逆に絡め捕られてしまう。
 鷹臣の舌は巧みに蠢き、セイルの舌を翻弄する。クチュクチュと鳴る互いの唾液の音が耳からも行為を知らしめる。

(ほんとの……キス……)

 唇同士で交わすキスは想像していたよりも気持ちが良かった。セイルの表情がトロリと溶ける。

「やべ。ちんこ咥えさせた後だった」

 長い口づけの後、銀糸を繋いだ唇が離れる。鷹臣が罰の悪そうな顔で唇を拭う姿をぼんやりと眺めていた。

 キスとはこんなに興奮し、全身の力の抜けるものだとは知らなかった。家族の帰宅時などに行う頬へのキスとは全くの別物だ。相手のことしか考えられなくなる。
 そして、その高ぶりは下腹にも及んでいた。濃厚すぎるキスによって、性器が軽く勃ち上がってしまっている。今まで、自慰や朝勃ち以外で勃起したことなんてなかった。他者によって屹立したことがなかったため、己の反応に困惑する。

「はっ、キスだけで勃ってんのかよ。ガキが」

 半勃ちになった下腹を見下ろされ、嘲笑されれば羞恥心でいっぱいになる。まるで悪事がバレた時のような居心地の悪さだった。

「あなたも……勃ってます」

 赤面しながらフイと横を向く。チラリと見えた鷹臣の股間も勃起していた。先程の口淫の名残だろうが、既に部屋を移動する時から勃ち上がっていた鷹臣の性器はキスを経て更に臨戦態勢を整えている。腹に付くほど屹立し、太さや長さもセイルとは比べ物にならない。鈴口から零れる先走りが凹凸の浮いた竿を淫らに濡らしていた。

「勃たねーと突っ込めねぇだろうが」

 また先程のように無理やり口の中へと入れられるのだろうかと萎縮する。
 しかし、鷹臣はそんなセイルの予想とは別の行動をとった。ベッドサイドに置かれていたサイドテーブルの引き出しへと手を伸ばす。中からボトルを取り出し、右手の指へとかけた。粘度の高いジェルが彼の指を濡らしていく。これから何が行われるのか分からず、鷹臣の行動をジッと見つめていた。

「おら、脚広げろ」
「えっ、脚ですか? 何で……」
「このままじゃできねーからに決まってんだろ。別に俺は無理矢理ヤっちまっても良いが、どうせ痛ぇのは嫌だって泣き喚きそうだからな。面倒くせぇが慣らしてやるよ」
「ひやっ!」

 鷹臣の左手がセイルの右腿を掴み、強引に持ち上げる。肩に掛けられると、脚の付け根が暴かれてしまう。

「やらぁっ! やめて……ッ!」

 セイル自身でも見たことのない場所をあられもない格好で晒している状況に羞恥が募る。

「こっちの孔も……まあ、色も形も問題はなさそうだな」

 観察するように後孔を眺められた後、ジェルを纏った指が括約筋に触れる。当然のようにそんな場所を他者に触られたことなどない。ビクリと体が竦んだ。

「ひぁっ!!」

 ツプリと指が一本中へと挿入ってきた。出すことはあっても挿入された経験などない。違和感で全身に鳥肌が立つ。

「やめで……やめ、でぇ……」

 布団カバーを握り締める。何かに縋らないと耐えられる自信がなかった。
 直腸へと挿入り込んだ指はしばらく括約筋付近で出し入れされたり回されたりしていたが、徐々に奥へと進んでくる。体を中から弄られる感触にゾゾゾと怖気が走った。

「ひやぁっ!!」

 奥へと挿入って行く中指がある一点で止まった。そこに指が触れただけで全身がビクリと反応する。目の前にチカチカと星が瞬いた。何が起きたのか分からず戸惑う。

「あー、ここか。野郎のGスポットってやつは」

 楽しそうな声が降ってくる。おそるおそる鷹臣の方を見てみれば、悪辣な笑みを浮かべていた。何とも悪党然とした顔だ。悪寒に体が竦む。

「ひぁぁぁぁっ!」

 パチパチと瞬きを繰り返していたセイルに対し、容赦ない快楽責めが始まった。指先で反応のあった場所を何度も高速で押してくる。
 こんな刺激、受けたことがない。薄い胸を反らして快楽に耐える。

「おっ、良い反応すんじゃねーか。好色ジジイ共に高値で売れそうだ」

 いつの間にか指が二本に増やされる。その分、直腸内が圧迫されて苦しくなるが、前立腺への刺激も倍になった。
 押すだけでなく、挟んだり上下に擦られたりとバリエーションが増す。ただ、セイルに快感を与えるという目的だけは変わらない。一本よりも刺激の種類が増えて翻弄される。陰茎を触られていないというのに徐々に高められる射精欲求。中からの刺激だけでこんなに高ぶらされるなんて信じられない。
 しかし、現実として陰茎はフル勃起し、今か今かと絶頂を待ちわびている。

 前立腺を弄られる快感は性器を慰める時とは違っていた。気持ちが良いという点では変わらないが、精液だけを出そうという直接的な刺激に加え、頭の中が馬鹿になってしまいそうな不思議な感覚を伴っている。

「んやぁああっ!」

 睾丸の中が騒めいている。もう絶頂は遠くない。腹の奥がキュウゥと切なくなる。
 こんな快感、知らない。自分で制御すらできない、途方もない気持ち良さだ。

「いや、クるっ! らめ、イっ、やぁあああっ!!」

 これでもかとばかりに前立腺を押し潰された。耐えていた堰が崩れる。
 精管を通り抜ける子種たち。鈴口から迸る快感の証にビクビクと体が大きく震えた。
 頭の中が真っ白になる。自慰なんかとは比べ物にならない悦楽。勃起していた性器から飛び出した白濁はセイルの薄い腹を汚した。
 全力疾走した後のような疲労感に包まれる。並々ならない倦怠感。ヒクヒクと体は痙攣したまま大きく胸を弾ませていた。

「ふぅん、もっと嫌なもんかと思ったが、わりかし見られるもんだな。綺麗なツラに産んでもらって良かったな」
「ひぁんっ!」

 ヌポリと音を立てて抜かれる指の刺激にすら敏感な体は跳ねた。
 文句の一つでも言いたかったが、そんなこともできないくらいに疲弊していた。普段の自慰の疲れなどとは違う。終わってすぐに眠ってしまういつもの味気ない処理とは異なり、全身の火照りが収まらなかった。

「おい、まだ堕ちるなよ? これからが本番だからな」

 重い瞼のまま半眼でぼんやりしていると、鷹臣がセイルの左脚も持ち上げる。両方の脚を肩に掛けられ、更に大きく股間を開かされた。
 何の抵抗もできない。行き過ぎた快感は全ての思考能力を奪ってしまう。
 ハクハクと呼吸するように蠢く括約筋に熱いモノが宛てられる。気怠いまま下腹を見れば、少し浮かされた腰の先、大きく開かせられた秘部に屹立した剛直の先端がキスをしていた。

「いやぁっ……やらぁっ……!」

 逃げようとしても肝心の脚は両方とも鷹臣の肩に掛けられている。逃げ出しようがない。

「よく見とけ。お前をメスにするブツだ」
「やだぁぁぁぁっ! あ、あああっ」

 亀頭の先がゆっくりと体内へと挿入ってくる。指なんかとは到底比べ物にならない圧迫感。体の中心を太い丸太で押し広げられているような錯覚に囚われる。

「いああああああっ!」

 ブンブンと首を横に振るも、容赦などしてくれない。極限まで拓かれる直腸。ボコボコとした真珠の感触が襞を抉る。

「んあああっ」

 前立腺までカリ首が到達し、そこで一旦挿入は止まった。鷹臣の性器はまだ半分も挿入っていない。しかし、セイルは既に虫の息となっていた。

「ちっ、そんなに嫌がられると客が萎えんだろうが」

 不機嫌面を隠しもせず、鷹臣がセイルの性器を握る。上下に擦られるも、しょぼくれた性器は何の反応も示さなかった。
 体を中心から真っ二つにされそうなほど痛い。息も満足に吸えず、浅い呼吸を繰り返すばかりだった。そんな状況で性器を扱かれたところで、勃たせろという方が難しい。しかも、少しばかり性器への刺激が強すぎる。そんな強引にされては感じるものも感じない。男性器というのはとてもナイーブなものなのだ。

「ひぁっ!?」

 手淫に加えて、前立腺付近での注挿が始まった。亀頭の先が前立腺を押したかと思えば、今度はカリがしこりを引っ掛けてゴリゴリとその場で抜き差しされる。
 直腸を襲うとてつもない快楽によって、徐々に陰茎に力が漲り始める。

「お前、初めてだよな? もうちんこよりもケツマンで感じてんのかよ。とんだド変態じゃねぇか」

 楽しそうに前立腺を擦ってくる鷹臣に嬌声以外の何も浴びせられない。
 事実、その通りだった。その現実は何よりもセイルを愕然とさせる。中に性器を入れられて己のペニスを高ぶらせているのだから、何の文句も言えない。

「ふやぁ、ああっ」

 再び高められていく射精欲。嫌々と首を振り続ける。それでも、セイルの意思など無関係とばかりに絶頂への階段を強制的に登らせられる。
 我慢し続けられたのも束の間だった。それまでよりも強めにカリで擦られた瞬間、頭の中が白くなる。

「んやあああっ!!」

 二度目の射精。量は一度目よりも半減したが、それでもセイルの腹を再び汚した。

「くっ、きっつ……」

 鷹臣の顔が僅かに歪む。直腸は中にいる鷹臣をギュウギュウと容赦なく喰い締めた。
 二度の吐精により、脱力した体を抱え直し、鷹臣がより深い場所を求めて性器の挿入を再開させた。

「やめ……も、くる、し……」
「うるせぇ。肉便器は黙ってろ」
「う、やあぁ……」

 静止の声など完全無視とばかりに性器は最奥めがけて進んでいく。
 セイルの奥深い場所で性器が止まった。ゴリゴリと肉の壁を亀頭で擦られる。

「んああっ」

 敏感な場所を抉られ、腰をくねらせた。イったばかりだというのに、もう体が次の刺激を欲している。
 信じられなかった。もう二度も出したというのに。精巣の中なんて、まともに精液は残っていないはずだ。

 それなのに、体の深い場所がもっともっとと求めている。

 こんなはずない。こんな体知らない。自分の体なのに、戸惑いばかりが先に立つ。

「ちっ、確か、ここはまだ抜ける場所、だったはずだろ」
「うっ、んんっ」

 ゴツゴツと奥を性器の先端で突かれる。もうこれ以上行けない。ここが終点だ。これ以上なんてありえない。
 しかし、鷹臣はその先を諦めているようには見えなかった。

「おい、クソするみてぇにいきめ」
「んっ」

 言われた通り、腰の奥に力を入れる。こんなことして何になるのか分からないが、言われた通りにしないとこの後、どんな目に遭うか分からない。苦しくてそれどころではないが、それでも鷹臣の言葉に従った。

「んひゃぁっ!!」

 最奥付近で小刻みに注挿を繰り返していた鷹臣がセイルの腰を掴んだかと思うと、一気に性器を突き込んで来た。勢いに負けてズボリと結腸が抜かれる。あの長大な鷹臣の性器はセイルの中へと姿を消した。
 代わりにセイルの腹の中は奥深くまで太い異物で拓かれている。鷹臣の性器全てを飲み込んだ後孔はセイルの感覚の全てがそこに集まっていると言ってもいいくらい思考のほとんどを奪っていた。
 自分の体だというのに、何の制御もできない。中を占める性器だけがセイルの全てになっていた。

「全部挿れられるとはな。やるじゃねぇか」

 大きな掌が顔へと近づいて来る。殴られるかと思って咄嗟に瞼を固く瞑ったが、やって来たのは髪を撫でる優し気な手付きだった。

「へっ……?」

 思いもよらない鷹臣の行為に呆気に取られる。覆い被さっている相手を呆然としながら見つめていると、抱えていたセイルの脚を鷹臣が更に大きく開かせた。股関節が痛みに悲鳴を上げる。

「い、たい……」
「我慢しろ。お楽しみはこれからだからな」
「お楽しみって……ひっ! あああっ!」

 一気に性器を引いたかと思うと、抜け出る直前で止まり、また奥へと突き込まれた。
 そこから始まったピストン運動はセイルにとって地獄の始まりだった。無理やり拓かれた直腸が強すぎる刺激に白旗を上げる。ゴリゴリと擦って行く無数の真珠が襞をこそげ落とすかのようだ。
 それなのに、直腸で感じる快感を見出し、困惑する。それでも、痛みよりも気持ちが良いに越したことはない。痛みと苦しみばかりの中に見つけた僅かな光へと縋る。

「腕、回させてやるよ。その方が客だって喜ぶだろうからな」

 カバーを握り締めていた腕を取られ、鷹臣の首へと回すよう導かれる。セイルとしては縋れるのであれば何だって良い。無機質な布団カバーよりも熱く、逞しい筋肉に抱きついた。

「い、あああっ、あっああっ!」

 全身が痙攣する。強すぎる注挿に敵うはずもない。
 しかも、抱きつく格好になってからというもの、腰を更に上げさせられ、種付けプレスの格好で上から力任せに突かれていた。
 苦しさの中から見出した快感は徐々にセイルの中で存在感を増していく。後孔を貫かれているというのに気持ち良くなっている自分が怖くもあるが、今は止めてくれないこの行為を耐え凌ぐためにこの快感だけが心の拠り所となっていた。

「うっ、ああああっ」

 体の奥深くから、きてはいけないであろうものが込み上げている気がする。鷹臣を抱く腕に力を込める。キュウと性器に絡みつく直腸。

「くっ……ぅ」

 鷹臣が顔を顰めたかと思った次の瞬間、ひと際大きく腰をグラインドされる。S状結腸の肉を深々と突く亀頭。

「ああああっ!!」

 セイルの性器が潮を噴いた。覆い被さる鷹臣の腹を濡らす。そして続く深い絶頂。それまでの二度の絶頂よりも強く、頭の中が焼き切れてしまいそうな、とてつもない快感に襲われる。
 腹の奥深くで勢いよく飛沫がかけられているのを感じていた。
 男の射精だと気付いたところで、どうしようもない。
 眉間に皺を寄せ、セイルを見つめてくる瞳の中に激情めいたものを見つけるも、それが何を意味しているかなんて分からない。
 ただ、奥で浴びせかけられている飛沫の最中、噛みつくように奪われたキスは、疲労困憊のセイルの意識を堕とすのに十分だった。
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