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行動開始!☆
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あれから、結論の出ない話は後にして、明日からの行動について話し合った。
「朝一で街の役場で今後の相談。その後、冒険者ギルドへシオンの両親の依頼確認。さらに領主様に会って今後の税金の話や対応の話し合いかな?」
「そうだね。もう遅いし、今日はお開きかな。エリザには明日、屋敷や街を案内するね」
「よろしくお願い致しますわ」
「よし、これで明日、アイリスを外に連れ出す口実ができたね」
「えっ?私も出掛けないといけなかったの!?」
「マリアさんに叱られたばかりでしょ!明日は運動の日ってことで、太陽の光を浴びなさい!」
「そんな~~溶けて死んじゃうよ~~(泣)」
アイリスはショックを受けていたがシオン達は無視して部屋へ戻るのだった。
そして次の日
「じゃっ、役場に行ってくるね」
シオンとレイは役場へ出かけた。
早目に着いたがすでに多くの人が集まっていた。
「役員以外の人も役場の外に集まっているね」
「無理もないよ。自宅を荒らされた人もいるんだから」
人混みを分けながら役場に入った。
「シオン、待っていたよ」
モリスさんが出迎えてくれた。
「少し早いがみんな集まっている。会議を始めよう」
席に着くと運良く領主様も来ていた。
「まずは昨日の騎士団の横暴に付いてだが、私も抗議したが、摂政を預かる王太子殿下の命令書を出されては、文句が言えない状態だ」
ザワザワ
ザワザワ
泣き寝入りしろっと言うのか!?
と、怒号が響き渡った。
「領主殿、次の納税の減額はあるのですか?」
領主は苦虫を噛んだかのような顔をした。
「次回の納税は今まで通りの額で支払う様にとのことだ………」
「ふざけるな!作った商品以外にも、素材や売上金まで取られたんだぞ!どうやって税を払って言うんだ!!!!」
そうだそうだ!と怒りが伝播したかのように皆、領主に厳しい言葉を掛ける。
「ねぇねぇ、領主様は王子様の派閥なの?」
シオンが気の抜けた声で尋ねた。
「どういう意味かなシオン君」
「私は貴族の派閥ってわからないけど、王子の派閥なら仲間の領地で横暴なことはしないでしょ?敵対派閥?ってので嫌がらせを受けたとかあるのかなって?」
前にレイの言ったことをパクって言ったシオン。
しかし、領主の顔色が変わった。
ボソッ
「………まさか、そんなことで?ありえるのか?」
領主の呟きと態度に役員の表情が変わった。
貴族達の嫌がらせで自分達が酷い目に会うと怒りが湧いてくる。
「それでどうなの?王子の派閥なの?違うの?それくらいは答えて欲しいな」
いつも無邪気なシオンを領主は悪魔でも見るような顔で見つめると、観念したかの様に答えた。
「………知っての通り、貴族にはそれぞれ派閥がある。私は王太子殿下の婚約者であるグランフォード公爵家の派閥だ。本来であればエリザ・グランフォード公爵令嬢が王妃様となられるはずだったからだ。それがのちに王太子殿下の力にもなるはずだった!」
声を上げて言う領主にシオンは冷静に話した。
「しかし、そのグランフォード公爵令嬢との婚約が破棄されて、必然的に敵対派閥となってしまったと?」
「そうだ!我が領地の商品の多くは、南の交易都市スランに卸している。領地の利益を考えるとグランフォード公爵との派閥を抜けることなどできないのだ!」
はぁはぁと声を上げて言い放った領主は周囲を見渡した。
「難しい問題ですね。どっちを選んでも問題が出る。しかし、決断しないといけませんよ。どうなさるのですか?」
シオンの言葉に領主は言葉を詰まらせた。
「頭を下げて王太子派閥に寝返るか、グランフォード公爵に助けを求めるかです」
領主は頭を振って否定した。
「今はこれ以上波風を立てる訳にはいかない。もっと酷いことが起こる可能性だってあるのだ」
ふむ、確かに今の王子がどんな手に出るかわからないもんね。
この様子だとエリザのことはまだ言えないな。
「領主殿、では話を変えましょう。現状、街全体の蓄えを奪われ、加工前の素材もない。そして金品も奪われました。街の全体ではないとはいえ、新しく商品を作ることもできません。これはどうするつもりですか?」
「そ、それはその・・・」
急に領主は言い淀んだ。
コソッ
「ねぇ、レイ。もしかして・・」
「うん、可能性はあるね」
会議で出席している役員の代表のモリスが尋ねた。
「せめて、領主殿から何かしらの補填をしてもらわなければ、生活が成り立ちません!」
「話はわかるのだが、私も色々と厳しくてなぁ…街の多くの者に補填はちょっと………」
そこからどういうことだ!と、また怒号が飛び交った。
「ストップ!ストップ!みんな落ち着いて!」
シオンが静止を呼びかけた。
「少し休憩しましょう。みんな生活が掛かっているから冷静になって。お互いの妥協点をしっかり探しましょう」
『なんかシオンがまともな事を言っているのって斬新だなぁ~』
レイは暖かい目でシオンを見ていた。
「朝一で街の役場で今後の相談。その後、冒険者ギルドへシオンの両親の依頼確認。さらに領主様に会って今後の税金の話や対応の話し合いかな?」
「そうだね。もう遅いし、今日はお開きかな。エリザには明日、屋敷や街を案内するね」
「よろしくお願い致しますわ」
「よし、これで明日、アイリスを外に連れ出す口実ができたね」
「えっ?私も出掛けないといけなかったの!?」
「マリアさんに叱られたばかりでしょ!明日は運動の日ってことで、太陽の光を浴びなさい!」
「そんな~~溶けて死んじゃうよ~~(泣)」
アイリスはショックを受けていたがシオン達は無視して部屋へ戻るのだった。
そして次の日
「じゃっ、役場に行ってくるね」
シオンとレイは役場へ出かけた。
早目に着いたがすでに多くの人が集まっていた。
「役員以外の人も役場の外に集まっているね」
「無理もないよ。自宅を荒らされた人もいるんだから」
人混みを分けながら役場に入った。
「シオン、待っていたよ」
モリスさんが出迎えてくれた。
「少し早いがみんな集まっている。会議を始めよう」
席に着くと運良く領主様も来ていた。
「まずは昨日の騎士団の横暴に付いてだが、私も抗議したが、摂政を預かる王太子殿下の命令書を出されては、文句が言えない状態だ」
ザワザワ
ザワザワ
泣き寝入りしろっと言うのか!?
と、怒号が響き渡った。
「領主殿、次の納税の減額はあるのですか?」
領主は苦虫を噛んだかのような顔をした。
「次回の納税は今まで通りの額で支払う様にとのことだ………」
「ふざけるな!作った商品以外にも、素材や売上金まで取られたんだぞ!どうやって税を払って言うんだ!!!!」
そうだそうだ!と怒りが伝播したかのように皆、領主に厳しい言葉を掛ける。
「ねぇねぇ、領主様は王子様の派閥なの?」
シオンが気の抜けた声で尋ねた。
「どういう意味かなシオン君」
「私は貴族の派閥ってわからないけど、王子の派閥なら仲間の領地で横暴なことはしないでしょ?敵対派閥?ってので嫌がらせを受けたとかあるのかなって?」
前にレイの言ったことをパクって言ったシオン。
しかし、領主の顔色が変わった。
ボソッ
「………まさか、そんなことで?ありえるのか?」
領主の呟きと態度に役員の表情が変わった。
貴族達の嫌がらせで自分達が酷い目に会うと怒りが湧いてくる。
「それでどうなの?王子の派閥なの?違うの?それくらいは答えて欲しいな」
いつも無邪気なシオンを領主は悪魔でも見るような顔で見つめると、観念したかの様に答えた。
「………知っての通り、貴族にはそれぞれ派閥がある。私は王太子殿下の婚約者であるグランフォード公爵家の派閥だ。本来であればエリザ・グランフォード公爵令嬢が王妃様となられるはずだったからだ。それがのちに王太子殿下の力にもなるはずだった!」
声を上げて言う領主にシオンは冷静に話した。
「しかし、そのグランフォード公爵令嬢との婚約が破棄されて、必然的に敵対派閥となってしまったと?」
「そうだ!我が領地の商品の多くは、南の交易都市スランに卸している。領地の利益を考えるとグランフォード公爵との派閥を抜けることなどできないのだ!」
はぁはぁと声を上げて言い放った領主は周囲を見渡した。
「難しい問題ですね。どっちを選んでも問題が出る。しかし、決断しないといけませんよ。どうなさるのですか?」
シオンの言葉に領主は言葉を詰まらせた。
「頭を下げて王太子派閥に寝返るか、グランフォード公爵に助けを求めるかです」
領主は頭を振って否定した。
「今はこれ以上波風を立てる訳にはいかない。もっと酷いことが起こる可能性だってあるのだ」
ふむ、確かに今の王子がどんな手に出るかわからないもんね。
この様子だとエリザのことはまだ言えないな。
「領主殿、では話を変えましょう。現状、街全体の蓄えを奪われ、加工前の素材もない。そして金品も奪われました。街の全体ではないとはいえ、新しく商品を作ることもできません。これはどうするつもりですか?」
「そ、それはその・・・」
急に領主は言い淀んだ。
コソッ
「ねぇ、レイ。もしかして・・」
「うん、可能性はあるね」
会議で出席している役員の代表のモリスが尋ねた。
「せめて、領主殿から何かしらの補填をしてもらわなければ、生活が成り立ちません!」
「話はわかるのだが、私も色々と厳しくてなぁ…街の多くの者に補填はちょっと………」
そこからどういうことだ!と、また怒号が飛び交った。
「ストップ!ストップ!みんな落ち着いて!」
シオンが静止を呼びかけた。
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レイは暖かい目でシオンを見ていた。
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