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ようやく発見!
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かけ走りで地下を目指すと、シオン達もその異様な魔力に顔をしかめた。
「急に魔力が濃くなったね」
「ああ、かなり異常だな」
シオンとレイを先頭に走るのをやめて慎重に進んで行く。
この階層から魔物にやられた鉱夫達の死体も転がっていた。
「酷いですわね。急に魔力が濃くなって襲われたのかしら?」
「常識的に考えて急にこんな魔力が濃くなることはありえないよ。私の知る限りでは原因は二つ考えらえるけど」
同じくシオンと同じ勉強をしていたアイリスが答えた。
「可能性が高いのは、強力な魔物が『召喚』されて、その魔物の瘴気で魔力が強くなったパターンね」
「あら?もう一つはなんですの?」
シオンとアイリスは顔を合わせて頷いた。
「ありえないけど、魔界の門が開いて、そこから魔力が流れ込んでいる場合よ」
「ま、魔界の門ですか・・・」
「ねっ、ありえないでしょ?」
魔界の門だなんて、そもそも召喚なんてできないしね。
「それではかなり強力な魔物が何かしらの原因で召喚されたと?」
「あくまで可能性の話でね。召喚されたか、突然変異かはわからないけど、早く倒さないとこの街が壊滅するレベルだよ」
魔力の濃さに警戒心を高める。
進んでいくと前方で剣戟の音が聞こえてきた。
!?
「誰か戦っているわ!」
「戦っているってことは生きているな。間に合った!」
歩みを早めると、髪の長い女性が身の丈以上大きなハンマーを手に戦っていた。
「えっ、カミーユさんて女性だったの?」
「取り合えず加勢するぞ!話はその後だ!」
レイは一気に加速すると魔物に斬りかかった!
ガギンっと剣が弾かれた。
「なんだ!この魔物は!?」
「誰だ!いや、加勢感謝する!」
少し遅れてシオン達が到着した。
「貴方がカミーユさん?私達は街の人々に頼まれて助けにきたAランク冒険者だよ」
「おお!Aランクとは心強い!すまないが頼めるか?私では倒せないのだ」
気が抜けたのかカミーユさんは膝をついた。怪我もしているようだ。
「それにしてもなんなの?この魔物は………」
それは石でできた巨大なゴーレムのような魔物だった。
「あれはガーゴイルだ!」
「いや、こんなに大きいガーゴイルなんて見たことないよ!」
通常のガーゴイルは、人と同じか、人より少し大きいぐらいだ。だが、目の前で動いているガーゴイルは大きかった。5メートルはある大きさだった。
「シオン、ゴーレムとガーゴイルの違いって何か知ってる?」
「魔物と合成物の違いでしょ?ガーゴイルは生物上、生き物って分類だから。ただ厄介なのはゴーレムより素早いってところかな?硬いのは同じだけどね」
ガンッキンッとシオンは会話しながらガーゴイルの攻撃を捌いていた。
「………なんか余裕がありますわね」
「速いって言ってもシオンにとっては全然遅いからね」
カミーユを守りながらエリザ、エリーゼは距離を取っていた。
「シオンにとってはゴーレム系はボーナスタイムなんだよ」
アイリスが2人に言った。
そう、シオンの持つ剣は国宝級のオーパーツの剣であり、現状で斬れないものはないからだ。
レイやアイリスは援護しながら隙を作り、シオンがザンッとガーゴイルを一刀両断にした。
「よし、依頼達成かな?」
シオン達はカミーユの所へ集まると、アイリス特製ポーションを飲ませた。
ゴクゴクッと傷が癒えてカミーユは頭を下げた。
「本当に助かった。感謝するよ。私はカミーユ。この街の顔役だ」
「私はシオン。このパーティのリーダーをやってます」
シオンは仲間達の自己紹介をした。
「それで、さっきのガーゴイルはどうして現れたの?」
「わからないんだ。鉱夫達が強力な魔物に襲われていると聞いてここまでやってきたんだが、すでにこのフロアの鉱夫達は全滅していて、どこから現れたかわからないんだ」
!?
「レイ!」
「ああ、わかっている」
阿吽の呼吸でシオンの意図を汲み取りすぐに動いた。
「なんですの?」
「レイにこの先を調べに行ってもらったの。原因が何か特定しないと、この街は終わるからね」
!?
「そこまでマズイ状況なのですか?」
「カミーユさんも感じているでしょう?これほどの濃い魔力はかなりヤバいやつが現れている証拠だよ。多分、さっきのガーゴイルは、より強力な『何か』の眷属だよ」
「さっきのガーゴイルが手下に過ぎないのですか!?」
「うん、だって倒しても魔力の濃さが減ってないしね。まだ何かいるよ。きっと」
シオンの言葉にエリザは動揺を隠せなかった。
「エリザはカミーユさんを連れて戻って。私たちはレイが戻り次第、先に進むよ」
「危険ですわ!この街の騎士団を呼んで一緒に対処しないと無理ですわよ!」
魔導士のエリザは、この魔力により敏感になって怯えているようだった。
「無駄だ。この街の騎士団なんてゴロツキと同じで何もしないし、危険だと逃げ出すよ」
「そこまで酷いの?」
「昔はマシだったんだけどね。領主が世代交代して、領主の息子が今の地位に就いてから酷くなったのさ」
「なるほど。騎士団の連中はあてにならないのね」
「少し気になる事はあるけど、今の問題を解決しないとね。エリザ、カミーユさんに手紙の事、話しておいてね」
「わかりましたわ。シオンさんも気を付けて」
一足早くエリザはカミーユを連れて上に戻っていった。残ったシオン達は武器の手入れをしながらレイが戻ってくるのを待ったのだった。
「急に魔力が濃くなったね」
「ああ、かなり異常だな」
シオンとレイを先頭に走るのをやめて慎重に進んで行く。
この階層から魔物にやられた鉱夫達の死体も転がっていた。
「酷いですわね。急に魔力が濃くなって襲われたのかしら?」
「常識的に考えて急にこんな魔力が濃くなることはありえないよ。私の知る限りでは原因は二つ考えらえるけど」
同じくシオンと同じ勉強をしていたアイリスが答えた。
「可能性が高いのは、強力な魔物が『召喚』されて、その魔物の瘴気で魔力が強くなったパターンね」
「あら?もう一つはなんですの?」
シオンとアイリスは顔を合わせて頷いた。
「ありえないけど、魔界の門が開いて、そこから魔力が流れ込んでいる場合よ」
「ま、魔界の門ですか・・・」
「ねっ、ありえないでしょ?」
魔界の門だなんて、そもそも召喚なんてできないしね。
「それではかなり強力な魔物が何かしらの原因で召喚されたと?」
「あくまで可能性の話でね。召喚されたか、突然変異かはわからないけど、早く倒さないとこの街が壊滅するレベルだよ」
魔力の濃さに警戒心を高める。
進んでいくと前方で剣戟の音が聞こえてきた。
!?
「誰か戦っているわ!」
「戦っているってことは生きているな。間に合った!」
歩みを早めると、髪の長い女性が身の丈以上大きなハンマーを手に戦っていた。
「えっ、カミーユさんて女性だったの?」
「取り合えず加勢するぞ!話はその後だ!」
レイは一気に加速すると魔物に斬りかかった!
ガギンっと剣が弾かれた。
「なんだ!この魔物は!?」
「誰だ!いや、加勢感謝する!」
少し遅れてシオン達が到着した。
「貴方がカミーユさん?私達は街の人々に頼まれて助けにきたAランク冒険者だよ」
「おお!Aランクとは心強い!すまないが頼めるか?私では倒せないのだ」
気が抜けたのかカミーユさんは膝をついた。怪我もしているようだ。
「それにしてもなんなの?この魔物は………」
それは石でできた巨大なゴーレムのような魔物だった。
「あれはガーゴイルだ!」
「いや、こんなに大きいガーゴイルなんて見たことないよ!」
通常のガーゴイルは、人と同じか、人より少し大きいぐらいだ。だが、目の前で動いているガーゴイルは大きかった。5メートルはある大きさだった。
「シオン、ゴーレムとガーゴイルの違いって何か知ってる?」
「魔物と合成物の違いでしょ?ガーゴイルは生物上、生き物って分類だから。ただ厄介なのはゴーレムより素早いってところかな?硬いのは同じだけどね」
ガンッキンッとシオンは会話しながらガーゴイルの攻撃を捌いていた。
「………なんか余裕がありますわね」
「速いって言ってもシオンにとっては全然遅いからね」
カミーユを守りながらエリザ、エリーゼは距離を取っていた。
「シオンにとってはゴーレム系はボーナスタイムなんだよ」
アイリスが2人に言った。
そう、シオンの持つ剣は国宝級のオーパーツの剣であり、現状で斬れないものはないからだ。
レイやアイリスは援護しながら隙を作り、シオンがザンッとガーゴイルを一刀両断にした。
「よし、依頼達成かな?」
シオン達はカミーユの所へ集まると、アイリス特製ポーションを飲ませた。
ゴクゴクッと傷が癒えてカミーユは頭を下げた。
「本当に助かった。感謝するよ。私はカミーユ。この街の顔役だ」
「私はシオン。このパーティのリーダーをやってます」
シオンは仲間達の自己紹介をした。
「それで、さっきのガーゴイルはどうして現れたの?」
「わからないんだ。鉱夫達が強力な魔物に襲われていると聞いてここまでやってきたんだが、すでにこのフロアの鉱夫達は全滅していて、どこから現れたかわからないんだ」
!?
「レイ!」
「ああ、わかっている」
阿吽の呼吸でシオンの意図を汲み取りすぐに動いた。
「なんですの?」
「レイにこの先を調べに行ってもらったの。原因が何か特定しないと、この街は終わるからね」
!?
「そこまでマズイ状況なのですか?」
「カミーユさんも感じているでしょう?これほどの濃い魔力はかなりヤバいやつが現れている証拠だよ。多分、さっきのガーゴイルは、より強力な『何か』の眷属だよ」
「さっきのガーゴイルが手下に過ぎないのですか!?」
「うん、だって倒しても魔力の濃さが減ってないしね。まだ何かいるよ。きっと」
シオンの言葉にエリザは動揺を隠せなかった。
「エリザはカミーユさんを連れて戻って。私たちはレイが戻り次第、先に進むよ」
「危険ですわ!この街の騎士団を呼んで一緒に対処しないと無理ですわよ!」
魔導士のエリザは、この魔力により敏感になって怯えているようだった。
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「そこまで酷いの?」
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「なるほど。騎士団の連中はあてにならないのね」
「少し気になる事はあるけど、今の問題を解決しないとね。エリザ、カミーユさんに手紙の事、話しておいてね」
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一足早くエリザはカミーユを連れて上に戻っていった。残ったシオン達は武器の手入れをしながらレイが戻ってくるのを待ったのだった。
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